亭主の言うことをお聞きっ!
先日稽古に行ったら、先生に「亭主役、やりなさいね」と言われちゃいました。
来月、私が通っている茶道教室でミニお茶会を催すのですが、私は教室の中ではまだまだヒヨッコなのでお手伝いだけでいいかなと思ってたんですが・・・。
なんでも亭主(お茶を点てる役)をやる人にキャンセルが出たとかで、私に白羽の矢が立ったんだそうです。
ありゃー。
ありゃー・・・・(嬉)。
帛紗、新しいの買っといて良かったわー。
実は2年ほど前にも、お茶会(と言ってもほとんど学芸会みたいなノリ)をやって初めて亭主役を務めたことがあるのですが、そのときはよっぽど緊張してたんでしょうね。
当日電車に乗ってから、会場が何駅にあるかも知らないことに気づいたものです。
慌てて家に電話して調べてもらったさ、つくづく携帯電話のある時代で良かった(涙)。
さて、抹茶には薄茶と濃茶の2種類がありまして、和風喫茶とかで出されるのは薄茶です。
適度にクリーミーな泡がたっていて、苦いけどお菓子と一緒にいただくとおいしいですよね。
でも、濃茶は薄茶の3倍くらいの抹茶を大量投入して、シャカシャカ混ぜるというよりはグリグリグリグリ練っていく感じで、できあがったものは見た感じ、青汁の濃縮液みたいになります。
あんまり練り過ぎると冷めて硬くなるので、茶碗を逆さにしても中のゲル状液体(涙)が出てこない場合もあって、飲んだあとはお歯黒ならぬお歯緑になったりします。
逆によく練られてないと粉っぽさが残って、思いっきりむせたりして。
それでも上手に点てられた濃茶はそりゃもーーーー、って感じでとってもおいしいんですよね。
まあ諸刃の剣とでもいいましょうか、当たりはずれが極端なわけです。
私は本番で、練る練る練るねの濃茶を点てることになりまして、本番までの稽古でドロッとした濃茶を点てまくって練習をすることになりました。
私はひたすら点てるだけだからいいけど、実験台になってひたすら飲まされる生徒さんは地獄だろうな・・・。
しかしあれだね、抹茶も確かにおいしいけど、香りはやっぱり煎茶にはかないませんね。
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コメント
濃茶ですか、すごいなぁ。
私は1、2回練習したことがあるくらいです。
…かな~り飲むのつらかったような。
へたくそだったからか!?
投稿: ねこまたぎ | 2004.04.26 19:17
桃栗三年柿八年、じゃなかった、薄茶三年濃茶六年とも言われるようです。
それだけ濃茶を練る技術の方が難しいということなんでしょうね。
確かに薄茶はだいたい同じ感じで点てられるようになったけど
濃茶はその時によって「大失敗!」って時もあるし
人に飲ませるのがもったいないくらい(笑)おいしそうにできる時もあります。
これがきちんと定まらないと、まだまだ、ってことなのかもねえ。
とにかくこれから一ヶ月、がんばって練りまくりま~す。
投稿: しのぶ | 2004.04.26 22:29