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2004.05.08

カフェ・リドル

一時期、京都に行きまくった時期がありまして、このときの夢はイノダコーヒーで祇園あたりのぼんち達にまぎれて朝コーヒーを飲むことでした。
念願かなってイノダに行ったんですが、正直「なんだこりゃ」って感想を持ったことは否めません。
だってさあ、いきなり砂糖もミルクも入って出てくるんだよ!!
勝手に入れるなよ!と(笑)、私はコーヒーはブラックなんじゃ~。
天下一品のラーメンといい、壹錢洋食のお好み焼きといい、京都の人が薄味が好きなんて絶対ウソじゃん!と思ったんですが、その後何度か京都に遊びに行って、考えを少し(笑)新たにしました。

京都の木屋町通にある「カフェ・リドル」は、よくあるコーヒー店とはずいぶん雰囲気が違います。
このお店には語り尽くせないことがたくさんあります。
東京で私のお気に入りのお店は永田珈琲ですが、こちらは気合いの入ったコーヒー店としては比較的ポピュラーな店内ではあります。

しかし、カフェ・リドルは店内の雰囲気がコーヒー店というよりも、高級ホテルのバーに近い感じで、大きな扉を開けるとその先に進むのに少し躊躇してしまいそうな(値段が高そうとか、うるさくしたら怒られそうとか、ネクタイ着用じゃなくて良かったのかなとか)空気があります。
でもそこは勇気を持って入ってみましょう。
マスターはタキシードでビシッと決めてはいるけどとても気さくなかたで、冗談にもついてきてくれるすてきな人です。
店内には静かな音楽がさりげなく流れていて。

コーヒーは、オールドビーンズをネルでドリップしたものを再度温めるという方式で、この入れ方をやっていたのは世田谷区奥沢にあったお店(すでに閉店)で見たきり、お目にかかったことがありません。
この方式って、何て言うんでしょうか?

カップはマイセンやアウガルテン、ジノリなどのアンティークもの。
ここまではよく見かけますが(そうか?)、スプーンやフォークなどもアンティークにこだわっています。

コーヒーだけでもおいしいのですが、ミルクティーはちょっとショックを受けます。
マスターが自己開発した企業秘密なんだそうで、紅茶とミルク以外にあるものが入っているんだそうです。
ものすごく濃厚な味で、砂糖を入れるとまた味がガラリと変わるのです。
そしてデザートまでがマスターのオリジナル。

これほどまでのコーヒー店を私は他のどこでも見たことがありません。

さて、お店の名前「カフェ・リドル」ですが、ナット・キング・コールやフランク・シナトラのアレンジャーとして、後にはリンダ・ロンシュタットとのコラボレーションによるスタンダード・アルバムで大成功をおさめたネルソン・リドルから由来しているそうです。

うーん、 Take the え~trainさんにトラバ送ろうとして記事書いてたら、話が違う方向にいってしまった。
ごめんね、Ken Griffith Jr.さん(笑)。
とりあえず、私はスタバ中毒で~す、ということで・・・。

カフェ・リドル
京都市中京区木屋町通三条上ル二筋目角CEO木屋町ビル2F
075-223-3820
そういえば、私はこのお店で「職業は詩人」という尾崎放哉のような生き方をしている年配の女性と知り合いました。

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コメント

 こんばんは、いつもお世話になっております。

 「カフェ・リドル」とは、またディープなところをご存知ですね(笑)ここの近所に知人(FMのDJさん)が住んでいて、私も一緒に何回か行ったことがありますけど、ここのカウンターに座るといつも「背筋が伸びる思い」ですわ(笑)。

 沸かし直すのはネルドリップの場合、一回で10~15杯分を抽出するからなんですけど、そこでオールドビーンズを使っているのが生きてくるんですよね(普通の豆だと酸化するが、オールドビーンズだと逆に抽出して時間を置いたら旨みが出て味が優しくなる、との理由からだそうです)。

 一番美味しい淹れ方だけど手間と技術が要るネルドリップをキチンとやっていて、その上で結構美味しい。そう意味では非常に貴重なお店だと私も思っています。

投稿: Ken Griffith Jr. | 2004.05.09 20:59

京都のラーメンはおかしいくらいコッテリしてますよね。天下一品なんかコラーゲン自慢ですし。三条のイノダコーヒーなんかいついっても老若男女でごったがえしてますよ。入ったことはないんですけどね(笑)コーヒー苦手なもんで。
私はパパ・ジョンズってとこが好きです。チーズケーキ旨い!あとは三条のラジオカフェ。ランチがめっさ旨い!

投稿: joker | 2004.05.09 22:52

>Ken Griffith Jr.さん
すいません、私って書いてるそばから「あれも書きたい、これも書かなきゃ」ってふくらんできて、結局最後に言いたいことが何だったのかも分からなくなっちゃったりします(バカ?)。

リドルに初めて行ったのは、お店ができて間もない頃だったと思います。
たまたま入ったら「わあ、なんだこの店は!」だったんですよ。
あの入れ方は私もマスターに聞いたことがあって「面倒だから沸かし直すんですか?」とか、とんでもなく失敬な聞き方をしたのを覚えています(あーあ)。
ああいうやり方って、あまりお目にかかったことがなかったので、いつもジーッと見てしまいます。
なんかもっとスペシャルな(難しい?)入れ方もあるらしいんですが、それを頼むとものすごく嫌な顔をされます(笑)。

>jokerさん
京都のラーメン、ほんと、うわあ、ですよね~。
一度友達に天下一品のこってりを食べさせたら、真剣に困った顔をしてました(笑)。
東京の天下一品は「ネギ大」って言っても「は?」って顔をされるんだけど、京都でももうそんな言い方はしないの?

あ!ラジオカフェは入ったことあります!!!
祇園祭の山鉾巡行のときに、熱射病で死にそうになって、ここに入ってなんとか生きながらえた覚えがあります(笑)。
ランチは食べたことなかったなあ。

投稿: しのぶ | 2004.05.09 23:49

こんにちは。

>京都の人が薄味が好きなんて絶対ウソじゃん!

京都は学生が多い街でもあるので、外食系では塩分多めでこってりとした味付けが多いです。「京風」と称する、あっさり醤油味のラーメンを食べてみたことがありますが、あれはおそらく「イメージとしての京都」に過ぎないんじゃないかと思います。

投稿: とんがりやま | 2004.05.10 10:45

「ネギ大め」ってことですかね?云いますよ、タダなんだから頼まな損(笑)
祇園祭は、いつも市役所のあたりで見てます。辻回しが丁度見れる、そして人がたくさん見れるスポットです。
ラジオカフェは、木のイスが微妙に長居させてくれないんですよぉ(笑)

投稿: joker | 2004.05.10 12:34

>とんがりやまさん
京都と言えば、あっさり薄味、ってイメージがあるけど、確かに料亭などの高級なお店ではそうかも知れないけど、庶民が入る普通のお店だとコッテリ濃い味が多いように思いました。
一時期やたら流行った「京タコ」も京都発祥じゃないそうですしね。
となると、京都本来の味つけって、どういう感じなんでしょう?
東京は、うどんもおでん(関東炊き)も、器の底が見えないくらい真っ黒な醤油味が多いですが、見た目のグロさ(笑)ほど味は濃くないかなって思います。

>jokerさん
東京の天下一品では「ネギ大め」って言っても、ぽかーん、です(涙)。

うんうん!市役所前だと鉾たちが大集結するからあそこは一番いい場所ですよねっ。
御池通りから狭い路地(何通りだったっけ?)に入るときもドキドキしちゃったりします。
そういえば、私がラジオカフェに初めて入ったときはただでさえ暑い京都で更にカンカン照りの日で、鉾や山よりも救急車の数の方が多いんじゃないか、ってな感じでした。
あの時の写真を見ると、みんな砂漠にいるような顔しています(笑)。

投稿: しのぶ | 2004.05.11 00:05

この店、今無くなってますよ。
今年の三月にはもう無かったと思います。

料理の味についてですが、家で食べてるのはうす味です。
よそのうちは知りませんが、少なくともうちでは薄味でした。
料亭とまで行かなくても、京都の家庭料理を出す店に行けばうす味のものが出てくるんじゃないでしょうか。
ちなみにうすいのは塩味で、だしはちゃんと利いてますよ。
それと薄口しょう油を使うので、色もうすいです。

投稿: 京都の人 | 2004.07.08 19:34

>京都の人さん
コメントありがとうございます。
マジで激しくショックを受けています。
お店、なくなっちゃったんですね・・・・・。
内装から食器、出されるコーヒーやデザートまで
贅をつくしたものばかりだったので
やっていけるのかなあ、という不安はありましたが、
やはり、という感じです・・・。

京都の人が東京のうどんや鍋物を見ると
気持ち悪く感じる、ってことはあるようですね。
醤油で真っ黒に煮染まって
出汁も素材の味もあったもんじゃない、みたいな。
確かに、出汁を上手に使ってるのは
だんぜん京都(に限らず関西圏)だなと思います。
最近はあっさりブームで
東京でも白醤油が売られるようになりましたが、
以前はちょっと高級なお店じゃないと置いてなかったんですよ。

ああ、京都の「かぶら蒸し」が食べたい・・・・。
って、今は夏・・・・。

投稿: しのぶ | 2004.07.08 22:43

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投稿: アウガルテンからのご案内 | 2007.07.25 18:23

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