最近は自然指向とか言われて、自然界のものを使用してるから安全です、といううたい文句の商品がだいぶ増えてきましたね。
しかし、自然にあるものがすべて安全かというと、実際はそうでもない、むしろ人工の物よりもずっと恐ろしい毒性を持つものもたくさんあるのです。
植物で言えばトリカブトなんかは有名ですし、死に至るほどではなくとも、ウルシなどは人によってかなりヤバイことになりますよね。
フグ、コブラやマムシなんかは毒を持つ動物としてはもうお馴染みさんでしょう。
私は一時期、他にどんな恐ろしいものがあるんだろうと調べたことがありまして(ヤバイ趣味だな)、自然界における最強はこれであろう!と確信したものがあります。
栄えあるベスト1は、ヤドクガエル科のココイガエルさん。
体長5センチほどの小さなカエルで、プラスチックのような派手な警告色を持つ、とても美しいカエルです。
(残念ながら、ココイガエルの画像は見つかりませんでした。)
生息地は南米アマゾンの熱帯森林。
名前の通り、矢の毒として使われていたカエルの一種です。
彼の毒薬は補食した昆虫から得た成分によって体内生成されます。
つまり生きた化学兵器製造工場、という訳ですね。
ところが面白いことにこのカエル、現地にいない虫を食べさせていると毒を作ることができなくなるんだそうです。
優秀な化学者も素材が揃わなければブツは作れない、ということでしょう。
更に驚いたことに、比較的毒性の弱いヤドクガエルは日本にも輸入されてペットとして販売されているのです。
に、人間って、日本人って・・・・。
日本に来るヤドクガエルは、捕獲された後に現地にいない虫を食べさせ、毒をなくしてから売られるので安全だということですが・・・・。
確かに、見ていると怖いくらい美しいカエルなので、ほしい人はほしいだろうなと思います。
残念ながらココイガエルの画像がないので、その仲間のヤドクガエルたちの姿を。
まるでアート系の神様が渾身のデザインを施したような美しいカエルばかりです。
ヤドクガエル(googleイメージ)
はじめてのヤドクガエル 森の宝石!跳ねる芸術!--All Aboutより--
さて、問題のココイガエルさまですが、その実力はというと。
外部からの刺激をうけたときに、皮膚腺からしみ出る毒はバトラコトキシンという神経毒で、どんなに大きな動物でも皮膚に触れただけで即死に至るという恐ろしい毒です。
ググッてみたところ、このバトラなんたらかんたらは、テトロドトキシン(フグ科のハリセンボンの毒)の5倍の毒性があると書いてありました。
なんとたった1グラムで人間10万人分の殺傷力があるのだそうです。
私は一体なにを調べて喜んでいるんでしょうか?しのぶさん、キケンです。
・・・・自然のものだからって安全とは限らないんですよ、と言いたかったのですが、全然違う方向にオチてしまいました。
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