男はつらいよ最終回
フーテンの寅さんが主役の「男はつらいよ」って最初はテレビドラマだったんですって、知ってました?
昭和43年にフジテレビで連続ドラマとして放送されてたそうです。
でも、現在は第一回目と最終回しか残ってないそうで、レンタルビデオ店でも、その2回分しか見ることができません。
このあいだ、その最終回をCATVで見たんですが、かなりショッキングな終わり方でした。
時代の流れで、だんご屋の「とらや」は喫茶店に変わり、寅さんはまっとうな人間になれなかった自分を反省して、こっそり出ていってしまいます。
ここからネタバレです、字を反転させてね。
家を出た寅さんは、ハブを捕まえて一山当てようと奄美大島へ向かいます。
ところが、そこでハブに噛まれて死んでしまうのです!
それを聞いた妹のサクラは、最初は
「お兄ちゃんのことだから、そのうちフラッと帰ってくるわよ」って笑って聞き入れません。
でもある夜、寅さんが夢に出てサクラにさようならを言いに来ます。
そこでようやく「お兄ちゃんが死んじゃった」と気づくのでした・・・。
その後、テレビ局には「あんないい人を死なせるなんて」と抗議が殺到。
脚本を書いた山田洋次はお詫びの印に映画で寅さんを復活させたのだとか。
ネタバレ終了
CATVを見られる方は、こちらに放送日程が書いてあるので、一度見てみては?
映画と違った雰囲気の寅さん、なかなかいいですよ。
「日本映画専門チャンネル」男はつらいよ・最終回
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コメント
fontタグ2つに、終了タグ1つだ。これも、反転させないと読めないのかな?
投稿: 南郷力丸 | 2004.10.26 22:13
>南郷さん
あ、一個コピペするの忘れてた(汗)。
面倒なんで、1組にしました・・・。
投稿: しのぶ | 2004.10.26 22:36
おおっ、これは確かに衝撃的な終わり方だっ…ううむ(唸)。
いや、でも何だか現実味があって、私個人的にはいいと思いますが。。
視聴者側としてはやっぱりハッピーエンドがいいのな…。それも分からなくはないけれど。
投稿: coply | 2004.10.26 23:22
こ、これはなんと衝撃的な最終回だろう……。
日本人はアンハッピーエンドを好むらしいのですが(パトラッシュとか)、抗議が殺到ということは、寅さんに関しては「ほのぼの」を求めているんでしょうね。ドラマの方は見たことがないので分かりませんが。
というか、ドラマだったのか……。初耳でした。
投稿: リカ | 2004.10.27 01:33
へーへー。
映画の寅さんはTVドラマで人気を博した後出来た「後追い」なんだー@@
キャストも同じなのは寅さんだけかな?長山藍子のさくらもいい感じそうですよねー。
寅さんと言えば、社内旅行などのバスの中で鑑賞というのが多くありません?私だけかなー。
投稿: tamago | 2004.10.27 11:50
>coplyさん
ね、こりゃビックリ!な最終回でしょ~。
寅さんが亡くなるのは、
同行したドジな弟分の回想シーンでだったので
私も最初は、「実は弟分の勘違いで
どこか遠くの町で元気にしてるのでは?」と
思ってたんですが、まさか本当に死んでいたなんて
衝撃としか言いようがありませんでした・・・。
サザエさん一家が飛行機事故で亡くなって海に帰る、
って噂話よりショックだったかも。
視聴者側としても納得いかない終わり方だったでしょうし
制作側としても、思わぬ反応に
「こりゃあ続編でいけるかも」という思惑も
多少はあったかも知れませんね(笑)。
>リカさん
こうなると、一度死んだ寅さんを、
最初の映画でどのように復活させたのかが気になるところです。
そういえば、唐沢くんが主演した「白い巨塔」の小説も
連載中は主役の財前教授は最後まで元気で、
悪の限りを尽くして医学界の頂点まで登りつめたんだそうです。
でも、「あんな悪役がのさばっていいのか」という
読者の抗議があって、
結末をあのように変えたんだそうですよ。
うーん、けっこう視聴者とか読者の声って影響力あるんですねえ。
>tamagoさん
私が見たところでは、渥美清以外は、
みんな映画とは違う人みたいでしたねえ。
ただ、映画もおいちゃんやおばちゃんとかが
何度か変わってるようなんで
初回はもうちょっと同じ人がいたのかも知れません。
>>長山藍子のさくらもいい感じそうですよねー。
うんうん、個人的にはこちらの方が
合ってるかも、って思っちゃいましたよ。
倍賞千恵子は頭が良すぎる感じというか
長山藍子の方が
近所の女の子って感じて親しみがありましたねえ。
>>寅さんと言えば、社内旅行などのバスの中で鑑賞というのが多くありません?
あ、あるかも(笑)、あと「釣りバカ」とかね(笑)。
投稿: しのぶ | 2004.10.27 23:21
>サザエさん一家が飛行機事故で亡くなって海に帰る、
>って噂話よりショックだったかも。
それは、TV版寅さんの終わり方とは全く違いますね。寅さんの話は一応筋が通ってるけど、サザエさんのは、「なんじゃそりゃ」って感じします。悪意を感じるなぁ。
白い巨塔は、そーだったのですか!ちょっとしたトリビアですね(笑)。唐沢さんの「白い巨塔」はもーう、一回も逃さず見ましたよ~。あれはよくできたドラマでした。
>うーん、けっこう視聴者とか読者の声って影響力あるんですねえ。
そうなんですよ!かの冬ソナも視聴者の声で筋が変わったらしいです。本当はヨン様がやっていた男性は最後死ぬ、というひどい終わり方(涙)の脚本だったそうですが、どこからかその情報がもれて、当時の韓国視聴者からの多大な反対意見に押されて、結局死なずにハッピーエンドとあいなりました、と(笑)。
それにしても、ヨン様かっこいい~(とても反応が遅い>私)。CMで見ると「あぁ、ヨン様ァ~☆やっぱりステキ♪」とウットリしてます…はい、すっかりやられてマスな(恥)。
投稿: coply | 2004.10.28 00:44
>coplyさん
うんうん、サザエさんのあの終わり方は
ものすごく不愉快ですよね。
寅さんの終わり方は、本当に切ないというか
私もホロリとしてしまいました・・・。
「白い巨塔」は小説からして重厚な
骨格のしっかりした作品ですしねっ。
「大地の子」にしても、山崎豊子の小説は
ドラマで見ても疲れます(良い意味で)。
冬ソナって、ストーリーを知らないんですけど(汗)
ヨン様とジウ姫って、兄妹だったんだっけ?
私のお茶の先生も冬ソナのファンで
ポラリスの携帯ストラップまで持ってるんですよ(笑)。
ジウ姫にしつこく言い寄る男性に
「あんなしつこかったら、もっと嫌われるわよ
いい加減諦めりゃいいのに」って
真剣に怒ってました(笑)。
ヨン様、CM何本くらい出てるんでしょうか?
日本の男性タレントであれだけCMに出てる人っていないですよねえ。
投稿: しのぶ | 2004.10.28 22:59
>うんうん、サザエさんのあの終わり方は
>ものすごく不愉快ですよね。
え?噂ですよね?それとも本当なんですか?!とても気になってしまいました(笑)。
>ヨン様とジウ姫って、兄妹だったんだっけ?
「冬ソナ」で、異母兄弟かと思われる展開があったのですが、それは違ったんですね(よかった、よかった)。
とか語ってますが、実は私「冬ソナ」熱心に見てたわけでなく、ドラマ見始めたのもラスト5話(?)くらいの、ダメ子ちゃんなんですよ(笑)。
ただね、ヨン様は遅らばせながら、日本での露出度が増える度に「あら~いいじゃん」てなノリで。にわかもいいところ、と言いつつ
>日本の男性タレントであれだけCMに出てる人っていないですよねえ。
「そりゃあ、ヨン様はオーラが違いますもん。彼の光り方を見てくださいましっ。」とか思ってるヤカラです(笑)。…日本の俳優さんで、CM見て目が釘付けになる人…いないなぁ(爆)。
それはそうと!「大地の子」もNHKで何回も再放送してますよね。あのドラマも、すばらしかった~~。毎回のように、涙流して見てました(号泣)。上川隆也もいい演技してましたねー。
私の中で「白い巨塔」と「大地の子」は、すんばらしいドラマの筆頭です。そうか、両方とも山崎豊子さんの原作でしたね…山崎豊子さんすごすぎる。。(唸)あ、本読めって(?)聞こえた気が…(恥)。
投稿: coply | 2004.10.30 03:42
>coplyさん
サザエさんの最終回は寝も葉もない噂です。
あんな終わり方なんて、私も絶対許さないです(笑)。
ドラえもんの最終回と同じように
子供たちが適当に作った話なんでしょうね~。
>>実は私「冬ソナ」熱心に見てたわけでなく
あっ!それはイカンですよ!(爆)
ビデオレンタルショップとか行くと
冬ソナものは、棚1列を占拠してるし
最近はブームも少し落ち着いたから、
わりと簡単に借りられるみたいですよ~。
山崎豊子の小説は、ハッキリ言って
ものすごく疲れるんですよね~。
もちろん、すっごい面白いんだけど
テーマが重すぎるというか、読み手も体力がいるというか。
御巣鷹山に落ちたジャンボの話は「沈まぬ太陽」だったかな。
ありゃあ本当に読んでてつらかったです。
シワが数本増えた・・・。
疲れてるときはあまりお勧めしない作品たちです・・・。
投稿: しのぶ | 2004.10.30 12:55