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2005.05.21

地方色と地形色

ゴールデンウィークに行った、義経北行コース、せっかくだから記事が流れてっちゃうブログではなく、きちんとhtmlにして残そうと思っていた矢先のPC買い換えだったので、作業にちょっと手間取っています。
そんでブログの更新が滞りがちになってる訳ですが・・・。
(みなさんのブログの巡回も満足にできてません、ごめんなさい)

というわけで、ちょっと閑話休題。

先日、ラスト・サムライを観たんですが、あそこに出てくる村って、日本人である私たちには明らかに日本に見えないですよね。

私は関東平野育ちなので、京都のように三方を山に囲まれてる地形がすごく不思議に見えるし、あるいは岩手のように海岸からいきなり山が立ち上がっている風景にも驚きを覚えます。
日本海側のように、北に水平線がある、というのもすごいし。
植生とか地形の違いもあるけど、お寺や民家など古い建物も、地方によって特徴があったりとか。
あとはその場の空気みたいなもので、なんとなく「うちの方とは違うな」ってのが感じられたりしますよね。
「自分が生まれ育った環境とは違う風景」を見て人は「ああ、京都に来たなあ」とか思うのかも知れません。

こういった地形や環境の違いが地方色とかお国柄にも影響してるのかな。
狭い日本でも違いがあるんだから、外国が日本を装っても、やっぱり本国の人には分かっちゃうんでしょうね。
みなさんのお住まいの土地でも「これこそ我が故郷」って風景がありませんか?

数日前に「日々カタログ」さんがブログを改装して、トップに単線の線路が走るのどかな風景が掲載されました。
私はこの写真を見たときに「三陸鉄道南リアス線に似てるなあ」と思っていたんですが、「pokoponにっき」の南郷さんがコメントで「あれは五能線?」とおっしゃったのが大ビンゴだったようです。

南郷さんが言い当てたコメントは「改装一段落」につけられ、それに私がケチつけてる様子が見れます(笑)。
それに合わせて?「pokoponにっき」の「風景」でも、「風景って同じように見えても微妙に違う」とおっしゃっていました。

で、去年帰省したときに撮った写真をひっぱり出してきて、「これって日々カタログさんの写真と似てない?」って言おうとしたんですが。

大谷海岸と言う駅だそうで、さっき調べたら、私、これって三陸鉄道南リアス線だと思い込んでだんですが、実はJR気仙沼線だそうです(爆)。
どっかから「相変わらずだなあ」とか声が聞こえてきますが・・・・。
もう、こらーーっ!って感じで、思いっきり申し訳ありません(笑)。
でも、どう?「日々カタログ」さんの画像と雰囲気似てない??

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

 やっぱり、太平洋側の方が植生が暑苦しい気がする。。。。。
 というか、風景の差って、微妙なトコなんですね。例えば、義経北行伝説を辿る写真でも、建物自体は京都当たりの古寺とあんまり変わって見えるわけじゃない。でも、決定的に違うのは苔ですね。石垣にへばりついたり、屋根にへばりついてる苔の量が違う。こういう細かなポイントが、全体の印象を変えちゃうんだと思います。

投稿: 南郷力丸 | 2005.05.21 01:25

「日々カタログ。」の人です。
やっぱり違いますよ。日本海側は、あまり海岸沿いに高い木が生い茂ったりはしないのです。草は結構あるんですけどね。
あと、しのぶさんのほうが緑が鮮やかですね。写真の写し方、画像処理のせいもあるのですが、なーんとなく、私の方は土っぽいです。

投稿: コバヤシ | 2005.05.21 02:17

>南郷さん
そうか確かに、こっちの写真の方が木がボウボウに生えてますね。
写真を撮ったのが真夏のお盆の時期だったせいもあって
よけいに暑苦しいのですが、確かに日本海側って
もっと木が弱々しいと言っては失礼だけど
海岸沿いの松とか冬の強風にあおられて斜めに立ってるってイメージがあるかも。

ちなみに、北行伝説をめぐっていてちょっと驚いたというか
ある意味ショックだったのが、
昭和に入ってから新築されたとこが多かったんですね。
何百年前に開かれた、とか言ってる割にツヤツヤな建物だったり。
だからよけいに東北ならではの雰囲気が建物自体にはあまり残ってないのかな、と。
それと、これはあくまで私の推測なんですが
ロシアがヨーロッパにあこがれたように
東北にもそういうとこがあったのかな、みたいな。
そういえば、曲がり屋みたいに分かりやすい東北独自の特徴って
寺社ものにもあるんだろうか?今度調べてみます。

あとは、今は寺だけど、ずっと昔は神社だったらしい
(建物の裏にいくと、古い碑がいくつもうち捨てられている)
みたいなのもありました。
あ、でもそれは京都あたりでも似たようなもんなのかな?

とにかく神社は確実に減ったみたいです。

>コバヤシさん
うーむなるほどねえ。
確かに松の木1本からして、なんとなく勢いが違うような気も。
こんなこと書いたら怒られそうなんですが
やっぱり太平洋側の方が陽気な感じもしますね。
秋田の人に「太平洋側は明るくて暖かくてうらやましい」って言われたこともありました。
内陸は岩手もあまり明るくないよ(笑)。

投稿: しのぶ | 2005.05.22 00:57

 もともと、神社も寺も一緒くたでしたから。神仏習合というか。
その後の経緯について書いてもいい?
 明治時代の国家神道をボロクソに書くことになると思うけど。。。。。

投稿: 南郷力丸 | 2005.05.22 04:29

空気って絶対違いますよね。土地土地、国国で。ず-っと昔、私は、アメリカで始めて合気道に出会ったんです。仕事仲間のアメリカ人の子に誘われて彼女が行っている道場に見に行ったんです。舞のような優雅な動きにすっかり魅せられ早速合気道を始めました。ある夏、日本に一時帰国しました。何年振りかな・・・と言う感じで。古い社寺仏閣など訪ねたら、その鬱蒼とした空気を感じたとき、何故か、合気道が生まれた空気だと思いました。アメリカとは絶対に違う空気。合計2ヶ月くらい合気道を休んで、道場に戻ると、皆から、えらく上手くなってるけど隠れて何処で練習してきたんだ!と言われました。練習など全くしてませんよその間。日本の空気吸ってきたからですと言っても、誰が信じたでしょうか。でも分かるでしょう、その感覚。本場の水飲むとか、本場の空気吸うてこと絶対あると思いました。比較したり、良い悪いじゃなく、その土地土地、国国の特色って言うか、独自の物を大切にして行きたいですよね。風土の現象から生まれたものだから。長々書いて、しのぶさんのお株とってしまいましたね。注:今はもうず-っと合気道してませんよ。

投稿: カズ姫 | 2005.05.23 08:28

>南郷さん
興味深いので、お時間が許せばちょっと書いてみてください。
ほとんどの宗教は政治の道具にされてるから
宗教そのものに罪はなくとも、結果的には色眼鏡で見られますよね。
でも、お手柔らかにね(笑)。

>カズ姫さん
どんどん、お株をとってやってください~。

飛行機から降りて、たとえば東南アジアだと、なんとなくパクチーの香りがします。
アメリカだと、お菓子の人工甘味料や香料の香りがしたな(たまたまかな?)。
日本に帰ってきて成田に降りると、本当に醤油の香りがするんですね(笑)。
まあ、それは冗談としても、カズ姫さんのおっしゃるように
その国や土地が持つ空気とかオーラとか言うものってありますよね。
こういう感覚的なものは、言葉ではうまく表せないのだけど
そうですね、まさに、空気や水の違い、なんでしょうね~。

オリンピックなどを見ていても、日本の選手の「柔道」に比べると
海外の選手は「JUDO」だな、って思うことがあります。
なんというか、体型や見た目だけでなく、動きやワザのかけかたも
「柔道」とはちょっと雰囲気が違うぞ、みたいな。

数日を別な土地で過ごすだけでも、明らかに
「自分のとことは違う」のが分かるのって、本当に不思議というか
でも、だからこそ、人は違う土地にあこがれを抱くんでしょうね。

投稿: しのぶ | 2005.05.23 11:43

 日本の伝統的な文化というか宗教が壊されたのが、明治の始めの神仏分離なんですね。
 明治政府には全国的な統治基盤なんてなかったですから、江戸時代の神学をアレンジして、新しい宗教を作って、全国の神社を組み込んで、基盤にしようとしたわけです。
 それまでは、戦争というのはsamouraiと言う本職だけがやってたわけで、一般庶民にもさせるためには、もうちょい後ですが、その新興宗教に基づいて新しい神社もでっち上げたりするわけです。
 そういう、明治政府に都合のいい新興宗教を作る上で、邪魔になるのが、伝統的な宗教ということになります。
 従来は神社もお寺も一緒くただでしたが、お寺というのは檀家制度とかで幕藩体制を支えていたので、それを分離し、お寺の財産とかも取り上げ、葬式も神式にしようとした。
 元々、坊主は威張ってたんで、その反発で神職や庶民も喜んで、廃仏毀釈とかが起こり、経文は焼かれる、仏像は首ちょんぱされたり、外国に売られたりするわけです。
 もひとつは、新興宗教に、従来の神社を組み込むと言っても、要らない神社もあるわけで、そういうのは淫習とか言われて潰される。
 そういう中で、修験道というのも潰されようとする。修験道というのも神仏習合に陰陽道に道教まで混ざったもんですから、やっぱり、新興宗教には邪魔になる。修験道というのは山伏ですね。
 たぶん、東北だと修験道関係の神社も多かったんじゃないでしょうか。そういうのは、新興宗教による神社の系列に入らないから、オマエら神社ちゃうやろ、勝手に神社するなってことで、潰されたか、お寺だけにされたんじゃないでしょうかね。

投稿: 南郷力丸 | 2005.05.26 22:30

熊野神社とか氷川神社とかって
ほとんど全国各地にあるじゃないですか。
あれってなんでなんだろう?っていつも不思議に思ってたんです。
「なんで熊野が関東とか東北にあるんだよ?」みたいな。
地方都市が○○銀座って商店街を作るのとはちょっと意味が違うような。
きっと、かなり近世になってから
政治的、戸籍的にまとめられたんだろうな、という気はしてました。
こういうのってアレなの?戦前までの現人神のみなさまと
関連づけるための作業だったのかな?
つまり「全国一丸となって富国強兵に努めましょう」という教育の一環てことですか?

それと、「あんた元は神社じゃなかったでしょう」ってのも
けっこうありますね。
たとえば、今回の義経北行詣でをしてて思ったのが
「元は氏神とか、あるいはタタリ神を祀ってたんじゃないか」みたいのがあって、
神社にありがちな結界(鳥居とか境内とか)がなかったり
本殿しかなかったり、あってもいかにも後付っぽいものだったり。
普通、神社のご本尊(?)ていうと、
天照大神だったり、日本武尊だったりするんですが
中には蛇などの動物だったり、あるいは人(菅公とか)なんてのもあるでしょ。
これって尊敬して祀ってるんじゃなく、祟りをおそれて封じ込めてるじゃないですか。
あれらを一緒くたに「神社」というジャンルでくくるってのも無理があるんじゃないかと。

あと、日本の伝統的なというか、土着の宗教が故意に壊されたのって
仏教伝来が最初なんじゃないかと思ったんですが
そこまで遡ることもないですか?

あとあと、○○神宮とか○○大社とかって何が違うのか分からないです。

投稿: しのぶ | 2005.05.27 01:15

 明治時代に系列化されたのは、官弊大社とか村社とかいう格付けです。
 熊野神社とか氷川神社が全国にあるのは、それ以前に、勧請と言って、有名なカミサマの支店を誘致したものです。例えば秋葉神社を東京に誘致したので、誘致した原っぱを秋葉原と言ったとか。
 神話のカミサマを祀ったんじゃなくて、怨霊を恐れて祀りあげた神社とかもあります。菅原道真とか平将門とか。人間だけじゃなくて、オタヌキ様を祀ったとか、山そのものがご神体とか、いわしの頭とか、いろんな神社が全国にあったわけですわ。
 そういう神社を、明治時代にでっち上げられた新興宗教は、無理矢理、伊勢神宮の系列にして、富国強兵に役立てようとしたわけです。
 ○○神宮というのは、石上神宮を除けば、祭神は天皇かその先祖ということになってるカミサマです。
 ○○大社というのは、明治の新興宗教がのさばっていた時代には出雲大社のことでしたが、戦後になって、由緒ある神社は、新興宗教から離れ、独自の宗教法人になり、その時にデカイやつは、春日大社とか伏見稲荷大社とか言うようになりました。たぶん。


投稿: 南郷力丸 | 2005.05.27 02:34

なるほど、明治以降の格付けと、熊野・氷川などの店舗拡大とは
またちょっと違った理由だったんですね。
たしかに、ご近所に熊野神社東京支店とかがあれば
わざわざあんな山奥(失敬)まで行かなくて済みますもんね。
ちなみに、熊野って全国に3000くらいあるそうです、すげえなこりゃ。
http://www.mikumano.net/zenkoku/

>>○○神宮というのは、石上神宮を除けば、祭神は天皇かその先祖ということになってるカミサマです。

ああ、そういえば明治神宮とか、平安神宮とかってそうですもんね。
大社ってのは神社で言うところのゼネコンみたいなもの?
でも、氷川とかって大社とは言いませんよね・・・。
由緒の問題?でも氷川もそれなりに立派な経歴をお持ちだと思うのですが。

そういえば、神社でのお参りって、たいていの人が
柏手を2回打って胸のところでお手てのシワとシワを合わせてお祈りするけど
本来は二礼二拍手一礼じゃないですか。
まれに二礼四拍手一礼ってとこもあるようですが、いずれにしても
「仏様にやるように手を合わせて祈りなさい」ってのはあまり聞いたことがない。
神仏ごっちゃになってる・・・。
この辺も、明治という比較的新しい時代になってから
インスタントに思想基盤を作ろうとした弊害というか、影響なのかなと。

投稿: しのぶ | 2005.05.27 19:22

 だから、お参りする時に、神様も仏様も一緒くたになってるというのは、明治になってからじゃなくて、元々ですって。
 それで「大社」は、独自の宗教法人の自称です。氷川大社と言わないのは、氷川神社がそう言ってないから。
 

投稿: 南郷力丸 | 2005.05.28 00:30

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