宇宙人は本当に攻めてくるか
昨日のエントリー「国会、県議でUFO論争」では、「地球外生命体からの攻撃への対処について、国会や県議でも話し合われた」という話題を書きました。
映画ではしょっちゅうイカ野郎が地球に侵攻してくるけど、実際にそんなことってあり得るんでしょうか?
みなさんは、どう思います?
そもそも、地球人が宇宙人と出会えることって、あるんでしょうか?
私自身は地球が他の星からの攻撃を受けたり、あるいは友好的な宇宙人が地球に挨拶にやってくることは、まずあり得ないと思っています。
それは、宇宙人が存在しない、ということではありません。
だって私たちだって宇宙上に生きているんだから、充分宇宙人ですしね(笑)。
何より、出会うチャンスが恐ろしく少ない、と思うからなんです。
地球という小さな石のかたまりができて、その上に生物と言えるような物ができるのに40億年もかかっています。
人間が大気圏を出たのがほんの数十年前、地球の今までの歴史から言えば、ほんのついさっきのことです。
未だに月より遠いところに人が行ったことがないし、無人衛星でさえ、ようやく太陽系を出るか出ないか、というとこですよね。
他の惑星に生物が生まれ、宇宙に出られるほど洗練した文明を持ったとしても、生物には「死・絶滅」という避けられない運命があります。
太陽くらいの大きさの恒星の寿命は100億年ほどです。
恒星は大きいと寿命が短くなるため、生命が進化する前に肝心の恒星の寿命が尽きる可能性もありますよね。
恒星が死ねば惑星はもう生きてはいけません。
人間と似たような、あるいはそれを凌駕するような知的生物が登場したとしても、文明らしきものができてまだ数万年しか経っていない人間が、宇宙から見たら、ほんの一瞬の時間で出会える確率はそうとう低いんじゃないかと思うんです。
人間がこれから何億年も、この文明を維持できるとはとても思えません。
特に人間って生き急いでる感があるから、寿命短そうですよね(笑)。
地球外生物を探す団体で有名な「SETI」がありますが、これは家から一歩も出ずに、いつか誰かが訪ねて来て、いきなり友達になってくれるのを待っているようなものですね。
(地球外知的生命体探査SETI(Search for Extraterrestrial Intelligence)(英文)
SETI@home日本版)
あるいは、現在、地球からもっとも遠く離れたところにいる惑星探査機ボイジャーが、金メッキされたレコードを搭載して、誰かに拾ってもらうのを待っていますが、これは太平洋のど真ん中に投げた小石を拾ってもらうくらい確率が低いでしょう。
うわ~自分で書いててメチャクチャ寂しくなってきた(涙)。
私としては、いるかいないかも分からない他人のことよりも、自分たちのこと、地球のことをもっと知って、自分たちの生活をまずしっかり確率していくべきだと思いますね~。
何しろ私たちは、自分たちが寄生しているこの星のことさえ良く分かってないのですから。
・・・・さて、あなたはどう思いますか?
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