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2005.10.17

太陽と月と星と

作家の名誉?のために作者名は明記しないでおきますが、小説を読んだときに、ある記述に「これは変!」というのがありました。
概要としてはこんなものです。

「明け方になって、東の空から大きな満月が出てきた」

これは地球上のどこに行っても絶対にあり得ない風景です。
満月というのは、地球をはさんで太陽と月がほぼ直線上で向かい合うことで見えるのです。
だから、明け方には満月は太陽と反対側、西の空に低く見えてなくてはいけない。
満月が東の空から太陽と一緒に出てくる、なんてことは絶対にないわけですね。


ところで。

あなたの星座は何でしょう?

双子座(6月うまれ)の友達がいて、彼女の誕生パーティをしたことがあります。
夜になってみんなで帰りの道を歩いてるときに、あまりに星がきれいだったので、空を見上げた彼女が私に聞きました。
「私の星座ってどれ?」

これ、星座や星占いに少しでも詳しい人なら、「あっ・・・」って思っちゃう質問ですね。

そう、彼女の誕生日に彼女の星座は見えないんです。

理科の授業なんかで習ったと思いますが、太陽が1年かけて通る空の道のことを「黄道」と言いますよね。
その黄道の上にある12の星座を「黄道十二星座」と言います。
誕生星座というのは、その人が生まれたときに太陽が位置する星座のことを言うわけです。
だから、誕生月にはその星座は太陽の後ろに隠れてほとんど見ることができないのです。
(かろうじて明け方や夕方にうっすら見えることはありますが)
双子座が一番美しく見えるのは、太陽が反対側にあるころ、誕生月とちょうど半年ずれた12月ごろ、という訳です。

夜のデートに誘う口実として「君の誕生日に、君の星座を見に海に行こう」なんていう男性がいたら、「そもそも黄道十二星座とは地球の公転により太陽の・・・・」とクドクド説明してあげましょう(嫌)。

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宇宙・星」カテゴリの記事

コメント

 ふむふむ、なるほど~。何の本なんでしょう? 気になるぅ。
 小説を書くときには、しっかりと細部まで下調べして書かねばならないという見本ですな。
 私も知りませんでしたっ(汗。

 私は乙女座ですが、ということは、一番美しく見えるのはまだまだ先ってことなんですね。
 今まで興味もなかったくせに、そう言われると、待ち遠しいですわ(笑)。

投稿: リカ | 2005.10.18 10:06

そんな台詞でデートに誘ったことなど無いですが、
しのぶさんちは、多方面でお勉強になることがいっぱい♪

ところで、タイトルバナーのケーキは、撮影のあとしのぶさんのお腹に収まっちゃったんでしょうか(^^

投稿: みやざき | 2005.10.18 13:53

>リカさん
実は、小説の中には、もうこの記述はないんです。
この小説を書いた人は、とても有名な時代劇作家でして
くだんの記述は、作家ご本人のエッセイの中で紹介していたもので
小説を新聞連載をしていたときに読者からこの指摘を受けたということでした。
本として出版する際にこの記述は訂正したのですが
リカさんのおっしゃるとおり、
些細なことでも間違ったことを書いてはいけない、という
自分自身への戒めもあって、あえてエッセイに書いた、といった内容でしたねえ。

大物作家でもこんな間違いをすることがあるんですもん、
マンガとかでも「これはひどい」ってのがありますよね~。
格闘マンガなどで、その筋肉の付き方はあり得ねえ!てのはたくさんあります。
あと、ドラマでパソコンのキーをすごい勢いで叩いている、
おそらく「できるリーマン」を演出してると思われる場面があるけど
こんなにPCが一般的になる前は
「壁紙しか映ってないけど何打ってんの」ってのがありましたよ(笑)。

乙女座は春の星座ですね~、とてもよく目立つ美しい星座ですよ。
「この星座が見える頃に麦をまくのが良い」と昔の人は農作業の目安にしていたそうです。
乙女座の乙女さん?は、だから麦の穂を持ってるんですって。

>みやざきさん
プチ雑学っぽい記事になっちゃいましたが
お褒めいただいて嬉しいです~。

このケーキ、もっちろん撮影してすぐにいただいちゃいました(笑)。
さらに、これ、友達にご馳走してもらったケーキなので
おいしさ倍増でしたよ~。

投稿: しのぶ | 2005.10.18 15:34

三日月とかで月の欠け方の表現が漫画では嘘描いてることが多いですね。
小学校低学年の頃にそれにだまされたことがあります。実際にはありえない欠け方なんだということを恥をかいた授業で教わりました。

たまに星を観に行くと何が何やらさっぱりわからない(爆)
竹富島で今年の夏の夜に散歩した時は、懐中電灯と星座の本持参でした。皆でわいわい話をしながら星空を観て歩くのは楽しいですよ。

夏の深夜にはだいたい天頂近くに天の川が見えますが、そこにくっきり織姫と彦星、天の川を羽ばたく白鳥座が見えます。
いて座はさそりの心臓を一直線に狙ってます。さそり座がいる時はオリオン座は見えません。歴戦の勇者のオリオンもさそりの毒にやられて怖がっているからだとか。
そうやって七夕の話や神話に思いを馳せるのも楽しいですよ。

たまに意味不明の星座もありますけど。
かみのけ座とか<星2つで1本の髪の毛?何だか哀れ(爆)

投稿: | 2005.10.21 22:52

>★ちゃん
変な月、あるよね~、丸の中に小さい丸があるみたいなヤツでしょ。
新しいイラクの国旗に描かれている三日月のような形ですよね。
どっからああいう形が来たのかは不明なんですが
イラク国旗の三日月は民主主義の象徴だそうです。
「象徴」としてのデザイン、ってことでしょうか。

>>そこにくっきり織姫と彦星、天の川を羽ばたく白鳥座が見えます。

うんうん、まずはこういう大きくて分かりやすい星座から入っていくと良いですねっ。
そしてそれを指標に小さい星座や星団を探していくと。

かみのけ座も、肉眼では星は1~2個とかしか見えないけど
本来は巨大な銀河団を持っていて、
これは望遠鏡で見ると、本当に「うわ・・・」という感じです。
かみのけ銀河団なら双眼鏡でもいけるんじゃないかなあ?
さんかく座とかコップ座とか、比較的地味な星座は
大きなや星雲や銀河を含んでることが多いですね~。

次に南の島に行ったら、星団・星雲を見るのを目標にするってのもアリかもよ~。
初めて見たらけっこう感動すると思いますよ。

投稿: しのぶ | 2005.10.22 04:02

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