月着陸シミュレーション
昨日の記事でアポロ計画のことを調べてたら、こんなゲームを発見しました。
アポロを月に着陸させるシミュレーションです。
APOLLO LUNAR LANDER SIMULATOR v2.1
ポップアップロックを設定していたら解除しておくといいかも。
アポロには3人の飛行士が乗っていて、月に降りるときは1人が司令船で月の周りを周回しながら待機し、2人が着陸船に乗って月に降ります。
これがちょっと驚きというか、月に着陸するときはコンピューターまかせじゃないんですね。
人間が陸地を目視で確認しながらスロットルを手動で調整してランディングするんです。
地球上で着陸訓練をしてる場面を見たことがあるんですけど、何度も失敗して何度もパラシュート落下してました。
飛行士の一人は「もう俺は100回以上死んでるよ」なんて言ってたけど、そんなシャレにならないギャグが出てしまうほど無茶苦茶な計画でもあった訳です。
折しも世界は東西冷戦のまっただ中。
世界に先駆けて有人飛行を成功させたソ連に対する焦りもあって、最初に月に行くのはなんとしてもアメリカでなくてはならない、という意地もあったのでしょう。
また、単なる意地だけではなく、ソ連に月を領土とされることに対する激しい危機感もありました。
一見平和的に見える宇宙開発には、こうした軍事的背景が色濃くあったのも事実です。
歴史的偉業や、後生に残る芸術などは、「過酷な社会情勢」という時代背景がなければ生まれない、というのが私の持論です。
(日本でも茶道や能、歌舞伎など多くの伝統芸能が生まれたのは戦国の世でしたね)
さて!その決死の月着陸をPC上で経験してみましょう。
やり方はとても単純、スロットルの調整だけです。
「電車でGO!」に似てないこともない(笑)。
スタートボタンで着陸開始!
「ALTITUDE」が地面までの高度、「VELOCITY」は落下速度(分速フィート)です。
燃料の残量に気を付けながら、「THROTTLE CONTROLS」でうまく速度を調整して、マイナス5フィート以内の速度で着陸しましょう。
難易度によって、使える燃料が少なくなります、あんまりふかしてるとすぐ燃料がなくなっちゃうよ。
初めてのアポロ11号の着陸のときも、あと数秒ふかしていたら燃料が底をつくところだったそうですね。
上手に着陸できたらポップアップ画面が開くよ。
あ、失敗しても画面開くけど、ちょっと落ち込むよ(笑)。
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