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2006.05.21

山・川・海、そして

仇討ちの合い言葉ではありません(笑)。
ゴールデンウィークに撮影してきた、岩手の自然の風景を紹介します。



以前こちらで紹介した「JR東日本・北東北キャンペーン」とほぼ同じ角度から見た景色でしょうか。
岩手を代表する山、岩手山です。
5月だと言うのにまだこんなに雪が残っていました。
高速道路からは雫石や安比のスキー場もよく見えました。
岩手にお住まいのみなさん、岩手山は今もまだ雪が残っていますか?



釜石市某所(笑)の川。
川面をよーく見ていると、魚が泳いでることがあります。
いつだったか、この川でダンナ様が小さい魚を釣ったんですが、手渡された魚を私はアスファルトに叩きつけてトドメを刺してしまいました(だって急に動くんだもん・・・)。



モブログ投稿した黒崎海岸のすぐそばでもこんな絶景が見られます。
実際に見ると崖から海岸までとんでもない落差で、高所恐怖症の人はショック死しそうです。
あとで調べてみたら、どうやらこの断崖は高さ100m以上あるのだとか。
こういうとこに立つと男性ってキュンキュンするんですか?
この日はとても良く晴れていたので水平線もくっきり。

そして

JR釜石線の線路。
初めてこの線路を見たとき「あれ?線路の上に電線がないよ?」と言ったバカは私です・・・。
ここを走ってるのは電車じゃなくてディーゼル列車なんだよーん。
釜石線は国道と並行して走っているので、たまにすれ違ったりするんですよ。
まさに「線路は続くよどこまでも」ですね。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

岩手山の山頂は雪が消えていましたが、ちょっと下がまだのこっていましたよ。(仕事が終わってから、ちょっと遠出してきたもので…)

投稿: がたいち | 2006.05.21 07:22

がたいちさん
おおお!情報ありがとうございます~。
ん?山頂は消えたけど、裾の方が残っている・・・。
裾の方は日陰とかなんでしょうかね。

高速道路からだと、岩手山は本当に見事ですよね~。
実は私は東北道を盛岡より北に行ったのは今回が初めてだったんですが
岩手山パーキングからの景色には本当にびっくりしました。

投稿: しのぶ | 2006.05.22 00:37

岩手って行ったことはないんだけど、なんかこう埼玉群馬あたりと比べると自然のスケールもでかいっすねさすがに・・海あるし魚ウマそうだし。(羨望)。電線ないってことはディーゼル駆動って事で桶?秩父線よりローカルな雰囲気が素敵。

で、2枚目の「川」昨日俺もこんな感じの道を延々と走って来ましたぜぃ、秩父の方との県境、神流湖(かんなこ、で良かったかな、ちと不安)の方。
この手の道、マイナスイオン吸入しまくりでEJ20もご機嫌だったのでは(笑)

でん、キュンキュンはしないけどモゾモゾします(爆)

投稿: 三尉 | 2006.05.22 08:01

しのぶさん、お久しぶりです~。
きれいですね~、どの写真も自然に溢れていて
東京近辺では見られない光景ですね。

特に岩手山と海のフォトきれいですね!
岩手山て、実は昔(笑)観光で見たことありますが
こーんなきれいな全景は、初めてですなあ。
山って遠くから見た方がきれいなんて話もありますよね(笑)。
近づいたら険く厳しい、、、ムムム。

海もこれぞ岩手の三陸海岸(?)って感じですよね!
リアス式でしたっけ?……分からず、スミマセン。。

それにしても、魚を打ち付けてトドメをさせる
しのぶさんの方が(魚より)よっぽどこわいよ~~(涙)。

投稿: coply | 2006.05.22 11:46

三尉
私の母の実家が埼玉の大平原にあって
子供のころは「とんでもない田舎だ」と思ったものだけど(笑)
埼玉でも奥秩父あたりまで行くと、もっとすごいですよね。
だけどやっぱり岩手にはかなわないかなあと私も思いました。
岩手や青森など北東北の山中にいると、完全に「いる」と思えてしまうんです。
あっちにはいろんな神懸かり的な不可思議な伝説がたくさんあるけど
そういう話が伝えられてもちっともおかしくない、
いや、むしろ充分あり得ることなんじゃないか、みたいな
「科学では割り切れないもの」の存在を意識してしまいます(笑)。

あと、魚、ハッキリ言ってうまいです!
珍しい魚じゃなくても普通のサンマとかでもキラキラしてて
アブラがのってて、自宅のグリルで焼くと煙もうもうです(笑)。
おかげで東京で売ってる魚がまずくて臭くて食べられなくなったよ・・・。

>>電線ないってことはディーゼル駆動って事で桶?

うん、この路線は第三セクターではなく、立派なJR線で
車両も2両編成(時には4両)でピカピカな列車です。
もっとすごい(汗)とこだと、バス?みたいな1両編成のとこもあるよね。

この写真では平地に線路があるけど、
大部分は険しい山裾の、道路よりずっと高い位置に線路があるの。
だから、真っ暗な夜に列車が走っているのを遠くから見ると
列車の灯りだけがゆっくり移動して、まるで空を走っているように見えるのね。
この釜石線をモチーフに宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」を書いたのです。
列車から見る景色もすごいよ~。

>>でん、キュンキュンはしないけどモゾモゾします(爆)

あ、やっぱし??
顔は平静を装っていても体は正直に警報を発する、という訳ですなっ。

coplyさん
岩手山、今回は本当にラッキーでした~。
私も今まで何度か近くに行ったけど、
たいていはどこかが雲で隠れてたり、あるいは全く見えなかったりで
こんな風に上から下までクッキリ見たのって初めてじゃないかしら。
富士山なんかも遠くから見るととても美しいけど
実際登ってみるととんでもなく厳しいんですよね・・・。
高校生のころに、一度だけ富士登山やったけど
もう一生やらないと思います(笑)、体力があるうちに登っといて良かった(汗)。

>>リアス式でしたっけ?

うん、そうです、リアス式海岸てのは、
こんな風に海岸からいきなり山が立ち上がっていて
海岸線がものすごく複雑に入り組んでるのが特徴なんですね。
「松島や ああ松島や・・・」の松島海岸も、同じように入り江が多くて
複雑な景色を作り出しているんだけど
この地形が災いして大津波の被害がとても多い、というのは
以前もお話したと思います。
この海岸沿いはどこに行っても「津波被害」の慰霊塔を見かけます。

>>魚を打ち付けてトドメをさせる
しのぶさんの方が(魚より)よっぽどこわいよ~~(涙)。

ほんとごめんっ、魚とか虫、ニガテなんですよ~(涙)。
でもおっしゃるとおり、マジでひどいことしちゃいました・・・。
いちおうダンナが気をつかって「直接触らないで済むように」って
木の枝を魚のエラから通して、枝を持てば良いようにしてくれたんですよ。
だからテッキリお亡くなりになってるもんだと思って安心してたら
いきなり、ビチッ!てはねるもんだから・・・。
切り身は「うまいうまい」って食ってるくせにね。
・・・・モヤシっ子はこれだからダメですなあ・・・。

投稿: しのぶ | 2006.05.22 13:01

GW明けからずっと仕事が忙しくて大変(涙)

JRディーゼル列車は、栃木県にも走ってますよ~。
宇都宮駅(東北本線)の2つ北駅の宝積寺駅から東に延びている烏山線がディーゼルです。もちろん単線です。見慣れているのであまり珍しくなかったりします(笑)

投稿: sin | 2006.05.22 15:55

しのぶさん、

東北も北海道も電線のない軌道が多いです。
北海道でいうなら、電化されてるのは札幌~旭川、札幌~小樽。それに札幌~千歳はどうだったかなあ。まあ、そんなとこです。

首都圏や大阪、名古屋といったところは電化しなくちゃ私鉄に対抗できないから、旧国鉄はそちらの方ばかり力を入れた。
つまり都会というところだけが恩恵を受けたわけです。
ですから、田舎育ちの私なんかはこの写真なんかは自然に見えて、電線があると違和感を感じてしまう。(笑)

これは余談ですが、民営分割の折、新会社になって電化の設備投資が必要のないJR新会社の重役になるため熾烈な争いなんかもあったのです。
JR東海なんかは、エリアが狭い割りにはオール電化ですから「優ランク」なわけです。
JR東日本もJR西日本も同様で、ここにはそれなりの社長さんがおさまりましたね。
紀伊半島の山や海の崖っぷちを走る線路が電化されていたのには度肝を抜きました。(笑)
新会社ではそこまでできるわけがない。
ということで、新会社になってから新たに電化に取り組んだ線なんてのはまず無いのが現状じゃないでしょうか。赤字になるのが目に見えてますから。

JR東日本、JR西日本、JR東海 VS JR北海道、JR四国、JR九州の図式。
国鉄解体でどこを選択すべきか。
当時、われわれはこれを「国盗り物語」と呼んだものです。

まったく関係ないコメントになってしまいましたが、この写真を見て敏感にそんな反応をしてしまいました。ただの愚痴です。
平に御容赦。(拝)

投稿: 信天翁 | 2006.05.23 22:11

sinさん
お仕事かあ、毎日大変ですねえ・・・。
たまにはsinさんのために(笑)車の記事を書くから
そしたらストレス解消代わりにテキトーにつっこんで遊んでやってねっ。

>>JRディーゼル列車は、栃木県にも走ってますよ~。

あー、なんかあの辺ならありそうですねえ。
ディーゼル列車って、あの独特のエンジン音と
「ぴやっ!」って言う汽笛?クラクション?がちょっといいですよねっ。
あれですかね、やっぱり電化が大変ってのもあるかも知れないけど
ディーゼルの方がトルクがあるから、
山をガシガシ登るのに向いてるんですかね。
釜石線も数分走っただけで、もう平地から山の頂上まで登ってますもん、
あの勾配を電車で登るのってかなり大変なんじゃないかと。

信天翁さん
東北や北海道、あと、中部の山の方もディーゼルが多そうですよね。
それにひきかえ、同じような(笑)条件でも
紀伊半島の方って確かにいろいろ恵まれてたりしますよね。
以前、司馬遼太郎が言ってたんですが
「東北や中部(長野や岐阜)では、土地柄にコンプレックスを持っている人が多いが
紀伊半島は、似たような土地なのにそういった感覚がほとんどない」と。
やはり、(中央(京都)に対する)距離的な余裕がそうさせるのでしょうか。

そういえば、この写真の釜石線は、日本でもかなり早い時期から
線路が引かれていたそうです。
と言っても観光客や通勤者を乗せるのではなく、
鉄工所への連絡のためものだったそうですが。
今でこそすっかりさびれてしまいましたが(涙)、
ちょっと前まで釜石はまさに「漢」な工業都市で
病院から焼却場までとんでもなく立派な施設が揃っていました。
だから、もうちょっと鉄の歴史の繁栄が続いていたら
釜石線も水素電池か原子力の列車が走っていたかもしれない、
・・・なあんて、いろいろ妄想しています(笑)。

国鉄からJRへの生まれ変わりの際の「国盗り合戦」は
寡聞な私でも絵に描いたような泥沼の戦いをいろいろと聞きかじっていました。
そして今でも何かと後を引いてますよね。
さて、似たような団体が道路関係でできた訳ですが、
あちらはどうなるのかな?
さすがに国鉄のようなドロドロ劇にはならないんでしょうね・・・。

>>まったく関係ないコメントになってしまいましたが、この写真を見て敏感にそんな反応をしてしまいました。ただの愚痴です。

いえいえ、こちらこそいろんなお話を聞けてとても楽しいです。
的外れなことを言ってしまうかも知れませんが(汗)
こういうお話は私の方が大歓迎です~。

投稿: しのぶ | 2006.05.24 01:00

釜石線、新日鐵釜石があんな風にならなければ、水素電池か原子力の列車は別として、たしかにオール電化だったかも知れませんね。

釜石と言えばなんといってもラグビーですね。
出ると負けだった釜石が、松尾の加入とともに前代未聞の全日本選手権連覇記録の達成でしたから。
東北の力を見よ。東北の一番華やかなりし時代の到来だったように記憶しています。
廃部の時には泣きました。ホントデス...。

>さすがに国鉄のようなドロドロ劇にはならないんでしょうね・・・。

比較になりません。
人材が違います。(笑)
またしても関係ないコメントになってしまった。

投稿: 信天翁 | 2006.05.24 17:14

信天翁さん
私の実家のそばに早稲田大のグラウンドがありまして
近所のおじさんたちは、みんな早大ラグビー部の後援会に入ってました。
あの当時、ちょうど新日鐵釜石と早稲田の壮絶な戦いが繰り広げられていたんですね。

まだ小学校にも入ってなかった私は、ラグビーというスポーツも
新日鐵釜石という名前も全く知らなかったのですが
今になって、あそこで泥だらけになって練習していたお兄さんたちが目標にしていたのが
ダンナの地元の人たちだったと知って、少しだけ不思議な縁を感じました。

現在、「北の鉄人」たちは「釜石シーウェーブス」として、
本当に地元に密着したラグビー部となってがんばっていますね。
さすがに連覇記録の時代には及ばないけど
小さなクラブチームであっても、まだまだ全国制覇の夢は諦めていません。

>>人材が違います。(笑)

なるほど(笑)、やはり歴史と格の違い、でしょうか。
こういうのってちょっと調べるだけでも、興味深いことが分かりそうですね~。
山崎豊子あたりが小説にしてないかな。

投稿: しのぶ | 2006.05.24 21:40

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