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2007.06.15

ロケットの大きさ比べ

世界の主なロケット・宇宙船の背比べをしてみました。

1.サターンVロケット 全長110m
NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発し、人類を初めて月に送り込んだロケット。
アポロ月探査船を月に送り込むために開発され、合計12人の宇宙飛行士を月に送りました。
人類史上最も大きく、最も高価で、最も遠い場所に行った乗り物です。

2.スペースシャトル オービタの全長37.23m
NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発した地球と宇宙空間を往復している宇宙往復線。
1984年の初飛行以来、現在も活躍していますが、2010年には引退する予定です。
スペースシャトルシステム全体の高さは56.14m。

3.ブラン(ブラーン) 全長36m
ソビエト連邦のツポレフ設計局が開発した宇宙往還機。
構想そのものは米スペースシャトルより早かったのですが、ソ連崩壊とともに計画は頓挫してしまいます。
現在は、使い捨て型のソユーズが安全性やコストの面で高く評価されています。
(参考:SHINOblog: ソ連版スペースシャトル

4.ソユーズ全長49.3m(有人時:ソユーズTM宇宙船使用時)
ソ連時代に開発され、40年経った今でも国際宇宙ステーションへの往復に活躍している息の長いロケット。
ソユーズの打ち上げには、R-7(ロシア語 Р-7)というミサイルを改良したロケットが使われています。
R-7ロケットは本来、世界最初の大陸間弾道弾(ICBM)として開発されたという経緯を持っています。

5.アリアン 全長52m
欧州宇宙機関 (ESA)が開発した人工衛星打ち上げ用ロケット。
日本では聞き慣れない名前ですが、世界的に見ても打ち上げ数が多く、商用衛星としては最も成功したロケットです。
アリアン5は、フランスとESAが計画した有人宇宙船計画「エルメス」に用いる予定でしたが、資金難のため、現在は大型衛星打ち上げ専用となっています。

6.長征(チャンチェン) 全長43.45m
中国/中国国家航天局(CNSA)が開発した衛星打上げロケット。
2003年、有人宇宙船「神舟(シェンチョウ)5号」に、搭乗員1人を乗せた地球周回飛行を成功させています。

7.H-2Aロケット 全長53m
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)(旧:宇宙開発事業団)が開発した人工衛星打ち上げロケット。
2002年登場以来、多くの観測衛星を送り出し、今年8月16日には月周回衛星かぐや(SELENE)が打ち上げられる予定です。

うおおお、こうして見るとアポロを乗せたサターンは異様ですねえ!
スペースシャトルもデカイと思ってたけど、その倍ですか。
物や人を乗せるのは先っぽの三角の部分だけで、後はほっとんど燃料なんでしょうね。


・・・・さて、これらの宇宙船を開発した国は、1つを除いて同じ特徴を持っています。
日本以外はすべて核兵器国なのです。
現在は純粋に宇宙開発のためのロケットであっても、直系や縁戚に大陸間弾道弾(ICBM)という物騒な親戚を持っています。
そして、日本もH-2Aロケットのペイロードがあれば、2000キロ離れたところに数トンのものを打ち込むことは可能です。
あとは、乗せるモノを作るだけ・・・・。

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宇宙・星」カテゴリの記事

コメント

こんにちは (*゚▽゚)ノ

ソ連のN1が飛べば 肩を並べられたんですが・・

それと自動で石を持って帰ったルノホート号は今でも忘れられません。(年がばれますね・・)
会社のデスクに 模型が今でも載ってます
(^◇^;)

あ、探してみたら・・N1のムービーがありました!
http://www.youtube.com/watch?v=4Xc87zr9PI4

>乗せるモノを作るだけ・・・・。
石原さんは モノは2年もあれば 作れるっておっしゃってましたよね (^ ^;)ゞ

投稿: chandra | 2007.06.15 22:42

国際宇宙ステーションのコンピューターのトラブルが
長引いているようでちょっと心配ですね。
ロシアがソユーズの打ち上げを検討し始めたという話も
出ているようですが。。。
無事解決して欲しいです。

投稿: しまじろう | 2007.06.16 01:07

>chandraさん
「ソユーズってこんなに小さかったっけ?」と思ったら
どうやら私はN1ロケットと混同してたようです(笑)。
それにしてもデカすぎっ!見事な爆発っぷり!
BGMがイカしてますね~。
数年前だったかにNHKで、冷戦時代の宇宙開発戦争をやってまして
その時にこの盛大な大爆発を初めて見たんですが
いやもう、この時代のソ連はすごいですね、いろんな意味で勢いが突出してます。
で、いつも思うのは、ソ連が作る機械(ロケットとか戦闘機(笑)とか)って
とっても優美なんですよね。

>>それと自動で石を持って帰ったルノホート号は今でも忘れられません。

えっ!それは知りませんでした!
ルノホートって、ルナが乗せてたんですね!
あー、そこまでやって、人を送れなかったとは・・・。

>>石原さんは モノは2年もあれば 作れるっておっしゃってましたよね (^ ^;)ゞ

あの人、こういうことが言いたいから国政やらないんじゃないかって気がします(笑)。


>しまじろうさん
なんだか大変なことになってますねえ。
ソーラーパネルの取付場所を間違ったんじゃないのかな?
・・・それはないか(汗)。

一時的とは言え、あの巨体をシャトル一機で保持してるなんて
軽自動車のバッテリーでビルの電気をまかなってるみたいな感じで
どう見ても無茶ですよね・・・。

>>ロシアがソユーズの打ち上げを検討し始めたという話も
>>出ているようですが。。。

ええっ!今から準備して間に合うんでしょうか?
まずは!なんとか復旧に向けてがんばってほしいです。

コロンビアの事故のときもアメリカとロシアが連携して
宇宙ステーションの維持に努力してきました。
きっと今回も、なんとかやってくれるでしょう。

投稿: しのぶ | 2007.06.16 09:51

宇宙開発の先端技術は軍事と紙一重(というかほぼ同一?)な位置づけにあると思うので、軍事色なくロケット打ち上げてる日本っていい国だよなあって思ってみたり。でも他国は軍事とかぶるから有効に投資できるっていう側面もあるのかなあと思ってみたり。
ウィキでちょっと見てみたら、ICBMで全長25mくらいなんだね。ロケットってやっぱでかいんだなあ。
ロケット打ち上げまでの青春群像アニメっつーのかな、「王立宇宙軍・オネアミスの翼」って見たことある?ガイナックスの原点だったと思う。10年以上前の作品だけれど未見なら是非。

投稿: 三尉 | 2007.06.18 08:36

>三尉
気がついたら、雪風に乗って還ってきました(涙)。

こうしてみると、なんで日本がロケット開発をできてるのか
逆に不思議になってきちゃうよね。
「よくまあ、あの国やあの国が許してるなあ」みたいな。

ICBMはどんだけ飛ばしても地球の中での話でしょ。
だけど、ロケットたちは大気圏を突破して、更にどこかの星を目指さなきゃいけない。
その分、使う燃料も大量になるから、こんなに巨大になっちゃうのかなあと。

>>「王立宇宙軍・オネアミスの翼」って見たことある?

いや、実はね、私ってSFに関しては本当にまっさらな人なのよね。
昔っからSFはどうも苦手というか、ワープ航法にしても雪風の機動にしても
「現実にはあり得ないだろう」ってことでも
「この話の中ではアリなの」みたいな感じがズルイというか(笑)。
だけど、雪風がとても面白かったので、これからは
食わず嫌いを治していこうと思ってます。

投稿: しのぶ | 2007.06.27 21:47

スプートニク人工衛星生誕50周年を記念してボストーク、ソユーズ、プロトンの模型ロケットを固体燃料ロケットエンジンで飛ばしています、今年は9月29日に愛知県春日井市で開催される第15回モデルロケット中部大会で公開打ち上げします、日本のH-2A、ルノホート探査車を運んだプロトン、中国の有人ロケット長征等打ち上げ予定です、愛知県はH-2Aロケット工場のある宇宙開発企業城下町をPRしていきます。

投稿: モデルロケッター | 2007.07.26 20:03

>モデルロケッターさん
コメントありがとうございます!
そういえば、スプートニクが誕生してもう50年経つんですね。
人類が地球の外に探検に行くようになってから50年近く、
それでも人間はなかなか太陽系から出ることができませんね・・・。
やっぱり人間が地球を離れるって、とっても大変なことなんですね。

モデルロケット、とても楽しそうですねえ~。
どれくらいの縮尺のロケットを飛ばすのでしょうか?
モデルロケッターさんが参加されるのが中部大会ということは
他の地方でも定期的に大会が開かれてるんでしょうねっ。
関東で催される大会があったら、私も見学に行ってみたいです。

ロケットというのは、人や物を安全に大気圏外に連れていくという
とても難しい課題を背負っています。
そのせいか、どの国のロケットも究極の機能美というようなものを備えてると思いました。
モデルロケッターさんがお造りになるロケットも、
きっととても美しいんでしょうね~。
機会がありましたら、その作品も紹介してくださいねっ。

投稿: しのぶ | 2007.07.27 19:22

関東地区では10月13日につくば宇宙センターでモデルロケット全国大会で模型ロケットが打ち上げられます、作品の模型ロケットは紙やバルサ材でできており、1/100のサターン5型から実物と同じ東大の糸川教授のペンシルロケットまであります,作品紹介はモデルロケットウラワザ、モデルロケット技術読本で紹介しています.クラブ員が製作した世界の宇宙ロケットのミニチュアモデルです。もちろん名古屋は宇宙開発企業城下町です、日本の誇るH-2Aロケットも打ち上げられます.参加する子供達は打ちあがる自分が作ったロケットで感激しております。

投稿: モデルロケッター | 2007.07.31 18:59

>モデルロケッターさん
ひゃ、100分の1のサターン!!!
それって、高さ1mはあるってことじゃないですかっ!
これは迫力あるでしょうねえ~。
つくば宇宙センターでの全国大会、上位の人は100m近く飛ばすんですねえ。
あれからネットでいろいろ調べてみたんですが
写真を見ただけではモデルロケットとは思えないくらい
迫力ある画像がたくさんありました。
ここまで来たら、ランチャーもリアルなのがほしいですねっ。
そういえば、スターウォーズのR2-D2の形をしたロケットもあったんですが、
これは本当に飛ぶもんなんでしょうか(笑)。

それにしても、こうして大人も子供もロケットに親しめるのは楽しいですね~。

投稿: しのぶ | 2007.07.31 22:51

スプートニク1号衛星からスタートしたロケット技術で、1959年愛知県に襲った伊勢湾台風で5千人以上の死者を出したので日本もひまわリ気象衛星を打ち上げ気象予報の精度を上げ、ロケットの固体燃料を製造工場では人の命を守るエアーバッグやシートベルトを作動させる火薬も製造しており、パソコン、携帯電話、太陽電池、紙おむつ、生理用品、形状記憶ブラジャー、電子レンジまでロケット技術から生まれ現代の便利、安全、快適生活を支えています。よってスプートニク衛星は戦後のトランジスターの半導体電子技術、原子力開発技術、宇宙開発技術。の2つにかかわり生誕50周年記念を9月29日に行うのです

投稿: モデルロケッター | 2007.08.01 15:46

>モデルロケッターさん
そういえば、私の母の実家が埼玉にあって、今でも茅葺きの家なんですが、
伊勢湾台風は関東地方にも甚大な被害を与え
周囲の家が数多く倒壊したり傾いたりしたそうです・・・。
母の実家も未だに傾いていて、障子が閉まり切りません。
台風にしても地震にしても、いつでも自然災害への対策は
こうした多くの犠牲の上に成り立ってるんですね。

そして現在、私たちが何気なく使っているいろんな品々も
私たちの知らないところで宇宙開発技術が貢献してるんですね。
日本はともかく、他の国の宇宙開発は、とかく軍事とからんでるような気がして
時々、疑問を感じることがあるんですが、
こうしてモデルロケッターさんのお話をお聞きすると、
私たちは本当に身近なところで宇宙開発の恩恵を受けてるんですね~。

投稿: しのぶ | 2007.08.01 21:56

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