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2007.07.18

アムロとかが着そうな宇宙服

ガガーリンが人類で初めて宇宙に行って以来、意外にも宇宙服ってそれほど大きな進化をしてないんですよね。
新素材などの開発によって耐久性・安全性など内部的にはいろいろ新しくなっていても、見た目はほっとんど変わっていません。


こんな感じで、巨大な生命維持装置を背負って、胸には大量の計器類がゴチャゴチャとくっついています。
宇宙服は「1人用の宇宙船」とか「小さな地球」とも言われていて、宇宙空間で人間が安全に活動するためには、どうしてもこれくらいの装備が必要なのですね。
この宇宙服は120キロ近くもあるんだそうです。
・・・地球で着ちゃったら、もう身動きひとつ取れませんね。

実際、この宇宙服のせいで、宇宙飛行士の動きは大きく制限され、自分の手の平を見るのも一苦労なのだそうです。
ちょっとした修理など短時間の作業ならガマンできても、長時間この格好のままでいることは、それだけで大変なストレスになります。

アムロとかシャアが着てるみたいな、もっとスマートで動きやすい宇宙服って開発されないんでしょうか。


と、思っていたら、MIT(マサチューセッツ工科大学)で、こんな宇宙服が開発中だそうです。
One giant leap for space fashion: MIT team designs sleek, skintight spacesuit - MIT News Office(英文)
スーツを着ているのは開発チームのリーダーであるDava Newman教授。
若くて綺麗な女性ですね。

うわー、こういうのガンダムのナントカって女の人(おい)が着てましたよね~!!

今までのようにガス与圧で膨らますタイプから、何層もの素材を重ねた「Mechanical Counter Pressure方式」という方法を採用したのだそうです。
レオタードのように体にピッタリして、伸縮性もあるので、かなり自由な動きが可能になります。

ガス与圧方式の宇宙服は風船のように膨らんでいるので、万が一スペースデブリなどが当たると、命に関わる危険があります。
が、このスーツは包帯のように何重もの層が重なっていて、キルティングのように細かく分離しているので、小さなパンク程度ならスーツ全体に被害が及ぶことはないんだそうです。

んでも、これに酸素タンクとか背負ったらやっぱり大変そうだなあ・・・。
と思ってたら、こんな小さい酸素タンクですよ!

もちろん、こういった動きやすい宇宙服は、だいぶ前から考えられてはいたんですが、最近になってようやく素材の軽量化・柔軟化に成功したということです。
体型に自信がない人にはちょっとツライ服ですが(笑)、今の宇宙服と比べると、断然オシャレですね~。

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宇宙・星」カテゴリの記事

コメント

 カッパの甲羅って、水中活動用の酸素タンクだったのか、とオモタ。

投稿: 南郷力丸 | 2007.07.18 21:14

アニメの美女キャラが体の線が出たスーツなのはルーツはヤマトの森雪じゃないかと思う三尉です。
うーん、まあ俺が生きてる間はこんなの着てどうこうって事はないかなあ。あと100年もしたらユニクロでNASAとのコラボ!とかってキャッチコピーで売ってるかもしれないけど。
天下のMITってこんな(失礼)研究もしてんのか(笑)

これはトイレも簡単に済ませられるんかな~

投稿: 三尉 | 2007.07.18 22:14

え~っと、チャックはどこだろう。←おい

酸素ボンベを背負った後ろ姿、私もカッパさんに見えてしまいました (^^;
でも、これでどれくらいもつんでしょうね、薄いし軽そうだし、すごいですね~。何層にも重なる構造っていうと、タンカーみたいな感じになるのかな。あれも部屋がいくつも分かれてるから、1つの部屋に穴が開いても沈没しないって聞いたことがあるんですけど…(うろ覚え・汗)

投稿: sumi | 2007.07.18 23:50

先日までWOWOWで放送されてた「ロケットガール」というアニメ。
JAXAの全面協力で制作されたんだけど、そこそこ面白かったっすよ。
オイラはずいぶん前に原作を読んでたんですけどね。

で、そのロケガの主人公が着る宇宙服というのが「スキンタイトスーツ」という名前でして、アムロ君が着るのよりずっと薄手のやつで、ボディライン丸出し、ぶっちゃけティクビ浮いてます(笑)。まあね、女子高生を宇宙船にのっけちゃうというお話なんで演出上のアクセントだったりもするんだろうけど、そのスリムさを活かしたエピソードもあったりで、意外としっかりSFしてた内容。
機会があれば是非。

投稿: VINCO | 2007.07.19 00:15

おー これなら 船外活動も飛躍的に楽になりそうですね
(^o^)/

NASAの人は悪口言ってそうー (^^;;)  

投稿: chandra | 2007.07.19 06:40

>南郷さん
MITと言えばやっぱり「岩手めんこいテレビ」ですよね。
逆じゃないの?
カッパが陸上で生活するための酸素タンク。
・・・ってあれ?カッパって何呼吸?エラ呼吸?両生類?

>三尉
いやいや、あくまでこの教授の話なんだけど(笑)
10年後くらいにNASAが予定してる火星旅行で
このスーツが採用される可能性は高いってことです。
いちおうNASAも技術提携してる、っつうか開発資金も提供してるみたい。
私なんかは、未だにぶくぶくの宇宙服で作業してる方がおかしいというか
もっと早くこういうぴったりスーツが出なかったのかな、とか思っちゃうかな。

>>これはトイレも簡単に済ませられるんかな~

そ、それは確かに、どうやるんだろう?
その前に、これってどうやって着たり脱いだりするんだろうね?
エヴァンゲリオンのスーツみたいに着た後にボタン押すと
体に合わせてフィットするとか?
そういえば、雪風の(笑)「FAF航空戦史」って言うDVDを手に入れまして(笑)
ナントカっていう軍事評論家が雪風に出てくる戦闘機や戦艦を
真面目に、そして楽しそうに批評してたんだけど
その人が「SF世界の荒唐無稽に思える物たちも
何年か後に実際の軍事の場で実現されてたりする」って言ってたのね。
だから、MITだけでなく、いろんな機関で研究されているという
ぴったりスーツも、案外実現される日はそう遠くないんじゃないかと。


>sumiさん

>>え~っと、チャックはどこだろう。

がーーーーーん!!!!
そういえばこれ、どうやって着るんでしょう????
全身タイツみたいに伸ばして着るのかな・・・・。

酸素ボンベ、私が思うにもしかしたら酸素そのものが入ってるんじゃなくて
人が吐き出す二酸化炭素を酸素に変換するような装置なのかなあと。
スキューバダイビング用にそういうのあるじゃないですか。
シュノーケルの部分だけしかなくて、口の部分に小さな機械がついてるの。
んでもあれは水から酸素を取り出してるのかしら?

>>何層にも重なる構造っていうと、タンカーみたいな感じになるのかな。

そうですねえ、最近の船や潜水艦はみんなそういう構造になってますね~。
空気漏れとかパンクが起きる一番の原因は
「そこに空気が入ってるから」じゃないですか。
空気がなければ空気漏れなんか起きない・・・。
このスーツはあえて布でビッチリ覆うことで空気を入れない構造にして
「空気漏れ」という現象が起きないようにしてるのかなあと。


>VINCOさん
そそそそんなティクビが浮くようなアニメをJAXAが協力・・・・・。
・・・すげえ!JAXAが好きになりました!がんばれJAXA!
それって原作は小説なんですか?
VINCOさんが大好きなじょしこーせーですねっ。
それ読んだら、ますますVINCOさんの趣味が分かりそうですね~。
ところで、SF小説ってハヤカワ書房がたくさん出してるじゃないですか。
・・・ところがハヤカワって、どういう訳か外国のSFばかり書店に並んでて
日本のSF小説はあまり見ないんですよ。
あれ、なんとかならんもんですかね。


>chandraさん
これだけスマートになったら宇宙空間で丸くなってクルクルしてみたり、
地球との生中継でジェスチャーゲームしてみたり(意味なし)
いろんなことができそうですよね~。

>>NASAの人は悪口言ってそうー (^^;;)  

いちおうNASAも資金提供はしてるようですが
お腹の出始めたおエライさんとかには厳しいものがありますね(笑)。

投稿: しのぶ | 2007.07.20 01:05

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受信: 2007.07.18 21:59

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