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2007.07.03

アトランティスはおんぶで帰る

私がPCからちょっと(汗)遠ざかってる間に、スペースシャトル・アトランティスは地球に帰ってきちゃいました(汗)。
今回のミッションは、苦労の連続でした・・・。

シャトルの耐熱パネルがはがれたり、宇宙ステーションのコンピューターが3台も止まって復旧に時間がかかり、これで帰還が2日遅れたのです。

全てなんとか解決して、「さあ帰ろう」となったとき、今度は着陸予定のケネディ宇宙センターの天候が悪化・・・。
これで更に1日遅れ、全体では3日遅れて、米太平洋時間22日午後0時49分(日本時間23日午前4時49分)エドワーズ空軍基地に着陸しました。

さて、ケネディ宇宙センターがあるのは東海岸のフロリダ州。
シャトルが降りたのは西海岸のカリフォルニア州。

ってことは例のアレですよ!!!
おんぶですよ!!!
本来は6月29日に出発する予定でしたが、ここでもアトランティスを固定する作業に手間取り、2日間遅れ、アメリカ東部夏時間7月1日9時5分(日本時間22時5分)にようやく飛び立ちました。
スペースシャトルは自力では離陸することができないので、シャトル輸送専用機におんぶされてフロリダへ帰るのですが、やはりシャトルは重いんですねえ。
途中、3ヶ所で給油を繰り返しながら1日以上かけて変えるのだそうです。
フロリダは未だに天候が安定しないようで、到着は日本時間7月3日以降、つまり今回は2泊3日の行程になりそうです。

これはすばらしい写真ですねえ!!!
夏時間だと、朝9時でも満月が出てるんですね(普通は朝6時には沈んでしまうんです)。

Photo credit: NASA

このジャンボジェットはシャトル輸送のためにボーイング747を改造したものなのだそうです。
隔壁を補強し、飛行機の重量を減らすために乗客エリアから座席など全てのインテリアを排除。
シャトルを乗せたとき重心が安定するよう、747の前部に約3.5tの鉄や砂利などが乗せられます。

では、シャトルはどうやって飛行機の上に乗せられるんでしょう?

1.Mate-Demate Device(MMD)と呼ばれる専用の取付装置(クレーンみたいなもの?)でシャトルをつり下げます。
シャトルのエンジンを保護するため、お尻にカバー(テールコーン)が取り付けられています。

2.シャトルの下に747がやってきますよ。

3.外部燃料タンクを取り付けるものと同じ支柱を使って、747に固定します。
今回はこの作業に手間取ったようです。

4.このカッコウでケネディ宇宙センターまで長い長い旅を続けるのです。

うーん、やっぱどう見ても無理があるようにしか思えないんですが(笑)、飛行機に乗せられたシャトル、けっこう楽しそうですねっ。
なお、詳しい説明は動画やFlashアニメで見ることができますよ。
Florida Today Multimedia: Shuttle's Piggybay Ride to KSC(英文ですが、画像主体なので分かりやすいです)。

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宇宙・星」カテゴリの記事

コメント

あと50年もすれば空中空母バンシーが受け取ってくれるかと。ジャムに乗っ取られるかもしんないけど(笑)
いや飛来中に相対速度を0にしていけば空中ドッキングできそうなもんだけど、やっぱむずいか。
1枚目のアングルが激萌え~。明らかに100万円レンズ使った絵だね。おんぶでの飛行中に空中給油とかしたらそれもまた萌える絵になると見た。

投稿: 三尉 | 2007.07.03 07:48

シャトルの翼が邪魔をして、飛ばすのむずかしいんでしょうねー
しかし、まぁーこんな事よく考えますねー (*゚▽゚)ノ

投稿: chandra | 2007.07.03 21:15

あ、全然関係ありませんが・・(^_^;)

萌え なムービー発見しました
http://www.youtube.com/watch?v=a-qS7oN-3tA

投稿: chandra | 2007.07.03 21:23

>三尉
やっちゃいました、雪風の解析マニュアル買っちゃった(爆)。
バンシーって、宇宙空間で作ってそのまま永遠に星の周りを飛んでるのね。

スペースシャトルの着陸って、どちらかと言うと
紙飛行機のように「落ちる」という感じで
揚力だけで速度や角度を調整してるらしいので
そんなテキトー(笑)な着陸態勢の航空機に合体するのは難しそうよね。
てか、ジャンボジェットに空中給油ってできるの?
エアフォースワンの中の人ならできそうか。


>chandraさん
どうやら、あんな小さな羽でもイッチョマエに揚力はあるので
少しは(笑)下の飛行機の手伝いになってるみたいですよ~。
それでも人を乗せて飛ぶ同型旅客機の4倍も燃料が必要らしいので
やっぱりこの格好はかなーり無理がありますよね(笑)。

>>萌え なムービー発見しました

うわあ~~!ぜっんぜん飛べてないし~~~(爆)。
中の人、酔っぱらいそうですねっ。
あんまり面白いんで、ちょこっと調べてみたら、ありましたよ。
Project Ornithopter
http://www.ornithopter.ca/index_e.html
カナダのトロント大学が研究してるんですね。
Ornithopterってのは「羽ばたく航空機」みたいな意味で、
どうやら「固定翼機の方が良いのは分かってるけど、
鳥のように羽ばたいて飛べたら楽しいじゃん」みたいなコンセプトで
とても大真面目に研究されてるみたい。
うーん、いいなあ、こういうの大好き!
素敵なムービーを紹介してくださってありがとうございます~。

投稿: しのぶ | 2007.07.04 02:48

解説図、すんごいわかりやすいです。こんなふうにしてジャンボに積むんですね。単純明快だけど、それだけによけいに難しそう。ポイントは呼吸を合わせることだったりして (^^;
1枚目の写真、幻想的ですね~♪(でも、よく見るとシャトルがなんとなくペンギンのおしりに似てる気がするのはなぜだろう・汗)

投稿: sumi | 2007.07.04 07:33

>sumiさん
なんかもう、アメリカのやってることが今イチ理解不能な私ですが(笑)、
どこをどうやったら、こういう手法にたどり着くんでしょうねえ。
NASAはリサイクル型のシャトル方式をやめるそうですが
確かにコミコミで考えると、アポロのような使い捨てタイプの方が
安全性でも経済性でも、お得な気になってきちゃいますね。

>>よく見るとシャトルがなんとなくペンギンのおしりに似てる気がするのはなぜだろう

私も思った!!(爆)
短い翼を一生懸命広げて、自分も飛んでる気持ちになってる、みたいな感じが
とてもかわいらしいですよね(笑)。

投稿: しのぶ | 2007.07.05 01:32

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