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2007.08.17

日本のレッドリスト(絶滅危惧種)

環境省では、平成14年度よりレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)の見直し作業を進めてきました。
平成18年12月に公表済みの4分類群とあわせた全10分類群で、日本の絶滅のおそれのある野生生物の種数は3,155種になったということです。

新たに集計された種の数は以下のとおり(カッコ内は旧リスト数)
ピンクが以前より増加したもの、ブルーは減少したものです。

各分類群絶滅危惧種
総数
1類2類
(1A類)(1B類)
哺乳類42(48)15(12)20(20)7(16)
汽水・淡水魚類144(76)61(29)48(29)35(18)
昆虫類239(171)110(89)129(82)
貝類377(251)163(86)214(165)
植物1(維管束植物)1690(1665)523(564)491(480)676(621)
植物2(維管束植物以外)463(329)287(229)176(109)
鳥類92(89)21(17)32(25)39(47)
爬虫類31(18)3(2)10(5)18(11)
両生類21(14)1(1)9(4)11(9)
その他無脊椎56(33)17(10)11(9)
(合計)3155(2694)

一部のほ乳類と植物以外はみーんな増えてますね・・・。
ヤクシマザルやホンドザルは増加傾向にあるのでリストからはずれたようですし、フクジュソウ、クロヤツシロランなども保護活動が功を奏してランク外になったということです。

調査が進んだ結果、以前は分からなかったものがリストに新しく加えられたものもあります。
しかし、ほとんどの種は環境の悪化や外来生物による影響、乱獲など人為的な原因で絶滅に瀕しているようです。


具体的な種名のリストはこちらから入手することができます。
環境省 報道発表資料-平成19年8月3日-哺乳類、汽水・淡水魚類、昆虫類、貝類、植物I及び植物IIのレッドリストの見直しについて
環境省 報道発表資料-平成18年12月22日-鳥類、爬虫類、両生類及びその他無脊椎動物のレッドリストの見直しについて
(いずれも各種についてPDFで見ることができます)

ちなみに、絶滅危惧の最高ランクである1A類にリストアップされてるほ乳類は以下のとおり。
センカクモグラ、ダイトウオオコウモリ、エラブオオコウモリ、オガサワラオオコウモリ、ミヤココキクガシラコウモリ、ヤンバルホオヒゲコウモリ、ニホンカワウソ(本州以南亜種)、ニホンカワウソ(北海道亜種)、ラッコ、イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコ、ニホンアシカ、ジュゴン、セスジネズミ、オキナワトゲネズミ

・・・えっ!日本にもラッコとかジュゴンっているんだ!!!
ニホンオオカミは既に絶滅した、と結論づけられてますね。
ヤマネは準絶滅危惧種なので、レッドデータには入ってないんですね。
イルカやクジラが全く入ってないのが意外と言えば意外。


日本は国土が狭いので、人間が快適に住もうとすると、どうしても自然を切り開いていかなきゃならないのも事実です。
農村ではシカやモグラはとてもやっかいな害獣だし、クマによって毎年多くの人が被害に遭ってますよね。
やっぱり人と野生動物ってうまくやっていくことはできないんでしょうか・・・。

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コメント

小さいころは、どこか人が入れないほどの山奥に、ニホンオオカミが生き残ってるのかもしれない… なんて想像してたんですけど、絶滅したって結論付けられているんですね、がっかり(涙)

人間と野生動物の関係って、野生動物を野生動物として扱わない点が問題になることもありますもんね。神戸のイノシシとか。
こういうのって、ほんと難しい問題ですよね。

投稿: sumi | 2007.08.18 00:48

>sumiさん
私もニホンオオカミはどこかにひっそり生きてるんじゃないかと思ってましたよ~。
ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコだって、
見つかったのつい最近(でもないか)だから、
けっこうそんな風に未だに見つかってない動物もいるんじゃないか、
だからニホンオオカミだってきっとどこかにいるって。
・・・北海道のどこかの森でひっそり暮らしててくれると良いんですけどね・・・。

野生動物に出会うことがない暮らしをしていると
「シカが農作物を食べるので始末した」とか
「クマが里に下りてきたので銃殺した」なんて話題を聞くと
つい「かわいそうに」なんて思ってしまうんですが、
実際その場で暮らしてる人たちにとっては文字通り死活問題だったりするんですよね。

私が住んでるとこの知事さんは「カラスなんか駆除しちゃえ」って
平気で言ったりする人なんですが(笑)、
さすがに駆除はできなかったみたいです。

投稿: しのぶ | 2007.08.18 02:21

>やっぱり人と野生動物ってうまくやっていくことはできないんでしょうか・・・。

少なくとも、ヤツシロハマダラカとは、うまく、いっていけないし、絶滅しても、別にかまわない動物はそれなりに、います。

ちなみに、絶滅危惧Ⅰ類のヤツシロハマダラカは、昔、マラリア媒介蚊ではないかと思われた蚊です。その後、いつのまにか、日本産のマラリア原虫が絶滅したので、真相はうやむやになってしまい、今回、なぜ、絶滅しかかっているのかも謎ですが・・・
本当に謎です。


投稿: 太鼓の新聞記事など | 2008.08.29 00:17

>太鼓の新聞記事などさん
人に危害を加えるということなら、病原菌を媒介する生物だけでなく
人間を襲う熊や狼、ライオンに虎など大型の肉食獣も当てはまりますね。
そして、鹿もイノシシも農作物を荒らすという点では
充分に人に危害を加えていることになります。
では、そういった生物はみんな絶滅しても良いのか。

ヤツシロハマダラカは子孫を増やすために血を吸ってるのであり
肉食獣は生きるために他の生物を殺し、
草食獣は生きるために畑の作物を食べている訳です。
どの生き物も「人に危害を加えてやる」などとは決して考えていない。

それを「害獣」「害虫」と決めつけるのは人の都合なんですよね。
やっぱり人と野生度物はうまくやっていけないのかも知れません。

投稿: しのぶ | 2008.08.29 00:39

なんだよおーーふざけるな

投稿: ああ | 2013.01.11 16:30

fhfhfhfhfhfhhfhfhfhfhfhfhfhhfhfhfhfhfhfhwwwえろすぎ

投稿: a | 2013.01.11 16:32

くそくそくそ

投稿: ああ | 2013.01.11 16:34

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