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2008.01.29

スパイ衛星が落下するかも?

アメリカの偵察衛星が2月下旬から3月下旬にも地上に落下するかも知れない、ということです。
Dead spy satellite could hit Earth - msnbc.com(英文)

老朽化や故障などで稼働できなくなった人工衛星は、安全や情報保持の観点から、地上から制御して地球の海に落下させるのが通常です。
過去に地球に落下させた大きな人工衛星では、アメリカのスカイラブ(1979年 80トン)、ロシアの宇宙ステーションミール(2001年 130トン)が有名ですが、それ以外でもかなり大量の衛星が落下させられています。
スカイラブ(Wikipediaより)

[星ナビ.com] さよならミール

しかし今回の偵察衛星はすでに制御不能な状態になっていて、落下させる場所を決めることができず、今のところ、予想落下地点は不明なんでそうです。

衛星の詳細については、機密のため一切明らかにされていません。
が、2007年にL-21という偵察衛星が軌道投入に失敗して運用を断念した経緯があるので、もしかしたらこの衛星のことかも知れませんね。
米国家偵察局、最新鋭の情報収集衛星「L-21」の軌道投入に失敗 - Technobahn
どこに墜ちるか分からないのであれば、いちおう「墜ちるかも」という公表だけはしておこう、という感じなんでしょう。

その衛星は10トンほどでバスくらいの大きさですが、大気圏突破する際におおまかな部分は燃えてしまうので、地面に達したときはかなり小さくバラバラになっていることでしょう。
ただ、この衛星の推進剤に使われるヒドラジンや、衛星の材料になっているベリリウムという金属が人体に害を及ぼす影響があるそうです。
万が一、人が住む地域に落下した場合、ちょっと面倒なことになりそうです。
だけど地球の表面は70%以上が海だし、その他の陸地でも人が住んでいる地域は本当にわずかな場所でしかありません。
たしかミールが墜ちたときも、「これが都会に墜ちたら」みたいな特集番組を見た気がするんですが、それこそものすごく可能性の低いことではあるんですよね。
もちろん可能性が0でない限り、何らかの情報を提供するべきだとは思います。

なお、この情報を公開した米国家安全保障会議(NSC)は、衛星をミサイルなどで撃ち落とす可能性についてはコメントを避けたそうです。
・・・個人的には、ミサイル撃墜の練習台として良い標的になると思うんですが、さすがに不謹慎なのかな。

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コメント

ミサイル当てたらデブリが沢山でちゃうじゃないですかー。
スペースシャトルで近づいて、噴射ノズルをくっつけてタイミング良く落として貰いたいものです。落ちてくる瞬間に迎撃する練習台にするのはOKです(爆) 高度の高いところで粉々にしてくれれば、流星雨が見れるかも♪

投稿: sin | 2008.01.29 13:04

>sinちゃん
やっぱデブリっちゃうか~(笑)。
できれば大気圏突破の際に発火してそのまま分裂しながら
お星様になる、ってのもアリかもねっ。
あとは、微妙にヤバげな物質があるとか言ってるけど
それも空にばらまかれてしまったら、
人に被害が及ぶ前に薄まっちゃうんでしょうねえ。

投稿: しのぶ | 2008.01.30 22:44

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