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2008.01.23

ラプターとナイトホークのコクピット

オハイオ州にある米国立米空軍博物館(National Museum of the U.S. Air Force)で今月18日からラプターが常設展示されてるそうです。
National Museum of the U.S. Air Force now home to only F-22A Raptor on permanent public display(英文)

F-22「ラプター」戦闘機は、ロッキード・マーチン社が開発した他用途戦術戦闘機です。
ステルス性が高く、アフターバーナーを使用しないで超音速巡航ができ、機動性能も在来の戦闘機を圧倒的に凌駕する性能を持っています。
アメリカはこの戦闘機をよほど売り込みたいんでしょうか、高性能を宣伝するようなこんな噂もあるようです。
「F-15戦闘機との100回以上にわたる模擬戦闘で一度も負けたことがない」
「F-16との模擬戦闘で一度もミサイルの射程内に捉えられなかった」
ラプターには実戦経験がないので、どれも模擬戦闘での話なんですが、とにかくこんな神話が語られるのは、お得意先の日本に向けたプレゼンの一つなんでしょうか(笑)。

それにしても性能を重視した結果とはいえ、不格好な機体です。
A-10もそうだけど、とことんまでつきつめると、どうしても異形になってしまうんでしょうか。
美しいとはこういうのを言うのだよ(笑)。

戦闘性能に優れているが故に、機体価格が高く維持費もかかるF-22は東西冷戦が終結した今、存在意義そのものが問われることもあるようです。
実際、日本の航空自衛隊でも配備が検討されていたものの、現在は白紙になったようですね。

いずれにしても、やたら神格化されてる(?)F-22ラプター。
実機を目の当たりにできるのは、今のところ、この空軍博物館のものだけだそうです。
どうやらコクピットまで見られるらしい。
もっと大量のボタンや良く分からないスイッチが一杯あるのかと思ったら、意外にもシンプルなコクピットですね。
これなら私でも操縦できそうです。


ちなみに、他の航空機たちのコクピットはここで見られますよ。
・・・これはGCなんかな?
pecial Cockpit Issue First Quarter 2007:Code One Magazine On-line
アメリカの航空雑誌「Code One Magazine On-line」に掲載されてる特集です。
これはF-117ゲイラカイト(これまたかっちょわりぃ戦闘機だなあ)。

飛行機のコクピットってこんな感じで、これでもかってくらい計器が並んでますよね。
うん、こりゃ私には操縦は無理だ。

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コメント

おー面白いコレ。空自の基地祭ではイーグルのコクピットですら撮影禁止だったのに比べるとさすがアメチャン、随分オープンだなあ。

鳴海章の小説にファルコンの操縦桿は右手だけで操るサイドスティック、って描写があったけどホントだね。ラプたんもそうなんだ、ってのは新発見でした。(ちなみに動作範囲は2mmしかないんだってよ。)股間からニョッキリ(笑)でグリグリ動かせる操縦桿は高Gでの格闘戦のさなかには不利って事なんだろうね。
高Gなマニューバを想定していないナイトホークが旧態依然な股間スティックなのもうなずけるような。自機を守る武装が一切ないステルスアタッカーはラプターが対地攻撃能力を付加されたのをきっかけとして早くも退役に追い込まれちゃったんだよね。ラプター今はF/A-22と言うんじゃなかったっけ。

やたらえろちっくなラインのスーパーシルフはレーダー波反射しまくりじゃないかと思うけどかっこいいよね(笑)。ステルスなら平面と直線で構成するのが基本だもん。

投稿: 三尉 | 2008.01.23 21:45

リンク先拝見。
しのぶさんてば「妄想戦闘機の金字塔」と比較しちゃダメっすよ(笑)。
このラプター、ぶっちぎりの性能をフルに発揮する機会というのはおそらく無いんだろうな。というか無い方がいいんだけどさ。
有人航空機である限りは操る人間の性能の限界が必ずあるわけで、いくらボタンやら計器類をゴテゴテ付け足していっても人間の操作が追いつかなければ話にならず、機械(コンピュータ)がやってくれる部分はどんどんやってもらってなるべくシンプルにしましょうね、というのが最近の潮流なんだろうね。
飛行機に限らず車なんかでも、最近はこれでもかというくらいシンプルなインパネになってたりするし。
ちなみに、乗用車の計器類がいちばん数が多くて煩雑だったのがスバルのアルシオーネだったという話を聞いたことがあります。

投稿: VINCO | 2008.01.23 22:39

こんばんは。
模擬戦で5機のF-15を3分で全滅させた・・・なんて話もありましたね。

そのラプターですが、ここに来てF-15の問題が持ち上がってることもあって、
空軍からは追加調達の要望が出ているようで。

そうなると製造コストを抑えなければならず、
そこを狙って、日本とオーストラリアが輸出解禁目指して共闘・・・?と、何やらカオスな状況に陥ってるようですw

これはしばらく目が離せませんなw

投稿: K | 2008.01.24 02:38

今はF-22Aじゃありませんでしたっけ?
スーパーシルフかファーンあたりがかっこよいです。

投稿: ryo | 2008.01.24 23:45

>三尉
私もこういうのって国家機密になるんじゃないかと思ったんだけど
思いっきり大公開だよね(笑)。
たしかフランカーもサイドスティックじゃなかったっけ?
股間でグリグリ、が当たり前だと思ってたから
車(?)載カメラの動画でパイロットの様子を見たとき
まるでただ座ってるだけみたいでとても不思議な感じでした。

ナイトホークって、攻撃機というより爆撃機みたいよね。
こっそり忍び寄って爆弾だけ落として帰る、こういうのって一撃離脱って言うの?
それとも直行直帰だっけ?現地集合現地解散?
何にしても(汗)この時代って、ステルス用の塗装なんかすっごく繊細で
雨が降ったら禿げちゃう、とか、メンテナンスがすげえ大変って聞いたことがあるよ。
そのうえ、何もかも機密機密でロクにいじらせてもらえないもんだから
韓国は放り投げちゃったんじゃなかったっけ?

雪風のメイキングを見たら、あの機体デザインって
蘭の花をモチーフにしてるんだって。
私はそれを聞いただけで雪風のファンになりましたよ(笑)。

>VINCOさん
だってえ~~~~、もうすぐDVDが届くんだもん~~~。
ラプターは性能をフルに発揮しない方が良いですよね。
本番に弱いタイプっているじゃないですか、練習ではあんなに上手なのに
いざ試合になるとどうしても勝てないタイプ。

>>機械(コンピュータ)がやってくれる部分はどんどんやってもらってなるべくシンプルにしましょうね、というのが最近の潮流なんだろうね。

うんうん、新しい機体になるほど、だんだん自動操縦や自動制御の部分が増えてますね。
ラプターなんかも、操縦桿から手を離すと自力で姿勢制御してくれるんですって。
だからね、私でも操縦できるんですよ、きっと・・・・。

>>ちなみに、乗用車の計器類がいちばん数が多くて煩雑だったのがスバルのアルシオーネだったという話を聞いたことがあります。

うわ、それすっごい納得。
アルシオーネの時代って、車がベラベラしゃべったり
運転とあまり関係ないものまでついてましたよね。
パジェロとかの四駆には高度計や温度計、ジャイロまでついてたな。


>Kさん
5機のF-15を3分で・・・・・・。
そこまで来ると、F-15の性能を疑ってみたくなりますね(笑)。

>>ここに来てF-15の問題が持ち上がってることもあって、
空軍からは追加調達の要望が出ているようで。

空中分解、ですね・・・。
今の段階ではラプターはイーグルの4倍くらいの値段がするそうで
この格差をどうするかってのは大きな課題でしょうね。
日本も独自にステルス機の開発研究してるようですが
ここはぜひ、日本のお家芸として安価で高性能なものを作ってほしいですね~。
さて、F-Xはどの国のものになるんでしょうね。

>ryoさん
Wikipediaによると、一度F/A-22になってF-22Aに変わったっぽいですね。
「A」が前に来たか後ろに来たかで、何か違いでもあるんかな。

ちなみに私は最終回で雪風をずっとサポートしていくフリップナイトが好きです。

投稿: しのぶ | 2008.01.25 00:58

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