« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月の9件の記事

2008.10.31

リトルビッグプラネット

基本的にゲームって仕事の合間(おい)とか、ちょっとした空き時間にやれるものが好きだったんですが、プレステ3を買ってから腰を据えてやりこむゲームもなかなかだなと思い始めました。

今までやったのはこの3つかな。

ステルス戦闘もののメタルギアソリッド4、救出もの(?)のザ・ラストガイ、そして近未来レースもののワイプアウト

メタルギア以外はダウンロードゲームだったので、今回は久しぶりに店頭でソフトを買ってみました。
昨日(30日)に発売されたリトルビッグプラネットです。

実寸大(高さ7センチくらい)のリビッツ人形付き

あまりたくさんのゲームを経験した訳じゃないけど、このゲームはかなり不思議な世界観があります。
基本は編みぐるみの人形(リビッツ)がいろんな障害物をよけながらコースをクリアする「横スクロールゲーム」なんですが、とーにかく素材感がすごいです。
毛糸や石、布などの質感がとてもリアルで、キッチュな雰囲気がものすごく美しく表現されています。
そして、このゲームの真骨頂は、マリオみたいに完成したコースをクリアするだけじゃなく、自分で好きなコースをクリエイトできることと、オンラインで他の人と協力したり、他の人が作ったコースを楽しむことができるようなんですね。

ただ、この無限とも言える自由度が、ゲームに不慣れな人には少し敷居を高くしてるかなあ。
私もダンナ様も、何をどこから初めて良いのか分からなくて、とりあえずはデフォルトで用意されたコースをチマチマ遊んでいます。

・・・どうも今年に入って、極度に忙しくなっちゃってブログもまともにできないってのに、こんなもん買って良いんでしょうか・・・。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008.10.13

イグノーベル賞受賞一覧

日本で4人ものノーベル賞受賞が決まった訳ですが、イグ・ノーベル賞でも日本の研究グループが受賞しています。
イグ・ノーベル賞は、「人を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に贈られる賞です。
いくつか話題にはなっていますが、ここらでちょっとおさらい。
今年の受賞はこんな感じでした。

■イグ・ノーベル医学賞
「値段の安い偽薬よりも高い偽薬の方が効果が高い」ことを確認したデューク大学のアリエリー経営学教授

・・・これって今更というか、要はプラシーボ効果ですよねえ。
単なるビタミン剤を「ものすごく良く効く薬」と言って飲ませると、本当に効果が出る、みたいなアレですよね。


■イグ・ノーベル文学賞
「バカ野郎:物語的手法を用いた、組織内で経験した憤慨についての研究」という職場に関する研究を行った、ロンドンにあるビジネススクールのデイビッド・シムズ氏

人はたとえ悪い行為でも一貫性が認められれば、解釈に苦しむような行為に比べて頭にこない。
つまり、度を超した天然ボケには腹が立つこともある、ってことでしょうか。


■イグ・ノーベル栄養学賞
味覚と音の密接な関係を実証したトレント大学(イタリア)とオックスフォード大学(イギリス)。

ポテトチップを食べているときに、コンピューターで修正したポテチの音を聞かせると、実際よりもパリパリした新鮮なスナック菓子だと誤解するということです。


■イグ・ノーベル認知科学賞
日本とハンガリーの科学者による“迷路を解く粘菌”の研究

「迷路のゴールに食料を置いて粘菌を放すと、最初は迷路いっぱいに広がるが、約10時間後には行き止まりや遠回りを避けて最短経路を探し出す」とのこと。
さすがにクロスワードや数独を解いてくれる訳じゃないみたいですが(笑)、これはかなり面白い研究結果ですね。
このページの一番下に迷路の写真がありますよ。
粘菌が迷路を最短ルートで解く能力があることを世界で初めて発見


■イグ・ノーベル生物学賞
イヌに寄生するノミはネコに寄生する個体より高く跳べることを実証したフランスの科学者

直径9センチの筒にノミたちを入れて、そこからジャンプして出られる高さを測ったそうです。
イヌノミは高飛びは平均30.4センチ、ネコノミの平均は19.9センチとのこと。
「だから何?」とは、絶対に言ってはいけないのです(笑)。


■イグ・ノーベル考古学賞
アルマジロが考古学の発掘現場を荒らしていることを実証したブラジルのサンパウロ大学のアラウージョ教授とマルセリーノ教授研究チーム

アルマジロは主に南米に生息し、地面に穴を掘って巣を作ったり、土の中にいる虫を食べています。
そのせいで、時代順に埋まっている遺跡がメチャクチャになることもあり、歴史が謝って解釈されることもあるそうです。

■イグ・ノーベル平和賞
植物にも尊厳を認める法律を採択したスイス国民と連邦倫理委員会。

連邦政府機関「Federal Ethics Committee on Non-Human Gene Technology(ヒト以外の種の遺伝子工学に関する連邦倫理委員会)、ECNH」がまとめた『植物界における生の尊厳』で、理由なく花を摘むのは「死刑」に等しいと、とのこと。
「理由なく」というのがアレというか、自宅に飾るためや研究のためならオッケーなんだそうで、しかも多くの国民がこの法律に賛同してるのだとか。

これですな。
植物の尊厳を認める報告書、スイスで : AFPBB News


■イグ・ノーベル経済学賞
ストリッパーのチップ収入が排卵周期に影響されることを発見したニューメキシコ大学の研究者

ストリッパーが最も稼ぐのは、生殖能力が最も高い時期である、とのことです。
何がどう経済学なのか良く分からないんですが(笑)、とりあえず「ヒトの発情期と経済の密接な繋がり」的な話らしいです。


■イグ・ノーベル物理学賞
大量の糸や髪の毛は外部要因がなくとも必ずからまるという、“新ひも理論”を数学的に証明した研究チームが受賞。

120種類の糸や髪などとにかく細くて長いものを箱に入れて地面に落としたところ、ほぼ100%の確率でからまったのだとか。
確かに私が持ってる裁縫箱の底には、とぐろを巻いた糸が大量に・・・(汗)。


■イグ・ノーベル化学賞
都市伝説の解明に迫った2つのグループがダブル受賞
コカコーラは避妊に効果があるという結論を立証したボストン大学医学部のデボラ・アンダーソン氏。
コカコーラは避妊に効果がないという結論を立証した台湾の台北医科大学研究チーム。

ええと、これはどちらが正しいのでしょうか?
それを立証した人が来年受賞するのかな??

・・・どれもちょっと笑っちゃうよう(または失笑?)な研究ばかりですが、ノーベル賞より身近ではありますよね(笑)。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2008.10.10

ハロウィンと鼻毛

うっそ~~~!!!もうハロウィンの季節かよ!!!
・・・早い、早すぎる。
去年の今頃はマンション探しで気が狂いそうだったけど、あれからもう1年経っちゃったのか・・・。

街の中はどうも去年より盛り上がりが少ない気がするんですが、気のせいですよねきっと。
かわいいグッズでも探すかと思ってショッピングモールとか回ってみたんですが、なんとなくハロウィンの飾りってかわいくない(というか、だからハロウィンなのでは?)。
しかたないので、今年はこれだけです。

ドアに飾るリース?みたいなもの。
一番下のカボチャは鈴になっていて、ドアを開け閉めするとチャリンチャリンうるさいのなんの(笑)。
しかもドアが傷だらけになりそうなので、今は壁に飾ってます(笑)。
Halloween01

こちらは、ちっとも大きくなってないのに貫禄だけはやたら立派な「鼻毛」くん。
考えたらこれもハロウィンものでした。
となりはプリンが入っていた陶器のカップです、ちょっとかわいらしいでしょ。
Halloween02

というわけで、合体!(キモさ倍増)
Halloween03

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008.10.08

秋桜

なんだかんだ言って、もう秋本番。
お花屋さんもすっかり秋の植物が揃いましたね。
私も10日ほど前にコスモスの小さな鉢植えを買いました。
・・・・駅前で激安で売ってたんで、つい手が出ちゃった(笑)。
考えたら、鉢植えって花束より安いし日持ち(?)もするんで、つい買ってしまうんですよね~。
さすがにテーブルには置けないのが難点ではありますが。

10日前はこんな感じで、ほとんど咲いていませんでした。
Cosmos

今はこんなに咲いてますよ~。
Cosmos1

これからは金木犀も咲き始めますね。
うちの近所でも、風の向きによってうっすらとそれっぽい香りが漂うことがあります。
でも、ここに来て初めての秋なので、金木犀がどこにあるのかはまだ未発見。

| | コメント (7) | トラックバック (1)

2008.10.05

美味しく変換

上手に料理ができたとき、おいしいレストランに行ったとき、ケイタイやデジカメで写真を撮ってブログに紹介することがありますよね。
だけど、室内だとどうしても光の具合が悪かったりして、写真で見ると「なんかあまりおいしそうに見えない」なんてことがありませんか?
そんなときに活用できるのがこのサイト。

美味しく変換 - 料理の写真をおいしそうにするよ♪

使い方はとっても簡単。
「参照」ボタンを押して料理の写真をアップします。
「変換!」ボタンを押せばほら、料理がおいしく変換されてますよ~。

変換した画像はページの下に一覧で公開されるんですが、画像を非公開にすることもできます。
変換後と変換前、両方の写真を「写真をダウンロードする」で保存することもできますが、ブラウザによるのかな?Firefoxだとうまくダウンロードできなかったので、右クリックで「画像を保存」した方が良いかも知れない。

で、私がアップしてみたのがこれ。
これが変換前

これが変換後

うおおお!これは激変です!確かにおいしそう~~!というより、前の写真がひどすぎ~~~(涙)。
全体的に暖色を持ち上げてる感じなのかな?
肉とか野菜とかの方がよりおいしそうに見えるかも知れませんね。

ためしに雨の戦闘機もやってみたよ(注意書きでは「料理だけにしてね」と書いてあるので、こういう写真(笑)は非公開でやってね)。
変換前

変換後

うおおお!暗~い写真が一気に明るくなりました!!
料理や食べ物をブログで紹介することが多い方は、活用してみては?

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008.10.04

時を食べる美しい時計

ギミック好きのみなさん(笑)、こんにちは。
今回はとってもアートな時計を紹介します。

1m timepiece with no hands or numbers unveiled by Stephen Hawking - but it was 15 minutes late | Mail Online(英文)

「Corpus Clock」と題されたこの時計は、グラスホッパー(バッタ)脱進機という機構を使っています。
この時計はケンブリッジ大学のジョン・テイラー博士が、この脱進機を発明したジョン・ハリソンに敬意を表してこの時計を100万ポンド(約2億円)をかけ7年費やして製作したそうです。

Wikimediaより

脱進機(エスケープメント)とは、一定速度で歯車が回転するための仕組みのことで、最もオーソドックスなのはアンクル脱進機でしょうか。
現在のほどんとの腕時計や懐中時計はアンクル脱進機です。
グラスホッパー脱進機は現在はほとんど利用されていませんが、18世紀の時計職人ジョン・ハリソンが発明したものです。
この人はけっこうすごい人で、クロノメーターも発明したんだそうですよ。

左がアンクル脱進機、右がグラスホッパー脱進機の機構

時計の上には、不気味な虫のバケモノ(?)がとまっていますが、このバッタの部分がグラスホッパー脱進機になっているのです。
本来なら時計のムーブメントは文字盤に隠されて見えないものですが、あえてバッタ(グラスホッパー)として外側に出すことで、この脱進機の機構を紹介し、また、怪物が歩くことで時を刻み、時を食べていく様子を表現しています。
バッタは基本的には口を開けたまた歩いてるんですが、1分に1度、口を動かして何かを食べるようなしぐさをします。
「時間を侵食し時間を操作する獣」ということですね。
そして、1時間に1度、毎正時ごとに鎖が落ちるような音を立てます。
これは、木の棺に巻き付く鎖の音をイメージしており、人の死を表現してるのだとか。
こうしてる間にも時はどんどん過ぎていき、去った時間を取り戻すことはできない、ということを意味してるそうです。
そしてテイラー博士はこの時計の機構を「時を食べる人(Chronophage)」と題しています。

文字盤に当たる部分には多数のスリットが刻まれ、スリットの裏には青いLEDライトが配置され、このライトが時間を示すんですね。
文字盤部分の直径は約4フィート(1.2メートル)のステンレスに純金でメッキを施しています。
そしてこれが英文記事では良く分からなかったんですが、文字盤はステンレススチールの一枚板を水中で爆発成形されたってのと、この成形を行ったのがオランダの秘密軍事研究施設、ってことらしいんですが、何だそれ?
私の訳間違いかな???

下に「ようつべ」の動画を貼っておきますが、動くのを見てるだけでも飽きない時計です。
音が確かにかなり大きいのだけど、恐ろしくも美しい時計ですよ。
・・・ちなみにこの時計、電気のモーターによって巻かれるのですが、今後25年間、時計をまくは必要ないそうです。
そして、LEDを点灯するには60ワット電球と同じ電気を必要とするそうです。
意外とエコ。
ただし、クォーツ時計と違ってけっこうずれるらしく、この時計が一般公開されたとき、すでに15分近く遅れていたそうです。
いやもう、その程度の遅れ、この美しさに比べたら問題なしですよ!!!

The Corpus Clock & Chronophage(4分49秒)

| | コメント (13) | トラックバック (0)

2008.10.03

地球の鉱物コレクション20

地球の鉱物コレクションもとうとう20号まで来ました!!
・・・ここまで数々の惨劇がありましたが(大ウソ)、なんとかコレクションボックス1つコンプですよ~。

20号の石は重晶石。
英語ではbarite(バーライト)と言うんですが、誰もが飲めないバリウムの原料となる石です。
SHINOblog: 地球の鉱物コレクション7で紹介した「砂漠のバラ」の主成分でもあります。

というわけで、ほら!20個そろったよ~~~。

そして、新しい箱も届いたよ~~~(大汗)。

・・・・今後、21号以降を買うかどうか、うーん、だぶん買うんだろうなあ。
箱が来ちゃったら続けない訳いかないですよね。
く~~っ、デアゴスティーニ、商売上手だよあんた。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008.10.02

はらドーナツ

ドーナツと言えば、ミスタードーナツとかクリスピー・クリーム・ドーナツなんかが有名ですが、吉祥寺に小さくてかわいらしいドーナツ屋が登場しました。
神戸の「原とうふ店」が作ったおからや豆乳でできた素朴なドーナツ店です。

はらドーナツ

店構えはこんな感じでとってもかわいい~。

吉祥寺に「はらドーナッツ」-神戸の人気ドーナツ店が東京初出店 - 吉祥寺経済新聞:という記事をみかけて行ってみたんですが、平日なのにけっこう行列ができてましたよ。

店内はこんな感じで、品揃えが寂しいように見えますが、奥でどんどん揚げているのでそんなに待たずに買えましたよ。
ただ、休日になるとけっこう待つんだろうなあ。

私たちが行ったとき、6種類のドーナツが置いてありました。
きなこ、ケシ粒、ホワイトチョコ、コーヒー、さとうきび、はらドーナツ(プレーン)で、全てオーソドックスな穴の開いたドーナツです。
だけどどうやら日替わりでいろんな種類が登場するらしく、ちょこっと調べてみたら「コウチャ」「ほうれん草」なんてのもあるみたい。

お味はあっさり素朴で、ヘルシーな感じです。
クリスピーの激甘カラフルドーナツに慣れた人には寂しく感じるかも知れないけど、私は「はらドーナツ」の方が好きかも。
特に、揚げたてのあつあつをその場で食べるのが最高ですよ~。
この「はらドーナツ」、神戸では有名なお店なのかな??

場所はこちら、吉祥寺紀伊国屋のすぐ裏です。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2008.10.01

ハッブル修理は延期

以前、SHINOblog: シャトルが2台並ぶよSHINOblog: シャトルが2台並んだよで紹介した2台のシャトルですが、どうやら無期延期になってしまったようです・・・。

NASA - NASA to Discuss Hubble Anomaly and Servicing Mission Launch Delay(英文)

今回はハッブル宇宙望遠鏡の修理をするためのミッションだったのですが、あのあと、修理予定の部分以外にも故障箇所が出てしまったのです。
今回故障したのはデータ送信を制御する装置。
ハッブルにはメイン(サイドA)とサブ(サイドB)の装置が設置されていますが、サイドBの方は1990年の打ち上げ直後の試験運転以来一度も動かしていないのです。
現在は、サイドBの装置へ切り替え作業を進めていますが、復旧に時間がかかるうえ切り替えが失敗する可能性もあります。
そうなった場合、ハッブルの修理ミッションにはこのデータ送信機器の修理も含まれることになるのです。
望遠鏡そのものが治っても、データを地球に送信できないのでは意味がないですもんね。

というわけで、10月10日に打ち上げられる予定だったスペースシャトル・アトランティスは当分の間、延期となりました。
新しい打ち上げ日はまだ公表されていませんが、おそらく来年の2月以降になるのではないか、ということです。
2台並んだシャトルのうち、1台は撤去、てことになるんでしょうね・・・。

・・・・・・
これって、本当にハッブルの故障のせいなのかよ、と思ったわけですよ。
75兆円の公的資金投入のためなんじゃないか?
そして、金融安定化法案が否決されたってことは、来週あたり「サイドBが復旧しました」という報告が出るか、あるいはもうこのまま・・・・。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »