アメリカのテクノロジー誌「ポピュラーメカニクス(Popular Mechanics)」が、「史上最強の軍用機」というテーマで、航空機史上、最も驚異となった軍用機ベスト6を選出したそうです。
The 6 Most Lethal Aircraft in History - Popular Mechanics(英文)
・・・ラインナップを見る限り「名機」というよりは「より大量に破壊した機」という感じもしなくもありませんが。
どういう基準で選んだのか、記事上では「航空専門家と軍事エキスパートの協力を得て」ということになっていますが、これが本職の評論家なのか、単なるミリヲタなのかは不明。
あ、「航空機の専門家と退役軍人に対するアンケート結果から」導き出されたと「米技術専門誌が選んだ史上最強の軍用機とは? - Technobahn」には書いてありました。
いずれにしても、ポピュラーメカニクスが過去100年間の航空史において、最も衝撃的だった軍用機は以下のとおりです。
1位:フォッカー・アインデッカー(Fokker EindeckerまたはFokker E.III)・ドイツ

なにこれ。
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世界で初めての本格的な戦闘機。
ライト兄弟が1903年に初めて空を飛んでからわずか10数年後には第一次大戦が始まっています。
フォッカーは第一次大戦が始まった翌1915年には西部戦線に登場しました。
当時は「とりあえず機関銃をつけた飛行機」はあったものの、最初から戦闘目的で開発されたのは、このフォッカーが初めてだそうです。
当然ながら、連合国側は全く太刀打ちできず、特にイギリスでは「フォッカーの懲罰」と恐れられたと言います。
2位:零式戦闘機・日本

これはもう私が語るまでもない、日本の名機。
戦闘性能ばかりを重視したため、ちょっとでも弾が当たると簡単に墜ちてしまった、なんて話も聞きますた。
飛行機の名前なんか全然知らない人でもこの「ぜろぜん」だけは聞いたことありますよね。
戦史家ジョナサン・パーシャルによると「零式戦闘機は破滅的な急降下爆撃(神風特攻)を繰り返し、連合国を恐怖に陥れた」と語っています。
連合国が次々最新鋭機を投入する中、零戦は終戦まで絶望的に性能が劣ったまま、最後まで戦った戦闘機でした。
3位:B-29・アメリカ

第二次大戦において、日本の戦闘能力を完全に喪失させた戦略爆撃機。
一度に5~6トンの爆弾を運ぶことが可能で、終戦間際にはB-29とそれを護衛する戦闘機500機の大集団で日本に来襲するようになったと言います。
東京を始め日本各地の都市を焦土化し、広島・長崎には原子爆弾を落としています。
4位:AC-130 ガンシップ・アメリカ

こ、これも怖い・・・。
C-130輸送機に重火器を搭載できるよう改造された対地攻撃機。
ベトナム戦闘において、それまでの攻撃機とは桁違いの重装備と大火力をもち、「空飛ぶトーチカ」「空飛ぶ砲兵」などと呼ばれていました。
最も活躍したのは戦地での護衛や救助で、陸上で孤立した友軍はガンシップの姿をみつけると「これで助かった」と安心したと言います。
5位:A-10Thunderbolt II(サンダーボルト)・アメリカ

SHINOblogではお馴染み(笑)、イボイノシシくんです。
他の写真はWikimediaからもらったけど、これだけはお手製。
その無骨で不格好な姿から「イボイノシシ」というニックネームがついていますが、その戦闘能力は非常に高く評価されています。
開発当初はソビエトへの軍事施設を破壊するのを目的とされていました。
1分あたり約4000発を発射できる30mmガトリング砲を持ち、パイロットは厚さ3センチのチタン装甲によって57mm砲からも守られ、「主翼の3分の2が無くなっても飛べる」という伝説も生まれました。
湾岸戦争を始め、コソボ、アフガニスタン等、現在の米軍になくてはならない攻撃機となっています。
6位:AH-64 Apache・アメリカ

アメリカ陸軍主力攻撃ヘリコプター。
70mmロケット弾に30mmチェインガン、対戦車ミサイルまで、もう載せられるものは全部載せちゃいました「オニ盛り」ヘリコプターです。
ナイトホークとかホーネットとかF-35がないのが「あれ」って感じですか?
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