« ボキボキッと簿記受けちゃうぞ! | トップページ | 6月の我が家の消費電力 »

2011.07.09

ありがとうスペースシャトル

日本時間の7月9日0時29分、スペースシャトル・アトランティスが、最後のミッションに出発しました。
私もさっきまでNASAのUSTREAMで見て、きっちり泣きましたよ~(笑)。
発射31秒前に、なぜかカウントダウンが1分ほど止まっちゃったんだけど、この日は天候があまり良くなくて、本当にぎりぎりまで悩んでいたようです。
オレンジ色の燃料タンクに取り付けられたカメラが打ち上げ10分後に切り離され、ゆっくりとシャトルが遠ざかっていくのを見届けて、私もようやく落ち着きました(笑)。

あの巨大な航空機型の宇宙船が轟音と共に飛び立つ姿はもうこれで見納めです。

実は今回の打ち上げは、前回のエンデバーの緊急用に整備していたものでした。
万が一の場合、アトランティスもスクランブル体制で発進準備していたのですが、無事緊急出動することもなく済んだようです。
んでも、せっかく用意してたんだから、ついでに打ち上げちゃえ、ってことになったようですね。
これがスペースシャトル・システムとして最後のフライトになりました。

本当に長いこと、このSHINOblogでもスペースシャトル・システムを話題にしてきました。
人が乗るオービターだけでなく、エンジンタンクまでリサイクルすること、
打ち上げ時にシャトルがはき出す煙は、実は煙ではなく大量の水(水蒸気)であること、
帰還するときは、あまりに高速で、まるで墜落するように帰ってくるので、激しいソニック・ブーム(ドンドン!と爆発音が2~3回鳴る)が起きること、
フロリダに帰ってこれなかった時は、他の空港から飛行機におんぶされて帰ってくること、
ソ連でも、同時期にリサイクル型のロケットを開発してたこと、
もう、ワクワクしながら記事にしたもんです。

ありがとうアトランティス
Image Credit: NASA/Bill Ingalls

さて、スペースシャトルはエンタープライズ、コロンビア、チャレンジャー、ディスカバリー、アトランティス、エンデバーと、全部で6機造られました。
初号機エンタープライズは離着陸試験のために造られたので宇宙には行っていません。
チャレンジャーは1986年、リフトオフ直後に爆発事故を起こし、コロンビアは2003年に空中分解しています。
現在残っているのはディスカバリー、アトランティス、エンデバーの3機。
いずれも退役後の行き先が決まっています。

ディスカバリー:ワシントンDCのスミソニアン国立航空宇宙博物館別館スティーヴン・F・ウドヴァーヘイジーセンター
エンデバー:ロサンジェルスのカリフォルニア科学センター
アトランティス:フロリダのケネディー宇宙センター
なお、現在スミソニアン博物館に展示されているエンタープライズ号は、ニューヨークのイントレピッド海上航空宇宙博物館に移動するそうです。

そして、どの博物館もシャトルたちを大歓迎しています。
Press Release: Space Shuttle Discovery Joins the National Collection
(スティーヴン・F・ウドヴァーヘイジーセンター)
Space Shuttle Endeavour
(カリフォルニア科学センター)
There's No Space Like Home. Welcome Home, Atlantis!
(ケネディー宇宙センター)
Enterprise to Land at Intrepid!
(イントレピッド海上航空宇宙博物館)

NASAのこちらのページで、各機が展示される場所をGoogleMaps上で見ることができますよ。
NASA - Retired Space Shuttle Museum Locations

|

« ボキボキッと簿記受けちゃうぞ! | トップページ | 6月の我が家の消費電力 »

宇宙・星」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12358/52156464

この記事へのトラックバック一覧です: ありがとうスペースシャトル:

« ボキボキッと簿記受けちゃうぞ! | トップページ | 6月の我が家の消費電力 »