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2012.01.22

無人航空機はまだまだ増えるかも

アメリカ軍が保有する全航空機において、2005年には5%だった無人機(UAV)は、現在およそ1/3にもなっているとのことです。
Almost 1 In 3 U.S. Warplanes Is a Robot | Danger Room | Wired.com(英文)
もちろん、その多くは小型の偵察機が占めているのですが、今後は物資や人の輸送もこういった無人機が担う機会が増えるだろうとのことです。

そういえば、このあいだアメリカのステルス無人偵察機がイランで撃墜され、アメリカ軍に衝撃が走りました。
慌てて「返してよ」って言ったアメリカに、イランはいやがらせ(笑)でプラモデルを返そうとしているようです。

無人で動く乗り物って、なんだか未来の匂いがしますよね。
車や飛行機はすでにたくさん運用されています。
でもさあ、無人機って見た目があまりよろしくないですよね。
目(窓)がないから、量産型エヴァみたいな不気味な外見がよけいに恐怖感をあおります。


SF小説でアニメにもなった戦闘妖精雪風では、無人戦闘機が有人戦闘機を凌駕していました。
脆弱な人間を乗せることで、機動飛行に大きな制約が課されてしまう有人機に比べ、無人機であれば、少なくとも搭乗員の人的被害はゼロになるわけです。
自律飛行もできる雪風は、敵を倒すためにムチャな機動を行って搭乗員を何人も殺しています。

そもそも無人航空機は、有人機とほぼ同じ時期から構想され研究されてきましたが、技術的な問題から長いこと、有人機が航空機のメインを占めていました。
しかし、前述したように搭乗者の人的被害を考慮する必要がないため、古くから訓練用のターゲット・ドローン(標的機)などに活用されていました。
現在では、偵察機や攻撃機など、小鳥くらいしかない小さいものから、全幅30mを超えるものまで多種多様な無人航空機が存在しています。
去年の福島第一原発事故の時には、米軍からグローバルホークが派遣され、上空から偵察をしています。
こういった、人が近づけない場所に派遣するのは無人機が適しているのは間違いないでしょう。


無人機をコントローラーで操作して敵地の民間人を殺傷することに対する人道的にどうなのか、という問題もあるかも知れません。
しかし、目的が「殺戮」である以上、人が乗っていようがいまいが、人道的という観点では充分どちらも汚いと私は思っています。

確かに無人機は、技術的な問題さえクリアできればすばらしいものになると思います。
人を乗せることを考えないため、経費もとても安く、何より搭乗員が必要ないので、安全でしかも人件費の節約にもなる・・・。
それこそ雪風じゃないけど、遠い将来、人が乗って操縦する時代は終わる時が来るのかも知れません。


福島第一原発でも活用された偵察機RQ-4グローバルホーク(画像いずれもWikimedia)

無人攻撃機MQ-1プレデター

ヘリタイプもあります、MQ-8 ファイアスカウト

炊飯器くらいの大きさしかない偵察・監視無人機RQ-16 T-ホーク
実はコイツも福島第一原発の監視に利用されました。
・・・なんか、恰好のプレゼン場所にされてないか?

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