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2012年3月の10件の記事

2012.03.31

恐竜王国2012と恐竜展2012

去年の恐竜博は恐竜博2011: SHINOblogでも紹介したように、上野の国立博物館で開催されました。
大型の竜脚類が複数展示されるような大規模な展示会の場合は幕張、獣脚類から小型までの時は上野、という感じでなんとなく会場からどういうものが展示されるか予想できたのですが(笑)、今年は幕張だそうです。


恐竜王国2012
期間:7月21日(土) ~9月23日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場10.11ホール

日中国交正常化40周年記念事業として、中国山東省にある竜発掘地で新たに発見された恐竜たちが大勢来日するそうです。
当然!ティランノサウルス、トリケラトプス、アロサウルス、ステゴサウルスと毎度おなじみいつものメンバーもいらっしゃいますよ。
更に更に、世界中のティラノサウルス類が13体も集まってサミットを開催するという、もうなんだか血圧が一気に上がりそうなラインナップですよ~。


しかーし!今年は千葉だけじゃないんです!神奈川もやります!


ヨコハマ恐竜展2012 ~福井県恐竜博物館~
期間:7月20日(金)~8月27日(月)
会場:パシフィコ横浜 展示ホールA

恐竜ファンの聖地、福井の恐竜博物館が横浜にやってきます。
日本で唯一全身骨格が発掘された恐竜、フクイラプトルが展示されるそうです。
フタバスズキリュウもほぼ全身がみつかってはいますが、あれは恐竜ではないのです(ハ虫類の部類になります)。

てな感じで、今年は恐竜ファンにとっては大忙しの1年になりそうです(笑)。
福井県は辰(竜)年の2012年を「恐竜年」と定めたそうです。うまいね。

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2012.03.29

エマージェンシー・トイレ

みなさんは万が一のとき、家族とどこで落ち合うか話し合っていますか?

東京に震度7が来るとかいろいろ噂があるけど、さすがにそれを鵜呑みにしてる訳ではないです。
でも、たとえ今すぐじゃなくても、いつか東京にも大きな地震が来るのは確実です。
東京には60年に1度大地震が来てたけど、なんだかんだでもう90年も来ていない。
今この瞬間に来てもちっともおかしくないんですよね。

私もそうだけど、仕事をしてるたいていの人は1日の半分を家の外で過ごしてますよね。
つまり、5割の確率で家以外で被災することになります。

去年の震災のときは会社にいたので歩いて私の実家へ帰ったんですが、会社から10キロちょっとなので、休みながらゆっくり歩いても4時間かからないことが分かりました。
私の場合、生命的に(汗)帰れない状態にでもならない限り、半日かければ職場から帰宅できることが分かりました。
それで、ダンナや両親とは「連絡が取れなかったら実家に集合」と決めています。
もちろん連絡がつくなら、そのときの状況で考えれば良い訳ですし。

今は「無理に帰ろうとするな」って言われてるけど、私は結局ダメでした。
自宅や親が心配だったのと、釜石のことで絶望のどん底だったのと、それより何よりただただ自分のため、単純な帰巣本能だったと思います。
これ、なんとかならんかね、無理に帰るって良くないよね・・・。

みなさんも最低でも、家族とどうやって落ち合うか、集合場所などは今のうちに話し合っておくと良いですよ。
私は、電話やネットは一切アテにしないことにしています。


さて。
ちょっと心配性な叔母が、去年は会うたびに「しのぶちゃん!これだけは絶対用意しといて!!」としつこく言っていた簡易トイレ。
私はそのときは、「はいはい」と受け流して真面目に取り合わなかったのですが、やっぱり買ってしまいました。

エマージェンシートイレキット|株式会社防災備蓄センター
内容は「凝固剤ポリマー」「アルコールハンドジェル」「トイレ袋」「トイレットペーパー」「ポップアップゴミ袋」「生理用品」「手回し充電懐中電灯」、こんな感じです。
あとは隙間とかにウェットティッシュでも突っ込んでおけば良いかもね。
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我が家はマンションなので、断水は当然ですが、停電でもトイレが使えなくなります。
だいたい支援が来るまでの3日は自力でなんとか生き伸びる必要があるようですが、食料は多少食べなくてもなんとかなる気がするんですよね。

でも、トイレはさすがに3日もガマンできないもんね。

避難セットは下駄箱に置いてすぐに取り出せるようにしてるけど、このトイレキットはとりあえず押し入れの奥に突っ込んでおいても大丈夫そうです。

あーでも、こうやっていろいろ準備して備えたとしても、必ずしも活用できると限らないのが自然災害の難しいところですよね・・・。

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2012.03.26

瓦礫の受け入れが進まないんだって

以前、「わかめサポーター」になったよ: SHINOblogで紹介した、わかめサポーターの会員証が届きました。
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北浜わかめ組合虹の会を見ると、3月21日の時点で、1011口の申し込みがあって、会員数は759名になったようです。
私の会員番号は180番台だったから、けっこう早く申し込みしたのかな?

瓦礫の撤去はなかなか進んでないけれど、海は確実に自己修復を進めているようです。


いろんな報道で、瓦礫の受け入れが進まないって言って大臣が各地を回ってますよね。
釜石市なんかかわいそうに(笑)、老朽化で閉鎖した焼却炉をムリヤリ再開して老体にムチ打って燃やしてるんですよ。
大船渡市だって地元のセメント工場が一生懸命焼いてる。


でもこれ、私はいつも疑問に思うんですよ。
なんでわざわざ遠く離れた土地まで持っていって処分させるんだろう??
地元に処理施設を造って、地元で処理すれば良いんじゃないの?


その昔、関東大震災でも大量の瓦礫が出ましたが、そのほとんどは被災地の東京や神奈川、つまり地元で処理され、埋め立てたり、横浜の山下公園など整備したのは有名な話です。
また、阪神淡路大震災の際も、瓦礫の約4割が兵庫や大阪の埋め立てに利用され、残りは焼却処分やリサイクルに回されていたとのことです。
つまり過去の2度の震災ではたいてい地元近辺で処理されています。
東日本大震災における災害廃棄物の概況と課題(PDF)
立法と調査 316号(平成23年5月1日):参議院ホームページより

阪神淡路の時は、放射性物質の心配こそなかったものの、アスベストや焼却時のダイオキシン発生など、有害物質の拡散に対する懸念はありました。
私は、少なくとも岩手や宮城の瓦礫は放射性物質よりも、上記の方が心配だったりします。
そして津波に洗われた瓦礫は海水や海砂を含んでもいるので、これも処理方法が難しい理由のひとつかも知れません。
よしんばそれらが何らかの方法でクリアされたとして、膨大な瓦礫を遠方へ運搬して処理するのに一体どれだけの経済的・環境的負荷がかかるのか。
処理が大変なのはどの地方だって同じなんだから、遠くへわざわざ運送するだけ無駄な気がするんですよ。


多くの被災地では、地盤沈下にも苦しめられています。
東松島市あたりなんか、前は田んぼだったとこが未だに海だもん。
であれば、処理施設を地元に造り、かさ上げに使った方がよっぽど面倒ないんじゃないの?
標高が数メートルも持ち上がったら、次にまた津波が来てもかなり効果あると思うよ。
そんで、間に合わない分があればみんなで分け合うとかさ。
それでも、少なくとも西日本には拡散しちゃダメだと私は思います。
たとえごく少量であっても、人為的に発生させた放射性物質はあっちに持ってっちゃダメだよ。


ちょっと良く分からんよ、なんでわざわざ西日本まで持っていって情に訴えてまで押しつけようとしてるのか。
そういえば、「被災地沿岸部に焼却施設を新設するという案があったが、環境省が許さなかった」的な噂もありますが、これはちょっとソースが見つからないんで事実だか分からないです(なんか、どっかの大学の先生が言ってるみたいだけど)。

うーん、もっときちんと調査しないと、良く分からないね。
賛否それぞれ、言ってることは尤もなんですよね。
自分でもうまく整理できてないですすみません。

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2012.03.24

「GON」がアニメ化だってさ!

恐竜をテーマにしたマンガ(絵本か)って言ったら「おまえうまそうだな」くらいしか知らないんですが、実はずっと昔にすごいマンガがあったのを覚えてる方いますか?

週刊「モーニング」(講談社)で1991年から2002年までの10年間、連載していた田中政志の「GON」がアニメになって再登場するそうですよ!

原作の「GON」は、一切文字が登場しないマンガで、とーにかく異様なほどの画力です。
子供?の恐竜GONがなぜか現代の動物たちと世界中で大暴れする、という単純なストーリーなんですが、とにかく絵の迫力に圧倒されるんですよね~。
基本はドタバタ系ギャグマンガなんですが、中にはちょっとホロリとさせる回もあって、私は傲岸きわまりない(笑)GONちゃんが大好きでした。

なんで男性雑誌のマンガを知ったのか、今となっては定かじゃないんですが、コンビニとか釣り広告で見かけたとか、なんかそんな感じだったんじゃないかな。

テレビ東京のサイトはこちらだけど、まだトップページしかないです。
テレビ東京・あにてれ GON -ゴン-
4月2日から毎週月曜18時から、テレビ東京系6局で放送開始するんだって。

アニメ「GON-ゴン-」 世界先行4月からテレ東系で国内放映:アニメ!アニメ!ビズ - アニメビジネス情報専門サイト
こちらの記事によると、
「主人公を幼児や家族が楽しめる新たなキャラクターイメージとして構築した。物語の舞台となる島で、仲間や夢、愛を描いた心温まるアニメとなる。」
とのことなんで、ちょっと本来のGONとは違った感じになりそうな悪寒(笑)がするんですよね~。
単なるワガママだけ(笑)で他の動物をフルボッコする(笑)GONがかわいかったんだけどなあ。

いやあ、実は仕事で東京ビッグサイトで開催されてる「東京モーターサイクルショー」に行ったんですが、同時に「東京国際アニメフェア 2012」もやってたんですね。
入り口にゴンの巨大な広告があったのでした。
この土日の東京ビッグサイトは地獄と化すんでしょうか(笑)。

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2012.03.22

またもやマクロ作戦

正直、マクロってどこにピント合わせればいいんだか、良く分からないんですけど?(涙)

まだまだ寒い日もあるけれど、たまーに暖かい日も出てきましたね。
いまは植物にとってもいろいろ準備をするのに最適な時期です。

我が家のブルーデイジーを一回り大きな鉢に植え替えて、ついでに追肥もあげました。
そしたらたった1週間で、一気に花が開いてきましたよ。
鉢を換える前は数個しか咲いてなかったんです(それでも寒空に咲いてたことが少し変)。
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せっかくなんで、またもや無駄にマクロ攻撃~。
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ディモルフォセカは、ちょっと前に撮影したものです。
実は今は全く花がありません。
一通り咲いた花を全て摘み取ったので、今はツボミしか残っていません。
でもそのツボミが異常な数なので(笑)、もう少し暖かくなったら一気に爆発するかもねっ。
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冬の間、背を低くして寒さに耐えていたクローバーたちも、徐々に葉を伸ばして日光を求め始めました。
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うーん、やっぱりどこにピント合わせれば良いんだ???

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2012.03.21

googleと春分の日とマリメッコ

いきなりですが、私のデスクトップPCにかけているカバーはマリメッコです。
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フィンランドのデザイン会社で主にプリントファブリックを発表していますが、愛らしいデザインは日本でも大人気ですよねっ。
私の携帯電話もマリメッコのデザインが施されています。

日付が変わってしまいましたが、3月20日は春分の日でした。
毎度おなじみ、googleトップページのdoddleロゴも春分の日になっていました。

これが、なあんかどっかで見たことあると思ったら、毎日見てるもんだったのでちょっと驚き!
こんなにピッタリ合ってます(笑)。
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ムリヤリ(笑)重ねると本気でピッタリ!
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あのgoogleがついに、まさかのパクリか!と思ったら。
これはきちんと、マリメッコとのコラボレーションなんだそうです(笑)。
マリメッコのプレスリリースにもちゃんと書かれていました。

Google celebrates the first day of spring and fall with Marimekko doodles | Marimekko

どうやら秋分の日にもマリメッココラボが実現するみたいですよ。
これは秋も楽しみです!

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2012.03.13

「わかめサポーター」になったよ

震災では多くの水産施設が破壊されました。
三陸沿岸にはたくさんの養殖イカダが設置されていましたが、みんななくなってやたらスッキリした海岸になってしまいました。

去年8月の三陸海岸。
こうしてみると津波の爪痕は残っていないように見えます。
が、以前はここにも所狭しとイカダが浮いていたのです。

でも、さすが自然は強いです。
あの大津波にも生き延びたワカメがまだいたんですね。
釜石市の水産市場でもわずかではあるけれど、ワカメの販売が始まっていましたよ。

岩手県大船渡市にある北浜わかめ組合では、仲間同士で自力で大船渡湾に残された瓦礫を撤去し去年の8月ごろからワカメの生産を開始しました。
しかし、破壊された加工施設などの設備を整えるには長い時間と多額の費用が必要です。

そこで組合では、ワカメの代金を先に振り込んでもらうことにより、震災後に初めて収穫したわかめを届ける、漁業復興支援のための「わかめサポーター」を募集することにしました。
北浜わかめ組合虹の会

1口1万円の「復興支援金」を振り込むことで、5月ごろに2kg(200g入り10袋)のワカメを送ってくれるそうです。
内訳としては、半分の5000円がワカメ代金、残りを復興支援金として施設の再建費用に使うそうで、目標は3600口だとのことです。
・・・これならものすごく早く集まるんじゃない?

もっちろん!私も1口乗りましたよ。
赤十字やドラえもん募金もいいけれど、自分が贈ったお金がどう使われるのか行き先が良く分からないですよね。
「あのお金がこんな風に使われたんだな」と分かれば、送った方も嬉しいと思います。
そして何より、がんばっている人にエールを贈りたい。


我が家の食卓にワカメは欠かせないものでした。
味噌汁やサラダ、酢の物にいつも三陸産のワカメを入れていて、岩手に帰省したら必ずワカメを買って帰ったし、親戚からも新物のワカメを贈ってもらったり、東京へのお土産もやっぱりワカメ(笑)。
1袋でけっこう長持ちするし、なにより肉厚で柔らかい三陸のワカメを食べたら、他の地方のワカメはもう食べられません。
だから、この1年、ワカメはほとんど食べていませんでした。
5月にはおいしいワカメが食べられると思うと、今からちょっぴりワクワクしちゃうのです。
届いたワカメは、お世話になった東京のみんなにばらまいちゃうよ~。

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負げねっすよ釜石!

無事に釜石から帰ってきました。
親戚はみんな変わらない笑顔で迎えてくれたけれど、半年ぶりとは思えないくらいどっと歳をとって見えました。

東京をはじめ全国各地で、そして海外でも14時46分に黙祷をささげていてくれたんですね、ニュースで見て驚くと共に、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私たちは10日に岩手に入り、その日は内陸の遠野市で宿泊したんですが、さすが内陸!夜は普通にマイナス5度とかでしたよ(汗)。
朝はこんな風景に。東京はもう春の気配が感じられるのにね。
んでも同じ岩手でも沿岸部はほとんど雪はなかったですよ。
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午前中は家族の一周忌を行い、午後から釜石高校で合同追悼式に参列しました。
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式の前半は東京で開催された追悼式の映像と共に君が代斉唱、その後14時46分にサイレンが鳴り、全員で黙祷をしました。
実際はこの時間にはまだほとんどの人が元気で、散らばった家の中を片付けたり避難の準備をしてたハズなので、私は津波到達時刻にも黙祷を捧げました。
自分が日本人であることを強く実感しながら、奇妙なことですが「私はなぜここにいて、こんなことをしてるんだろう」と変な疑問がわいてきました。
さんざん外の様子を見てきて、「もう元の町の姿はない」と充分分かっているのに、こんなところで涙を流しながら天皇陛下の話を聞き国家を歌っている自分がいまいちピンとこなかったんです。
本当に立ち直れていないのは、案外、私のように外にいる人間なのかも知れません。

意外とね、釜石のみんなは強くがんばってますよ。
追悼式でもみんな粛々と献花をしていました。
天皇陛下の追悼の辞を聞いてるときは、会場のあちこちで鼻をすする音がしたけれど、その後は居眠りしてた人もけっこういたしね(笑)。
いつまでも泣いてたって仕方ないってのもあるし、泣いて遺族が帰ってくるとか町が元に戻るなら、私だっていくらでも涙を捧げます。
でもそんなことは絶対にないし、永遠に支援をしてもらえる訳でもない、自立の道は自分たちで作っていかなければならないのが分かっているからです。
まだ破壊された建物が残るなか、新築の家ができていたり、真新しい店舗がいくつも開店していました。

釜石駅前にできた「鎮魂の鐘」と、そのまわりにボランティアのみなさんが飾ってくれたたくさんのキャンドル。
本当に多くのボランティアが会場設営や交通整理など、こまごましたことをやってくれていました。
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オマケ
区間のほとんどが今でも不通になっている三陸鉄道の復興祈願おみやげ「きっと芽がでる」せんべい
私のお父さんと、会社の上司へのお土産に。
三鉄ファイトだぜ!!
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2012.03.08

犠牲者追悼式に行ってきます

去年の8月以来、半年以上ぶりに、土曜から釜石に行ってきます。
11日は、午前中に一年忌をして、午後から釜石高校(旧釜石南高校)で釜石市東日本大震災犠牲者追悼式に参列する予定です。

この冬は特に雪が多くて、東京から車で行く勇気はとてもないので、新幹線で行きます。
市内の宿はさすがに取れなかったので、内陸で泊まってレンタカーで市内に入る予定です。

明日あさっては、宿泊の準備をしたり、私の実家にいってカンパしてもらったり(笑)、いろいろ忙しいと思うので、東京に戻るまでネットを見ることはできないかも知れません。


釜石にいる親戚の話では、瓦礫もだいぶ片付いたそうです。
もちろん、処分そのものは終わってなくて、町の何カ所かに積まれているだけだけど、それでもずいぶんきれいになったとのことでした。
波をかぶり壁を破壊されながらも倒壊せずに残っていた建物たちもだいぶ解体されて、商店街も空き地が目立つようになりました。
ましてや住宅街は本当に原っぱになってしまったそうです。

ただ、市内に仮設店舗ができたり、釜石駅そばにあるシープラザ釜石にはユニクロが1年間限定でオープンするそうです。
あれ?9日だから明日オープンじゃん!
ユニクロ 復興応援プロジェクト - UNIQLO ユニクロ

また、イオンも大型ショッピングセンターを釜石に出店する予定だそうです。
河北新報 東北のニュース/釜石にイオン大型SC出店へ 新日鉄所有の津波浸水地に

こ、これは!
本当に実現したら集客はもちろん、大きな雇用の確保になりそうですよ!!!
復興・自立の第一歩は雇用から、ですもんね。


去年の4月に初めて被災地に行って、「こんなんで復興なんかできるのかな」と暗澹とした気持ちになりましたが、実は今でもものすごく不安はあります。
住宅街や、駅前の商店街、学校やお店があった場所はほとんどが荒れ地になってしまったし、また、同じ場所に町を作ることが良いことなのかさえ、まだ結論が出ていません。

あれから1年経ちました。
普通に生活していても、1年あればいろんなことがあります。
みなさんにとって、どんな1年だったでしょうか。

とにかく充分気をつけていってきます。
まだ雪がだいぶ残ってるらしいから、慎重に運転しないとねっ。

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2012.03.04

日食撮影用フィルター

私の愛機です。
普通のカメラと違うとこがあるの分かる?
え?ストラップ?
うん、これブルー・インパルスのストラップなの、カッコイイでしょっ。
でも、そこじゃなくて。
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そう、レンズが真っ黒なの。
実はこれ、日食専用のレンズフィルターをつけたところなんです。
5月21日に起きる金環食のためだけ(笑)に買ったフィルターです。
マルミ光機のND100000

カメラ用のフィルターには、偏光フィルターや色補正フィルターなど、いろんな種類がありますが、これは減光(Neutral Density )フィルターというもの。
レンズに入る光が減少するため、明るい場所でも長時間露出で撮影することができるフィルターで、普通はND2(光量が1/2)とかND400(光量1/400)なんかが一般的だそうです。
用途としては、動くものをぼかしてスピード感を表したり、人通りのある街並みを人を消して撮影したり、水の流れを糸が流れるような線で表現したり、いろいろ面白い効果が得られるそうです。
逆に言えば、露出時間が短いと真っ暗な写真になってしまうのですが、これを逆手に取ることで太陽を撮ることが可能になるわけですね。
それでも、太陽はあまりに光が強すぎるので、一般的なNDフィルターでは減光率がまだまだ足りません。
それで日食撮影専用に売り出されたのがこのND100000、なんと光量が10万分の1になるんですね~。

写真左がNDフィルター。右にあるのはステップアップリングです。
フィルターの口径は77mmなので、私の67mmレンズに合わせてリングを装着しています。
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太陽が完全に月に隠れるのはほんの数分間だけ。
試し撮りをするチャンスもないし、私はもちろん、ほとんどの人が一発勝負でしょうから、もういろんなパターンで枚数撮っておかないとね。

とりあえず、普通の太陽を撮影してみたよ。
快晴のまぶしい太陽だったけど、月みたいに撮れました。
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・・・問題は、これが金環食みたいに欠けて明るさが減ったときにどうなるか・・・。
あとはもう、絞りやシャッタースピードで調整していくしかないのかな。
とにかくこれから、プロのみなさんのサイトを見て研究しておかないとね。


ちなみに、金環食は皆既食と違って、太陽が全部月の後ろに隠れても夜のように真っ暗にはなりません。
厚い雲の多い昼間くらいにしかならないので、もしも曇ってしまったら、日食が起きていることさえ気づかないようです。
こんなもん(笑)買っちゃって、当日曇りでした、なんてことにならないよう、今から大量にてるてる坊主を作っておこうかな(汗)。

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