「わかめサポーター」になったよ
震災では多くの水産施設が破壊されました。
三陸沿岸にはたくさんの養殖イカダが設置されていましたが、みんななくなってやたらスッキリした海岸になってしまいました。
去年8月の三陸海岸。
こうしてみると津波の爪痕は残っていないように見えます。
が、以前はここにも所狭しとイカダが浮いていたのです。
でも、さすが自然は強いです。
あの大津波にも生き延びたワカメがまだいたんですね。
釜石市の水産市場でもわずかではあるけれど、ワカメの販売が始まっていましたよ。
岩手県大船渡市にある北浜わかめ組合では、仲間同士で自力で大船渡湾に残された瓦礫を撤去し去年の8月ごろからワカメの生産を開始しました。
しかし、破壊された加工施設などの設備を整えるには長い時間と多額の費用が必要です。
そこで組合では、ワカメの代金を先に振り込んでもらうことにより、震災後に初めて収穫したわかめを届ける、漁業復興支援のための「わかめサポーター」を募集することにしました。
■北浜わかめ組合虹の会
1口1万円の「復興支援金」を振り込むことで、5月ごろに2kg(200g入り10袋)のワカメを送ってくれるそうです。
内訳としては、半分の5000円がワカメ代金、残りを復興支援金として施設の再建費用に使うそうで、目標は3600口だとのことです。
・・・これならものすごく早く集まるんじゃない?
もっちろん!私も1口乗りましたよ。
赤十字やドラえもん募金もいいけれど、自分が贈ったお金がどう使われるのか行き先が良く分からないですよね。
「あのお金がこんな風に使われたんだな」と分かれば、送った方も嬉しいと思います。
そして何より、がんばっている人にエールを贈りたい。
我が家の食卓にワカメは欠かせないものでした。
味噌汁やサラダ、酢の物にいつも三陸産のワカメを入れていて、岩手に帰省したら必ずワカメを買って帰ったし、親戚からも新物のワカメを贈ってもらったり、東京へのお土産もやっぱりワカメ(笑)。
1袋でけっこう長持ちするし、なにより肉厚で柔らかい三陸のワカメを食べたら、他の地方のワカメはもう食べられません。
だから、この1年、ワカメはほとんど食べていませんでした。
5月にはおいしいワカメが食べられると思うと、今からちょっぴりワクワクしちゃうのです。
届いたワカメは、お世話になった東京のみんなにばらまいちゃうよ~。
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