北上・みちのく芸能まつり「鬼剣舞」
いやもうなんつうか、岩手男はかっこいいよね~!!
私なんか、町中に貼ってある鬼剣舞のポスターを、ダンナに「はがして」って頼んじゃいましたよ(爆)。
そしたら案内所に置いてあったんで「これ売ってもらえるんですか?」ってお姉さんに聞いたら「どうぞお持ちください」って。゜(゜´Д`゜)゜。
役の行者小角(えんのぎょうじゃ おづぬ)がひろめた念仏踊りが起源とも言われる「鬼剣舞(おにけんばい)」ですが、多くが明治期に途絶えかけています。
かろうじて原形を伝承し続けた奥州市の南下幅念仏剣舞(みなみした はば ねんぶつ けんばい)が各地に指導し、現在では20近い団体があるようです。
どうりで、というか、奥州市の念仏剣舞と比べて、北上市に伝わる鬼剣舞は衣装も舞いも洗練されて見応えもあるのですが、やや現代的というか、「その動きは昔からあったんだろうか」というような動きもあったりします。
できることならヨサ○イソーランのような悲惨なことにはならないでほしいですが、多くの舞が口伝である限り、その時々で伝言ゲームのように変わっていくのもまた、その芸能が生きている証拠なのかも知れません。
以下、詳しい方、フォローお願いします(笑)。
「鬼剣舞」とは言いますが、鬼ではなく仏の化身なので、面には角がありません。
面の色は5色あり、それぞれ四季や方角、そして明王を表しているとのことです。
悪魔退散・衆生済度の意味で威嚇的な鬼のような面をつけ、まさに憑かれたように激しく舞う姿が勇壮です。
演目により、扇や太刀を手にしたり、宙返りなど曲芸のような舞もあります。
基本は8人で舞いますが、演目によっては1人や2人などがあり、やはりソロを張れるのは上手な舞い手に限るそうです。
8人の中で最も舞いの上手な人が白い面をつけることを許されます。
そして、一人加護(ソロ)を踊れるのはこの白面をつけた者だけなのだそうです。
子供たちの鬼剣舞もあります。
真ん中の子がものすごく上手で、思わずずっと追いかけてしまいました(笑)。
この子は大人になったら白面をつけられると予言!
やっぱ動画じゃないと臨場感がないですねえ。
念のために、ようつべで「岩崎鬼剣舞一番庭 」を見つけたので貼り付けときます(9分30秒)。
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