SUE スー 史上最大のティラノサウルス発掘:ピーター・ラーソン
ええと、これは実はまだ買ってないのです(笑)。
なので今回は書評というより、家族に「買って買って買って~~~」とお願いする記事となります(笑)。
もうあれから4年近く経つんですが、2005年に上野の国立科学博物館で開催された恐竜博2005。
SHINOblog: 恐竜博2005行ってきたよでも鼻息荒く紹介していましたが(笑)、このときのメイン展示品がティラノサウルスのスーでした。
この書籍はSHINOblog: スーに会えるでも紹介した、1990年に発見されたティラノサウルスの全身骨格の話です。
ティラノサウルスとしては最大の、しかも初めて完全な骨格が発掘された最初のティラノサウルスなのです。
それ以前のティラノサウルスはほとんどが他の肉食恐竜の骨格からの想像で形作られており、スーの発見によってティラノサウルスの研究は一気に加速すると期待されたのでした。
ところが、発見責任者で著者のピーター・ラーソンは、スーの所有権を主張する地主と国によって告訴され、ついにはFBIと軍隊によって骨格を押収されてしまうという大事件に発展するのです。
最終的に、化石としては破格の10億円で落札され、シカゴ・フィールド自然史博物館に展示保管されることになりました。
現在では化石がオークションにかけられるのはそう珍しいことではないけれど、10年以上前はかなり衝撃的な出来事でした。
この書籍は、発掘から裁判、オークションにかけられ博物館に展示されるまでの経緯と、その後のスーの研究について書かれた書籍だそうです。
3,570円ということで、ちょっぴりお高いですが(しかもそうとう分厚いっぽい)やっぱし恐竜フレークとしてはおさえておかなきゃアカンでしょ(笑)。
ピーター・ラーソン「SUE スー 史上最大のティラノサウルス発掘」
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