カテゴリー「宇宙・星」の119件の記事

宇宙開発も良いけど、まず自分の足もとを見ようぜ

2009.03.12

ディスカバリー行きま~す!

若田宇宙飛行士が搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号STS-119」の打ち上げが日本時間3月12日(木)10:20に行われます。
以前、野口さんの時だったか、打ち上げ直前に延期になったことがありましたが、今回は断言します。
絶対にこのタイムスケジュールで行きます!!!
なぜなら、今回を逃したら次はもうないから。


若田さんは日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)にフライトエンジニアとして約3ヶ月半もの長期間滞在します。
そして、今回のもう1つのミッションは「S6トラス」を運搬すること。
「S6トラス」とは、巨大なソーラーパネルのことで、現在ISSには4枚ずつ3組(合計12枚)のソーラーパネルが設置されています。
Sts124
最終的に4組のパネルが設置されるのですが、この最後のパネルを持っていくのが今回のミッションなのです。
Sts119

現時点でISSはマイナス1等星くらいの明るさがあるので、どの恒星よりも明るいのです。
だから都会からでも充分に見ることができます。
そして今回、16枚の巨大パネルが勢揃いすることで、ISSは更に明るくなり光の当たり具合によっては金星(マイナス4等級)よりも明るくなることもあるのです。

もちろん毎日見える訳ではなく、基本的に朝方と夕方でないと見えないのですが、いつどこで何時頃に見えるのか、こちらのサイトで確認できますよ。
国際宇宙ステーションを見よう:JAXA

実はISSはけっこう頻繁に軌道修正されています。
ISSは常に地球に引っ張られていて、放っておくと1日に約3kmも落下しちゃうのです。
・・・おかげでスペースシャトルはエンジンがなくても地球に帰還できる(落下できる)のですが。
それでかなり頻繁に姿勢制御を行うことで、静止軌道を保ってるんですね。
だから、専門サイトで位置を確認するのはけっこう大切なんですね~。

位置さえ分かれば、遠くを飛ぶ飛行機のように、ゆっくりと移動するのが見えます。
飛行機の場合は点滅したり、赤や青のランプがあるので区別は付くと思います。
あと、地球の影へ出入りするため、急に現れたり、途中で消えたりする場合もあります。


さすがに明日の午前中だと中継を見られる人はあまりいないと思いますが、念のために中継サイトを紹介しときますねっ。

まずは本家NASAのNASA TV。
当然ながら英語オンリーですが、2ちゃんの中継板に行けば親切な人が訳してくれたりします(笑)、なによりみんなでコーフンを共有できるのがイイ(笑)。
NASA - NASA TV(英語)

こちらはJAXA(日本宇宙航空研究開発機構)が推奨する日本の中継サイトたち。
なぜかニコ動もあります(笑)。
若田宇宙飛行士搭乗・スペースシャトル「ディスカバリー号」ライブ配信!! | テレビ | YAC (財)日本宇宙少年団 / Young Astronauts Club
2009年3月12日(木) 9:30~11:00頃

国際宇宙ステーション「きぼう」に向かうスペースシャトルもライブ中継します。Rocket-TV
3月12日09時30分頃、JAXA番組は09時50分開始予定

STS-119(15A)ミッション「ディスカバリー号打ち上げ」生放送:ニコニコ動画
09年03月12日開場:09:50

スペースシャトル「ディスカバリー号」打ち上げ ライブ配信 特設サイト — ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
3月14日(土)AM8:45から


というわけで、今回を逃すと次のチャンスは5月以降になってしまいます。
今月末にロシアがソユーズでISSに行くので、それとバッティングしないよう2ヶ月は間を開けなきゃいけないのです。
もう、そんなに待てないのです。
スペースシャトルは来年退役なのです。

射点39Aに立つディスカバリーと満月

Credit: NASA/Bill Ingalls

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2009.03.03

私は男の子なのか

「goo ランキング」でこんなランキングが公開されていました。
女の子が詳しかったら「おっ」と思うことランキング - goo ランキング

1位の「パソコン」は好きとか得意って訳ではない(単にツールとして便利ってだけ)のだけど、2位「車・バイク」4位「戦闘機/戦車/戦艦など」、13位「天体」、22位「建築」が気になります(笑)。
以前はかなりの京都フリークだったので、仏像も微妙にアレだったりします(笑)。
「恐竜」は何のカテゴリーになるんでしょうか?遺跡?格闘技?

でもねえ、「おっ」と思う、というより「げっ」と思うような気もしますよ、特に会社の人の反応見ると(爆)。
きっと、裏を返せば「本来は男の子が興味を持つべきもの」というランキングになるんでしょうね。
でも、最近の男の子で車とか戦闘機に興味持ってる子って見たことないや。
むしろ会社の中では私が一番の「男の子」だと言われています(汗)。


というわけで(笑)、久しぶりにスペースシャトルの話。

ドラクエの発売日とシャトルの打ち上げは毎回延期されるのが当たり前になっていますが(涙)、それにしても今回は特にひどい!

スペースシャトル・ディスカバリー(STS-119)の打ち上げが3月12日に設定されました。
当初は2月12日に打ち上げ日が設定されていましたが、メインエンジンの部品に不具合が発見されて、なんだかんだで4回も延期されたのでした。

今のところ、「暫定」で3月12日に設定されていますが、実はロシアでも3月26日にソユーズの打ち上げが決まっていて、12日までにシャトルが打ち上げられなかった場合は、ソユーズとバッティングしないよう4月以降にまで延びる可能性もあるそうです・・・。

今回は我らがJAXAから若田光一さんが搭乗して、国際宇宙ステーションで約3ヶ月の長期滞在を実施します。

今年は世界天文年ということもあるんでしょうか。
ナショナル・ジオグラフィック日本語公式サイトでもスペースシャトル「ディスカバリー号」打ち上げ ライブ配信 特設サイトでシャトルの打ち上げのライブ中継を企画しています。

いつもはNASA TVやJAXAの中継サイトを見てるんですが、今回はディスカバリー経由で見ようかしら。

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2009.02.23

やっぱり火星人はいるのか

現在、火星には2台の探査機がいます。
2003年にNASAが打ち上げ、翌2004年に火星に着陸した「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」には2台の探査機「スピリット」と「オポチュニティ」が搭載されていました。
当初は2台とも3ヶ月の任務を終えればそのまま廃棄される予定でしたが、想定された耐用期間の10倍以上が過ぎた現在も活動を続けています。

当然ながら両方ともこれまで何の支障もなく活動してきた訳ではなく、様々なトラブルに遭っています。
コンピュータや通信機器等の不具合は数知れず。
火星の地面はパウダー状の砂が多く、砂丘などを越えるときに車輪がスタックして動けなくなったり、砂嵐に遭って何週間もビバークしたり、一ヶ月以上音信不通になったこともありました。
細かい砂は精密機械にとってはものすごくやっかい。
火星ではしょっちゅう砂嵐が起こっているらしく、スピリットもオポチュニティも、火星の地面を走るつむじ風を何度か撮影しています。

特にスピリットは砂嵐によってソーラーパネルに砂がたまり、蓄電することができなくなる現象が続きました。
誰かが火星まで行って砂を払う訳にもいかず、NASAは「砂を取り除く良い方法があったら教えてね」とたびたび公募してきました。

画面下にちょこっと見えてるスピリットのソーラーパネル
まだ本来のグレーっぽい色が見えています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech

完全に砂をかぶって地面と同化しちゃってます、これが自分の車とかだったら泣くな。

ところが。

スピリットは何度も何度も復活するのです。

あるいは風によって砂が払われたり、あるいは残り少ない電気で動いたときに砂が落ちたのではないかと推測されています。
今月5日、スピリットが自分を撮影したときも、ソーラーパネルにびっしりと砂が積もっていたのでした。
そしてまた、翌日に撮影した写真にはパネルに積もった砂は取り払われ、電力も復活・・・。


2台の探査機には、2001年9月11日の9/11テロ(アメリカ同時多発テロ事件)によって崩壊したニューヨークのワールドトレードセンターに使われていた金属が積まれています。
ファンタジックな人々は「ワールドトレードセンターが守っているのかも知れない」と言います。

それにしても本来なら3ヶ月で終わる予定だった2台とも、5年を超えた今でも普通に活躍しているのは少し異常とも思えます。

そして、いつもスピリットばかりが砂嵐に襲われ、そしていつも「もうダメだ」となった瞬間に突然復活する・・・・。


本当は火星人が砂を払ってくれている、という意見が有力です。
スピリットは以前、火星人を撮影しているのです。

丸の部分を拡大すると、人間の女性のような人影が・・・・。

あれ?火星人ってタコじゃなかったの???

参照:Spirit Gets Energy Boost from Cleaner Solar Panels|Mars Exploration Rover Mission: Press Releases:(英文)

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2009.02.04

はやぶさ再起動

SHINOblogで最初に「小惑星探査機はやぶさ」を紹介したのが2005年11月でした。
2003年5月9日、M-Vロケットで打ち上げられた「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」に着陸して土のサンプルを入手、それを地球へ持って帰るのが任務です。
SHINOblog: 小惑星探査機はやぶさにも書いていますが、この記事を書いた2005年11月現在、地球への帰還は「2007年6月を予定」としていました。

小惑星にたどり着く前から宇宙嵐などが原因で姿勢制御などに不具合が生じ、燃焼漏れも起こしていましたが、2005年12月、千鳥足状態でなんとか「イトカワ」に着陸します。
「はやぶさ」は小惑星から離陸した初めての探査機となりました。

計画では、着陸後に鉄球を撃ち込み飛び散った破片を持ち帰ることになっていたのですが、なぜか弾丸発射中止のコマンドが発令されたため、弾丸がうまく発射されなかったようです・・・。
燃料漏れを起こした際に電源系統がリセットされたため、必ずしも正確なデータではないのですが、サンプルを入れるカプセルの開け閉めは実行されているようです。
着陸した衝撃で破片が回収された可能性も高く、「とりあえずこんな感じでおk」ということで「はやぶさ」は帰宅の準備を始めました。
SHINOblog: 「はやぶさ」着陸してた

しかしその後、「はやぶさ」に次々と試練が襲いかかります。
相変わらず姿勢制御ホイール3基のうち2基に不具合が生じ、再び燃料漏れが発生。
3ヶ月にわたって通信が途絶してしまいます。
ここに至ってJAXAは地球への帰還を2010年6月に延期することを決定、2007年4月に巡行運転を開始、イトカワの軌道離脱後(07年10月)、イオンエンジンを停止して慣性飛行を続けてきました。
SHINOblog: お家に帰ろう「はやぶさ」

そして今日、2009年2月4日、「はやぶさ」はリアクションホイールを駆動させ、三軸姿勢制御を確立、イオンエンジンを再点火させて動力飛行を開始しました。
今後はイオンエンジンによる加速を徐々に行い、2010年6月にカプセルを大気圏に突入させるために、地球へと向かい始めました。

JAXA|小惑星探査機「はやぶさ」の現在の状況について-イオンエンジン再点火、地球帰還へ向け第2期軌道変換を開始へ-

はやぶさの設計寿命は約14,000時間、これに対し現在までのイオンエンジン作動合計時間は31,000時間と倍以上に及んでいます。
今もなお、予断を許さない状態ですが、地球へサンプルを持ち帰るべく、あらゆる努力を続けています。
SHINOblog: 「はやぶさ」を待っている未来


こういう浪花節的な話って、日本人は大好きですよね(もちろん私も好き)。
ファンサイトはもちろん、Flash動画まで作られています。
はやぶさファン!(月探査情報ステーション)では、子供にも分かりやすい冒険日誌、ペーパークラフトやスクリーンセイバーまで公開されています。

そしてこんな動画も発見、曲だけで泣けるっての(笑)。4分55秒

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2009.02.03

月の名前

日本の月にも「睦月」「如月」などの和風月名(陰暦の月明)がありますが、ネイティブアメリカンにも似たような名称があるそうです、と言っても、こちらは満月の名称だそうですが。
日本の月名とアメリカの月名を並べてみました。

1月Wolf Moon(狼月)睦月(むつき)
真冬の飢えた狼の遠吠えが響く月親類友人らが集まり仲睦まじくする「睦び月」。
2月Snow Moon(雪月)
如月(きさらぎ)
寒さが厳しく雪が多い月衣更着(きさらぎ) まだ寒さが残り衣を更に着る月
3月Worm Moon(芋虫月)
弥生(やよい)
雪解けの地面にミミズのはった跡が見られる月木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる)月
4月Pink Moon(桃色月)卯月(うづき)
気の早し野花が咲き始める月十二支の4番目「卯」にかけて4番目の月、卯の花(空木=うつぎ)が咲く月
5月Flower Moon(花月)皐月(さつき)
多くの花が咲き揃う月早苗(さなえ)を植える月
6月Strawberry Moon(苺月)水無月(みなづき)
イチゴの収穫が行われる月田の作業は、みな、し尽くした「皆仕尽(みなしつき)」、旧暦の6月は梅雨が明けているので、水が無い「水無し月」。
7月Buck Moon(牡鹿月)文月(ふみづき)
毎年ツノが生え替わる牡鹿の角が生え始める月稲の穂が実る「穂含月(ほふみづき)」
8月Sturgeon Moon(チョウザメ月)葉月(はづき)
チョウザメの豊漁にちなんで旧暦では、木々の葉が落ち始める時期なので「葉落月」。
9月Harvest Moon(収穫月)長月(ながつき)
夜間の収穫を助けてくれる明るい月、また月の出が早い月秋も深くなり、長い時間、月が見られるようになることから、「夜長月」の略。
10月Hunter's Moon(狩猟月)神無月(かみなづき)
夏の間に太ったシカやキツネを狩るのに適した月新穀を神に捧げる神嘗月(かんなめづき)、全国の神様が出雲大社に集まるので不在になってしまう月
11月Beaver Moon(ビーバー月)霜月(しもつき)
ビーバーを捕らえるわなを仕掛ける月、またはビーバーが冬のダム造り(巣作りの一種)にかかり切りになる月霜の降る月
12月Cold Moon(寒月)師走(しわす)
冬が到来する月師匠といえど趨走(すうそう)する月

こうしてみると、アメリカも日本も、それぞれ農業など生活にちなんだ名になっていますね。
どちらかと言うと、「大寒」「啓蟄」などがある日本の二十四節気に似てますよね。

ちなみに、月の周期は29.5日なので、年によっては満月が13回あることもあります。
つまり一ヶ月に2回満月にある月があり、その月のことを「ブルームーン」と呼ぶそうです。
ま、私の場合、今月は全然受験勉強がはかどらなくて、ブルーなムーンなんですけどねっ(涙)。

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2008.12.29

シャトルの里親になりませんか

(もしかしたら、今年最後のエントリーかも???)


アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2010年9月に退役するスペースシャトルの保管・展示をできる施設を検討しているそうです。
里親となる施設を決めるにあたり、博物館や科学センター、公共機関などの職員などからの意見を求めています。

NASA - NASA Solicits Ideas for Displaying Retired Space Shuttles and Main Engines(英文)

NASAが譲渡するのはスペースシャトルのオービター(乗り物部分)2機とメインエンジン6基。
ケネディ宇宙センターから譲渡施設までの輸送費を負担し、適切な施設で保管すること、また、展示にあたってより有意義な活用をしてくれるのが条件です。
そして、特にアメリカ市民や学生からも、シャトルの有意義な利用方法についてのアイディアを募集するそうです。

なお、スペースシャトルは6機が製造されています。
うち、試験機であるエンタープライズ号がワシントンのアメリカ国立航空宇宙博物館に展示されています。
そしてチャレンジャー号、コロンビア号は事故によって失われ、ディスカバリー号、アトランティス号、エンデバー号の3機が現役で稼働しています。
このうちの2機を譲渡するということは、1機はどこかにもらわれる予定が決まっているか、あるいはNASAで保管するんでしょうね。

「特にアメリカ」ということは、国外、たとえば日本なんかが立候補するのは難しいんでしょうか。
個人的には、ぜひとも上野の博物館あたりに立候補してもらいたいとこなんですけどね~。

アメリカの景気後退によって、NASAもこれから厳しい時代に入りそうです。
そう考えると、スペースシャトルは良い時代に良い活躍をできたのかも知れません。
私にとっても、多くの夢とイマジネーションを与えてくれた最高のマシンでした。
・・・なんだか、この年の瀬に寂しい記事になっちゃいますが、退役後はのんびりと余生を過ごしてほしいものです。


おまけ:こちらも寂しい、WRC撤退が決定したスバル・インプレッサのペーパークラフト。

良きライバルでもあったランエボの復活を待って孤高の戦いを続けてきましたが、ついに力尽きてしまいました。
今年のスバルのカレンダーについてきたペーパークラフトなんですが、カレンダーをもらった時はこんな話をすることになるとは予想もしていませんでした。
いやいや!きっといつかまた元気に復活してくれることでしょう!!!
てか、スズキも参戦取りやめを決定したそうだけど、ラリージャパンはどうなっちゃうん???

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2008.12.28

2009年の日食

今年はSHINOblog: 夕空に浮かぶ顔文字SHINOblog: 今夜の月はデカイなど、いくつか楽しい天体ショーが見られましたが、来年2009年はかなりビッグイベントが見られそうです。
7月22日に奄美大島、屋久島、トカラ列島、硫黄島などで皆既日食を見ることができます。
皆既月食は割と良くあるけど、皆既日食を見たことがある人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
少なくとも日本では1987年に沖縄で金環食が見られて以来のことです。

残念ながら本州では部分日食しか見られないのですが、それでも関東で75%、関西では80%も欠けるので、そうとう暗くなるんじゃないかな。

各地のタイムテーブルと最大食は以下のとおり。

札幌
始め:10:04
最大:11:10(0.506)
終わり:12:16
大阪
始め:9:46
最大:11:05(0.822)
終わり:12:25
仙台
始め:9:59
最大:11:12(0.657)
終わり:12:26
福岡
始め:09:37
最大:10:56(0.879)
終わり:12:17
東京
始め:9:55
最大:11:12(0.749)
終わり:12:30
鹿児島
始め:09:37
最大:10:57(0.963)
終わり:12:20
名古屋
始め:09:49
最大:11:07(0.793)
終わり:12:26
屋久島
始め:9:37
最大:10:56(1.008)
終わり:12:22


ちなみに日食って金環食と皆既食がありますよね。
日食は太陽が月の影に隠れる現象なのですが、月の見かけの大きさが太陽より大きい時は皆既食に、月が小さいときは金環食になるのです。
7月のは月の方が大きいので皆既食になります。
そして、皆既食では有名なダイヤモンドリングが見られます。


皆既日食

金環日食


すでに多くの旅行会社が日食ツアーを組んでいますが、皆既食が見られる地域がとても狭いので、そうとうな倍率になりそうです。
まあでも、2009年のが見られなくてもあと4年(汗)待てば本州でも皆既食が見られますよ~。

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2008.12.12

今夜の月はデカイ

今夜は満月。
日本海側をのぞいて、晴天が広がって満月がよく見えます。
自宅にいる人も、これから帰宅する人もちょっと空を見上げてみましょう。

今日は月が1年で一番近づく日なんですよ。
地球と月の距離は35万6500kmまで近づきます。
月との平均距離はおよそ38万5000kmですから、7.2%も大きくなるのです。
そして14日後、12月27日の新月には最も地球から遠ざかり、地球から40万キロも離れることになります。

ちなみに、左が今夜の月とすると、右は最も遠いときの月。
見た目の大きさってこんなに変わるんですね~。

さすがに月を愛でるには少し(?)寒い季節ですが、こんな大きな月ならちょっと見上げるだけでも楽しめそうですねっ。

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2008.12.08

宇宙からメリークリスマス

JAXAは、超高速インターネット衛星「きずな」を使ったE-Mail伝送実験を実施します。
クリスマスのメッセージメールを送る「宇宙から、メリークリスマス」イベント実験をするそうです。

きずな(WINDS)実験推進ページ:きずなの実験:超高速インターネット衛星「きずな」を使ったE-Mail伝送実験

募集期間は12月4日(木)~12月22日(月)17時まで。
1回の申し込みで5名の宛先まで送ることができます。
登録されたメッセージはいったんJAXA内で保存、12月24日のクリスマスイブにまとめて「きずな」へ伝送、その後各メールアドレスへと送信されます。

メッセージは迷惑メール防止のため、自作のテキスト等を送ることはできません。
定型カードを選択して画像添付メールという形で送られます。
携帯用は26~49KBの5種類、PC用は46~194KBまで4種類の画像が用意されてますよ。
なお、メールは「jaxa.jp」というドメインで送信されるため、携帯などでドメイン指定の制限をしてる場合はjaxa.jpも受信できるようにしてくださいね(って、友達に言ったらバレバレですが 笑)。

直接「きずな」から配信される訳ではないけど、高度36,000kmのはるか宇宙の静止軌道にいる衛星を通過して送られるカード、ちょっとステキなクリスマスプレゼントになりそうですねっ。
さて、超高速インターネット衛星と、秒速5800kmですっ飛ぶサンタ、どっちが早くプレゼントを送り終えるでしょうか(笑)。
メールと現物を比べるのもアレか。

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2008.12.02

巨大な火の玉の破片を発見

SHINOblog: 巨大な火の玉で紹介した火球ですが、火球の一部と見られる多数の隕石の断片が発見されたそうです。

Scientists find meteor debris in Canada:The Associated Press(英文)

カナダのマニトバ州やアルバータ州で、11月20日に巨大な火の玉が多数の住民によって目撃されました。
前の記事で紹介した動画では、爆発の閃光で昼間のように明るくなっていましたね。
多くの人は同時に、パチパチと花火がはぜるような衝撃音と、鉄が焦げるような匂いを感じたそうです。

カルガリー大学のAlan Hildebrand博士を中心とする研究グループは、カナダ西部のアルバータ州にある凍結湖の氷の上に数十個の隕石が落ちているのを発見しました。
予想では、約11.3キロ四方にわたって数千もの破片がばらまかれており、おそらく元の大きさは10トンを超す巨大な岩石だったのでは、とのこと。
そしてその衝撃はTNT火薬100トン分に相当したかも知れないそうです。
・・・10トンの岩石ってどれくらいの大きさなんだろう?

カルガリー大学ではこの隕石を見つけた人に総額1万ドルの懸賞金を出すそうです。
今回の流星は隕石としては一般的な鉄質隕石だそうで、この程度の大きさの隕石は年に10回くらいは落ちてるようです。
ただ、そのほとんどが海や人のいない陸地に、誰に見られることもなく落下しています。
今回のように人が住む地域に落下するのは本当にまれなことで、研究者たちは「天からの恵み」と言っています。

・・・リンク先のサイトには隕石を愛おしそうにみつめる女性が写っていますが、この大きさだからニコニコしてられるんだろうな、という気はします(笑)。

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2008.12.01

ニッコリマークとクリスマスツリー

SHINOblog: 夕空に浮かぶ顔文字で紹介した笑顔、帰宅途中になんとか見ることができました!
東京は夕方から曇りという天気予報だったんですが、ほんの少しだけ時間がずれて6時くらいまで晴れてくれました。
今は小雨が降ってるので、本当にギリギリだったよ。
慌てて撮影したのであまり良く撮れなかったけど(汗)、なんとかニッコリマークになってるでしょっ。

というわけで、今日から12月。
我が家の最寄り駅でもイルミネーションが点灯しました。
これは最寄り駅じゃないけど(笑)、所沢駅のイルミネーション。
毎年この時期になると、駅前に立つ2本のイチョウの木がこんな感じになります。
木は2本だけど後ろのビルが全面ガラス壁なので4本に見えますね。

んもー、所沢駅!!こんな良い位置に「冬の宴会プラン」なんて垂れ幕をさげるな~~っ!(って、本当はこれがねらい?)
これ、確実にどっかのライティングデザイナーが入ってると思う。
商店街のみんなで考えただけでは、こういうライティングはできないんじゃないかな。

そしてこれが我が家のクリスマスツリー。
去年はクリスマスイブに引っ越したせいでさすがに飾れなかったから2年ぶりのツリーです。

いちおう飾り付けだけはしたけど、もうちょっとしたら再度アップする予定です。
SHINOblog: クリスマスリースが完成したよでリースをリニューアルしたら、ツリーもリニューアルしたくなっちゃった(笑)。
でも、そんなに激しくは変わらない予定~。

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2008.11.28

夕空に浮かぶ顔文字

12月1日の夕方、南西の空に (゚ー゚) こんな顔文字が見られそうです。
12月1日、金星・木星・月が競演 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

これは東京の12月1日午後5時10分ごろの南西の空。

三日月と金星、木星が横に並んで、そのすぐ下に三日月が横たわってニッコリマークを作るのです。

月と金星が近づいて見えるのは割と良くあることなんですが、今回のように木星までが参加するのは本当に珍しいことだそうです。
木星と金星の接近はいちおう年に1度はあるのだけど、たいてい太陽に近く手見えないのです。

ニッコリマークにはならないけど、翌12月2日も3つの天体を近くに見ることができます。
12月2日午後5時10分ごろの南西の空です。

今の季節、5時を過ぎればだいぶ暗くなってますよね。
この様子が見られるのは、薄暗くなる4時半から地平線に沈むまでの6時半くらいまでの短い時間ですが、晴れていたら、南西の低い空にかなり目立って見えると思います。

ちなみに、東京の週間天気予報では1日は晴れ時々曇り、2日は曇り時々雨だそうです。
・・・・ニッコリマークならなんとか見れそうかな?

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2008.11.25

巨大な火の玉

流れ星って見たことありますか?


私は子供のころから星を見るのが好きだったので、流れ星もたくさん見ています。
たいていは音もなく細い線のような光跡が一瞬現れるだけのささやかな流星でしたが、学生のころに一度だけとてつもなく大きな流星を見たことがあります。
友達数人で奥多摩だったかに出かけた時のことで、夜空をたまたま見上げた方向に巨大な火の玉がかなりの速度で落ちていったのです。
飛行機の軌跡とも明らかに違って、もっと速くてもっと小さな、そしてもっと質量のありそうな火の玉でした。
大人になってから、おそらくあれは「火球(かきゅう)」というものであろうと知ったのです。

火球とはとても明るい流星のことで、基本的に恒星で最も明るいおおいぬ座のシリウス(マイナス2等星)よりも明るい流れ星を言います。
火球は流星群の時によく見られるようで、私が見たときが果たして何かの流星群があったのかは覚えていませんが、とにかくかなり明るくて、まさに火の玉のようでした。
落ちるときにザーと音がしたようにも思うんですが、それはきっと後から脚色された思い出かも知れません(笑)。
本当はもっと遊んでいく予定だったのですが、私たちは急に怖くなってとっとと家に帰ったのでした(汗)。

地球の大気圏というのは宇宙からの様々な落下物から地表を守っていて、直径2~3m程度の隕石なら地上に到達する前に燃やし尽くしてしまいます。
それでもこの大きさなら落ちるときにとても大きな火球になって夜空を明るく照らすのかも知れません。
まあ、それ以上大きいのだと、もう火球とか隕石とかノンキなもんじゃなく、小惑星落下、なんてことになるんでしょうけどね~。


・・・というわけで、今日はちょっと驚きの流れ星を紹介。
カナダのマニトバ州やアルバータ州で多くの人に目撃されて警察に問い合わせが殺到したという巨大な流れ星です。
パトカーのダッシュボードに設置されたカメラで偶然撮影されたもので、夜なのに一瞬空がものすごく明るくなっています。(16秒)

この火球の正体は今のところ不明ですが、航空機などが墜落したという情報もなく、UFOが飛来したという情報もないので(笑)、おそらく隕石ではないか。とのこと。
これだけ大きな火球なら、あるいは燃え尽きずに落下した隕石が発見できるかも知れないそうです。

うわあああ、これ見てみたい~~~。
でも、できれば直撃は避けたい~~~。

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2008.11.22

国際宇宙ステーション10周年

11月20日は国際宇宙ステーションが打ち上げられてちょうど10年になります。
NASA - Nations Around the World Mark 10th Anniversary of International Space Station(英文)


10年前の1998年11月20日、最初のモジュールがカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのプロトンロケットで打ち上げられ、約400kmの軌道に無人の状態で投入されました。

実は国際宇宙ステーションが計画された1980年代初期はまだ東西冷戦のまっただ中でした。
計画当初は政治的な思惑が強く、西側の結束力をソビエト側へアピールする意図があったのです。
しかしその後のアメリカの経済難やスペースシャトル・チャレンジャーの爆発事故、そして何より東西冷戦の終結によって、宇宙ステーションの打ち上げ自体が怪しくなってしまいます。

一方、ソ連は西側諸国よりずっと前の1971年に宇宙ステーション「サリュート」を、86年には「ミール」を打ち上げていました。
TBS特派員の秋山さんが日本人で初めての宇宙飛行士として「ミール」に行ってますね。
1991年末のソ連崩壊による混乱と財政難、度重なるトラブルにより、ミールは短い生涯を終え、2001年に太平洋に落下しています。

冷戦終結後、宇宙ステーション計画に新生ロシアが参加。
国際宇宙ステーションはアメリカ、ロシア、日本、カナダ、欧州宇宙機関11加盟国による国際プロジェクトへと成長しました。
予定では2010年に完成し、2016年までの運用がされることになっています。
運用完了までに要する費用は1540億ドルと見積もられており、これまでの人類史上で最も高価なプロジェクトとなる予定です。

これまでに、14ヵ国167名の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在し、114回の宇宙遊泳が行われ、最終的には総重量約420t、長さ108.4m、バスケットのコートが6面できるくらいの大きさになる予定だそうです。

国際宇宙ステーションの最初のモジュールザーリャ(Zarya)

2008年6月現在の国際宇宙ステーション

CGによる完成予想図


思えば、日本とアメリカもつい60数年前まで戦争をしていました。
そしてほんの20年前まで日本もソ連を仮想敵国にしていて、アメリカ映画の悪役はたいていソ連軍かネオナチでした。
しかし現在、それぞれの思惑はあってもこうして国際協力をしている訳です。

今から何十年か後のいつか、もしかしたら今いがみ合っている国同士が協力し会う日も来るのかも知れません。
それでも、人間に限らずあらゆる生物は、自己の利益とバッティングするあらゆるものを排除することで今の地位を勝ち取ってきました。
どこかの国と仲良くなっても、また別なところとケンカをするのかも知れません・・・。

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2008.10.01

ハッブル修理は延期

以前、SHINOblog: シャトルが2台並ぶよSHINOblog: シャトルが2台並んだよで紹介した2台のシャトルですが、どうやら無期延期になってしまったようです・・・。

NASA - NASA to Discuss Hubble Anomaly and Servicing Mission Launch Delay(英文)

今回はハッブル宇宙望遠鏡の修理をするためのミッションだったのですが、あのあと、修理予定の部分以外にも故障箇所が出てしまったのです。
今回故障したのはデータ送信を制御する装置。
ハッブルにはメイン(サイドA)とサブ(サイドB)の装置が設置されていますが、サイドBの方は1990年の打ち上げ直後の試験運転以来一度も動かしていないのです。
現在は、サイドBの装置へ切り替え作業を進めていますが、復旧に時間がかかるうえ切り替えが失敗する可能性もあります。
そうなった場合、ハッブルの修理ミッションにはこのデータ送信機器の修理も含まれることになるのです。
望遠鏡そのものが治っても、データを地球に送信できないのでは意味がないですもんね。

というわけで、10月10日に打ち上げられる予定だったスペースシャトル・アトランティスは当分の間、延期となりました。
新しい打ち上げ日はまだ公表されていませんが、おそらく来年の2月以降になるのではないか、ということです。
2台並んだシャトルのうち、1台は撤去、てことになるんでしょうね・・・。

・・・・・・
これって、本当にハッブルの故障のせいなのかよ、と思ったわけですよ。
75兆円の公的資金投入のためなんじゃないか?
そして、金融安定化法案が否決されたってことは、来週あたり「サイドBが復旧しました」という報告が出るか、あるいはもうこのまま・・・・。

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2008.09.21

シャトルが2台並んだよ

ようやくスペースシャトルが2台並びました!
スペースシャトル・エンデバー(STS-126)は、雷雨の影響で1日遅れてアメリカ東部夏時間9月19日6時55分(日本時間19時55分)にシャトル組立棟を出発、39B発射台へ移動しました。

NASA - Space Shuttle:Latest News(英文)

エンデバーの本来の予定では11月12日の打ち上げなのですが、その前に、10月10日のアトランティス(STS-125)の打ち上げが予定されています。
アトランティスのミッションはハッブル宇宙望遠鏡の補修なのですが、アトランティスにトラブルがあった場合、エンデバーが救助に向かうことになる訳です。

現在、39A発射台にアトランティス、39B発射台にエンデバーが立っており、2機のスペースシャトルを同時に見ることができます。
シャトルが2台並ぶのって初めてのことかと思ったら、けっこう何度かあったみたいですね。
1990年にハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられたときもディスカバリーとコロンビアが並びました。
STS-31 - Wikipedia
また、2001年にもアトランティス(STS-104)とディスカバリー(STS-105)が並んでいますが、いずれも救助用に待機するためではなく、単純に打ち上げ時期が近かったから、のようです。

ちなみに、エンデバーが設置されている39B発射台からのシャトルの打ち上げは、今回が最後となりそうです。
「SHINOblog: オリオンで火星をめざせ」で紹介した次世代ロケット「アレス」の打ち上げ台として改修されるんだそうです。

そしてこれが、シャトルが2台並ぶ、おそらく最後の写真。

Image credit: NASA

拡大してみるとほら、ちゃんと2台写ってますよ。
手前がアトランティスで奥がエンデバーです。

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2008.09.15

シャトルが2台並ぶよ

今月18日ごろから、ケネディ宇宙センターでスペースシャトルが2台同時に発射台に立つ姿が見られます。


通常、スペースシャトルは国際宇宙ステーション(ISS)の組立ミッションと、宇宙空間での実験のために打ち上げられます。
しかし、10月10日に打ち上げ予定のアトランティス(STS-125)は、久しぶりにハッブル宇宙望遠鏡の修理をするために宇宙へと向かいます。
1990年にハッブル望遠鏡が打ち上げられて以来、これが5回目の、そして最後の補修になります。

過去、ハッブル望遠鏡を補修したことはあっても、それは機材の設置や取り外しだけでした。
しかし今回のミッションは故障したカメラと分光器を修理するため、専用の道具で100本以上ものネジを取り外すなど、複雑な作業をすることになります。
望遠鏡が打ち上げられたときはこんな作業は想定されておらず、様々な危険性が懸念されています。

2003年にコロンビアが爆発事故を起こした原因は、耐熱パネルに当たったちっぽけな破片でした。
今回も、細かい部品がとても多く、何らかの原因でそれらが宇宙空間でデブリとなってシャトルに傷をつける可能性もないとは言えません。
もうこれ以上どんな形でも犠牲があってはならないのです。
事故以来NASAでは、有人ミッションでは常に救助プランを考慮するようになりました。
宇宙ステーション付近でのミッションであれば、ステーションを避難場所にすることができます。
しかし、国際宇宙ステーション(高度約400km)と、ハッブル宇宙望遠鏡(高度約600km)はかなり離れており、今回は避難場所が一切ない単独行動になるのです。

そのため、今回は不測の事態にそなえてエンデバーが待機し、アトランティスに何かあったときはエンデバーが救出に向かうことになった訳です。
アトランティスは既に組立を完了して発射台で整備が続けられています。
エンデバーの方はこれから組立作業を始めて、数日後には発射台へ移動する予定だそうです。
そして、アトランティスが宇宙にいる間、エンデバーはいつでも救助に向かえるよう、常に第一種戦闘配備の状態で待機するんですね。


スペースシャトルが宇宙に行ってる間、他のシャトルが待機するというのはおそらく今回が最初で最後でしょう。
エンデバーが発射台に設置されて、アトランティスが打ち上げられるまでの約一ヶ月、ケネディー宇宙センターでは2台のシャトルが立つ姿を見ることができます。
アトランティスが無事ミッションを終えれば、エンデバーはそのまま11月の通常ミッションに向かうことになります。
とーにかく!!エンデバーがスクランブル発進にならないことを祈っています。

予定では今月18日、39A発射台にアトランティスが、39B発射台にエンデバーが立つことになります。

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2008.09.07

黒点が消えるとヤバイのか

太陽黒点が7月中旬以来、全く観測されない状態が続いているそうです。
太陽の黒点が約100年ぶりにゼロに、地球の気候に大影響か - GIGAZINE
DailyTech - Sun Makes History: First Spotless Month in a Century(英文)


「太陽黒点」とは、太陽の表面に現れる黒いシミのようなもので、英語でもそのまま「sunspot」と訳されます。
太陽の表面温度(約6000度)よりも黒点の方が低い(約4000度)なので暗く見えるのですが、なぜ黒点が現れるのか正確な原因はハッキリしておらず、おそらく太陽の磁気圧の影響であると考えられています。

太陽の活動には一定の周期があり、1755年から始まる約11年の周期を「サイクル1」として、今は「サイクル24」の周期になっています。
太陽黒点の数も規則的に変化してるのが分かりますね。


太陽が活発になると黒点の数が多くなり、静かになると減少します。
それに合わせて地球の気候も影響を受け、黒点が減ると雲が多くなったり気温が下がる傾向があるようです。
実際、1640年代から1710年代からまでの約70年間も、黒点がほとんど観測されない時期がありました。
この期間はマウンダー極小期と言って地球全体が小氷河期時代だったようです。

現在、太陽は「黒点極小期」。
黒点がとても少ない時期にあたっているようで、今回はそれが2ヶ月近く続いてるんですね。
過去の黒点はこちらで見られます。
京都大学飛騨天文台SMART望遠鏡

太陽活動は天候だけでなく、電子機器や通信、宇宙飛行士の健康へ影響を及ぼすことも知られています。
そのため、宇宙の天気予報を知らせるNICT 宇宙天気情報センターで、太陽の黒点やフレアの状況が公開されています。


とは言え、2ヶ月近い黒点消失は「たまたまちょっと長い」と言っても良い程度の期間ではないかと思われます。
極小期には黒点が数週間消えるのはけっこう良くあることで、そう驚くようなことではないんです。

ただ、これがこのまま長期化すると、実際に地球への影響も出ないとは言えない訳ですね。
まさかこれが温暖化の解決に繋がるとも思えませんが(笑)。

・・・東京では最近カッと照りつける太陽をあまり見ない気がしますが(はっ!それこそ黒点のしわざ??!!)、久しぶりに天体望遠鏡を引っ張り出してみる気になりました。
シミひとつないツヤツヤお肌(うらやましい・・・)の太陽を観測できたら、こちらで紹介しますねっ。

左が黒点の見える太陽、右が今の太陽。
・・・なんだか卵の黄身みたい。

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2008.08.07

NASAのベスト画像を選ぼう

今年はNASA創設50周年(スバルも50周年、日テレは55周年)。
これを記念してWIRED VISIONでは、NASAの歴史を象徴するような画像の投票を行っているそうです。

投票はこのページから。
NASA's Best Photos: You Make the Call | Wired Science from Wired.com
英文ですが、投票は簡単にできます。
それぞれの写真を、良いと思ったら右上にある上向きの矢印を、イマイチと思ったら下向きの矢印をクリックするだけ。

今のところ、19枚ほどの画像がアップされていますが、もちろんこれ以外にもNASAが公開してる画像で良いものがあったらコメント欄から投稿できますよ。

日本版WIRED VISIONの記事はこちら。
読者が選んだ「NASAのベスト画像」 | WIRED VISION
こちらでは投票や投稿はできないけど、写真についての説明が日本語で書いてあるので(笑)参考になりますね~。

私の好きなNASAのギャラリーはこのサイト。
NASA Images: a service of the Internet Archive
あちこち適当にクリックしながらなんとなく見てるだけでも楽しいですよ~。

いくつかランクインしてる画像を紹介しますねっ。


アポロ11号の飛行士バズ・オルドリン。
もうあまりに有名な写真ですね。

土星による日食。
土星探査機「カッシーニ」が撮影したもので、大きい画像で見ると、地球が輪のすき間に見えるのです。

ハッブル・ディープ・フィールド。
ここに写っている小さな点はすべて銀河なのだそうです、おそらく3000以上はあるだろうと。
これだけあったら、どこかに必ず生物はいるでしょうね。

宇宙遊泳。
シャトルからどんだけ離れとるんだと(大汗)。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、乙女座のソンブレロ銀河。

スペースシャトル・エンデバー。
バックには地球が見えています。

アポロ8号が月の上空から見た地球。
NASAが公開してる画像では、恐らく最も有名なものでしょう。

まだいろいろ課題もあるけど、国際宇宙ステーションもここまでできあがりました。

"Blue Marble(青い大理石)"と呼ばれる我らが故郷。
やっぱり美しすぎます。

アポロ11号のオルドリンが残した月面の足跡。

ちなみに、圏外ではあるけど私が星に興味を持ったきっかけがこれ。
こぎつね座のアレイ星雲(M27)。
小学校の図書室で見て激しい衝撃を覚えたのでした。

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2008.08.04

火星に生物を発見!・・・かも?

おととい仕事中に(こらー!)このニュースを発見したんですが、さすがに職場から記事をあげることができず、今日になっちゃいました。

7月31日、NASAは火星探査機「フェニックス」が採取した土壌から水分を検出することに成功したと発表しました。
水の存在が確認されたのは地球以外の天体で初めてのことです。
・・・・もっとも月と火星以外で土壌調査したことないんだけどね。
確かにそれもすごい発見なんですが、どうやらNASAはもっとすごい発表をしようとしてるみたいです。

ネタ元はこちら
White House Briefed On Potential For Mars Life | AVIATION WEEK(英文)

アメリカ政府がNASAの要請を受け、8月中旬にも重大発表をするそうです。
「フェニックス」が持っている観測機器MECA(Microscopy, Electrochemistry, and Conductivity Analyzer)には光学顕微鏡と原子間顕微鏡が搭載されています。
火星の土壌をMECAで分析したところ、「生命の可能性"potential for life"」についての何か重大な発見がされていたようなのです。

今のところ、具体的にそれがどういうものなのか、本当に生命が発見されたのか、あるいは単に地球の成分に似た物質が発見されただけなのか、詳しいことは全く分かっていません。
いずれにしても、MECAの研究チームはこの話題を外で話せないよう軟禁状態になっているとかいないとか。

あれですよね、もしも生命が発見されたとしてもバクテリアに毛の生えたようなもんなんでしょうね。
たとえそうであっても、地球以外で初めて生き物らしきものが見つかるってのは、もう今世紀最大のニュースと言っても良いんじゃないかと思います。

私が気になったのは、NASAは火星に人も送り込む計画をたてていますが、火星に行った人たちが変なウィルスとかに感染するってことはないのかな?
・・・・まあ、月に行ったときも、生命がいるかどうかハッキリ分からないまま突撃してるんですもんね。
どっちにしたって命がけであることに変わりはないですね。

火星に生命存在の可能性?「NASA近く発表」と米専門誌 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
火星探査機「フェニックス」、生命の可能性につながる重大発見の模様 - Technobahn

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2008.05.31

ディスカバリー

6月1日6時2分(アメリカ東部標準時間5月31日17:02)、星出彰彦飛行士が搭乗するスペースシャトル・ディスカバリー号(STS-124)がいよいよ打ち上がります。

これに合わせて、いつものように打ち上げの様子がネットで中継されます。
ミッション実況生中継:1Jミッション - 「きぼう」組立ミッション - JAXA
ライブ中継は朝5:30からの予定だそうで、うーむ、こりゃ今回は私は無理だな(爆)。
ただ、いつものことですが、多少の延期はあり得るので、もしかしたらもうちょっと遅い時間にずれ込むかもね。

ちなみに本家NASAのネット中継はこちら。
2ちゃんの実況板と合わせてみるとより楽しめますよ。
NASA - NASA TV

さて、JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)が撮影したケネディ宇宙センターの画像を公開しています。
EORC | 地球が見える-「きぼう」が飛び立つケネディ宇宙センター

今回のディスカバリーが打ち上げられるのは39A発射台。
今はこんな感じでシャトルが設置されてるんですね。

シャトル組立棟では、燃料タンクと、その両脇にある2本のロケットブースター、そしてオービターと言われるシャトル本体を組み立てます。

組立棟でできあがったシャトルシステムは、その格好のまま、巨大なクレーンに乗せられて長い通路を打ち上げ台まで運ばれるんですね。
わっしょいわっしょい

そして、ミッションを終えたシャトルはシャトル着陸施設へ着陸する訳です。
帰還したシャトルの後ろに見えるのが組立棟です。

こうやってみると、それぞれの位置関係が良く分かりますよね~。

はぁ、何にしても朝5時半は起きられませんわ(汗)。

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2008.05.16

月に名前を送ろう

今年の後半に打ち上げが予定されているNASAの月観測衛星「ルナ・リコネッサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter)」が、あなたの名前を月に送ろう!というキャンペーンを実施しているそうです。
[ Lunar Reconnaissance Orbiter ](英文)

NASAは、アポロ計画以来、再度月に人類を送り込む計画を進めています。
2020年に有人月探査を実施する予定で、その前振りとして、月観測衛星を飛ばし、月の状態を調べたり着陸地点の目安をつけるということです。

この計画に賛同してくれるみなさんの名前を募集する、というのが主旨だそうです。
「Join NASA's Return to the Moon!」と題したこのキャンペーンは、6月27日まで受け付けています。
集められた名前はマイクロチップ化されて衛星に搭載されて月まで届けられます。

登録の方法はとても簡単で、申し込みフォームに氏名を入力するだけ。
驚いたことに漢字でも入力できましたが、実際にマイクロチップに打ち込む時、文字化けするかどうかは不明です(笑)。
Send Your Name to the Moon
「Add Name」ボタンを押したら「Print Your Participation Certificate」をクリックすると参加証明書が表示されます。
PDFで保存することもできますよ。

そういえば私はSHINOblog: 月に願いをで、JAXAの月探査機かぐや「SELENE」にも名前を載せてるんですよね。
そのうち、かぐや姫から「しつこいよっ!もう分かったっつの!」とか返事が来そうですねっ。

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2008.05.12

トギーブーメラン

3月に国際宇宙ステーション内で土井さんが投げたブーメラン。
SHINOblog: きっとあなたは戻ってくるだろうでも紹介しましたが、狭いステーション内でも見事に戻ってきましたね~。

ブーメランと言えば、インディアンが使うような「く」の字型のものを連想しますが、土井さんが使ったのは3枚羽のもので、関西ブーメランネットワーク代表の栂井靖弘(とがい やすひろ)さんが製作したトギー・ブーメランというものなんだそうです。
狭い空間でもきちんと戻ってくるよう設計されてるんですって。

たしかにあんな狭い空間でもちゃんと戻ってくるんだから、一般家庭の部屋でも飛ばせそうですよね。
で、こないだ本屋さんに寄ったら、「月刊 子供の科学5月号」に、綴じ込みスペシャル付録で宇宙を飛んだ紙ブーメランがついてました。
もちろん、慌てて買っちゃいましたよ、GWの直前だったから売れ残りだったんですね、危ない危ない。

さっそく作ってみましたよ。
表はこんな感じ、デザインも紙質も土井さんが使ったのと全く同じなんだそうです、けっこうちっちゃい。

裏にはトギーマークと、羽の折り方が書いてあります。
当然ですが、右利きと左利きでは羽の立て方が違うんですね。

うん!これは我が家の6畳間でも充分戻ってきます!!!
もしかしたら、無重力状態の方が投げやすいかも知れません。
地上では、戻ってくるときに重力で下に落ちちゃうことがありますが、重力がなければ慣性だけで手元に戻ってきそうじゃないですか。

なお、子供の科学5月号はすでに販売終了しちゃってるので(今売ってるのは6月号)、ブーメランを作って飛ばしてみたい、という方にはこちらをお薦めします。

関西ブーメランネットワークで配布しているトギー・ブーメランです。

■html(jpeg)はこちら
http://www.kbn3.com/kami/kata/browser/p001.htm
■PDFはこちら(69.1KB)
http://www.kbn3.com/kami/kata/pdf/p001.pdf

いずれもティッシュの箱くらいの厚紙で作るのが良いみたい。
コツとしては、手首のスナップを効かせて思いっきり回転させるように投げるのが良いみたいです。

あとは、羽の曲げ方を調整しながら何度か飛ばしてみると上手に飛ばせるようになりますよ。

紙だからその辺にぶつかっても安心だけど、念のために人に向かって投げないようにねっ。

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2008.05.01

きっとあなたは戻ってくるだろう

3月11日に打ち上げられたスペースシャトル・エンデバー(STS-123)は、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の建設などのミッションを無事に終え、同月27日に帰還しました。
次回のディスカバリー(STS-124)は5月31日(日本時間6月1日未明)に打ち上げの予定です。
今度は星出彰彦さんがミッション・スペシャリストとして搭乗、日本実験棟「きぼう」の増築を手がけます。

さて、エンデバーが国際宇宙ステーションとドッキングしたとき、ステーション内で土井隆雄さんが、ブーメランの実験をしたのを覚えてらっしゃるでしょうか。
「無重力状態でもブーメランはちゃんと戻ってくるのか?」という、真面目なんだかネタなんだか良く分からない実験ですが(笑)、いえいえ、これにはちゃんと有意義な目的があるのです。

ブーメランが戻ってくる仕組みには重力も関与していると考えられてたんですね~。
だから重力のない宇宙では、ブーメランは地上と違う動きをすると予想されてたんだそうです。
国際宇宙ステーションは地球から400kmほどしか離れてないので、わずかではありますが地球の重力の影響を受けています。
なので、完全な無重力ではないんですが、それでもこれはとても面白い実験結果ですね。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月30日、ブーメラン実験の動画を公開しました。
土井宇宙飛行士が軌道上で撮影したブーメランの映像- JAXA
ようつべにあったので拾ってきたよ(19秒)。

うわ~、3回投げて3回ともちゃんと戻ってきてますねっ。
土井さんは、恐らく足をマジックテープで固定して投げてるようですが、見事に手元に戻ってきています。
「だからなに」って言われるととってもツライんですが(笑)、意外と宇宙ステーションってゴルフやってみたり、楽しいことやってるんですよね~。

参考:
SHINOblog: エンデバー
SHINOblog: いよいよエンデバー打ち上げ
SHINOblog: エンデバー画像いろいろ
SHINOblog: おかえりエンデバー

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2008.04.25

衝突銀河いろいろ

4月24日はハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられて18周年の日なんだそうです。
これを記念して、ハッブルサイトでは59個の衝突銀河の画像を公開しています。

HubbleSite - NewsCenter - Cosmic Collisions Galore!

衝突銀河とは、複数の銀河が接近し、お互いの重力作用でそれぞれの銀河の形態や性質に大きな変化を生じる現象です。
一般に、新しい星が誕生するきっかけは超新星の爆発によるのですが、銀河同士が衝突する際にも衝撃波によって星が誕生することが分かっています。

そのうちいくつかを紹介します。
Hubble Interacting Galaxy Arp 148
おおぐま座にあり4億5000光年にあるArp148と名付けられた衝突銀河。
2つの銀河系がほぼ垂直に激突しています。

Image Credit:NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and K. Noll (STScI)

Hubble Interacting Galaxy NGC 6050
ヘラクレス座の1億5000光年かなたにあるNGC6050銀河。
こちらは似たような形の銀河が左右対称にぶつかってますね。

Hubble Interacting Galaxy NGC 5257
乙女座の3億光年かなたにある、これまたそっくりさん同士、NGC 5257とNGC 5258の合体。
「気持ちいい~~~っ」とか叫んでるかどうかは分かりませんが、まるでダンスのように手を繋いだ姿が仲良さそうですね。

衝突銀河を見ていると、まるで銀河同士が本当にぶつかり合って、中では星同士なんかも衝突しちゃって大惨事になってそうな感じがします。
でも、実は恒星同士がぶつかるということはなく、星間ガスが大量に集まって新しい星が続々生まれているかも知れない、ということです。

衝突銀河は、最終的に融合しながら1個の楕円銀河へと収束していくことが多いようです。
上で紹介した衝突銀河も、1億年とか4億年も前の姿なので、今現在は既に合体が終わって1つの銀河系になっているかも知れません。

実は、我らが太陽系がある天の川銀河、30億年後にはアンドロメダ銀河と衝突合体し、やがて1個の楕円銀河へ姿を変えてゆくと考えられています。
その時はSHINOblogでレポしますねっ(30億年ブログを続けるつもりらしい←私)。

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2008.04.13

宇宙を漂うもの

1957年10月4日、ソ連が世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げてから、人類は約4600回ロケットを打ち上げ、6000もの衛星を軌道上に置きました。
うち、現在稼働しているのはわずか800個ほど。
それ以外は廃棄されたり爆発したりして、いわゆるスペースデブリ(宇宙のゴミ)となって、地球の周りを漂っています。
このうち8000個ほどについては軌道が分かっており、観測不能な小さなものも合わせると宇宙ゴミは4500トンを越えるそうです。

欧州宇宙機関『The European Space Agency (ESA)』は、地球の軌道上の追跡可能な物体をCGにプロットした画像を公開しています。
Space debris - ESA - ESOC(英文)

こちらは高度1500km以下を回る低軌道衛星(Low Earth Orbit)。
通信衛星や偵察衛星、そしてスペースシャトルや国際宇宙ステーションもこの中にはいります。

巨大な(汗)画像もありますよ(3508×2480px)
Bee-Hive-6_H1.jpg (JPEG 画像, 3508x2480 px)

こちらは高度36000km付近を周回する、いわゆる静止衛星(Geostationary Orbit)。
気象衛星や放送衛星などがこの辺ですね。

同じく巨大な画像。
Bee-Hive-1_H1.jpg (JPEG 画像, 3508x2480 px)

うーむ、見てるだけでかゆくなってくるんですが(汗)。
軌道上に乗ってちゃんと一列に並んでるものもあれば、原型もとどめず流れに身を任せてるだけの一匹狼(?)もありますね。
地球を出るにはこのゴミ?たちをかきわけて進まなきゃいけないわけですね・・・。
実際は衛星がこんなに大きい訳ではないので、もっとスッキリしてるんだろうけど、地球の周りってこうして見ると、けっこうバッチイんですねえ。

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2008.03.27

おかえりエンデバー

ペースシャトルエンデバー(STS-123)は無事、午後8時39分(日本時間27日午前9時39分)、ケネディ宇宙センターに着陸しましたね。
大槻教授!シャトルの羽から怪しいプラズマがっ!!

Photo credit: NASA/Tom Joseph

さっそく親切な(笑)みなさんが「ようつべ」にアップしまくってくれてます。
いろいろあったけど、この動画が一番コンパクトで分かりやすいかな。(2分23秒)

こうして見ると、スペースシャトルって着陸というよりほとんど墜落みたいな勢いで落ちてきますね~。
機体がとても重い(およそ100t)うえに、他の航空機のようにエンジンの逆噴射を併用してスピードを落とすことができないので、こんな風に地面に激突するような着陸になるんですね。

ただ、他の航空機と決定的に違うのは、その恐るべき耐久性。
なんたって大気圏を突破して帰ってくるんですから、胴体着陸なんか朝飯前なんだそうです。
・・・もちろん、そんなことやらないに越したことはないですけどね(汗)。

シャトルは音速を超えた状態から着陸態勢に入るんですが、タッチダウンの数分前、マッハ1を切るときにバンバン!と衝撃波が響きます。
残念ながら紹介した動画ではその様子は見られないのですが、シャトル着陸時にNASA-TVでたいてい中継されるお馴染みの光景です。

着陸後のシャトルで(上の動画では2分を越えたあたりから)、少し珍しい様子が見られました。
スペースシャトルは着陸時にAPU(補助動力ユニット)というのを使います。
操縦翼面とブレーキを駆動するための装置で、排気口は尾翼の少し前にあるようなんですね。
昼間の着陸であれば、蒸気がシュポシュポ吹き上がるのが見えるんですが、今回は夜間だったので思いっきり炎がボーボー出ています。
・・・これって、もしかして排気じゃなくて、マジ発火だったんじゃないか、と思ったりするんですが(笑)、みなさん無事に帰還したようなんで、特に問題はなかったんでしょう(笑)。
シャトルのお尻から火が出てるって、けっこうビビりますよ~~~。

なお、このAPU(補助動力ユニット)は「SHINOblog: スパイ衛星を撃墜しました」ですっかり有名になったヒドラジンを燃料としています。
着陸後、いろんな支援車がわーっとシャトルを取り囲むんですが、この中に人目を忍んで(?)シャトルのお尻に近づいたクレーンがヒドラジンを抜き取っていきます。
これをシャトルマニア?の間では「かんちょー」と言うんだそうです(失敬)。


5月25日に打ち上げ予定のスペースシャトル・ディスカバリー(STS-124)には星出彰彦さんがミッション・スペシャリストとして搭乗、日本実験棟「きぼう」の増築を手がけます。

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2008.03.18

エンデバー画像いろいろ

最近、「スペースシャトル・エンデバーの発射映像」とか、「日本上空通過」なんてのが検索されてるようなので、リクエストにお応えして(笑)、それ関係の特集です。

まずは、NASAが公開してるシャトルの画像ギャラリー
NASA - Space Shuttle Multimedia(英文)
打ち上げ初日(STS-123 Flight Day 1 Gallery)から、2日目3日目と来て、今は6日目のミッションもアップされてます。
土井さんの作業の様子や、日本の実験棟「きぼう」の画像もありますよ。

今まで部品やCGでしか見たことなかった「きぼう」の姿です。

ここまで来たら高所恐怖症どころじゃなくなりますね。


Image Credit: NASA

こちらは、Google Maps APIを利用したISS(国際宇宙ステーション)の位置を表示しているサイト。
刻々と衛星の位置が変わっていきますよ、今はシャトルがくっついてますね。
GoogleSatTrack

こちらは日本の方がJavaScriptで作った、稼働中の人工衛星からデブリまで、様々な人工物の軌道を追跡しているサイト。
個人で運営されてるようですが、次々と新しい衛星が追加されてるのがすごいです。
JavaScriptで人工衛星の位置を表示する

JAXAでも、ISSとスペースシャトルの目視予想情報を掲載しています。
国際宇宙ステーション・スペースシャトルを見よう
日本地図の地名をクリックすると、その都市でISSが見られる日時が表示されます。
・・・どうも東日本では今回はほとんど見られないみたいですが・・・。
例えば東京で見られるのはほとんど明け方の低空ばかりです。


*NASAとJAXAが提供する画像の著作権や利用規約については、こちらをご覧くださいね。
SHINOblog: NASAとJAXAの著作権

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2008.03.11

いよいよエンデバー打ち上げ

いよいよ今日11日、スペースシャトル・エンデバーが打ち上げられます。
今のところ特に延期の情報は入ってないので、予定通りアメリカ東部夏時間2時28分(日本時間15時28分)に実施されそうですね。
アメリカは夜中、まっくらな中で打ち上げられるんですね。

今回のミッションは日本の実験棟「きぼう」が搭載され、土井宇宙飛行士も搭乗するということで、日本にとってもちょっぴりスペシャルなミッション。
そしてエンデバーからブーメランを飛ばす実験(YOMIURI ONLINE)も実施されるそうですね。
これは実際に飛ばしてみないとどんな動きをするのか誰も分からないのだそうです。
もしかしたらシャトル本体に刺さるかも知れませんね~(縁起でもない・・・)。

打ち上げの様子はJAXA特設サイトのYahoo!動画上でリアルタイム配信されます。
SPACE@NAVI-Kibo SPECIAL LIVE
15:00ごろからの開始ですが、本家NASAは既に中継が始まっています。

NASA - NASA TV
こちらはテキストもナレーションも英語なのですが、2ちゃんの実況版に行くとみんなで盛り上がれますよ~。
・・・そういう私は仕事中なので、エクセル画面の裏でこっそり見ることにします(仕事しろ)。

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2008.03.07

次世代有人宇宙船オリオン

NASAのスペースシャトルは2010年に引退する予定ですが、その後継としてSHINOblog: オリオンで火星をめざせで紹介したオリオン(Orion)の開発を進めています。

前の記事でも書いたように、この次世代有人宇宙船はシャトルのように機体を再利用するのではなく、使い捨てタイプの宇宙船になります。

NASAは5日、「オリオン(Orion)」の実物大実験モデルの画像を公開しました。
NASA - Orion
写真は、緊急脱出システムをテストするためにラングレー研究センター(Langley Research Center)の格納庫に運ばれるオリオンのカプセル模型の姿です。

Image Credit: NASA/Sean Smith

ニューメキシコ州のホワイト・サンズ・ミサイル実験場に運ばれて、緊急脱出システムの実験をするのだそうです。
オリオンは2015年までに国際宇宙ステーションへのクルー運搬用に利用を開始する予定です。
そしていよいよ、2020年以降には有人月探査計画用に利用されることになります。

もちろん、並行して宇宙ステーション行きのロケット「アレス(Ares)I」と、月や火星行きの大型ロケット「アレスV」の開発も進めてるし、NASAもこれからけっこう忙しくなりそうですね。

そういえば、こんな記事も書きました。
SHINOblog: オリオンとクリッパー
アメリカは往復型(シャトルシステム)をやめて使い捨て型(オリオン)を採用しました。
逆にロシアは使い捨て型(ソユーズ)から往復型のクリッパーに移行しようとしています。
もちろん、どちらが良いということは必ずしも言えないんでしょうけど、お互いに違う方法で宇宙開発を模索しようというのがちょっと面白いですね。
似たような研究をするよりも、全く違うアプローチをした方が、より多くの成果を得られるかも知れないですしね。
ちなみにこれはアポロ10号の司令船、オリオンと激似ですね。


NASA(アメリカ航空宇宙局)1958年10月1日、National Advisory Committee for Aeronautics(NACA)を母体としてカリフォルニア州ロサンジェルスで誕生しました。
実はその前年の1957年10月4日にソ連が世界初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功しています。
東西冷戦まっただ中、軍事技術でロシアに圧倒され続けていたアメリカは、ついにプライドも自信も全て総崩れになり、スプートニク・ショックと言われるパニック状態に陥りました。
「こうしちゃいられねえ!」ってんで創設したのがNASAだった訳です。
この時代のソ連とアメリカは完全に「ケンカ両成敗」という感じですが、お互いが異様な負けず嫌いパワーを発揮した結果、科学技術が目覚ましい発展をしたのも確かなんですよね。

というわけで今年はNASA設立50周年にあたります。
なんか面白いイベントがあるかもね。
NASA 50th Anniversary Websiteで公開された50周年記念ロゴです。

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2008.03.02

エンデバー

久しぶりにスペースシャトルの話題です。
・・・どうもね、私がスペースシャトルを記事にすると打ち上げが延期になる気がするんですよね・・・。
きっと、それだけシャトルの打ち上げはシビアな条件でやってるんですよね、きっと、うん。
でも、今回は日本にとってもちょっぴりスペシャルなミッションなのです。

JAXA|「きぼう」日本実験棟 船内保管室搭載及び土井宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「エンデバー号」(STS-123/国際宇宙ステーション組立ミッション(1J/A))の打上げ日の決定について
NASA - Space Shuttle(英文)

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「エンデバー号」(STS-123/国際宇宙ステーション組立てミッション(1J/A))の打上げ日を3月11日に実施します。
今回のミッションのメインイベントは、「きぼう」日本実験棟の船内保管室の取付けです。
そして我らが宇宙航空研究開機構(JAXA)は、今回のミッションから筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室での管制を開始するそうです。
そしてさらに!今回は久しぶりに日本から土井隆雄飛行士が搭乗します!

打上げスケジュールは以下の通り
3月8日(土)未明:打ち上げカウントダウンを開始
3月11日(火):米国東部夏時間2時28分(日本時間15時28分)
米国フロリダ州ケネディ宇宙センターにおいて打ち上げ

なお、予備日として12日、17日が用意されているそうです。
もうちょっとしたら、NASAやJAXAのサイトで中継カメラが設置されることでしょう。
詳しいことが分かったらまたレポしようと思っています。


ちなみに先月20日に米軍がたたき落としたスパイ衛星の残骸は、今でも高度240キロの空に漂っています。
通常、飛来物がシャトルに深刻な穴を開ける確立を269分の1としていますが、こないだの衛星のデブリによってその確立は259分の1と、ほんの少しだけ増しています。
てか、危険度が300分の1以下ってけっこう危なくないのかな?
300回飛ばしたら1回はぶつかる可能性がある、ってことですよねえ。
関連でこんなニュースもありました。
破壊衛星の「宇宙ごみ」回避、極秘衛星の打ち上げ延期:CNN.co.jp
・・・・エンデバーは大丈夫なのか???

まあそれは良いんですが(いや良くないって)、こないだ(2月20日)アトランティスが帰ってきたばっかりなんですよね。
毎回シャトルの打ち上げは2ヶ月ほど間を開けてるんですが、ここにきてだんだん予定が詰まってきた感じです。

2006年09月、私はこんな記事を書いています。
SHINOblog: 今後のスペースシャトル
2010年の引退までのシャトルのスケジュールを書き出したんですが、実は今回のエンデバー、本当なら去年の11月に打ち上げられる予定だったんですね。
もうなんだかんだで4ヶ月も遅れが出ているのです。

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2008.02.29

MSのプラネタリウムソフト

マイクロソフトがこの春に「WorldWide Telescope」というプラネタリウムソフトを公開するそうです。
「WorldWide Telescope」はハッブル宇宙望遠鏡や宇宙ゲノムプロジェクト「SDSS(Sloan Digital Sky Survey)」などが提供するデジタル画像を表示する宇宙のバーチャルマップです。
WorldWide Telescope
WWT

夜空を縦横無尽に見て回ったり、好きなところでズームインしたり、北斗七星や火星を見たり、それらの天体に関連する解説やデータをオンラインで呼び出したり、Google Earthのsky機能をはるかに凌ぐ膨大な情報を参照できるということです。

公開は今年の春、ということで今はプロモーションサイトしか見ることができませんが、ソフトは無償で提供されるということです。

このプロジェクトにはMicrosoftのJim Gray(ジム・グレイ)とい情報工学者が大きく貢献しているんですが、彼は去年、ヨット旅行に出かけたまま行方不明になっているのだそうです。
今でもマイクロソフト所属になっているジム・グレイが行方不明になったことで、SDSS(Sloan Digital Sky Survey)プロジェクトはかなり遅れたそうですが、ここに来てようやく目途がついたのでしょう。
「WorldWide Telescope」はジム・グレイの功績を継ぐ形で公開にこぎつけたということです。

・・・こういったプラネタリウムソフトでは、同じくフリーウェアのStellarium 日本語版(オリジナルは『Stellarium(英語版)』)が有名です。
ホームページとしてはStella Theater Web(日本サイト)なんか使い勝手がとても良くて、私はどちらもよく利用しています。
特にStellariumはフリーなのにすげえ機能が満載なんですが、WorldWide Telescopeはそれを凌ぐすごさだ、ということなので、これはもう、公開されたらダウンロードするしかないですねえ。
あとは、私のPCがこのソフトの使用に耐えられるか、なんですが(笑)。

SHINOblogでは、ダウンロードして使うようなものはあまり薦めることはないんですが、これは個人的にも使ってみたいので、公開されたらレポしようと思っています。

ところで。
2008年春って、具体的にいつなんだろ???
こういうのって往々にして延期延期ってけっこうあったりしません????

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2008.02.22

スパイ衛星を撃墜しました

もう散々ニュースでやってるんですが、東部標準時で20日午後10時26分(日本時間21日12時26分)、アメリカ海軍は制御不能の偵察衛星の破壊に成功したそうです。
一番重要視されてるのは「ヒドラジンのタンクが完全に破壊されたのか?」ってことですが。

英文ですがこちらはアメリカ海軍のサイトによる公式発表。
おそらく撃墜後24~48時間以内に大気圏に再突入する際、完全に燃え尽きてしまうだろう、ということです。
Navy Missile Likely Hit Fuel Tank on Disabled Satellite:the Official Web Site of the United States Navy
国防総省の公式発表はこちら
Navy Missile Likely Hit Fuel Tank on Disabled Satellite:U.S. Department of Defense Official Website

DoD photo by U.S. Navy. (Released)

・・・・意外にも(おい)うまくいっちゃいましたね。
今年のハプニング映像集でトップ10に入るかと思ったんですが(こらー)、これでは普通のニュースになっちゃいました。
私は何を期待してたんでしょうか(汗)。

ところで衛星が撃墜された当日、アメリカでは皆既月食が見られたそうですね~。
衛星撃墜も月食も、大統領選一色のアメリカではあまり大きなニュースにはならなかったのかな?

ミサイル撃墜の様子がようつべにも上げられています。
すっかり有名になった?カートライト将官による記者会見から撃墜のとこだけ抜き出した動画のようです。(1分6秒)
40秒あたりで見事にヒットしてますね。

オマケ:仕事中に(ウソですウソです!)ずっと追跡していたサイトを紹介します。
JavaScriptで人工衛星の位置を表示する
最新情報にもあるように、残念ながら偵察衛星NROL-21は既に消滅しています。
中国が撃墜した人工衛星のスペースデブデブはたくさん飛んでますよ~。

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2008.02.20

スパイ衛星を明日撃墜します

ずっと定点観測しているアメリカの偵察衛星「NROL-21/USA-193」の撃墜ですが、いよいよ明日21日に実施されるようです。
U.S. to shoot down satellite Wednesday, official says - CNN.com(英文)

スペースシャトル・アトランティスが米東部時間18日午前4時24分(日本時間同日午後6時24分)に国際宇宙ステーションから離脱し、今日にもフロリダ州ケネディ宇宙センターへ帰還する予定になっています。
シャトルの邪魔にならないよう、帰還翌日の実施になるんですね。

現地時間の21日夕方からの数時間、ハワイ沖で民間航空機の飛行が禁止されます。
ちょうどこの時間に衛星がハワイ上空を通過する見込みなのだそうです。
すでに太平洋では洋上には3機の巡洋艦・駆逐艦が24時間態勢で待機、警戒機なども巡回しており、今後は常に最新情報が関係機関に通達される予定です。

Lakeerie計画では、レイク・エリー(The Lake Erie)ミサイル巡洋艦(写真:wikimediaより)がミサイルを発射、ディケーター(Decatur)ミサイル駆逐艦は弾道情報をエリーに入れて、ラッセル(Russell)ミサイル駆逐艦がディケイターのバックアップをします。
もちろん、ディケイターやラッセルも予備ミサイルは持っていて、いつでも第2弾、3弾を撃つことができる訳です。
米東部時間20日午後9時半(日本時間21日午前11時半)からの約2時間半が最初の撃墜可能期間だということです。

今回の「衛星迎撃」、予定通りいくと明るい夕方に実施されるので、日本などから衛星が撃墜される様子を目撃するのは難しいかも知れない、っということです。
スカッたら恥ずかしいから(笑)、みんなの幸せのためには見えない方が良いかも知れませんね。

ただ、熊本県の「さかもと八竜天文台」が日本上空を通過する偵察衛星の撮影に成功してましたよ。
asahi.com: 撃墜予定の米スパイ衛星を撮影 熊本の天文台
すげえ!これが「あの衛星」って分かるんですねえ。

そして案の定、中国やロシアは今回のことにプンプンです。
米故障衛星の撃墜計画、中国・ロシアが反発 | Chosun Online | 朝鮮日報

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2008.02.15

スパイ衛星を撃墜します

・・・・やっぱし、やりたかったんじゃん。

SHINOblog: スパイ衛星が落下するかも?と、SHINOblog: スパイ衛星は北米に落下?でお伝えしていた偵察衛星「NROL-21/USA-193」は今のところ、2月末~3月始めに地球の大気圏に再突入する見通しとなっているそうです。

Sm3当初、防総省ではミサイルによる撃墜についてはコメントを控えていましたが、ここにきてついに決断を下した、という感じですね。
すでにいろんなニュースサイトで話題になっていますが、アメリカ海軍が所有するイージス艦から3機の迎撃ミサイル『SM-3(Standard Missile 3)』を発射、大気圏突入の直前で衛星を撃破する予定だそうです。

国防総省ホームページ上でも発表されてたので、マジらしいですよ(信じてなかったのかよ)。
DefenseLink News Article: Navy to Shoot Down Malfunctioning Satellite:US Department of Defense(米国国防総省)(英文)
Technobahnが米国政府によるスパイ衛星破壊計画とは? 意外に深刻な落下のシミュレーション結果で意訳していて分かりやすいです。

ジェームズF.ジェフリー大統領次席補佐官は、ブッシュ大統領がミサイルによる衛星の撃破を指示したことを発表しました。

今回のことで一番懸念されているのは、この衛星に積載されているヒドラジンという毒性の強い燃料が、人の住む地域に落下することです。
ヒドラジンは人が吸い込むと肺の内部を火傷するなどの影響があるそうです。
宇宙開発の分野ではヒドラジンはそう特殊な物質ではなく、スペースシャトルや日本のH2-Aロケットにも搭載されています。
衛星が自然落下した場合、ヒドラジンはフットボール競技場2つ分の面積に拡散する可能性があると言われています。

そのため、ミサイルで事前に破砕し、できれば海に落下させるのが今回の目的なのだそうです。
地球の大気圏に突入する直前ミサイルが衝突すれば、宇宙に放出されるデブリの量は少量になり、衛星の破片の大半は大気圏で燃え尽きると予想されています。
また、衝突によって衛星の速度が落ちると思われるので、落下地点をある程度絞ることができる、つまり海に落下させることが可能になる訳ですね。

これらのことから、「撃たないよりは撃った方がマシ」という結論に至った、ということで、決して私やその他多くの人が想像するような「衛星の機密保持のため」でも、「米国のミサイル防衛力を誇示するため」でもない、っということですが・・・・。

それにしてもね。

前の記事でも書いたように、地球の表面は70%が海で、残りの地上でも人が住む地域はほんの限られた場所なのです。
人工物が人の住む地域に落下する可能性は、宝くじに当たるよりも確立が低いのです。
この衛星が私の頭に当たる確立も限りなくゼロに近いし、もう放っておいても良いんじゃないか?
他国を刺激してまでミサイルを持ち出すようなことなのか、ってのが、どうもね。
それとも、アメリカ本国の都市部に墜ちる可能性がけっこう高くなってきたのかな。
どう見ても「ミサイル防衛システムを使ってみたい!」と、任期終了間際のブッシュさんが・・・。
と、これ以上言うと日米両政府から刺客が来そうなのでやめときます(爆)。

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2008.02.01

スパイ衛星は北米に落下?

以前「SHINOblog: スパイ衛星が落下するかも?」で紹介したアメリカの偵察衛星ですが、どうやら北米大陸に落下するようです。
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が記者会見で明らかにしたということです。
自分で投げた石が自宅に落ちてくるんなら文句の言いようはないですね。
北米航空宇宙防衛司令部、制御不能のスパイ衛星は北米大陸に落下の見通し - Technobahn

この衛星は当初の予想通り「NROL-21/USA-193」と言う米国家偵察局(NRO)の情報収集衛星で、3mという大口径の望遠鏡を搭載しています。
外見は軍事機密らしくどこにも見あたらないんですが、おそらくハッブル望遠鏡に似ているのではないかということです。
解像度は10~15cmということですから、人の顔まで判別できそうな精度です。

これはハッブル宇宙望遠鏡、こんな形をしてるんだね。

(Image credit: NASA)

この巨大な望遠鏡を搭載しているため総重量が19.6トンもあって、地球の周回軌道上にある無人の人工衛星としては最大級の大きさです。
(ちなみに、気象衛星「ひまわり6号」が1.6トン、月周回衛星「かぐや」は打ち上げ時で約3トン、国際宇宙ステーションは完成時で419トン、そしてアポロ(司令船・機械船・月着陸船の合計)は約50トン)
この巨大な体のために、大気圏に再突入しても完全に燃え尽きず、衛星の一部は地表に落下する可能性があるそうです。

で、気になるのは「人の住む地域に落ちたり、あるいは人に当たる可能性はどれほどなのか」ということ。
実は、過去半世紀の間に、約1万7000個、合計で約1400トンの人工物が地球に落下しており、断面積が1平方メートル以上の物体が平均して毎週ひとつ落下している、という見積もりがあります。
人工衛星も落ちてくることがあるのですか?:横浜こども科学館
いまのところ、衛星の落下で人が死傷したという報告は皆無で、今後、人に当たる可能性も1兆分の1もないだろうということです。
・・・これなら宝くじに当たる方が確率高いですね。

と言うわけで、スパイ衛星が私の頭にぶつかる可能性はほぼなくなった訳ですが。

宇宙からの落下物がどこに落ちるのか、正確な情報は大気圏に突入するまで予測できないんですね。
天候や大気の密度によって落下速度・角度が大きく左右されるので、落下する地域をある程度限定するには数時間前にならないと分からないそうです。
やっぱり人間って、自分がやったことの後始末もできないんですねえ。

参考:「スパイ衛星落下」の危険性は:元空軍将校が語る監視の実態 | WIRED VISION
なるほど、秘密にすればするほど、みんながよってたかってその秘密を暴くわけですね。
世界中の人が自宅警備員って訳か(笑)。

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2008.01.29

スパイ衛星が落下するかも?

アメリカの偵察衛星が2月下旬から3月下旬にも地上に落下するかも知れない、ということです。
Dead spy satellite could hit Earth - msnbc.com(英文)

老朽化や故障などで稼働できなくなった人工衛星は、安全や情報保持の観点から、地上から制御して地球の海に落下させるのが通常です。
過去に地球に落下させた大きな人工衛星では、アメリカのスカイラブ(1979年 80トン)、ロシアの宇宙ステーションミール(2001年 130トン)が有名ですが、それ以外でもかなり大量の衛星が落下させられています。
スカイラブ(Wikipediaより)

[星ナビ.com] さよならミール

しかし今回の偵察衛星はすでに制御不能な状態になっていて、落下させる場所を決めることができず、今のところ、予想落下地点は不明なんでそうです。

衛星の詳細については、機密のため一切明らかにされていません。
が、2007年にL-21という偵察衛星が軌道投入に失敗して運用を断念した経緯があるので、もしかしたらこの衛星のことかも知れませんね。
米国家偵察局、最新鋭の情報収集衛星「L-21」の軌道投入に失敗 - Technobahn
どこに墜ちるか分からないのであれば、いちおう「墜ちるかも」という公表だけはしておこう、という感じなんでしょう。

その衛星は10トンほどでバスくらいの大きさですが、大気圏突破する際におおまかな部分は燃えてしまうので、地面に達したときはかなり小さくバラバラになっていることでしょう。
ただ、この衛星の推進剤に使われるヒドラジンや、衛星の材料になっているベリリウムという金属が人体に害を及ぼす影響があるそうです。
万が一、人が住む地域に落下した場合、ちょっと面倒なことになりそうです。
だけど地球の表面は70%以上が海だし、その他の陸地でも人が住んでいる地域は本当にわずかな場所でしかありません。
たしかミールが墜ちたときも、「これが都会に墜ちたら」みたいな特集番組を見た気がするんですが、それこそものすごく可能性の低いことではあるんですよね。
もちろん可能性が0でない限り、何らかの情報を提供するべきだとは思います。

なお、この情報を公開した米国家安全保障会議(NSC)は、衛星をミサイルなどで撃ち落とす可能性についてはコメントを避けたそうです。
・・・個人的には、ミサイル撃墜の練習台として良い標的になると思うんですが、さすがに不謹慎なのかな。

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2007.12.14

宇宙情報センターのキーワードリンク機能

JAXA宇宙教育センターが監修している宇宙情報センターのキーワードリンク機能が他のサイトやブログでも使えるようになったそうです。

宇宙情報センターは私もいろいろ参考にしているサイトで、太陽系から宇宙開発史まで、宇宙に関するあらゆる情報を掲載してるんですよ。

キーワードリンク機能とは、ウェブサイトやブログに掲載された宇宙に関連する単語に、宇宙情報センターのサイトを自動的にリンクしてくれる機能です。
例えば、こんな感じで星や宇宙に関するキーワードを書いたとき、宇宙情報センターにある情報にリンクを貼ってくれるのです。

設置方法はとっても簡単。
キーワードリンク機能のタグ生成にあるタグをコピーして、それぞれのブログのリンクリストに貼り付けるだけ。
宇宙情報センターのサイトを自動的にリンクさせる方法にはココログに設置する方法も書いてあります。
1個でもブログパーツを設置したことある方は、それと全く同じでリンクタグをマイリストにコピペするだけでオッケー、簡単でしょ。

てな訳で、試しにこの記事で、いろんなキーワードを羅列してみるよ。
うまくリンク貼ってくれるかな?
スペースシャトル アポロ13号 ブラックホール SETI 国際宇宙ステーション
流星群

追記:ある程度予想はしてたけど、関係ない記事の関係ない言葉にまでリンクが貼られちゃいますね(笑)。
これは星関係専門のサイトじゃないと使いにくそうです。

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2007.11.29

ふたご座流星群

毎年決まった時期に出現する流星群。
なぜ、同じ時期に同じような場所で観測できるんでしょう?

宇宙に漂うチリや小石などが地球の引力に吸い寄せられ、大気圏に突入した際に燃えて明るく輝くものを流れ星と言います。

ご存じの通り、地球は太陽の周りを公転しています。
そしてこの軌道上には、主に彗星が放出した大量のチリが漂うダストトレイル(Dust trail)という場所があります。
ここを地球が通ったとき、流星群が現れるという訳です。

有名な流星群としては、ペルセウス座流星群(8月)、しし座流星群(11月)、しぶんぎ座流星群(1月)がありますが、来月にはふたご座流星群も見られるんですよ。
・・・さすがに12月は寒いですが、今年のふたご座流星群はかなり期待できそうだと言うことです。
12月5日ごろから見え始め、14~15日が一番良く見えるそうですよ。

画像は、12月14日午後9時の東京での見え方です。

14日の月齢は5なので、半月に少し足りないくらいの大きさで午後9時には沈んでしまいます。
そして、うまくいけば最大で1時間に数十個の流星が見られるかも知れないそうです。

ふたご座にある赤い丸の部分を中心として、流星群が降り注ぎます。
この日は引っ越しの準備をしてる真っ最中だと思いますが、ちょっと手を休める時間があったら、空を見上げてみようと思います。

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2007.11.22

JAXAグリーティングカード

引っ越し準備がぜんぜん進みません。
年内に引っ越せるのかも怪しくなってきましたよ。
・・・私たちがあれも足したいこれも足したい、でも金がねえ、と文句ばっか言ってるせいなんですけどね・・・。
バタバタしてたら月周回衛星「かぐや(SELENE)」はNHKとタッグ組んですげえ写真をガッツンガッツン送ってきてるし。

テレビやネットで「かぐや」が送った映像を見る機会も多いですが、それらの画像を使ったグリーティングカードを作れるページをJAXAが公開しています。

JAXA | グリーティングカード

まずはカテゴリーを選択します。
「JAXAのプロジェクト」「イラストギャラリー」など5種類のカテゴリーがありますが、やっぱり今の旬は月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)が撮影した映像でしょうね~。

そして台紙を選び、差出人や送る相手(同時に3人まで送れます)の名前とメアド、400字以内のメッセージを書きます。

日付指定もできるのだけど、なぜか2006年と2007年しか指定できないので、お正月のメッセージとしては使えなそうですね(笑)。

メールではグリーティングカードのURLで届きます。
ちなみに私がお試しで作ったのがこれ。

クリスマスカードにぴったりっぽいですよね。

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2007.09.20

GoogleMoonがパワーアップ

今となってはGoogleMapsはもうすっかり有名ですが、他にも火星の表面が見られるGoogleMars、月面が見られるGoogleMoonもありますよね。

このGoogleMoonが、NASAによるデータの提供で大幅にグレードアップしたということです。
NASA Maps the Moon With Google-NASA-(英文)

GoogleMoonを開くとアポロ計画の際の計6回の着地点が表示されています。
それぞれの数字をクリックすると、更に細かい情報を見ることができますよ。
例えば、初期画面のポップアップウィンドウ「Apollo11」の「ZoomIn」をクリックすると、18ヶ所のマークが表示され、それぞれをクリックすることでパノラマ画像や動画を見ることができます。
ちなみに「4」のマークから"Watch the video"を選べば、アームストロング船長が月に降り立つ有名な動画が再生されます。
そして、あの有名な

That's one small step for man, one giant leap for mankind.
(一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍)

というセリフを聞くことができちゃいますよ~。

他にも月面車が爆走する写真や、飛行士たちが散歩?してる姿なんかを見られちゃいます。

これらの地図は、1990年代に月を訪れたNASAの探査機クレメンタインによる可視光マップをベースに作られたものなので、最大までズームアップしてもデコボコの地面が見えるだけです。
今後、日本の月周回衛星「かぐや」などが情報を更新して、もっと詳細な地図を見られるようになるかもねっ。
かぐや姫の自宅を見られる日もそう遠くないかも知れません。


こんな写真もあったよ。
アポロ12号に搭乗したピート・コンラッド。

狭い宇宙船では持ち込むものも厳しく制限されていましたが、彼は自分と相棒アラン・ビーンのポートレートを撮ろうとカメラ用セルフタイマーを隠し持っていました。
2人しか月にいないはずなのに誰が写真を撮ったのか、みんなが混乱するだろうと考えたんですが、残念ながらミッションの最中にセルフタイマーを無くしてしまったため、このイタズラは失敗に終わっています。

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2007.09.16

月に行けたら34億円あげます

アメリカのX PRIZE Foundation(エックスプライズ財団)とGoogleが月面探査の一番乗りを競うレースを実施するそうです。
個人や民間であれば誰でも参加できて、月面に無人探査機を月まで運び、地球に向けて高画質の画像を送信させることができたら総額3000万ドル(約34億5000万円)の賞金をゲットできちゃいます。

JPN | X PRIZE Foundation
(なぜか日本語版はトップページのみ、これから訳されてくのかな?)


レースの詳細はこんな感じ。

2012年までに月着陸船を月面に着陸させ、無人探査機で周辺500メートルの映像を撮影、その映像を地球まで送信することができた最初のチームに2000万ドル(約23億円)の賞金が贈られます。

そして、探査機を月面で14.5日に渡って稼働させ、アポロ計画の宇宙船の残骸を撮影できたら、更に500万ドル(約5億7500万円)の賞金がもらえる、ということです。
更に目標を上回る発見などがあった場合は、もう500万ドルを受け取ることができるという訳です。

なお、2012年を過ぎると賞金は1500万ドルに減額され、2014年にこのコンテストは期限切れとなります。

有人による月探査は1972年12月に月に着陸したアポロ17号が最後。
その後も旧ソ連が無人探査機を送り込んでいますが、民間による月着陸はもちろん今まで一度もありません。
アポロが置いてきた残骸を、人類は一度も見たことがなく、これが「月着陸はウソ」論者のかっこうの標的ともなっているんですが、今回のコンテストでそれが発見されたら、アメリカは大喜び、ですねっ。


・・・・34億円かあ、私もチャレンジしてみようかしら(笑)。
誰か一緒にやらない?(やらないっつの)
月まで行って写真撮ってそれで34億もらっても、全然ペイしない気もしますが(笑)、ここで名を売れば巨大なビジネスチャンスも巡ってくるでしょうから、関係企業としては賞金よりそっちの方がおいしいかも知れませんね~。


ちなみに、X PRIZE Foundation(エックスプライズ財団)は、2004年にもAnsari X Prize(アンサリ・エックスプライズ)という有人弾道宇宙飛行のコンテストを行っており、アメリカの民間企業が開発したスペースシップワンが高度約100kmを飛行して賞金1000万ドルを獲得しています。

画像Wikipediaより

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2007.09.04

火星で地下帝国発見・・・されなかった

以前こちらでSHINOblog: 火星で地下帝国発見?という記事を紹介しましたが、この穴のおおよその仕組みが分かったそうです。

NASA - Dark Pit on Mars' Arsia Mons, with Sunlit Wall
HiRISE | New View of Dark Pit on Arsia Mons

前回の写真は太陽が真上から照らしていたため、穴の側面が全く見えず、ただポッカリと穴が開いてることしか分かりませんでした。
今回は、日差しがやや傾いた状態で撮影することに成功。
東(右側)の壁を日光が照らしているのが分かります。

Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona

アリゾナ大学では、この垂直洞窟(Pit Cave)は火山活動によって垂直に切り崩されたものじゃないかと推測しています。
地球にも似たような地形のピットクレーター(pit crater)というものがあって、地下のマグマが移動して地表が陥没することによってクレーターのような穴が開くことがあります。
つまり、火星にも激しい火山活動があった(あるいは今もある?)可能性がとても高い、ということですね。
これはハワイ火山国立公園にあるピットクレーター。

Wikimedia(Image:Halema'uma'u creater-Kilauea Caldera.jpgより)

火星のピットクレーターの側面の様子から、この穴は最低でも深さ78m(255フィート)、幅150x157m(492x515フィート)はあるだろう、ということです。

・・・えーーー、なんか個人的にすっっっごくガッカリというか、NASAはやっぱり何かを隠してませんか?
本当は火星人が写ってるのにフォトショで加工したんじゃないの??
・・・・いえ、もういいです・・・、やっぱり自然現象だったんですね・・・・。

追記:南郷さんが隠蔽された画像を修正してくれました。
ほらね。やっぱいるよ(笑)。

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2007.08.13

流れ星を見よう

んもーーーー、毎日暑くてブログなんかやってられませんよ!!!
梅雨入り前の長期予報で「猛暑になる」って言ってたのを、なかなか梅雨が明けないもんだから「冷夏になる」って訂正しちゃったんですよね気象庁さん。
よけいなこと言わなきゃ良かったですね。


さて、暑くて寝付けない夜は、ちょっと外に出て星空を眺めてみましょう。
よほどの大都会でなければ、星って案外たくさん見ることができるんですよ。
良く晴れた空を5分ほど眺めているとだんだん目が慣れてきて、見える星の数がどんどん増えていきます。
今の季節なら、10分ほど空を見上げているとかなりの高確率で流れ星を見ることができます。

特に今日明日はペルセウス座流星群の活動がとても活発になります。
1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで「三大流星群」と呼ばれており、毎年ほぼ確実に見られる流星群です。

太陽系には惑星の他に、彗星もチリをまき散らしながら公転しています。
毎年今の時期、地球は「スイフト・タットル彗星」という小さな彗星の軌道を横切るのですが、その際に彗星が残したチリが大量に地球に飛び込み、大気圏で燃えて流星群となるのです。
多ければ1時間に数十個の流れ星が見られるということですが、とても小さなものもあるので、肉眼で確実に見られるのはそれほど多くはないと思います。


流星群が出没する目安はこんな感じ。
「W」の形をしたカシオペア座なら誰でも知ってますよね。
このちょっと下あたり、黄色い星のマーク(放射点)を中心に放射状に流星が現れます。

早い時間だとカシオペア座も低い位置にあるので、できれば夜遅く、夜中の12時くらいが最高みたいですね。
コツとしては、1点を集中して見るのではなく、ボーッと視野全体を眺める、という感じでしょうか。

そして運が良ければ人工衛星がゆっくりと大空を横切る姿を見ることもできるかも知れません。
今は国際宇宙ステーション(ISS)にスペースシャトル・エンデバーが張り付いています。
GoogleMapsを利用した宇宙ステーションのリアルタイムでの位置はこちらで確認できますよ(けっこうな早さで移動してますね~)。
GoogleSatTrack2 - satellite tracker on google maps

夏休みは夜更かしをするチャンス、たくさん流れ星を見てたくさん願いをかなえちゃいましょう(笑)。

続きを読む "流れ星を見よう"

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2007.08.06

皆既月食が見られるよ

今年の3月にものすごく部分的な日食が部分的な場所で(汗)見られるという話をSHINOblog: プチ日食・プチ月食で紹介しました。
次回、全国的に見られる月食が近くなったらまたお知らせする、と予告していたのですが、いよいよその日がやってきたようです!!

今月8月28日に、日本全国で皆既月食を見ることができます。
月が出てくるころには既に欠け始めているのですが、逆に言えばかなり早い時間から皆既月食を楽しめるということでもありますねっ。

月食のスケジュールは以下のとおり。
2007年8月28日

つまり、月が欠け始めるのが17:51ごろなのに、東京で18:11、すでに半分近く欠けた状態で出てくる訳です。
各地の月の出、日没、薄明終了の時間はこんな感じです。

現象札幌仙台東京京都福岡那覇
月の出18:1418:0918:1118:2718:4718:51
日没18:1918:1518:1618:3118:5118:55
薄明終了20:0119:4719:4519:5920:1720:14

東京の場合はこんな感じで見られるんですね~。

なお、2012年5月21日には金環食が見られます。
こちらは全国、という訳にはいきませんが、関東・近畿・四国・九州などかなり広い範囲で見ることができます。
万が一この日までSHINOblogが続いたら(笑)、また間近になったらお知らせすることもあろうかと思います。

追記:月食と、普段の月の満ち欠けとは見え方が違うのか、というご質問をいただいたので、図で簡単に説明します。

普段の月の満ち欠けでは、月自身の影によるものなので、こんな風に見えます。
半分以下のときはバナナのような形、半分以上のときは少しいびつな丸のように見えますね。

ところが月食はこんな風に見えるんですよ。

月食は月に地球の影が写る現象なので、太陽・地球・月がちょうど一直線に並んだ時(つまり満月の時)にしか起こりません。
波長が短い青い光は地球の大気によって散乱されて月には届きませんが、波長が長い赤い光は屈折しながら地球の大気を通過し、月をほんのりと赤く照らします。
だから、欠けた部分は全く見えなくなるのではなく、暗い赤銅色に見えます。
ちょっぴり不気味というか神秘的ではありますね。

たいていはそれぞれの軌道が微妙にずれているので、月食は数年に1度しか見られません。
それでも月にとって、地球の影はとても大きいので、すっぽりと収まって1時間以上も隠れているんですね。

これに対し、日食は太陽・月・地球の順番に一直線に並んだとき、太陽が月の真後ろに隠れることで起きる現象です。
こちらは太陽が隠れて見える場所がとても狭いことと、大きなものを小さなもので隠すので、もっと起きる確立が低いのです。
しかも、影自体がとても小さいので皆既日食や金環食は数分しか続きません。

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2007.08.01

スペースシャトルとF-15イーグル

これは2001年10月、スペースシャトル・エンデバーが打ち上げを待っている写真です。

Credit:NASA Kennedy Space Center(NASA-KSC)

似たような画像はSHINOblogでも良く紹介していますが、この写真、良くみると空を何かが飛んでます。

こ、この黒い影はっ!!?もしかして宇宙人が偵察に来た?
ま、まさか、シャトルを撃墜しに・・・・・???


・・・・残念ながら(笑)これは地球の飛行機です(笑)。
飛んでいるのは米空軍のF-15戦闘機です。
シャトルが発射する空域を飛んで、他の航空機が領域に入ってこないよう警戒したり、シャトルそのものに問題がないかを偵察するために、こうして哨戒してるんだそうです。

スペースシャトルと哨戒中のF-15が同時に写ってる写真がこれ。
ちょっとステキじゃない?

他にもこちらのギャラリーでいろんな光景を見ることができますよ。(両方英文)
NASA Image eXchange (NIX)
NASA Dryden Research Aircraft Photo Collection

オマケ:なにこの集合写真

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2007.07.18

アムロとかが着そうな宇宙服

ガガーリンが人類で初めて宇宙に行って以来、意外にも宇宙服ってそれほど大きな進化をしてないんですよね。
新素材などの開発によって耐久性・安全性など内部的にはいろいろ新しくなっていても、見た目はほっとんど変わっていません。


こんな感じで、巨大な生命維持装置を背負って、胸には大量の計器類がゴチャゴチャとくっついています。
宇宙服は「1人用の宇宙船」とか「小さな地球」とも言われていて、宇宙空間で人間が安全に活動するためには、どうしてもこれくらいの装備が必要なのですね。
この宇宙服は120キロ近くもあるんだそうです。
・・・地球で着ちゃったら、もう身動きひとつ取れませんね。

実際、この宇宙服のせいで、宇宙飛行士の動きは大きく制限され、自分の手の平を見るのも一苦労なのだそうです。
ちょっとした修理など短時間の作業ならガマンできても、長時間この格好のままでいることは、それだけで大変なストレスになります。

アムロとかシャアが着てるみたいな、もっとスマートで動きやすい宇宙服って開発されないんでしょうか。


と、思っていたら、MIT(マサチューセッツ工科大学)で、こんな宇宙服が開発中だそうです。
One giant leap for space fashion: MIT team designs sleek, skintight spacesuit - MIT News Office(英文)
スーツを着ているのは開発チームのリーダーであるDava Newman教授。
若くて綺麗な女性ですね。

うわー、こういうのガンダムのナントカって女の人(おい)が着てましたよね~!!

今までのようにガス与圧で膨らますタイプから、何層もの素材を重ねた「Mechanical Counter Pressure方式」という方法を採用したのだそうです。
レオタードのように体にピッタリして、伸縮性もあるので、かなり自由な動きが可能になります。

ガス与圧方式の宇宙服は風船のように膨らんでいるので、万が一スペースデブリなどが当たると、命に関わる危険があります。
が、このスーツは包帯のように何重もの層が重なっていて、キルティングのように細かく分離しているので、小さなパンク程度ならスーツ全体に被害が及ぶことはないんだそうです。

んでも、これに酸素タンクとか背負ったらやっぱり大変そうだなあ・・・。
と思ってたら、こんな小さい酸素タンクですよ!

もちろん、こういった動きやすい宇宙服は、だいぶ前から考えられてはいたんですが、最近になってようやく素材の軽量化・柔軟化に成功したということです。
体型に自信がない人にはちょっとツライ服ですが(笑)、今の宇宙服と比べると、断然オシャレですね~。

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2007.07.12

宇宙で聞きたい音楽ベスト10

個人的には「Fly Me to the Moon」とかもいいなあ。

欧州宇宙機関(ESA)は、2ヶ月ほど前に「国際宇宙ステーション(ISS)で聞きたい10曲」を募集していました。
国際宇宙ステーションに住んでいる宇宙飛行士のためのプレイリストを募集したこのキャンペーンには、1000通以上の応募があり、先日、その選出結果が発表されました。
最優秀賞はノルウェー在住の13歳の女の子、Therese Miljeteigさんが作成した楽曲リストになったそうです。

ESA Portal - And the ATV competition winner is….(英文)

彼女が選んだ曲はMP3プレイヤーにダウンロードされて、2008年にはESAの宇宙輸送船「Automated Transfer Vehicle(ATV)」で国際宇宙ステーションに届けられるということです。

そして、優勝したMiljeteigちゃんには、宇宙輸送船の打ち上げに立ち会うために仏領ギアナにある宇宙センターへ招待されるそうです。

・・・・・いいなあ、私も一度、ロケットが発射される瞬間に立ち会ってみたいものです。

彼女が選んだ曲は以下の通り。

Here Comes The Sun - Beatles
Come Fly With Me - Frank Sinatra
Rocket Man - Elton John
Up Where We Belong - Joe Cocker and Jennifer Warnes
Imagine - John Lennon
Flashdance - What A Feeling - Irene Cara
Walk of Life - Dire Straits
Fly - Celine Dion
Rockin' All Over The World - Status Quo
I Believe I Can Fly - R Kelly

これ、本当に13歳の子が選んだ曲なの?
あまりに渋いというか、お父さんやおじいちゃんからも影響受けてそうですねえ。
フランク・シナトラの曲なんか、私も良く分からないし、ステイタス・クオーなんてもう渋すぎっ(笑)。
いずれにしても、本当に素晴らしいチョイスですねっ。

そういえば、野口聡一さんがスペースシャトル・ディスカバリーに乗った時は、smapの「世界にひとつだけの花」を持っていったそうです。
こういう楽曲の中に、いつか日本の曲が入ると嬉しいですね~。

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2007.07.06

NASAのハブル望遠鏡撮影「7つの願いをこめて」

先に言っておきます。
チェーンメールは悪質ないたずらです。
知らない人から送られる添付ファイル付きメールはコンピュータウィルス感染などの二次被害も考えられるので、「受信しない」「ファイルを開かない」のがベストです。
面白いと思っても、決して友達に転送せず、ソッコウで廃棄しましょう。


さて。
明日7月7日は七夕です。
この日は織り姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が年に1度、天の川を渡って出会うというロマンチックな伝説があります。
また、笹竹に願い事を書いた短冊飾ったりもしますよね。

ところで、七夕に微妙にちなんでるんでしょうか、最近こんな画像が出回っているそうです。

送られた画像にはこんな文章が添付されてるようです。

NASAのハブル望遠鏡撮影「7つの願いをこめて」
from NASA Hubbell Telescope. Make 7 wishes.

ナサのハブル望遠鏡撮影。「7つの願いをこめて」
「この写真はナサの天体望遠鏡で撮影されたもので、3000年に一度と言われている大変珍しい現象です。

これは「神の目」と呼ばれています。

この目を見つめる者には多くの奇跡が訪れるといわれており、見るものがこれを信じる信じないは関係なく、7つの願いが聞き届けられると言われています。

とにかく試してみて、どのような変化があるか、見てみてください。

この知らせを、「そのかたの願いが叶いますように」と思いを込めて、たくさんの方にシェアして下さい☆
自分だけで独り占めはしないこと。
今日から七日までが最も強いパワーだそうです。

もろチェーンメールじゃん。

人間の心理ってのは面白いもので、この写真について書いてるブロガーさんの何人かが「この写真を見たあと、良いことがあった」って書いてらっしゃいました。

あのですね。

これは決して珍しい現象でも、もちろん神の目なんかでもありませんよ。
元の写真はこれですね。
http://hubblesite.org/gallery/album/entire_collection/pr2004032d/

Credit:NASA, ESA, C.R. O'Dell (Vanderbilt University), M. Meixner and P. McCullough (STScI)
ほら、全く同じ。

「ナサのハブル望遠鏡(Hubbell Telescope)」ってのはおそらく、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)のスペル間違いでしょう(あいたたた)。

厳密には、この写真はハッブル宇宙望遠鏡が撮影したものとチリのセロ・トロロ・アメリカ連合天文台(Cerro Tololo Inter-American Observatory)で撮影された画像を合成して作られたものです。

これは地球から約690光年の場所にある、みずがめ座惑星状星雲(または「らせん状星雲」)NGC7293で、年老いた星が爆発してガスが飛散したものです。
雲の真ん中にある白い点が星の死骸にあたるもの。
確かにこの星個人?にとっては数十億年に1度のことですから、それは貴重な体験(?)でしょう。
しかし、こういった現象は宇宙のあちこちで見られます。
我らが太陽も、あと数十億年したら、こんな風に破裂して太陽系はそっくり飲み込まれてしまいます。

これは「悪質なチェーンメール」です。
こんな画像が誰かから送られてきても、絶対に友達に送るなんてことをしてはいけません。
単なる迷惑行為です。
「きれいな写真だなあ」と一人だけで楽しむようにしてください。
だいいち、写真を見ただけで願い事がかなうなら苦労はしないって。

ま、ハッブルが撮影した画像は美しいものがたくさんあるので、「願い事をかなえよう」なんて物欲丸出し(笑)にしないで、純粋に「美しいものを鑑賞」する気持ちで、こちらのサイトでも見てみてねっ。
HubbleSite - Picture Album(英文)

追記:
もしかしたら、こっちの方が願い事がかないそう??
匿名希望さんからもらいましたよ(リンク貼っちゃったら匿名でもなんでもない訳ですが 笑)。

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2007.07.05

NASAが開発した人型ロボット

だいぶ前にここで「SHINOblog: NASAの新型惑星探査ロボット」、アスリート(Athlete)を紹介しましたが、今回はそのお友達を紹介します。

Robonaut(ロボノート)と呼ばれるこのロボットは、無人ロボット自動車レースで有名なDARPA(米国防総省国防高等研究事業局)とNASAの技術協力によって開発されました。
宇宙での船外活動や、惑星探査など、人と協力して働いたり、人にとってリスクが大きい場所に行くなど、様々な用途に活用できます。

腕だけでも16の可動部、150を越えるセンサー、データ収集機器などを持ち、遠隔操作でセンシティブな動きにも対応、摂氏-25度から105度までの温度に耐えられるそうです。

アメリカが持てる科学の粋を集めて作り出したロボットがこれ。
(下半身はセグウェイ?・・・じゃないよね・・・)

Image credit: NASA

・・・・・先行者を思い出しちゃいけません!
下半身は取り替え可能で、こんなこともできちゃいます。

そして、スペースシャトルなど、宇宙空間での船外活動の際は、こんな風になるそうです。

・・・・笑うな私よ・・・・・。

前に紹介したアスリートくん(タチコマじゃないよ)とのツーショットもありますよ。
うわ、こっち見て手を振ってるよ(大汗)。

志村けんの動物番組にこういうシーンてなかったっけ?
ブルドッグとチンパンジーがいろいろなとこに行くやつ。

いやもう、見た目はともかく(汗)、とんでもない高機能ロボットらしいので、彼らが月や火星をスキップしながら散歩する日もそう遠くないかも知れませんね。

どれがロボットでしょう。

Robonaut:NASA-JOHNSON SPACE CENTER(英文)

Technobahn ニュース : アリゾナ州の砂漠で実地作業試験中のNASAのレイバーロボット

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2007.07.03

アトランティスはおんぶで帰る

私がPCからちょっと(汗)遠ざかってる間に、スペースシャトル・アトランティスは地球に帰ってきちゃいました(汗)。
今回のミッションは、苦労の連続でした・・・。

シャトルの耐熱パネルがはがれたり、宇宙ステーションのコンピューターが3台も止まって復旧に時間がかかり、これで帰還が2日遅れたのです。

全てなんとか解決して、「さあ帰ろう」となったとき、今度は着陸予定のケネディ宇宙センターの天候が悪化・・・。
これで更に1日遅れ、全体では3日遅れて、米太平洋時間22日午後0時49分(日本時間23日午前4時49分)エドワーズ空軍基地に着陸しました。

さて、ケネディ宇宙センターがあるのは東海岸のフロリダ州。
シャトルが降りたのは西海岸のカリフォルニア州。

ってことは例のアレですよ!!!
おんぶですよ!!!
本来は6月29日に出発する予定でしたが、ここでもアトランティスを固定する作業に手間取り、2日間遅れ、アメリカ東部夏時間7月1日9時5分(日本時間22時5分)にようやく飛び立ちました。
スペースシャトルは自力では離陸することができないので、シャトル輸送専用機におんぶされてフロリダへ帰るのですが、やはりシャトルは重いんですねえ。
途中、3ヶ所で給油を繰り返しながら1日以上かけて変えるのだそうです。
フロリダは未だに天候が安定しないようで、到着は日本時間7月3日以降、つまり今回は2泊3日の行程になりそうです。

これはすばらしい写真ですねえ!!!
夏時間だと、朝9時でも満月が出てるんですね(普通は朝6時には沈んでしまうんです)。

Photo credit: NASA

このジャンボジェットはシャトル輸送のためにボーイング747を改造したものなのだそうです。
隔壁を補強し、飛行機の重量を減らすために乗客エリアから座席など全てのインテリアを排除。
シャトルを乗せたとき重心が安定するよう、747の前部に約3.5tの鉄や砂利などが乗せられます。

では、シャトルはどうやって飛行機の上に乗せられるんでしょう?

1.Mate-Demate Device(MMD)と呼ばれる専用の取付装置(クレーンみたいなもの?)でシャトルをつり下げます。
シャトルのエンジンを保護するため、お尻にカバー(テールコーン)が取り付けられています。

2.シャトルの下に747がやってきますよ。

3.外部燃料タンクを取り付けるものと同じ支柱を使って、747に固定します。
今回はこの作業に手間取ったようです。

4.このカッコウでケネディ宇宙センターまで長い長い旅を続けるのです。

うーん、やっぱどう見ても無理があるようにしか思えないんですが(笑)、飛行機に乗せられたシャトル、けっこう楽しそうですねっ。
なお、詳しい説明は動画やFlashアニメで見ることができますよ。
Florida Today Multimedia: Shuttle's Piggybay Ride to KSC(英文ですが、画像主体なので分かりやすいです)。

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2007.06.15

ロケットの大きさ比べ

世界の主なロケット・宇宙船の背比べをしてみました。

1.サターンVロケット 全長110m
NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発し、人類を初めて月に送り込んだロケット。
アポロ月探査船を月に送り込むために開発され、合計12人の宇宙飛行士を月に送りました。
人類史上最も大きく、最も高価で、最も遠い場所に行った乗り物です。

2.スペースシャトル オービタの全長37.23m
NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発した地球と宇宙空間を往復している宇宙往復線。
1984年の初飛行以来、現在も活躍していますが、2010年には引退する予定です。
スペースシャトルシステム全体の高さは56.14m。

3.ブラン(ブラーン) 全長36m
ソビエト連邦のツポレフ設計局が開発した宇宙往還機。
構想そのものは米スペースシャトルより早かったのですが、ソ連崩壊とともに計画は頓挫してしまいます。
現在は、使い捨て型のソユーズが安全性やコストの面で高く評価されています。
(参考:SHINOblog: ソ連版スペースシャトル

4.ソユーズ全長49.3m(有人時:ソユーズTM宇宙船使用時)
ソ連時代に開発され、40年経った今でも国際宇宙ステーションへの往復に活躍している息の長いロケット。
ソユーズの打ち上げには、R-7(ロシア語 Р-7)というミサイルを改良したロケットが使われています。
R-7ロケットは本来、世界最初の大陸間弾道弾(ICBM)として開発されたという経緯を持っています。

5.アリアン 全長52m
欧州宇宙機関 (ESA)が開発した人工衛星打ち上げ用ロケット。
日本では聞き慣れない名前ですが、世界的に見ても打ち上げ数が多く、商用衛星としては最も成功したロケットです。
アリアン5は、フランスとESAが計画した有人宇宙船計画「エルメス」に用いる予定でしたが、資金難のため、現在は大型衛星打ち上げ専用となっています。

6.長征(チャンチェン) 全長43.45m
中国/中国国家航天局(CNSA)が開発した衛星打上げロケット。
2003年、有人宇宙船「神舟(シェンチョウ)5号」に、搭乗員1人を乗せた地球周回飛行を成功させています。

7.H-2Aロケット 全長53m
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)(旧:宇宙開発事業団)が開発した人工衛星打ち上げロケット。
2002年登場以来、多くの観測衛星を送り出し、今年8月16日には月周回衛星かぐや(SELENE)が打ち上げられる予定です。

うおおお、こうして見るとアポロを乗せたサターンは異様ですねえ!
スペースシャトルもデカイと思ってたけど、その倍ですか。
物や人を乗せるのは先っぽの三角の部分だけで、後はほっとんど燃料なんでしょうね。


・・・・さて、これらの宇宙船を開発した国は、1つを除いて同じ特徴を持っています。
日本以外はすべて核兵器国なのです。
現在は純粋に宇宙開発のためのロケットであっても、直系や縁戚に大陸間弾道弾(ICBM)という物騒な親戚を持っています。
そして、日本もH-2Aロケットのペイロードがあれば、2000キロ離れたところに数トンのものを打ち込むことは可能です。
あとは、乗せるモノを作るだけ・・・・。

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2007.06.09

アトランティス打ち上げ成功

スペースシャトル・アトランティス(STS-117)は、ケネディ宇宙センターから定刻通り(米東部夏時間8日午後7時38分(日本時間9日午前8時38分))、無事に発射されました。
どうも私がシャトルの記事を書くと打ち上げが延期になる、って気がしてたんですが(笑)、それも当然というか、たいていは何らかの原因で延期はしてるんですよね~。
今回は2月に雹(ひょう)に襲われて修復に時間がかかりましたが、3ヶ月遅れてようやく成功しました。
シャトルのエンジンはジェット機などと違って、ゼロスタートであの巨体を宇宙へ蹴飛ばす訳ですが、わずか1分足らずで音速に達するんですねえ。

フライトは11日間の予定、国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てや、長期滞在者の交代が行われます。
帰りも安全運転でねっ。
Kennedy Media Gallery:NASA(英文)

PHOTO CREDIT: NASA or National Aeronautics and Space Administration

これはちょっと面白い画像。
シャトルが発射した直後は、こんな風に煙が漂うそうです。

(参考:「SHINOblog: NASAとJAXAの著作権」)


オマケですが、去年の9月に打ち上げられたアトランティス号の、ロケットブースターが切り離されて海に落ちるまでの動画を「ようつべ」で見つけました。
打ち上げ後、約5分後に切り離されるロケットブースターは、クルクルと周りながら大西洋に落下します。
一緒に落ちていくもう1本のロケットブースター、遠く離れていくアトランティス、そして地球がどんどん近づいていき、最後にパラシュートが開いて海に着水するまでの、ちょっと珍しい動画ですよ。
地球からチョロッと髭のような雲が伸びてるのは、シャトルの軌跡でしょうか。

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セレーネとアトランティス

今日は宇宙関係の話題を2つ。

最初はJAXAの衛星探査機について。
SHINOblog: セレーネに愛称をで紹介した、日本初の月周回衛星「SELENE(セレーネ)」の、愛称が決定しました。

応募総数はネット、はがき、応募用紙など合計11,595件。
そのうち、1701名が提案した「かぐや」が愛称になったそうです。
っく~~、私は「かぐやひめ」にしたのよね~、惜しいなあ。

「かぐや」と名付けた人から抽選で種子島宇宙センターでのセレーネ打ち上げを見学させてもらえるそうですが、仕方ないので私はネット中継でも見ることにします(笑)。

ちなみに2位が「かぐやひめ」(804件)で(うわ~~~)、竹取物語にちなんだ愛称が人気だったようです。
3位は「うさぎ」(495件)、これもかわいらしいですね。

セレーネは今年の8月ごろにH2Aロケットで打ち上げられ、主衛星・リレー衛星・VRAD衛星の3つに別れ、それぞれ約1年かけて月の周りを回りながら観測を行います。

JAXA|月周回衛星「かぐや(SELENE)」


お次はNASAのスペースシャトル。
スペースシャトル「アトランティス号」(STS-117)は、米国東部時間の6月8日19時38分(日本時間6月9日午前8時38分)、ケネディ宇宙センターから打ち上げられます。
SHINOblog: アトランティス復活(でもブツブツだらけ)でも書いたように、ヒョウの被害に遭った外部燃料タンクが痛々しいですが。
NASAによれば、技術的な問題もなく天候も安定しており、予定より約3カ月遅れで、無事に打ち上げできる見通しとなりました。

今回のミッションは国際宇宙ステーション(ISS)の組立・補給をメインとして、11日間のフライトが予定されています。
・・・あの燃料タンクは大丈夫なのか???

打ち上げ瞬間の様子はNASA-TVで見ることができますよ。
今回は朝8時半だから、割と見やすいかな。
って、もうあと数時間だからこんな記事書いても間に合わないか(笑)。
NASA TV:JAXA
(Windows Media PlayerまたはReal Playerが必要)

NASA TV Landing Page:NASA
(Windows Media Player、Real Player、Flash Player、QuickTimeのどれでも見られます)

あとは打ち上げを待つばかり。

PHOTO CREDIT:NASA or National Aeronautics and Space Administration

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2007.05.30

火星で地下帝国発見?

NASAの火星探査衛星(Mars Reconnaissance Orbiter)が、火星の表面に地下帝国への入り口を発見したそうです。

mage credit: NASA/JPL/U.Arizona

アンダーグラウンドの世界への入り口、火星で見つかった謎の黒い丸:Technobahn
Windows onto the abyss: cave skylights on Mars:The Planetary Society(英文)
NAU(University of Northern Arizona) Researchers Find Possible Caves on Mars:NASA's Solar System Exploration(英文)

Arsia Mons(アルシア山)の北東部は比較的平坦な土地が続いてるんですが、唐突に巨大な穴ができており、これは洞窟の入り口かも知れないそうです。
穴の直径は100m以上あって、かろうじて波型の側面が見えるけど穴の中は真っ暗で、内部がどうなってるのか、どらくらいの深さがあるのか、判断材料が全くありません。
光が斜めからあたっているので、これが垂直洞窟なら少しは壁面も写りそうだし、地下空間の天井が陥没したのなら、穴の淵が薄すぎるんですよね。
とにかく、今分かるのは「この穴がものすご~く深い」ことだけなのです。

火星には他に似たような穴が全部で7つ発見されていて、どれも直径100mを超す巨大なもので、どれも内部がどうなってるのか、全く分かっていません。

火星の表面は生命が住むにはとても厳しい環境ですが、こんな洞窟の中なら気候も安定してるかも知れません。
もしかしたら生物が見つかるかも知れないし、将来人が火星に行ったとき、この洞窟を貯蔵庫として使えるかも知れない、と、NASAの中の人は考えてるようです。


んも~、NASAったら隠蔽工作してないか?
これは火星人の地下帝国の入り口に決まってんじゃん!
7つあるってことは、7つの都市があるってことじゃんか。
この写真を撮った探査衛星も見つけられてて、穴の奥から「いえ~い!」とかピースサインでニコニコしてる火星人が写ってるハズなんですよ。
その写真はどこに隠してるんでしょう???公開希望!!

もしかしたら火星人に「写メ」撮られてブログに公開されてるかも知んない、「地球から来たショボい探査機ハケーン」とか言って。

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2007.05.17

アトランティス復活(でもブツブツだらけ)

昨日、おいしくいただいた宇宙食を、彼らも食べるのでしょうか。

本当なら何ヶ月も前に、スペースシャトル「アトランティス号」(STS-117)はミッションを終えているはずでした。
「SHINOblog: スペースシャトルの発射前」を書いたのが、2月18日。
アトランティスは3月15日に打ち上げられる予定でした。
ところが、2月26日に激しい雹(ひょう)に襲われて、燃料タンクなどがひどく損傷し、打ち上げが長いこと延期されてしまいます。

雹の被害に遭った外部燃料タンク、穴ぼこだらけです・・・。

あれから1ヶ月半、ようやく打ち上げ再開の目途が立ったため、5月15日早朝、射点(打ち上げ台)へ移されました。
NASA - Atlantis Returns to Launch Pad(英文)

Photo credit: NASA

このまま順調にいけばケネディ宇宙センターから6月8日に打ち上げされる予定。
・・・なんですがぁ・・・、この燃料タンク、よく見ると修復跡がモロ見えなんですよね~。
大丈夫なのかな?

うえーん、ブツブツだらけ~(涙)。
いや、プロのみなさんがオッケー出したんだから大丈夫なんでしょう・・・。
だけど見た目がすっごくヤバイよ、もうちょっとなんとかしようよ~。
ホルツとかSOFT99とか、日本製のタッチアップペンなら綺麗に補修できますよ(汗)、色がなかったら作ってくれるよ。
カーコンビニ倶楽部じゃ治してくれないかな・・・。

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2007.05.16

宇宙食

いつもお世話になっている「踊る阿呆を、観る阿呆。」のとんがりやまさんが、GWにワシントンのスミソニアン博物館群に行ってらしたそうです。
日本で言えば東京上野のような感じで、博物館や美術館、動物園など18もの施設が集結した場所で、世界で一番見学者が多い博物館群とも言えるでしょう。

私は一度も行ったことがないんですが、大好きな恐竜や天文学の展示も充実しているということで、とんがりやまさんから「何か見てきてほしいリクエストがあれば」と、嬉しいお申し出をいただきました。
「航空宇宙博物館」に展示してある月の石を触れるという話を聞いたことがあるので、「ぜひ触って未知の細菌に感染してきてくださいっ」とお願いしたんですが(笑)、残念ながら、40年近く経った月の石は、ごく普通のタイルみたいな石だったようで、とんがりやまさんも元気に帰ってらしたようです(笑)。

そして、お土産にこんなステキなものをいただきました。

うおおお!宇宙食だ~~~っ!!!

チョコ&バニラ&ストロベリーの三色トリノアイスです!!

裏にはしっかり
「Packaged for:Smithonian Institution
Washington.D.C.」と書いてあります。

さっそく開けてみました。

さすがにフリーズドライの繊細なアイスは、割れてしまってますが、味はアイスそのもの。
これ、水で戻して凍らせたら本物のアイスになるのかな?
ちょっと怖いのでやってませんが(笑)。

さて、こちらは日本の上野、国立科学博物館で売っていたSPACE FOODS。
「杏仁豆腐」と「たこやき」です。
袋に色気がない(笑)。

こちらも味はそのまんま、杏仁豆腐とたこやきなんですが、やっぱりお茶がないと食べにくいですね~(笑)。

食品をマイナス40度でガチガチに冷凍し、真空状態で乾燥させるのがフリーズドライ製法。
普通に乾燥させるより栄養や風味の劣化が少なく、長期保存ができて軽量なのが長所です。
ただし、フリーズドライ食品は水分がほとんどないので、チューブやレトルトパックに入ったスープなどと一緒に食べるそうです。
宇宙空間の食事はもっとも楽しみなイベントのひとつ。
できるだけおいしい食べ物を提供できるよう、日々開発が進んでいるようで、今では200種類以上もの宇宙食があるそうです。
2005年にスペースシャトルに搭乗した野口さんは納豆も食べたそうですが、日本製じゃなかったせいか、お味は「・・・・」だったようです(笑)。

というわけで、とってもおいしくいただきました~。
とんがりやまさん、ステキなお土産をどうもありがとうございました!!!

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2007.04.26

お家に帰ろう「はやぶさ」

このブログでも何度か紹介している小惑星探査機「はやぶさ」ですが、昨日、ようやく地球帰還に向けて運転を開始したそうです。

JAXA|「はやぶさ」地球帰還に向けた本格巡航運転開始について

現在、姿勢制御用ホイール3基のうち2基に不具合が生じている状態で、イオンエンジンそのものも劣化が進み、依然厳しい状況は続いています。
それでもなんとか1基で帰れる目途がついたため、4月25日14:30から本格的な巡行運転に入りました。

4月4日にお伝えしたとき、「はやぶさ」は地球から約8,300万キロの場所にいましたが、現在は約8,150万kmと、ほんの少しだけ近づきました。

まだまだ予断を許さない状況ではあるけど、「はやぶさ」は確実に家に近づいています。

参考:いずれもSHINOblog内
小惑星探査機はやぶさ 2005.11.01
「はやぶさ」着陸してた 2005.11.25
「はやぶさ」を待っている未来 2007.04.04



米政府、中国の衛星破壊実験を事前察知 米紙報道|asahi.com
米情報機関は、中国で移動式のミサイル発射装置の動きがあることを事前につかんでいたそうです。
ただ、中国が実験中止に応じる可能性は低く、情報収集能力を中国側に知られる危険があると判断して公表しなかったということですが。
・・・なんだそりゃ。
今になって発表したら結局同じじゃん。
クイズの正解が出てから「やっぱそうだと思ったんだよ~」って言う人みたい。

NASAが太陽の立体画像を公開|NASA(英文)
子供の頃、赤と青のメガネをかけて立体視したもんです、懐かしいなあ。
あのメガネさえあれば、この画像が立体に見えるそうですよ。
メガネ持ってる人はチャレンジ!

Image credit: NASA

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2007.04.20

オリオンとクリッパー

本当なら3月15日に打ち上げられる予定だったスペースシャトル・アトランティスは、2月に激しい雹(ひょう)に襲われて機体全体に被害が及んだため、未だに修復作業が続いています。
なんとか6月には打ち上げたいようですが、外部燃料タンクがシャレにならない状態です・・・。
タンクの外側は柔らかい発泡剤で覆われているので、特に損傷が激しいようです。
穴ぼこだらけ(涙)。

スペースシャトルは2010年に引退する予定なんですが、この分だと少しずれ込みそうな気配ですね。

さて、シャトルの話は少し置いといて、次世代宇宙船の話をします。

●アメリカの場合
そのシャトルの後継になるのが「SHINOblog: オリオンで火星をめざせ」でも紹介したオリオンです。
安全性やコストの面で、オービター(搭乗部)はアポロやロシアのソユーズのような使い捨て方式を採用します。
形もアポロに似てるでしょ。

Image credit: NASA
アポロ時代、帰還船は海上に着水していましたが、オリオンは陸上に着陸することになります。

これもやはり経費の問題で、海上着水の場合、宇宙船を回収するために洋上機動部隊を派遣しなければならず、これだけで膨大な費用がかかるのです。
陸上ならねらった場所に着陸できれば、迎えに行く運搬車さえあれば良い訳です。

ただ、この「ねらった場所」に着陸する技術と、着陸の際、人体に影響のない程度に衝撃を和らげる技術が、現時点ではNASAにないのです。
地上着陸の場合、主に以下の課題があります
「大気圏への突入角度」
「パラシュートや逆噴射装置による減速」
「正確な地点へのピンポイント着陸」
「エアバック等による着地の衝撃吸収」
このどれか1つでも失敗すれば乗員の命は失われるのです。

ロシアではソユーズが地上着陸方式を使っているので、もしかしたらロシアから技術を教えてもらうことになるかも知れませんね。


●ロシアの場合
そしてそのロシアも、ソユーズの代わりになる新しい宇宙船を開発中なんですが。
それがクリッパー(ClipperまたはKliper)という名の有人宇宙船。
コイツがなんとスペースシャトルそっくりなんです。

(画像Wikimediaより)

なんとも皮肉と言うか、アメリカが放棄したスペースシャトルと同じ帰還方式なのです。
アメリカが採用しようとしているソユーズの地上着陸方式、確かに安全性が高いと言われていますが、実はソユーズも過去に何度か死亡事故を起こしています。
ソユーズのようにパラシュートを使った着陸(というよりほぼ激突に近い)方式より、機体で揚力をつけ(リフティングボディ)翼を持つことで自ら滑降して着陸しようという訳です。

さて、どちらの方式が優れているのか。
オリオンもクリッパーも、まだまだ計画段階なので優劣をつけることはできません。
お互い、2020年代の実現を目指しています。

その前に中国がおいしいとこ持ってっちゃったりしてね(笑)。
ってゆうか日本もがんばれ。

オマケ:「SHINOblog: ソ連版スペースシャトル」で紹介したブランは結局復活しないようですね・・・・。



国立科学博物館「日本館」(旧:本館)リニューアルオープン
上から見ると飛行機の形に見える「かはく」の本館が4月17日、「日本館」となってリニューアルです。
日本館の名のとおり、日本をテーマとした総合的な展示が行われるそうです。
行かなきゃっ!!!

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2007.04.14

セレーネに愛称を

以前、「SHINOblog: 月に願いを」でもお伝えした、日本初の本格的な月周回衛星「SELENE(セレーネ)」が、愛称を募集しています。
「セレーネ」が愛称じゃないの?と思ったんですが、どうやら違うみたいですね。

セレーネ愛称募集キャンペーン|JAXA
JAXAによるセレーネ公式サイトはこちら。
SELENEプロジェクト

今年の夏に種子島宇宙センターで、H-2Aロケットにより打ち上げられる予定のセレーネは、月の成分や構造を観測分析し、月の起源や進化の変遷を明らかにすることを目的としています。

つまり、ウサギはどうやって生活してるのか、かぐや姫の自宅はどこにあるのかを本格的に調査しようという訳ですね。


ちなみに今まで衛星に名付けられた愛称の一覧も紹介されています。
主な衛星の愛称一覧

「かぐやひめ」がないのが意外と言えば意外ですね。
基本的にカタカナではなく、日本らしくひらがなで統一されてるようですよ。
ひらがなって、やわらかい感じが良いですよね。
セレーネの愛称もひらがなで付けるのが条件なんですね。

選定された愛称を応募した人(複数以上の応募があった場合は抽選)は、実際にセレーネが打ち上がる瞬間を見学させてもらえるそうです。
募集期間は、4月11日(水)~5月11日(金)。

おっ、もう募集は始まってますねっ、私は何にしようかなあ。

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2007.04.04

「はやぶさ」を待っている未来

以前、こちらで紹介した「SHINOblog: 小惑星探査機はやぶさ」
地球と似た軌道を持つ小惑星「ITOKAWA(イトカワ)」まで自律的に近づき、物質のサンプルを持ち帰ることを目的にしています。
今年6月に地球に帰還しサンプルを届ける計画でしたが、今のところ、4年遅れの2010年6月になる予定だそうです。

2003年5月に打ち上げられた「はやぶさ」は、2005年9月イトカワから20kmの位置まで接近しました。
数度のリハーサル下降を行った後、11月20日と26日の2回、イトカワに着陸します。
本来ならイトカワに小さな弾丸を当てて破片を採取する予定でしたが、何らかの原因により弾丸は発射できませんでした。
ただ、着陸の衝撃で破片が回収された可能性も残っており、うまくいけば、「はやぶさ」は月以外の試料採取に人類史上初めて成功したことになります。


今年1月17日、「はやぶさ」は採取試料容器を地球帰還カプセルに格納する作業を成功させました。
直径40センチほどの小さなカプセルは、地球に接近した際に「はやぶさ」から投下されます。
このカプセルはオーストラリアの砂漠地帯に落とす予定で、「はやぶさ」自体はそのまま太陽の周りを回り続け、別の天体を探査することも想定されていました。


しかし現在、「はやぶさ」はなんとか地球に顔を向けてはいるものの、微妙な姿勢制御さえできない状態です。
すでに主要機器類(姿勢制御系・通信系・バッテリー等)の大部分が機能しなくなっているようです。
それでも必死に、予定より4年も長くかけて、なんとか家に帰ろうと努力しています。

ただ、このままだとカプセルを正確に目的地に落とすことさえ難しく、当初の計画より地球に接近させる必要が出てきました。
最悪の場合、「はやぶさ」は地球の重力を振り切れず、大気圏で燃え尽きる可能性が高いのです。
そして、身を挺して届けたカプセルの中身は空かもしれない・・・。
それでも「はやぶさ」はあらゆる努力をして地球へ向かおうとしています。

「はやぶさ」は、自らの機体と引き換えにしても、「小惑星からの試料回収」と、「地球~小惑星間の往復飛行の実証」という世界初の偉業達成を目指そうとしています。

現在、「はやぶさ」は地球から約8,300万キロの位置にいます。
地球から遠く遠くななれた宇宙でたったひとり、「はやぶさ」は小さなカプセルを届けるためにボロボロの体でがんばっています。

JAXA|小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」
政府インターネットテレビ|The Japan Journal: Hayabusa Mission(英語版・日本語字幕つき)
はやぶさプロジェクトサイト

SHINOblog: 小惑星探査機はやぶさ
SHINOblog: 「はやぶさ」着陸してた

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2007.03.16

木星のオーロラ

木星にカビが生えた、・・・訳ではありません。

Credit:
X-ray: NASA/CXC/SwRI/R.Gladstone et al.
Optical: NASA/ESA/Hubble Heritage (AURA/STScI)


Credit: NASA/ESA, and John Clarke (Boston University)

NASAが1999年に打ち上げたX線観測衛星チャンドラと、ハッブル望遠鏡(英文)が捉えた木星のオーロラだそうです。

木星にもオーロラが出るんだ、と思ったら、実は火星や土星、天王星などでも観測されていて、どうやら惑星には良くある現象のようです。

地球で発生するオーロラは、太陽から降り注ぐプラズマ粒子と地球磁場との相互作用で発生し、大気(酸素やチッ素)が発光媒体になっています。

一方、木星のオーロラには、衛星の1つ・イオが関与しているようです。
イオの活火山が吹き出した酸素や硫黄のイオン(電気を帯びた粒子)が、木星の北極や南極に集まり、太陽風と衝突することでオーロラが発生するのです。

チャンドラと言えばchandra's LifeのchandraさんとThinkPadを思いつく私ですが(笑)、ちょっぴりキモかわいい木星ですね。


シーローンチ爆発事故、原因は燃料ポンプに金属片が混入したため
以前ここでお伝えした「SHINOblog: ロケットの失敗」の事故原因は「金属片が燃料パイプを伝わってエンジンに流れ込んだ」とする調査結果を発表しました。

今までほとんど無事故で、「世界で最も安全なロケット打ち上げ会社」と言われていたので、この事故は会社としても痛いですね。

小惑星が衝突しそうになったらどうしよう
|ITmedia News
こないだテレビで「ディープ・インパクト」やってなかったっけ。
2036年に地球に衝突する予定(笑)の小惑星を始め、地球に激突する可能性のある小惑星は2万個あるだろうと推定されています。
コイツが「マジでぶつかる」って分かったらどうしよう、という話し合いワシントンで行われたそうです。

核ミサイルを打ち込む「ディープ・インパクト」案とか、人工衛星を近くに停止させて重力の影響で軌道を変える「重力トラクター」案なんかが出ました。
「小惑星全体を白や黒に塗り、太陽光線の吸収や反射の変化を利用して軌道を変える」という案は、誰が考えたんでしょうか、楽しそうだけどふざけないでね。

一方。

小惑星を発見する金なんかねえよ byNASA
|CNN.co.jp
地球に衝突する可能性のある小惑星を発見するためだけでも10億ドルはかかるんだそうで。
言われてみれば、今でも小惑星を発見するのはアマチュア天文家の方が多かったりしますもんね。

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2007.03.08

カッシーニが見た土星

太陽系で二番目に大きな惑星である土星。
家庭用の天体望遠鏡でも見える大きな輪を持っているのが特徴です。
アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)によって1997年10月、土星探査機カッシーニ・ホイヘンスが打ち上げられました。
土星とその衛星を周回する周回機「カッシーニ」と、土星最大の衛星タイタンに突入する突入機(プローブ)「ホイヘンス」は、打ち上げから7年もかけて2004年7月に土星軌道に到着。
土星の新たな衛星の発見や、タイタンに川や湖・四季があることを発見するなど、多くの情報を地球の私たちに教えてくれています。

パブリック・ドメインのgifアニメを見つけたんだけど、2.2MBとか言ってるんで、またFlashにしちゃいました(笑)。
これがカッシーニの動画(約1.0MB)。
右下の丸をクリックするとグルッと一周するよ。
連続再生とか一時停止のアクションスクリプト忘れちゃった、誰か教えてください(大汗)。
(約7.5秒)

そのカッシーニ・ホイヘンスが撮影した美しい土星の姿が公開されています。
Cassini-Huygens Home
けっこうデカイんだけど、せっかくなんでめいっぱいの大きさで掲載しちゃった。


太陽系で最も豪華な光景のうちの1つ。
土星はその威厳のある輪の中で静かに佇んでいます。
土星からのおよそ123万kmの距離から撮影されました。
暗い部分に露出を合わせたため、日が当たっている場所は白くとんでいます。
赤・緑・青の映像に分けて送られた画像を合わせてできたのがこの写真。
CGやイラストでは良くこんな映像を見るけど、これほど美しい「本当の土星の写真」は初めてです。

土星には60個近い衛星があります。
そのうち、第12衛星になるディオネは4番目に大きな衛星(直径約1100km)。
2007年2月4日に土星から約120万kmの位置で撮影したものです。

ここまで近づくと、土星は色彩豊かな表情を見せてくれます。
衛星ヤヌス(直径181km)が土星の左下に小さく写っています。
2007年2月3日、土星からおよそ110万kmの日の当たる側から撮影。

土星の輪の奥に衛星エピメテウスが浮かんでいます。
直径116kmの小さな衛星はヤヌスとほぼ同じ軌道を持る双子のような星です。
2006年12月17日、土星からのおよそ110万kmの地点で撮影。

他にもいろんな画像が見たい方はこちらをどうぞ。
Cassini-Huygens: Multimedia-Images

(Credit: NASA/JPL/Space Science Institute
詳しくはSHINOblog: 「NASAとJAXAの著作権」を参照してください)


●まあ、こんな感じでNASA関係のサイトをよくチェックしてるんですが、先日もいつものように「なんかネタ(笑)ないかなあ」と見て回ってたんですよ。
そしたら、いきなり別窓が開いたので(いつもはそんなことはない)「うわっ!NASAもポップアップ広告かよっ!」と思ったら。
どうやら、サイトを訪問する人にランダムにアンケートを採ってるようなんですね。
サイトに訪問した目的(勉強とか、仕事のためとか)や、サイトのユーザビリティについての質問が10個ほどあって、翻訳サイトに助けてもらいつつ(汗)、全部答えてきました。
NASAサイトにはいつもお世話になってるしね。

1年前に打ち上げられたロケットが軌道上で突然爆発、大量のデブリが拡散|Technobahn
1月に行われた中国による衛星破壊実験を上回るデブリを撒き散らしてるらしい。
原因は今のところ不明だそうですが、まさか中国のアレがぶつかったということは・・・・。

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2007.02.27

地球の最期

生あるものは、いつか滅ぶ運命にあります。
「地球、あるいは人類の寿命はどれくらいか」
この難問には、今も昔もいろんな説が登場していますが、これはその仮説のひとつ。

「数十億年後、地球は巨大化して水爆のように爆発するかも知れない」というお話。

Swollen Earth may reach Sun’s temperatures and turn into gigantic H-bomb
(英文)
--Pravda.Ru: Russian news and analysis--

地球は「生きている」物体です。
地殻変動による地震や火山活動は、今も激しい活動をしている証拠です。
黒海に面するクリミア半島は毎年2~3cmずつ北へ移動していることが計測されています。

そしてロシアの南にあるバイカル湖も少しずつ広くなっているということです。

そういえば、ハワイ諸島も日本側に少しずつ近づいてるって言いますが。

どうやら地球の体積そのものが年間515立方kmずつ増えているようなんですね。
地球自身が大きくなる一方、宇宙からは年間10億トンもの宇宙塵が降り注いで、地球を更に太らせています。
大きくなればそれだけ重くなり、自転も遅くなっていきます。
ロシアのNovikov教授によれば、1日は100年で0.0023秒ずつ長くなるということです。

実際、30億年前には地球の1日は19時間だったそうです。
今から1億年後には1日は25時間になります(1日24時間じゃ足りない、って人には朗報)。
恐竜が地球にいたころは、今より重力が少なかったと言います。
遠い将来は重力も増えるでしょう(体重が気になる人には悲報)。
引力が増した地球は、今より強く太陽と引っ張り合い、お互いに近づいていくことになります。
人工衛星に搭載された高精度レーザーの計測によると、地球は太陽に向かって年に22.6mずつ進んでいるということです。

恒星が死ぬときは、膨大な核反応が起きます。
このまま地球の膨張が続けば、似たことが数十億年後の地球にも起こり、地球は最期に自ら爆発してしまうだろうということです。
巨大化した地球は、太陽のように灼熱して、水爆のように爆発するのかも知れませんね。
他の惑星にそういう例が見つかれば何かの参考にはなりそうですが、いかんせん、人類は太陽系以外の惑星を見たことがありません。


何にしても、早いとここんな星は見限って月か火星に移住した方が良いのかも知れませんね。
ま、地球が爆発したら、月も火星も無事じゃ済まない訳ですが。
更に、数十億年後まで人類がしぶとく生き残っているか、って方がもっと怪しい訳ですが。

画像いずれもWikimediaより。

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2007.02.18

スペースシャトルの発射前

3月15日に打ち上げられる予定のスペースシャトル・アトランティス(STS-117)。
以前、SHINOblogでスペースシャトルの発射後について書きました。
今回はシャトルの発射前についてです。
打ち上げまで後1ヶ月足らず、それまでシャトルはどんなことをしてるんでしょう?
細かな準備は何年も前から行われるんですが、組立やペイロード搭載が始まるのは打ち上げの3ヶ月ほど前からなんだそうです。


どの写真もクリックで大きな画像をポップアップ表示しますよ。
詳細はこちら
Kennedy Media Gallery--NASA(英文)より--

12月15日
シャトルに積み込む荷物をチェックしているところ。
長い棒は国際宇宙ステーション(ISS)用のソーラーパネルだそうです。
奥にもう1本見えてますが、今回はこの2枚のパネルとそれに連なる設備の運搬・設置が主なミッションとなります。
Shuttle01

1月19日
ロケットブースターに取り付けられる外部燃料タンク。
このオレンジ色のタンク、発泡材で覆われてるので、指で強く押すと跡が付いちゃうそうです(笑)。
作業は組立棟内で行われ、このままここでオービターがやってくるのを待ちます。
Shuttle02

今回、アトランティスが打ち上げられる39A射点。
この射点からの打ち上げは4年ぶり、その間にかなりの改良・設備更新がされたそうです。
Shuttle03_1

1月22日
シャトルに搭載される荷物は発射台で積み込むそうです。
この箱の中に宇宙ステーション用のソーラーパネルなどが入ってるんですね。
Shuttle03

2月7日
オービターも整備完了。
整備棟から巨大なトレーラーに乗せられて、さあ、組立棟に移動です。
Shuttle04

右に見える建物(ビークル組立棟)内には、移動式発射装置プラットフォームの上で外部燃料タンクと固体ロケットブースターが待っています。
Shuttle05

ビークル組立棟で天井からつり下げられるオービター。
うわ~、大切に扱ってね~~~(ドキドキ)
Shuttle06

ぷらーん。
きゃ~っ、お腹見ないで恥ずかしい~。
Shuttle07

ようやくロケットブースターとご対面、さあ合体しますよ。
Shuttle08

2月12日
一方、荷物たちは先に発射台に行って、オービターに積み込まれるのを待っています。
発射台に取り付けてから荷物を載せるんですねえ。
Shuttle09

2月15日
シャトルと、外部燃料タンクの接続部分。
もっとガッシリくっついてるのかと思ったけど、ずいぶん簡単に取り付けられてるんですね。
それにしても、オービターって間近で見るとボロンチョだなあ・・・・。
Shuttle10

ビークル組立棟の開口部が開いて、いよいよ発射台に移動します。
Shuttle11

組立棟(写真左)を出て発射台に向かうシャトル。
巨大なキャタピラを持つ移動プラットフォームで、ゆっくり移動します。
Shuttle12

発射台が見えてきました。
組立棟から発射台までは約5.5km。
移動する間も、スタッフが常にチェックを続けます。
Shuttle13

39A射点に到着!
この後、最終チェックと荷物の積み込みなどが行われ、全て順調にいけば3月15日に打ち上げられ、11日間のミッションを遂行します。
Shuttle14


若田宇宙飛行士、国際宇宙ステーション(ISS)への長期滞在決定|JAXA
滞在期間はおよそ3ヶ月。
予定では来年夏のアトランティス(STS-126)で打ち上げ、秋のディスカバリー(STS-127)で帰還、だそうです。
・・・3ヶ月かあ、さすがに飽きそうですね(笑)。

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2007.02.02

ロケットの失敗

1月31日、太平洋・ハワイ沖でゼニットロケットがエンジン点火直後に爆発しました。
米シーローンチ社、打ち上げに失敗してロケットが爆発|Technobahn

リフトオフ3秒前、真下に沈むように落下、直後に発射台全体が炎に包まれるほどの大爆発を起こしまています。
ロケットにはオランダの民間放送衛星「NNS-8」が搭載されており、今のところ人的被害は報告されてないようです。

私たちがよく見るNASAやJAXAのロケットは陸上から打ち上げられますね。
しかし、このロケットを開発したカリフォルニア州の民間企業「シー・ロンチ」社は、海上に打ち上げ施設を作っています。
赤道直下から打ち上げた方が、軌道投入への距離が最短で済むことや、地球の自転の遠心力を活かすこともできるのだそうです。
北海で石油を掘削していた洋上プラットホームを発射台として改造し、赤道付近の海上に浮かべています。
ロシアのソユーズロケットと同じ技術をベースに作られており、技術面でも安全面でも信頼性の高い技術を持っていただけに、今回の事故は宇宙開発業界を震撼させているようです。

・・・でも、とーにかく、人に被害がなかっただけでも幸いですね・・・。

当日の様子はライブ中継もされていましたが、爆発直後、中継は打ち切られています。
この様子が「ようつべ」にアップロードされていました。(22秒)


日立の「この木なんの木」伐採の危機脱出
日立がこの木のために使った費用は約4800万円。
企業イメージにもなってた木が守られるなら安いもの?
それにしても、こんな立派な木を伐採しようって話が出るとこもすごいな。

2月1日JAXAウェブサイトがリニューアル
トップページがブログっぽい雰囲気に・・・。

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2007.01.31

NASAの新型惑星探査ロボット

火星探査機と言えばマーズパスファインダやマーズローバーなんかがありますね。
2003年6月と7月に打ち上げられたマーズ・ローバー・ミッションの双子着陸船スピリッツとオポチュニティは翌2004年1月に火星に到着しています。
当初は3ヵ月程度でその役割を終えると予想されていたのが、なんと、3年以上経った今でも元気に映像を送り続けているのだそうです。

Image credit: NASA/JPL

最近では、火星探査車・活動3周年を記念してフォトコンテストが行われ、下の画像が1位に選ばれています。
Mars Exploration Rover : Photo Contest(英文)

2005年には、オポチュニティーが車軸まで砂に埋まってしまうというアクシデントもありました。
数週間にわたって地球上の技術者が努力を重ねた結果、やっと脱出に成功したということです。
火星探査車『オポチュニティー』、5週間ぶりに復活--Hotwired Japan--
たった一人(一台)で数週間も砂の中に埋まってたのかと思うと、涙が出てくる私は変ですね・・・。

さて、スピリッツやオポチュニティは高さ1.5m、幅2.48m、重量130kg。
ゴルフのカート程度の大きさで、ソーラーパネルや科学機器などが満載されています。
ただし荷物を運ぶような機能は全くないので、今後の惑星探査で人や荷物を積むようなことはできないんですね。

そこで登場するのが荷物も積める新型の惑星探査ロボット「アスリート(ATHLETE: All-Terrain Hex-Legged Extra-Terrestrial Explorer)」(JPL Robotics)。

NASAのジェット推進研究所が研究開発を進めており、足を持ち上げて歩行することもできるように設計されており、月のような不整地での探査活動が行えるよう研究が進められているそうです。

これが思った以上にでかいっ!!!

正直、ちょっと怖い・・・・。
ペイロード450kgというキャパに、時速10kmという、オポチュニティたちの10倍のスピードで走ることが可能なのだそうです。


NASAによると、どんな土地でも走行可能だということですが、やっぱりこういうロボットって最終的には虫とかタコっぽくなっちゃうのね・・・。

いつの日か、このバケモノ、じゃなかったアスリートくんが月をガシガシ走る姿が見られるのでしょうか。

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2007.01.13

月面にフセインの顔が?

12月30日に処刑されたイラクのサダム・フセイン元大統領の笑顔が、月面に現れたという噂があるようです。

7日付のアルバスラ・ネット(アラビア語)などが写真と証言を掲載。
日本ではほとんど話題になってませんが、諸外国ではどうなんでしょう?

アルバスラ・ネットは多分にフセイン寄りのサイトのようで、イラクに駐留しているアメリカ軍をテロ集団と言い切るなど、かなり偏向した記事が多いようですが。

そこに掲載されているのがこちら。
http://www.albasrah.net/ar_articles_2007/0107/qamar_070107.htm
文字は全く読めませんが、アラビア語の解説らしき文章と、月の写真が載っています。

イラクのアップロート掲示板?にも同様の写真がアップされてるようです。
http://www.5o5a.com/upload/uploads/61386fbd7d.jpg
サイズはデカイ(2362×1853px)けど容量は88kbです。
タイミングが良すぎるほど見事な満月であることと、これほど晴れてるのに、周りに星などが一切写ってないところが、ちょっと・・・・ですが。

その月の写真がこれ。

分かりますか?
分からない人のために、おおまかな線を書いてみたので、月の写真をクリックしてみてね。
ちょっと笑える顔になっちゃったんで(汗)、同じサイズの画像をポップアップ表示するようにしました。
見ても絶対笑わないでよ(大汗)。
言われてみれば、人の顔に見えないこともないです。

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エルニーニョとラニーニャ

今年の冬、東京地方は暖かいです。
私の記憶では東京でも年に何日か雪が降る日があって、いちおう1センチとか(汗)積もったりしてたんですが、この冬はこのまま行くと雪が全く降らないで終わりそうですね。

どうやら去年の秋からエルニーニョが発生してるようで、気象庁の予想によると、春までこの現象が持続する見込みだそうです。

エルニーニョって、何ーにょ?

・・・・すいません・・・・。
スペイン語で「男の子」(イエス・キリスト)の意味で、クリスマスの頃に南米のペルー沖にあらわれる「エルニーニョ海流」という季節的な現象が元になっているようです。

太平洋赤道域の中央からペルー沿岸にかけての海域で、海面水温が平年に比べて高い状態が長期間続く現象のことで、数年に一度発生します。
オレンジの部分がエルニーニョ監視海域になります。

これが意外にも世界共通の具体的な定義はないそうです。
我が国の気象庁では、エルニーニョ監視海域の過去30年間の平均水温を基準にしています。
これより+0.5℃以上が半年以上続いた場合をエルニーニョ現象、-0.5℃以下がやはり半年以上続いた場合をラニーニャ(スペイン語で「女の子」の意味)現象と定義しています。

そしてもっと意外にも、エルニーニョ現象が発生する理由も充分に解明されてないのだそうです。
この現象が起きるときは大気も変化しているので、大気と海の相互作用によって発生するらしい、というとこまでは分かっているのですが、具体的なメカニズムの解明はまだまだのようですね。


NASAの地球観測衛星Aquaに搭載されているJAXAのマイクロ波放射計AMSR-Eが、エルニーニョ現象を捉えています。
AMSR-Eが捉えたエルニーニョ現象の発生--JAXA--

下の図は、海面水温の平年偏差分布。
黒い四角で囲ったところが監視海域で、平年値より高い部分は赤く、低い部分を青くなっています。

2006年3月12~18日
平年より低くラニーニャ現象が起きていました。

2006年11月26日~12月2日
平年より高くエルニーニョ現象が起きています。

さて、メカニズムは解明されてないけど、おおまかに日本ではこんな傾向があるようですね。
エルニーニョが発生すると日本では冷夏・暖冬になりやすい。
ラニーニャが発生すると日本では猛暑・厳冬になりやすい。
日本だけでなく世界各国で異常気象が起きる原因ともなっているようです。

やっぱりこの冬は暖冬なんでしょうか。

参考:
エルニーニョ/ラニーニャ現象とは--気象庁--

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2007.01.11

宇宙人の声を聞こう

ハーバード-スミソニアン宇宙物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)は、新しいシステムの宇宙人探しを始めようとしています。

Eavesdropping on the Universe(英語)
--Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics--
宇宙人の声を聞く方法(日本語)
--AstroArts - アストロアーツ--

宇宙人探しで最も有名なのは、SETI@home (日本語)を主催するSETI(Search for Extraterrestrial Intelligence)(英語)ですね。
しかし現在、高度に発達した生命体からの電波の検出には成功していません。

SETIの場合、地球上の電波や天然の電磁波による干渉を避けるため、強い電波(1ギガヘルツ以上)だけを検知するしくみになっています。
ただ、これほど強い電波は、星へメッセージを届ける目的でもなければ発生しにくいようです。
現実的に考えて、他の星の人がみんな宇宙人を探して電波を飛ばしまくってると期待するのは難しいでしょうね・・・。

そこで登場するのが、現在オーストラリアで建設中の電波干渉計。
余計な電波に干渉されることなく、波長の短い電波をキャッチできるのが今までと違うところです。
地球上の軍事のレーダーやテレビ、FMラジオなどに近い帯域の電波(80~300メガヘルツ)をキャッチできるようになるのだそうです。
ということは、もしも宇宙人が自分の星でテレビを見たりラジオを聞いてたら、その電波をキャッチできるかも知れない訳です。

・・・つまりは「盗聴」(笑)。
実際、宇宙センターのサイトでもタイトルが「Eavesdropping on the Universe」(宇宙で盗聴)となってます。
相手からの誘いを待つより、こっちからストーキングしてやれ、ということですねっ。

この電波干渉計は地球から約30光年の範囲を探査できるそうです。
そこには約1000個の恒星が存在しています。
その中に、もしかしたら知的生命体が住んでる星があるかも知れない・・・。

これが電波干渉計のアンテナタイル。

Credit: Frank Briggs (Mt. Stromlo Observatory)

このタイルが草原に数十枚並ぶそうです。

Credit: Brian Corey (Haystack)
・・・なんか、ビックリするほど安っぽい気がするのは、私だけでしょうか・・・。
こんなんで本当に宇宙からの電波をキャッチできるのかな。
SETIのパラボラアンテナ群の方がずっと優秀そうに見えるけど、いや、きっと見た目じゃないんですよね・・・。


さて、日本だって負けちゃいません。
兵庫県にある西はりま天文台でも、宇宙人探査をやってますよ~。
西はりま天文台でのOSETI(光学的地球外知的生命探査)
「おせち」って・・・・。
宇宙人は強烈なレーザー光線を放射して存在をアピールしている可能性があるという前提のもと、ここの望遠鏡の分光器を使って宇宙人からのレーザー光線の検出しようという試みだそうです。
その前提がそもそも合ってるのか、というツッコミはナシですよ。

で、私がいつも思うのは、「宇宙人を探してどうするの?」ということですが、それを言っちゃおしまいですかね。

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2006.12.28

世界の天文台のNewYearCard

世界のいろんな天文台で、クリスマスと新年を祝うあいさつ状として、美しい画像が公開されています。
いずれもホームページ等での転載が許可されていたので(営利目的をのぞく)、何枚かもらってきました。
どの画像もクリックで大きな画像をポップアップ表示できるよ(幅800px)。

■ヨーロッパ南天天文台:European Southern Observatory(SEO)
Season's Greetings A Happy New Year!
ヨーロッパの国々が共同で作った天文台で、チリのアタカマ高地に4基の反射望遠鏡があります。
3枚の画像をダウンロードできますが、これはその1枚、天文台の全景ですね。

■ジェミニ天文台:Gemini Observatory
Gemini Welcomes the New Year with "Wide Eyes"
アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・チリ・アルゼンチン・ブラジル連合が作った口径8.1mの天文台で、ハワイ島マウナケア山の標高4200mにあります。
すばる望遠鏡もここにありますね。
天文台の様子を広角レンズ(魚眼レンズ?)で撮影した写真たち。
画像がでかくてページから写真がはみ出してます(笑)。

望遠鏡から出てるオレンジの光はライト・サーベルではなく、レーザーガイド補償(*)です。

*レーザーガイド補償
大気のゆらぎによる光の乱れを測り、その乱れを補正することによって望遠鏡の解像度をあげる技術。
それまでは付近に明るい天体がないと大気のゆらぎを補正することができなかったが、レーザービームを照射することによって疑似天体を生成し、より遠方の天体観測が可能になる。
すばる望遠鏡も今年10月に試験観測を成功させ、視力が10倍に強化された。

■ハッブル望遠鏡:Hubble Space Telescope(HST)
Holiday Cards--Season's Greetings from Hubble
みなさんご存じ、宇宙空間に浮かぶハッブル望遠鏡からは、18枚のホリデイ・カードを配布しています。
カードのどこかにNASAとかHabbleとか書いておいてほしいなあ(笑)。

巨大な(笑)jpeg画像が2枚とやっぱり巨大なPDFが用意されてますが、どうせ巨大ならPDFがお薦め。
紙の下半分に画像が載ってるんで、プリントして半分に折ればそのままグリーティングカードとして使えるのです。

写真は乙女座ソンブレロ銀河(M104)。


おまけ
NASAで土星探査機カッシーニが捉えた写真のコンテストを行ってました。

Cassini-Huygens: Photo Contest
15枚の写真の中から気に入った画像に投票できますよ。
投票結果は来年2月上旬に発表される予定だそうです。
ピンときた画像をクリックして「Submit Vote」を押せば投票完了。
登録したり名前を入力する必要はなく、クリックするだけで投票ができるんで、お気軽にね。
Cassini
ちなみに私は左下の「Mapping Titan's Changes(衛星タイタン)」に投票したよ。

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2006.12.20

スペースシャトルの発射後は

現在スペースシャトル・ディスカバリー号が国際宇宙ステーションの組立ミッションを遂行中です。

普通は宇宙へ行ったシャトルがどんな仕事をするのか、どんなイベントを見せてくれるのかを気にするものですが、ここで影の立役者のこともちょっと気にしてみましょう。

スペースシャトルはご存じの通り、オレンジ色の燃料タンクと、その両脇にある2本のロケットブースター、そして人や荷物を搭載するオービターの3つで構成されています。

NASAのケネディ宇宙センターから離陸して約2分後、ロケットブースターはオービターから切り離されて海上に落下します。

では切り離されたブースターはその後、どうなるんでしょう?
もちろん、かなり大きな物なので海上に放浪させっぱなしって訳にはいかないですよね。
きっと船で回収するんだろうけど、拾ったブースターは産廃として処理されるんでしょうか?

これが海に浮かんだロケットブースター。

シャトルから切り離されたブースターは先頭のとがった部分からパラシュートを開くんだそうです。
そして、こんな風に頭を上にして縦に浮かんでるんですね。

これを回収用に作られた船で陸地まで持って帰るわけです。

こっちは外部燃料タンク(オレンジのヤツですね)。

さて、回収されたブースターは破損箇所などをチェックして再生処理を施されたあと、なんと、再度シャトルの打ち上げに利用されるんだそうです。
打ち上げられ捨てられ、回収されてまた打ち上げられて・・・。
・・・・ブースターってかわいそう・・・・。

とか言う前に、ブースターまで再利用可能だったとは知りませんでした。
ここまで来ると新しく作った方が面倒ないんじゃないかとも思うんですが(笑)、スペースシャトルってほとんど意地(笑)のようにリサイクル理念が徹底されてるんですね~。


*この記事の画像、いずれもNASAより。

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2006.12.18

月に願いを

2007年夏、日本初、そしてアメリカのアポロ計画以来の本格的な月探査機「SELENE(セレーネ)」がH-2Aロケットで打ち上げられます。
月の高度約100kmの極・円軌道を周回する主衛星と、楕円軌道を周回する2機の子衛星(リレー衛星とVRAD衛星)から構成されています。
月の起源や進化を解明するためのデータ収集や、探査機自体の制御技術の検証を目的としたミッションで、得られたデータは将来の月利用計画にも利用されるそうです。

SELENEプロジェクト


JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、SELENEの主衛星に載せて月へ送る「名前」と「メッセージ」を募集しています。

セレーネ「月に願いを!」キャンペーン |JAXA


募集要領は以下のとおり

・お名前 : 10文字以内(英語の場合 20文字以内)
・メッセージ文字数 : 20文字以内(英語の場合 40文字以内)

メッセージはインターネット、または往復ハガキで応募できます。
募集期間:平成18年12月1日(金)~平成19年1月31日(水)
(往復ハガキの場合 平成19年1月31日(水)消印有効)

詳しい記入内容はこんな感じ、ここに記入するだけで登録は完了です。

送ったメッセージは、PRのためにJAXAホームページや報道各社で発表されることがあるので、あまり恥ずかしい(笑)メッセージは書かないようにねっ。

できるだけ多くの人のメッセージを搭載したいということで文字数が限られていますが、今のところ抽選などは行わず、極力全員のメッセージを載せる予定だそうです。
文字サイズは35マイクロメートル(0.035mm)ってことなんで、ちょっと肉眼じゃ読めないかも知れないですが(笑)、これならみんなのメッセージを書けそうですねっ。

去年11月に探査機「はやぶさ」が約88万人分のメッセージを小惑星イトカワに届けていますが、イトカワよりグッと馴染みのある月ですもん。
きっとたくさんのメッセージが寄せられることでしょう。

さて、どんなメッセージを書こうかな~。

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2006.09.26

中秋の名月は仏滅

以前こちらでも紹介した「中秋の名月」
あれからいろいろ調べてみたら、ちょっと興味深いことを見つけました。

中秋の名月(旧暦8月15日)は、毎年必ず仏滅になるんだそうです。
せっかくのお月見なのに、ちょっぴり縁起悪いなあという気もしなくもないですが(笑)、こればっかりはあきらめるしかないようですね~。

現在の曜日は「月・火・水・木・金・土・日」の7曜ですが、旧暦の頃の曜日は「大安・赤口・先勝・友引・先負・仏滅」で、6曜になります。
六曜の場合、旧暦で毎月1日の曜日が月ごとに決められていて、旧暦8月の場合の1日は友引とされています。
この順番で行くと、8月15日は必ず仏滅になるんですね~。

旧暦さえ分かれば、六曜の簡単な計算法があるそうです。

(旧暦の月+日)÷6で余った数字を以下の表に当てはめれば良いのだそうです。

余り012345
六曜大安赤口先勝友引先負仏滅

例えば旧暦8月15日の場合は、(8+15)÷6=3 余り5
という感じで、仏滅になる訳ですね~。
つまり、同じ月の同じ日なら、いつの年でも六曜は同じ、ということですね。

今はあんまり仏滅とか大安とか気にすることも少なくなったけど、まだまだ冠婚葬祭では気を使う方も多いですしね。
ちょっと覚えておくと、お年寄りからのウケが良くなるかもね(笑)。

・・・とは言っても、六曜の順番を覚えるのも面倒だし、旧暦が書いてあるカレンダーには六曜も書いてあることが多いんで、なかなかこんなの覚えられないですよね。

こちらのサイトで新暦を旧暦に変換してくるので、これを利用しても良いかも。
こよみのページ「新暦←→旧暦」

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2006.09.19

中秋の名月

中秋の名月とは旧暦で8月15日のこと。
毎年満月は12~13回もあるのに、この日の満月が特別扱いされるのは、久しぶりに煌々と輝く明るい月を見ることができるからでしょうか。
夏の間、太陽が天頂近くまで上るのに対し、月は空の低いところをどんよりと漂っています。
(逆に真冬は太陽は低く、月は頭の真上まで上りますね)
今くらいの季節になると、月もだいぶ空高く上るようになり、済んだ秋空にまぶしいほどの月が浮かびます。

秋は収穫の季節でもあるので、その年の作物を月にお供えする風習があって、そのため「芋名月」とも言われます。

今年の中秋の名月、つまり旧暦8月15日は10月6日。
しかし、実際の満月は10月7日になります。
実は毎年、中秋の名月は満月とは限らないのです。

これにはいくつか理由があります。
*旧暦1日の決め方によるずれ
旧暦の1日は新月(月齢0)となる瞬間を含んだ日なので、15日には月齢が14(満月の1日前)の場合が多いのです。
*新月から満月までかかる日数
新月が満月になるのは、正確には約14.76日。
ここでも旧暦より実際の満月の方が遅れることが多くなります。

これらの理由から、中秋の名月は満月でない日の方が多いわけですね~。
実際、来年2007年の旧暦8月15日は9月25日ですが、本当の満月である9月27日と2日もずれています。

んじゃあ、どっちの日でお月見したら良いの??
「中秋の名月」はいわばお祭りのひとつですから、厳密に満月である必要はないので、「旧暦8月15日の名月」と考えて良いようです。
だから、今年の中秋の名月は10月6日。

なお、「ちゅうしゅうのめいげつ」には「仲秋の名月」という書き方もあります。
「仲秋」とは、秋の半ばの月、すなわち8月のこと(早春、仲春、晩春、という言い方は今でも耳にしますね)。
「中秋」とは、秋の真ん中で、特に8月の真ん中(15日)をさす言葉だそうです。
どちらでも間違いではないのですが、「中秋」の方が比較的多数派のようです。

さて、十五夜は誰でも知っているけど、十三夜というのもあります。
これは旧暦9月13日の月のことで、満月の2日前の月を観賞する風習です。
十五夜に月見をしただけでは「片見月」と言って縁起が良くないため、同じ場所で十三夜にも月見をするのだそうです。
今年の十三夜は11月3日。
十五夜の夜は秋雨にたたられることも多いのですが、十三夜はかなりの確率で晴天に恵まれることが多いようです。

なにはともあれ、中秋の名月にはススキを飾り、お団子を食べまくりましょう!

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2006.09.08

今後のスペースシャトル

今晩、日付が変わって9日の0時41分(米東部時間8日午前11時41分)にスペースシャトル・アトランティスが打ち上げられます。
国際宇宙ステーションの組立フライト 12A(STS-115)

--JAXAより--

本来は8月27日に打ち上げる予定だったのですが、天候不順や燃料電池の不具合などで、今まで伸びてしまいました。

ロシアの宇宙船ソユーズ(元ライブドア取締役の榎本さんが乗るハズだったアレ)も18日に国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられる予定なのでこれ以上延期するとバッティングしてしまいます。
アトランティスの打ち上げは今回がダメなら中止、ということになります。

今回のアトランティスの主なミッション内容は、宇宙ステーションにソーラーパネルを張ること。
今の宇宙ステーションにはソーラーパネルが2枚しかないんですが、最終的にこれを8枚にします。
で、今回は更に2枚のパネルを持っていく訳ですね。
このパネル、折りたたまれてる時は10×0.5mしかありませんが(要は太い棒、ですね)、これを展開すると35×12mの大きさになるそうです。
えっと、何倍になるんだ?(計算苦手・・・)


1981年4月、コロンビアの初フライトを皮切りにスペースシャトルの歴史が始まりました。
初期のフライトでは、宇宙空間での実験やハッブル宇宙望遠鏡の修理、惑星探査機の投入などに利用されていましたが、現在は国際宇宙ステーションへの建設・物資補給に重点を置いて活用されています。
その間、とても悲しい事故もありましたが、現在でも3基ががんばってますね。

シャトルは2010年に引退する予定ですが、すでに最後のフライトまでの予定は決まっているそうです。
Space Shuttle Launch Manifest

これによると、それぞれのラストフライトは
アトランティス:2008年10月
ディスカバリー:2009年4月
エンデバー:2010年1月
いずれも宇宙ステーションの部品を補給したところで、任務終了。
いちおう臨時用のスケジュールも組まれてはいますが、計画通りにいけば、それぞれが全ての飛行を終え、後の任務はオリオンに託されることになります。

今後のスケジュールは以下のとおり。
(もちろん今後、大きな変更もあり得ます)

年月オービター
ATLANTIS
DISCOVERY
ENDEAVOUR
主なミッション
今晩AT  ソーラーパネルの輸送&組み立て
06/12 DI P5トラス、与圧品等輸送&組み立て
07/02AT  S5トラス輸送&組み立て
07/06  ENS5トラス輸送&組み立て
07/08AT  ノード2(結合モジュール)運送&組み立て
07/09 DI ヨーロッパの実験装置「コロンバス実験棟」の試験運用
07/11  EN日本の実験装置「きぼう」プラットフォーム、
船外パレット輸送&組み立て
土井さんがフライト!!!
08/02AT  日本の実験装置「きぼう」ロボットアーム
08/06  ENS6トラス、最後のソーラーパネル輸送&組み立て
08/08AT  物資輸送、ラストフライト
08/10 DI 日本の実験装置「きぼう」輸送&組み立て
09/01  EN3人分の住居・調理室、クルー健康管理システム等の輸送
09/04 DI 物資輸送、ラストフライト
09/07  EN物資輸送
09/10 DI (予備日)
10/01  ENノード3(結合モジュール3)、キューポラ輸送(キューポラって何?)
ラストフライト
10/07  EN(予備日)

うおお、けっこう日程詰まってるけど大丈夫か???
なんだかんだ言いつつ、あと4年でスペースシャトルも終了なんですね・・・。

追記:もう後がないから今夜は行くだろうと、自信持って記事アップしたら延期だそうです、うわ~ん(涙)、安全第一(涙)。
スペースシャトル「アトランティス号」(STS-115/国際宇宙ステーション組立てミッション(12A))の打上げ延期について | JAXA

変更後打上げ予定日時:
米国東部夏時間9日午前11時15分
日本時間10日午前0時15分

当日の打ち上げの様子はNASA TVで中継されます。
NASA TV Landing Page
RealPlayer、Windows Media Player、Quicktimeのどれでも見られますよ。

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2006.09.01

ライカ、クドリャフカまたは宇宙犬

おそらく世界でも最も有名なこの犬をご存じの方も多いでしょう。
ライカとはロシア語で「吠えるもの」、つまり犬のことで、この犬の愛称であるとも、ライカ犬という犬種名であるとも言われています。
しかし、実際に開発者たちの間ではクドリャフカと呼ばれていたようです。

下の丸い部分にライカが入り、上部には生命維持装置や機器類が積まれました
画像いずれもウィキメディア・コモンズ


1957年11月3日、ソ連のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたスプートニク2号にライカは乗っていました。

ライカを生きて回収することは計画に入っておらず、気密服を着せられ、数日分の食料と、パラシュートの替わりに計測器や無線送信機が積まれました。
当時の発表では、再突入の前に食物に毒を入れて安楽死させられた事になっていましたが、グラスノスチ(情報公開)以後、「キャビンが欠陥により過熱し、ライカは数日後に死んだ」とロシア政府筋が発表しました。
さらに2002年には、スプートニク2号の計画にかかわった技術者が、「ライカは打ち上げ数時間後に過熱と極度のストレスにより死んでいた」と発表しています。
おそらく、これが一番正確なライカの最期だったのでしょう。

東西冷戦時代のまっただ中、アメリカに先駆けて有人飛行を目指していたロシアは、一ヶ月前に、世界初の人工衛星スプートニク1号を軌道に乗せることに成功していました。
これは世界中を震撼させ(スプートニク・ショック)、さらに世界で初めて軌道を回ったライカは、ケネディ大統領に「60年代が終わるまでに月に行く」と宣言させるほどの影響を与えました。
ロケットに乗っていたのが犬ではなく核弾頭だったら・・・。
以降、米ソは有人飛行に向けた熾烈な宇宙船開発競争に突入することになります。


ライカは「地球の軌道上を回った最初の生き物」ではありますが、実はそれ以前にも数分間ではありますが、無重力空間へ行った犬たちがいました。

宇宙へ人間を送るためには、酸素・食料・温度の確保、宇宙空間が人体に及ぼす影響の解明、そして何より無事に帰還することが重要です。

当初、実験動物にはサルも候補に挙がりましたが、サルは病気にかかりやすく、体に取り付けたセンサーを引きちぎってしまう恐れがありました。
犬はしつけしやすく、飢えに強く、小型であり、また愛嬌があってカメラ写りが良いのも大きなポイントとなりました。
研究者は実験用に連れてこられた犬たちを遠心加速機に乗せて加速テストを行うなど、厳密なチェックを進め、最終的に9頭の犬が選ばれます。

実験にはドイツから接収したV-2ロケットを模造したロケットが用いられました。
発射から約3分後に高度100kmに到達、犬たちは約4分間の無重力を体験し、大気圏突入後パラシュートが展開する仕組みです。

この実験は大成功で、打ち上げから20分後、2頭の犬は出迎えた研究者たちに元気な姿を見せたと言います。

以降、6度の打ち上げが行われ、のべ9頭の犬がフライトし、その中の3頭は2度経験、うち4頭が実験失敗によって犠牲となっています。
犬が犠牲になるたびに、技術者たちは深く悲しんだと言いますが、それは単に実験失敗の落胆だけではなく、心から犬の死を悼んだためでもあるようです。
そうでも思わなきゃ、こっちもつらいですよ・・・・。


なお、ライカ以降、ソ連は通算13頭の犬をロケットに載せて打ち上げており、その多くは地上に生還しています。
はじめて生還に成功した2頭の犬のうち、ストレルカという名の犬の子犬がケネディ大統領に贈られています(なにこれイヤミ?)。


これら多くの犬たちの活躍があって、ついに1961年、ガガーリンが世界初の有人飛行を達成、「地球は青かった」という言葉はあまりに有名です。
ちなみに、その後ガガーリンは飛行指揮官となるべく、ミグ15で訓練飛行中に墜落事故によって亡くなっています。


参照:
スプートニク2号
ライカ犬 とその仲間たち
--スペースサイト! 宇宙開発史 / 天文の話題--
ライカ(犬)
--Wikipedia--

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2006.08.28

オリオンで火星をめざせ

Shuttleとは「往復するもの」という意味です。
アポロ以降、あらゆる宇宙船は使い捨ての一度限りの運用しかできませんでした。
機体の再利用による打ち上げコスト削減を目的に開発されたのが「スペースシャトル」です。

70年代から開発をすすめられたシャトル計画は、1981年に打ち上げを開始、現在までに114回地球と宇宙を往復しています。
その間、チャレンジャー(1986年)、コロンビア(2003年)の2機が失われ、現在はディスカバリー、アトランティス、エンデバーが残るのみ。
現在、アトランティスが今月29日(日本時間8月30日)の打ち上げに向けて待機中です。


PHOTO CREDIT:NASA or National Aeronautics and Space Administration

それにしても開発以来30年が経とうとしているスペースシャトル、これだけ寄ってみると素人目にも「満身創痍だなあ」ってのが分かっちゃいますね・・・。

NASAは、2010年にはシャトルすべてを引退させる予定でいます。
が、コロンビアの事故によって宇宙ステーションの建設に遅れが出たり、次期シャトルの開発が遅れるなど、もうちょっとシャトルの老体にムチ打つ期間が延びるのではないか、という噂もありました。

がっ!!
ここに来て、ついに出ました!スペースシャトルの後継機、Crew Exploration Vehicle(有人宇宙探査船)の発表です!
スペースシャトルを継ぐのは「オリオン」
--AstroArts天文ニュースより--

Image credit: NASA
名前の由来はもちろん、オリオン座。
最も見つけやすく、最も有名な星座にあやかった名前だそうです、なかなか良い名前ですね~。
これはシャトルで言うところのオービター(搭乗部)になります。

オリオンを乗せて宇宙へ飛び立つロケットの名は「アレス」。
「アレス(Ares)」とは火星の異称であり、最終目標である火星有人飛行を意識したものです。
「アレスⅠ」と「アレスⅤ」の2種類が同時進行で開発されています。

アレスⅠ(Image credit: NASA)

アレスⅤ(Image credit: NASA)

「アレスⅠ」はオリオンを乗せるためのもの、ずっと大型の「アレスⅤ」は月や火星や行くためのもの、うわー、本気で火星に行こうとしてるよ!!

さて、オリオンの画像を見て「スペースシャトルよりアポロに近い形だなあ」と思われたあなたは鋭い!!!
そうです、これは「シャトル」ではないのです。
アポロやソユーズが採用した使い捨てシステムが復活しました。
(アレスの方は再利用可、ということですが、どうやって再利用するだんろう?海に落ちたのを拾ってくるとか???)

理由はいくつもあります。
*2度も爆発事故を起こしたという安全性の問題
*帰還するためだけにつけた翼の抵抗による打ち上げ時の非効率性と、事故原因となった耐熱タイルをむき出しにすることの危険性
*使い捨てシステムの方が実はずっと経済的
使い捨て方式のソユーズが80年代以降、重大事故を起こしてないことも決定打のひとつになりました。


この結論に達するまで、あまりに多くの犠牲を伴いました・・・。
人間の宇宙への夢は絶えず続くものですが、やはり安全第一で行ってほしいですね。

「オリオン」は2014年までに、まずは国際宇宙ステーションへの有人飛行を行う予定だそうです。
2020年までに再び人類を月に送る予定ですが、それはあくまで最終目的地・火星をめざした「訓練飛行」なのです。
夢はでっかく!!!

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2006.08.25

太陽系が8惑星に(あらら)

以前「太陽系が12惑星に?」でもお伝えした惑星に関する定義ですが、ついに明確な答えが決定したようです。
国際天文学連合(IAU)は24日、惑星の定義を確定しました。
すでにテレビなどでご存じの方も多いと思いますが、冥王星がとんだとばっちりを受けた形になっちゃいましたね。

冥王星外し、惑星数8に 国際天文学連合が新定義
--asahi.comより--

国立天文台のサイトでも速報が発表されています。
(速報)太陽系の惑星の定義確定

それによると、太陽系の惑星とは

(a) 太陽の周りを回り、
(b)十分大きな質量を持つので、自己重力が固体に働く他の種々の力を上回って重力平衡形状(ほとんど球状の形)を有し、
(c) その軌道の近くでは他の天体を掃き散らしてしまいそれだけが際だって目立つようになった天体である。

では、冥王星はどういう立場になるのかと言うと。
矮惑星(わいわくせい)、dwarf planetという新しい種類になるのだそうです。つまり。
太陽系の矮惑星とは

(a) 太陽の周りを回り、
(b)十分大きな質量を持つので、自己重力が固体に働く他の種々の力を上回って重力平衡形状(ほとんど球状の形)を有し、
(c) その軌道の近くで他の天体を掃き散らしていない天体であり、
(d)衛星でない天体である。

えっと・・・違いがよく分からないんですけど?
「軌道近くに他の天体がある」だけが違いですか?
てか、思いっきり冥王星を意識した定義(冥王星とカロンは二重星って説があるくらい距離が近いのです)のような気も。
とにかくこれで冥王星は「ドワーフ種」ってことが決定しました。

冥王星を発見した人の母国であるアメリカの出席者たちから大ブーイングが起きたそうですが(うわー、らしいよ君たち)、こうして決まってみると、妥当な結論なのかなあとも思います。
月より小さい天体なら、今後ボロボロ見つかる可能性もあるし、補欠選手もたくさんいるから、ある程度のところで線引きしておかないとキリがない、ということでしょうね。
個人的には「数値なりで明解に定義しといた方が後々よくないか?」って気もするんですが。

という訳で、こないだ作ったこの画像

こうなりました。

(なにも抹消しなくても・・・・)

Wikipediaの冥王星の項もすでに変更されてますよ。
一方、NASAのSolar System Exploration(太陽系調査サイト)ではpluto(冥王星)のページは今のとこ完全にスルーです、やっぱ怒ってんのかな・・・。
こういうすぐヘソ曲げちゃうとこがいかにもアメリカーンですが(笑)。

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2006.08.18

太陽系が12惑星に?

太陽系の惑星の並びって「水金地火木土天海冥」って覚えたものですが。
これが近い将来「水金地火セレス木土天海冥カロン2003UB313」になりそうです。
なんだこりゃ、覚えやすい名前希望!

太陽系惑星:新たに3個 国際天文学連合が定義案公表
--MSN毎日インタラクティブより--

要は「セレス」、「カロン」、「2003UB313(覚えやすい名前つけてあげようよ~)」の3つが新惑星候補にあがっている、ということですね。

こんな感じになるらしい。

そもそも「惑星」に関する定義自体がかなり曖昧でした。
「惑星とは、軌道を占有して太陽などの恒星を回る、ある程度の大きさの天体

観測技術の向上によって、小天体が発見されることが多くなったため、ここらできちんとした定義を決めよう、ということになったようです。

そこで国際天文学連合(IAU)が示した提議案はこれ。
「惑星とは、軌道を占有して太陽などの恒星を回る、質量で地球の約1万分の1以上、直径約800キロ以上の天体

おおっ、かなり具体的な数値が。

太陽系で一番小さい冥王星の質量は地球の約2000分の1、直径は約2274km。
ちなみに、月の質量は地球の約100分の1、直径は約3476キロメートルです。
冥王星の方が月よりずっと小さいんですね。
あーー月が地球の呪縛を離れていたら、立派な惑星になれたのにね・・・。
それでも木星には直径5268kmという巨大衛星ガニメデもいるから、やっぱりどんなに大きくとも衛星は衛星なんです・・・。

これはまだ「提議案」の段階であり、正式に決定するのは今月24日のIAU全体会議で承認されたら、の話だそうです。

ま、惑星が12個になって何が変わるかって言うと、理科の授業で覚えなきゃいけない惑星が増える、程度ですかね(笑)。
んでも、家族が増えてにぎやかになるのは楽しいですよね~。

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2006.06.15

月への隕石落下の瞬間

月に新しいクレーターができたそうです。
NASAが流星物体激突の瞬間の撮影に成功したということです。
A Meteoroid Hits the Moon(英文)

5月2日に月に落下した流星物体は、直径10インチ(約25.4センチ)の岩石で、時速85,000マイル(157,420km)で「雲の海(Mare Nubium)」に激突、3m×14mのクレーターを作りました。
じ、時速15万キロって・・・・。
このエネルギーはTNT爆弾4トン分に相当するということで、そう言われてもピンとこないんですが(笑)とにかくものすごい衝撃だったことは確かでしょう。

流星の衝突による閃光の持続時間は0.4秒ほど。
この瞬間を時間を7倍に延ばしたgifアニメーションで公開していますが、なーにしろ重い!(GIFアニメなのに3MBあったよ)
ので、またFlash作っちゃいました、240KBにしたのでちゃんと動くと思います(笑)。
下の三角ボタンを押すと再生できますよ。
画面の右上あたりにキラッと光るものが見えます。
再生時間約2秒の間の、ほんの一瞬なので見逃さないようにね。

これくらいの大きさの隕石なら、地球に墜ちたとしても大気圏で燃え尽きてしまうので、火球となって観測されることはあっても地表に到達することはまずないそうです。
しかし月には大気がないので、かなり小さい石でも大きな衝撃となるんですね。

NASAは将来、月に人を送り込む計画を立てていますが、大きな課題のひとつが落下物(隕石)への対処です。
わずか20センチほどの石が宇宙船や飛行士を襲えば致命的な損傷を引き起こすかも知れないんですね。
今のところ、月にどれくらいの頻度でどれくらいの大きさの隕石衝突があるのか、正確には分かっていないのだそうです。

今後は常に月をモニターして、月面着陸の際の安全性についても研究していくということです。

・・・月って雨は降らないけど石が降ってくるのね・・・。

追記:
NASAおよびJAXAでは画像・音声・映像などを、特定の人物(宇宙飛行士など)のものを除き、教育・広報・情報提供などの目的での使用を許可しています。
ただ、今回のようにgifアニメーションだったものをFlashに作り替えてアップしたことが、良いことだったのかは、少し自信がなかったりします・・・。
参考:
JAXAプライバシーポリシー
NASA/JPL Image Use Policy

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2006.06.01

金星が8年周期で

小説家って、単に良い文章書けば良いってだけじゃなく、いろんな知識が必要じゃないですか。
登場人物が特定の職業についていたら、その職業について知らなきゃいけないし、特定の時代の人だったらその時代のことを分からなくてはいけない。

どうしたって不得意分野のことも書かなければいけない場合もあるわけで、そういうとき、その分野にちょっと明るい人が読むと「そんなことはないぞ」と重箱の隅突き大会になる訳です(笑)。
そういえば、私もとある小説に「フランク・ロイド・ライトというイギリスの建築家」という記述を見つけて、「コテコテのアメリカ人だよ」とツッコミを入れたものです。


さて、今更ながら「ダ・ヴィンチ・コード」に手をつけ始めています。
シドニィ・シェルダンとかマイケル・クライトンみたいに、精巧な機械のような小説ですね。
スラスラ読めるのでけっこう面白いんですが、冒頭の記述で少し気になるくだりがありました。
星形(ペンタクル)に関するラングドン教授の知識の記述です。

「金星が八年周期で黄道上に五芒星(ペンタクル)を描く」

私も天文学に詳しい訳じゃないけど、こんな話は聞いたことがなかったし、地球上から見る金星の動きはとても複雑なので、そんなにシンプルな形を描くとは思えない・・・。
実は金星と星形の関わりについては私も聞いたことがあります。
でも、黄道上で描くんじゃないんです。

金星も地球も太陽の周りを回っているのだけど、1周する日数がずれているので、何度か接近することがあります。
地球の公転周期は約365日、金星は約225日で、会合周期(接近する周期)は584日。
この584日を5回繰り返すと、2920日になるんですが、これが地球でちょうど8年、ということになるんですね。

で、この接近の仕方が面白くて、会合の順に点をプロットしていくと星形になる、という訳です。

言葉で説明するのは難しいんで(笑)、簡単なFlash作ってみたよ。

earthは地球、venusは金星、そしてsunは太陽を表しています。
上にあるゲージは地球での年数、8年間のそれぞれの動きをアニメにしてみました。
ボタンは左から「再生」「一時停止」「元に戻る」ボタンです。

地球と金星が8年間で5回出会って、その5回の地点から線を引いていくと、ね、見事に星形になったでしょ。

というわけで、正解は

「金星が八年周期で地球との共同作業で軌道上に五芒星(ペンタクル)を描く」

なのでした。
ああ、疲れた(笑)。

ダン・ブラウンの誤りなのか、翻訳家の誤訳なのかは不明です。
いや、でももしかしたら私が知らないだけでホントに黄道上にも星形を描くのかも知れません。
どなたかご存じの方がいらしたら、教えていただけると嬉しいです。

で、黄金比については私も授業とかで習ったんですが、たぶんおっそろしく話が長くなるので、私の(笑)気が向いたときにでも・・・。

続きを読む "金星が8年周期で"

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2006.05.25

ASTRO-Fの実力

2月に打ち上げられ、以前こちらでも紹介した、「赤外線天文衛星ASTRO-F(SHINOblog)」は、無事に軌道にのり、各機器類の調整も済んでいよいよ本格的な観測を開始したそうです。

「あかり」の観測開始と初期観測結果について
- 従来の赤外線観測衛星よりはるかに高い解像度での観測に成功 -

  --宇宙航空研究開発機構|JAXAより--

観測衛星の愛称は「あかり」。
人の目では見られない赤外線を観測できるのが特徴で、まさに真っ暗な宇宙に「あかり」を灯す目をもっているわけですね。
今回、「あかり」が撮影した映像の一部が公開されました。

JAXAサイトポリシーに基づき、画像を使用させていただきました。)

これは6000光年先にあるこぎつね座の星雲「IC4954」。
右が83年にアメリカ・イギリス・オランダによって打ち上げられた赤外線観測衛星IRASが撮影した画像、そして左が「あかり」ちゃんが撮った写真です。
こりゃ一目瞭然、IRASの画像はただの幾何学模様にしか見えません。


こっちは1200万光年も彼方の渦巻銀河M81。
3~4μmでは銀河内の星の分布が見られるだけですが、15や24μmと波長を長くすると温度分布が分かるようになります。
老いた星は温度が低く、若い星ほど高くなるので、星の成長過程や銀河の構造などが分かるということですね。

宇宙のことを知る上で、人間の目では見られない部分を調べることはとても重要なことです。
天体が発する熱や電磁波を調べることで、その天体の年齢や構造、あるいは動くスピードなども解明できて、それが宇宙の起源を調べる資料にもなりうる・・・。
これからも、「あかり」の活躍に期待しています。


さて、あんまり関係ないけど今日は地球滅亡の日ですねっ。
以前記事にした「シュワスマン・ワハマン彗星」(SHINOblog)の地球衝突説、ブログ界でひそかなブームになってるみたいです(笑)。
みなさん、思い残すことはありませんか??

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2006.05.19

木星に異変が?

この時期の夜、南の空に見えている木星の表面で、大きな変化が起こっています。
木星の表面には、何本もの横縞模様と大赤斑があることは有名ですが、ほかの場所に同じような新しい赤斑が誕生したのです。
大規模な気候変動の兆候? 木星の「小赤斑」
 --AstroArtsより--
赤斑に変わった木星の白斑
 --日本惑星協会より--
HubbleSite - Hubble Snaps Baby Pictures of Jupiter's "Red Spot Jr."
 --HubbleSiteより--
(どのページでも画像を見ることができます)


大赤斑と新しい赤斑は接近しつつあり、おそらく7月にはすれ違うようです。
最も近づいたときに、どのような現象が起きるのか、専門家や天文ファンの間でいろんな噂で持ちきりです。


*木星についてちょっと復習

木星は太陽系第5惑星で、土星や天王星などと同じくガスを主成分とする「ガス惑星」です。
ガス惑星は地球のように岩石や金属で構成されている惑星と違って体積が大きいのが特徴ですが、中でも木星はひときわ大きく、直径は地球の約11倍、体積は1300倍もあります。
しかし主成分がガスなのでとても軽く、質量は地球の300倍ほどしかありません。
どちらかと言うと、成分的には恒星に近く、質量が50倍ほどあったら恒星になってただろうと言われています。
(ちなみに太陽の質量は木星の約1000倍です)
この巨大な惑星の影響で、太陽系全体の円周は微妙にずれています。

大きさの割に自転は異様に速く、1日が10時間ほどしかありません。
そのため、木星は小さな望遠鏡で覗いても遠心力のせいで楕円形にゆがんでいるのが分かります。

1994年にシューメーカー・レヴィ第9彗星が激突したことでも有名ですが、これが地球なら生命の危機どころか地球自体の存在さえ危なかったのに、木星は(たぶん)「いててっ」くらいで済んだのですから、そのたくましさは推して知るべしです。

さて、木星で何と言っても特徴的なのが横縞模様と大赤斑(だいせきはん)です。

(This file is in the public domain because it was created by NASA.)

大赤斑は17世紀にカッシーニ(探査衛星じゃなくて人間の方ね)によって発見されたもので、巨大な台風の目のようなものと推測されています。
地球でできる台風とはケタ違いにデカく直径は地球の3倍、移動・変形を繰り返しながらも消滅する気配は全くありません。
赤く見えるのは、台風があまりに巨大なため、木星の深いところから濃い色の大気が巻き上げられたもの、と考えられています。
この「台風」がいつ、どうやってできたのか、いつまであるのか、それさえも未解明なのです。

一方、木星には白斑と呼ばれるものもあります。
上の写真で、大赤斑の下の方に見えてる白い点々がそれです。
赤斑と同じく台風の目のようなものですが、赤斑よりずっと小さく、星の表面をかき回す程度だから色も白いまま、なのだそうです。
(それでも地球がすっぽり入る巨大さで、数十年は存在し続けるものもあります)


今回ニュースになっているのは、この白斑の方。
いくつかの白斑が合体してできたこの小赤斑(Red Spot Jr.)は、大赤斑並に活発な長寿台風に成長したようです。

もしかしたら、この赤斑ジュニアも木星の定番模様になるかも知れない・・・。
あるいは2つの赤斑が最接近したとき、単にすれ違うだけなのか、合体するのか、力を相殺し合ってお互い消滅してしまうのか・・・。
更にこの斑点の出現は木星のなにかしらの大規模な変動を反映してるのでは、という学者もいるようです。
こればっかりは、その時になってみなければ誰も分からないようです。

なんか、みんな他人ごとだからって好き勝手なこと言って喜んでますが(笑)、これが地球まで影響を及ぼすなんてことは・・・まあ、なさそうですね・・・。
「人間に罰を与えるために木星が」みたいなことをブログに書いてる人が世界に一人くらいはいそうな気がしますが。

さて、カッシーニ(人間じゃなくて探査衛星の方ね)は、これを撮影することは可能なんでしょうか?

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2006.04.18

シュワスマン・ワハマン彗星

来月5月12日にシュワスマン・ワハマン彗星(シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星)が地球に最接近します。
この彗星は別名「謎の彗星」とも呼ばれています。

太陽の周りを約4.5年で一周するのですが、とてもゆがんだ軌道なので、タイミングによっては地球にものすごく近づいたり、あるいは全く見えないこともあるそうです。
1930年に発見された時は地球から900万キロまで近づいていました。
(ちなみに地球と月は約40万キロ、地球と金星は一番近い時で約4千万キロ、って言いますね)
しかし、あまりに小さな単体のため、79年に再発見されるまで半世紀も行方不明になっていたそうです。

しかもこの彗星、95年に観測された時には彗星の核が3つに分裂していました。
彗星が分裂するのは比較的よくあることで、リニア彗星などは完全に蒸発して消滅してしまったし、シューメーカー・レヴィ彗星なんかは20個以上に分裂しながら木星に激突しましたね。
シュワスマン・ワハマン彗星は、その後も分裂を繰り返し、現在では数十個にも分裂していることが確認されています。

この彗星、あまりに小さいので近くに来ても肉眼での確認は難しいと言われていました。
ところが、もしも地球に再接近したときに分裂したら、一時的にとても明るくなって、地球からも見えるかも知れないのだそうです。
全く見えない場合もあるし、肉眼でも見えるほど輝くかも知れない・・・どっちに転ぶかは天文学者でも分からないのですね。

そこで、国立天文台では、シュワスマン・ワハマン彗星が見えたかどうか一般から情報を提供してもらうサイトを作る予定だそうです。
報告ページは5月2日の夕方から9日の正午まで。
もしも彗星が見えたら報告してあげると良いかも。
「謎の彗星見えるかな?」キャンペーン

5月1日から8日までの位置
5月12日23時ごろの位置


・・・んなことを調べていたら、面白い記事を発見しました。
いつもさりげにチェックさせたいただいてるエルエルさんのところです。
5月25日に地球に彗星が衝突?(するらしい。

元ネタは英語なんですがこちら。エルエルさんの方が分かりやすいです。
「Former Military Air Traffic Controller Claims Comet Collision with Earth on May 25, 2006」
ああ、原文読まなくてもタイトルだけで充分怪しい・・・(笑)。

んまあ、こういう小惑星とか彗星が地球に衝突するかも、てな話はしょっちゅう話題になってる訳で、たいていは後になって「やっぱりナシよ」となる場合が多い訳ですが、これがまた「絶対にない」とは言い切れないところが困ったとこでもありますね~。

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2006.03.14

皆既日食のネット中継

3月29日に日食があります。
・・・と言っても残念ながら日本では全くみることができず、今回はアフリカとヨーロッパ、そして中央アジアでの現象になるそうです。

特にリビア、エジプト、トルコの3カ国で皆既日食が見られるということです。
その様子をインターネットで中継するプロジェクトが実施されます。

LIVE! ECLIPSE(ライブ・エクリプス)2006

中継の日程と時間は以下のとおり(日本時間です)

3月29日(水)
18:00中継開始
19:27リビア(ワウアナムス))皆既開始
19:38エジプト(サルーム)皆既開始
19:53トルコ(アンタルヤ近郊)皆既開始
20:30中継終了

日食には皆既日食と金環食がありますが、今回は皆既日食の方です。
金環食は月が遠くにいるため、月のみかけの大きさが太陽より大きくなります。
そのため、月の外側に太陽がはみ出して細い輪のように見えるんですね。

いっぽう、皆既日食は月が近くにあるので、みかけの大きさが太陽より大きくなるため、太陽全体が隠れるんですね。
こういうときに、あの有名なコロナやダイヤモンドリングが見られる訳です。

ダイヤモンドリング --Wikipediaより--

太陽の観測のためにも、見た目の派手さでも皆既日食の方が断然面白いわけですが、今回はまさにその皆既日食!


うーん、でもできればこういうのって直接観たいですよね~。
日本ではいつ観られるんでしょうか?

日本で見られる日食

一番近いところで2009年7月22日に屋久島、奄美大島で皆既日食があるようです。
東京で見られるのは2012年5月21日の金環食。
(「最大時刻」をクリックするとその地域の見え方が分かるよ)
うん、これなら私もまだ生きていられそうです(笑)。

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2006.02.23

ハッブル望遠鏡壁紙集

以前、巨大天体望遠鏡壁紙集(SHINOblog)でもNASAハッブル宇宙望遠鏡壁紙集すばる望遠鏡による天体画像集を紹介しましたが、今回はハッブルのヨーロッパ部門の紹介です。

アメリカのNASAは正式名をNational Aeronautics and Space Administration(アメリカ航空宇宙局)と言います。
以前は陸海空軍でバラバラに宇宙開発をやっていたのですが、1957年にソ連が世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げたため、「このままじゃますますソ連に遅れをとってしまう」と、同年にNASAを立ち上げたのだそうです。
当時のアメリカとソ連はなにかにつけてプライドをかけた死闘をおこなってましたもんね。

J.F.ケネディのこの演説を知ってる方も多いことでしょう。
「我々は月へ行くという選択をした、60年代が終わるまでに月へ行く」
この宣言(全文はこちら、非常に美しく力強い文言です)により、69年にはついに月に人間を送り込んでいます。
その後のNASAの躍進は語るまでもないですね。

一方、ヨーロッパだって手をこまねいて見ていた訳ではありません。
ヨーロッパ15カ国が参加する宇宙開発・研究機関ESA、European Space Agency(欧州宇宙機関)を立ち上げ、単独の有人飛行こそないものの、世界の民間衛星打ち上げ実績の約半数がESAによるものなのだそうです。

NASAと共同でハッブル望遠鏡の開発も行っているので、ハッブルのヨーロッパサイトも独自に持っている訳ですね。
そのサイトで、ハッブルが撮影した画像の壁紙集を公開しています。

The European Homepage For The NASA/ESA Hubble Space Telescope - Image Archive

サイズは「1024×768」「1280×1024」「1600×1200」の3種類(オリジナルのサイズもあります)。
私のPCの解像度が1680×1050という変な形なんですが、無料で配布してる壁紙で1600ってあんまり見ないんでちょっと助かります。
ハッブル以外の画像(スペースシャトルとか宇宙ステーションとか)もありました。
ハッブルは2010年頃に引退する予定なのですが、その後継機であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のイメージ画像もあったよ。
ハッブルはいろいろと大変だったけど、今回は1発でうまくいくといいね。

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2006.02.19

ASTRO-Fって何だ?

土曜の昼下がりにボーッとネットでネタ探しをしていたら、「宇宙航空研究開発機構|JAXA」で、H2Aロケットの発射ライブ中継があるってのを知って、慌てて行ってみたんです。
が、気づいた時はすでに打ち上げ10分前だったので記事にする時間もなくて、しかたなく(笑)自分ひとりで楽しんでしまいました。

今回打ち上げられたロケットには「ひまわり7号(仮称)」が乗っていて、気象観測と航空管制を行うということです。

さすがに10分前で打ち上げ延期にはならないだろうと思ってはいたんですが、確か以前、打ち上げには成功したけどそのあと失速して海に落ちちゃったロケットがありましたよね・・・。
などと縁起の悪いことを考えてるうちに、きれいに発射して打ち上げ30分後には無事予定軌道に乗ったということです。

「H2A」9号機、打ち上げ成功 「ひまわり」2機体制へ--asahi.comより--

しっかし日本人としてこんなことを言ってはいけないのは分かってるんですが、やっぱショボいですね~。
なんかペットボトル・ロケットみたい、あ、言い過ぎですね、すいません・・・。
去年の7月にスペースシャトル・ディスカバリーの打ち上げ中継を見たけど、あっちはもう「ド派手!」の一言でした。
いいんです、月に行くとか火星に行くとかアホなこと(笑)言ってるアメリカは勝手にやらせておけばいいんです。

で、H2Aロケットは私一人で楽しんでしまったので、そのお詫びに(笑)続けてまもなく打ち上がるロケットの情報をお知らせしちゃいます。

ASTRO-F/M-V-8 カウントダウンページ--JAXAより--

今回のASTRO-Fロケットには赤外線望遠鏡が搭載され、「宇宙の起源」と「まだ見ぬ友達を探す」目的で観測が行われるということです。

要は、ビッグバン以来なぜ宇宙は現在のような姿になり、そして宇宙の端の小さな惑星に生命が宿るに至ったのかを研究すること。
そして、太陽系以外の惑星系を探し出そうということなんですね。
人類は未だに地球以外に生物を発見してないどころか、太陽系以外の惑星の姿も見たことがありません(間接的な証拠は見つかっていますが)。
これらのことを明らかにするために赤外線観測はとても有力な手段なのだそうです。

詳しい説明はこちらにあるよ。
ASTRO-F衛星

で、このロケットの打ち上げ生中継もあるんですが、ちょっとねえ・・・日時がねえ・・・。
2月21日(火)6:00~7:00なんですよねえ~~。
・・・・見れるかいっ!!!

・・・と言うわけで「やっぱり昨日の打ち上げのことをもっと早く知っておけば良かった」と、激しく後悔する私なのでした・・・。

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2006.02.09

SETI@homeは今

数日前のものですが、こんなニュースを見つけました。
大マジメな宇宙人捜索プロジェクトがはじまっている!?
--livedoorニュースより--

要は、兵庫県の西はりま天文台で、レーザー光観測によって宇宙人が発する光をとらえようというプロジェクトが行われているという話題。
記事を書いた人は「マジでそんなことやってんのかよ」みたいなちょっぴり懐疑的な感想をお持ちのようですね。
だけど、ちょっとネット歴の古い(笑)人なら宇宙人探しに協力したことがあるって人も多いんじゃないでしょうか。
かく言う私もやってましたよ、MMXペンティアム200MHzの弱小マシンで解析してましたよ。

映画「コンタクト」のモデルにもなったSETI(Search for Extra-Terrestrial Intelligence『地球外知性の探索』)プロジェクトの一環であるSETI@home、ご存じの方も多いことと思います。
1999年にカリフォルニア大学バークレー校が立ち上げた、分散コンピューティングプロジェクトのことです。
プエルトリコのアレシボ電波望遠鏡によって収集された膨大な電波の中から、自然界ではあり得ない帯域幅の電波を、世界中のPCで探しだそうという訳です。

解析ソフトはスクリーンセーバとして動作し、コンピュータが使用されていない時間に解析を行ないます。
ユーザーはインターネットで定期的にデータの送受信をするだけでいいのでとても簡単。
もしかしたら私が解析したデータの中から宇宙人からのメッセージが見つかるかも知れない・・・。
解析に参加したからって報酬がある訳でもないけど、「まだ見ぬ友達を探す」という、このロマンティックな計画は、またたくまに世界中に広がりました。

しかし、現在まで何ら有力なデータが得られていないことと、PCの性能向上によってスクリーンセイバーを使う機会が少なくなったことで、このプロジェクトもなんとなく下火になっていったような気もします。
あるいは、早急に結果を求める気まぐれな参加者たちが、このとてつもなく気の長いプロジェクトに飽きてしまった、というのも大きいかも知れません。
いずれにしても、私もPCを買い換えたりしていつの間にかやらなくなってしまいました。

で、現在はどうしてるんだろう?

SETI@home日本公式サイト
おおお!ありました!まだがんばっています!!!
現在はシステムを新しいサーバー上に移行しているようですが、スクリーンセイバーで解析、というシステムは以前と同じみたいですね~。
今もこれ、参加してる方いらっしゃいますか?


昔の解析画像、スタートレックのコンピューター画面(オクダグラム)に似せてあったのはスタートレックがSETI@homeに出資してたから、みたいですね。

現在の解析画像、3Dっぽくなって今っぽいけどちょっと重そうではありますね。

今は国と国とで争い事を起こしてるけど、結局は同じ地球人なんですよね。
まあでもアレだ、ひねくれものの私はいつも同じことを考えちゃいます。
人が「地球人」という言葉を意識する時は、地球人以外の敵が現れた時じゃないかと。
日本だって「日本人」という言葉を意識する前は、隣の県(?)同士で戦ってた訳ですしね。

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2006.01.04

月とすばるのランデブー

冬は空気が澄んでるし、明るい星もとても多いので、星を見るには絶好の季節です。
星座のことは全然分からないわ、って人でも「オリオン座」くらいは分かるんじゃないかしら。

夏の大三角形はとても有名ですが、実は冬の大三角形というのもあって、こちらの方が正三角形に近い美しい形をしてるんですよ~。

(1月5日21時ごろ)
オリオン座の左肩にある赤い老星ベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、そしておおいぬ座のシリウスは全天で一番明るい恒星です。
オリオン座を見つけたら、ついでにこの美しい大三角形も探してみてくださいねっ。

そしてなんと言ってもこの季節、忘れてならないのがプレアデス星団(すばる)です。
今の季節、夜の8時から9時くらいに頭の真上を見上げてみてください。
視力が0.7以上の方なら、小さいのにとても明るい星々が数個集まっているのが見られると思います。
この星団こそ、私が星を好きになるきっかけとなった星なのです。

--プレアデス星団(wikipediaより)--

さて、ここまでの話はちょっと星に詳しい人なら誰でも分かること。
このすばると月が今年は何度かランデブーをするのだそうです。
第一回目は2月6日。

(2月6日19時ごろ)
本当は明るい時間に月の後ろに隠れるのですが、残念ながら日本で見ることはできません。
そして月も半月より少し丸くなっていて(月齢8)だいぶ明るいので、すばるは肉眼では見えにくくなるようです。
ただ、夜が更けるにつれ、月とすばるも少しずつ離れていくので夜半になるほど良く見えるようになるはず。
この日ばかりは帰りが遅い人にとってはラッキーかも知れませんね。

2回目の接近は3月5日。

(3月5日19時ごろ)
この日はすばると月、それに火星が仲間に加わってとてもにぎやかになります。

さすがに真冬はあまり気合いを入れて星空を眺める気にはなれませんが(笑)、天気の良い夜はほんの少しだけ空を見上げてみませんか?
流星群や星のランデブーのような大きなイベントがなくても、冬の星空はとても美しいですよ~。
・・・あんまり煌々と輝く星は、見てるだけで寒さ倍増、ではあるんですけどね(笑)。

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2005.11.25

「はやぶさ」着陸してた

以前ここでも紹介した、小惑星探査衛星「はやぶさ」。
地球から約29億キロ離れたところにある小惑星イトカワに着陸、サンプルを回収することを目的に2003年5月に鹿児島のロケット発射場から打ち上げられました。
(小惑星探査機はやぶさ--SHINOblog--)

この「はやぶさ」くん、なかなかのテクニシャンです。

地球や月くらいの大きさの天体ならかなりの重力があるので、自然落下で着陸(墜落?)することができるのですが、いかんせんこの小惑星は直径たったの500m。
ほとんど重力がないので、自然落下という方法はできません。
「はやぶさ」が採用したのは、「バウンド戦法」(正式名は違うよ)。
小惑星にぶつかるように接地しながら、小さな弾丸を地面に撃ち込みに、飛び散った破片を採取。
そのままバウンドして小惑星を離れ、地球に帰還する、ということなんですね。
これらの作業を「はやぶさ」はすべて自力でやらなくてはいけない、何もかもが世界初のとんでもない大事業なのです。
ハヤブサという鳥は、地上にいる獲物を一瞬にして捕らえるのですが、この衛星のサンプル採取方法もまさにハヤブサそっくりですね。
「はやぶさ」が惑星にいる時間はほんの1秒ほど、本当に一瞬の早業なのです。


・・・私としては、このプロジェクトは完全な成功はしないだろうと思っていました。
NASAが実施したディープインパクトでさえ、インパクターを撃ち込むことはできても、小惑星に着陸することも、サンプルを持ち帰ることもできませんでした。
今回はそういったサンプル採取技術を習得するためのデータが取れれば御の字だと思っていたのです。

案の定、何度かの失敗を繰り返し、20日に実施された着陸も失敗に終わったと報道され、しばらく地球との通信もとだえてしまったのです。
JAXAは、「着陸は失敗した」と判断し、リトライを25日に設定していたのですが。
「はやぶさ」88万人の「星の王子さま」たちへ--JAXA--

なんとこれが後になって、「実はちゃんと着陸していた」のだそうです。
通信が途切れたのは、限られた動力エネルギーを節約するためだったんですって。
「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について--JAXA--
ただ、残念ながら、弾丸は発射されず、サンプル採取もうまくいかなかったようですね・・・。

そして、本来なら採取時間は1秒ほどなのですが、なぜか30分くらい惑星上にいたようです。

・・・30分も何をやってたんだ~~~っ!!

いやほら、良くあるじゃないですか、親戚の家にちょっと寄るつもりが、「お茶くらい飲んでいきなさい」とか言われて、つい長居しちゃう、みたいな。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、25日に再度サンプル採取にチャレンジするそうです。
「はやぶさ」が地球に帰ってきた時、機体にお土産の菓子箱がくっついてたら、ちょっと面白い(?)ですねっ。

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2005.11.01

小惑星探査機はやぶさ

「はやぶさ」と言っても、鳥でもブルートレインでもありません。

7月4日にNASAのディープインパクト計画によって、テンペル第一彗星にインパクターが撃ち込まれ、サンプル採取に成功、今でも着実にその解析が行われています。
現在のところ、テンペル彗星の核の正体がうっすらと分かってきたようです。
彗星の正体は、「凍った泥だんご」?
--AstroArts・天文ニュース--

このディープ・インパクト、ミッションが終わったらてっきり廃棄されるものと思っていたのですが、どうやら第二の人生が待っているようです。
2008年頃に新たな彗星とのフライバイ(接近)ミッションが計画されてるそうですよ。
ディープインパクト・ミッション延長?
--日本惑星協会--

しかし、いずれにしても、この機械が地球に戻ることはないようですね。
カッシーニとかボイジャーとか、ひとりぼっちで真っ暗な宙を漂ってる姿を想像するだけで胸が締め付けられますが、ディープインパクトも回収されることはないんでしょうか。

さて!ここからが本題!(笑)
満を持して登場するのは我らが日本の宇宙科学研究所(現・独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA))です。

2003年5月にうちあげられた小惑星探査機「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」に向けて出発。

11月1日現在、「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」から数キロほどに近づいていて、予定通りいけば4日にターゲットマーカーを投下、12日と25日に着陸してサンプルを採取します。
その後、・・・これができるかどうか・・・2007年6月、地球にサンプルを持って戻ってくるそうです。
月の石以来、小惑星の試料が地球に持ち帰られるのは初めてのことだそうで、これが成功すれば大快挙になるわけですねっ。

ここまで来るのに姿勢制御装置3基のうち2基に不具合が発生、残る1基とジェットエンジンによって動いているのが現状だそうです・・・。
まだまだ厳しい状況は続きますが、なんとかうまく行くと良いですね~。

うーん、気象衛星さえ満足に打ち上げられなかった日本、こんなすごいことをこっそり(笑)やってたんですねっ。
中国も有人宇宙飛行を成功させたし、このところ宇宙開発に目が離せません。

・・・ところで、すっごく素朴な疑問。
小惑星のサンプルを持ってかえって解析したら、何に役立つんでしょうか?

小惑星探査機はやぶさ
--JAXA--

追記:「はやぶさ」の現在の位置を確認することができます。
今日の「はやぶさ」

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2005.10.17

太陽と月と星と

作家の名誉?のために作者名は明記しないでおきますが、小説を読んだときに、ある記述に「これは変!」というのがありました。
概要としてはこんなものです。

「明け方になって、東の空から大きな満月が出てきた」

これは地球上のどこに行っても絶対にあり得ない風景です。
満月というのは、地球をはさんで太陽と月がほぼ直線上で向かい合うことで見えるのです。
だから、明け方には満月は太陽と反対側、西の空に低く見えてなくてはいけない。
満月が東の空から太陽と一緒に出てくる、なんてことは絶対にないわけですね。


ところで。

あなたの星座は何でしょう?

双子座(6月うまれ)の友達がいて、彼女の誕生パーティをしたことがあります。
夜になってみんなで帰りの道を歩いてるときに、あまりに星がきれいだったので、空を見上げた彼女が私に聞きました。
「私の星座ってどれ?」

これ、星座や星占いに少しでも詳しい人なら、「あっ・・・」って思っちゃう質問ですね。

そう、彼女の誕生日に彼女の星座は見えないんです。

理科の授業なんかで習ったと思いますが、太陽が1年かけて通る空の道のことを「黄道」と言いますよね。
その黄道の上にある12の星座を「黄道十二星座」と言います。
誕生星座というのは、その人が生まれたときに太陽が位置する星座のことを言うわけです。
だから、誕生月にはその星座は太陽の後ろに隠れてほとんど見ることができないのです。
(かろうじて明け方や夕方にうっすら見えることはありますが)
双子座が一番美しく見えるのは、太陽が反対側にあるころ、誕生月とちょうど半年ずれた12月ごろ、という訳です。

夜のデートに誘う口実として「君の誕生日に、君の星座を見に海に行こう」なんていう男性がいたら、「そもそも黄道十二星座とは地球の公転により太陽の・・・・」とクドクド説明してあげましょう(嫌)。

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2005.09.16

2200円のプラネタリウム

日本科学未来館に常設されているMEGASTAR-II cosmos(メガスターII コスモス)を開発された大平貴之さん、ネスカフェゴールドブレンドのCMに出演されたり、「星に願いを」というドラマにもなってすっかり有名になりましたね~。

メガスターの雰囲気を家庭でも楽しめるホームスターは2万円ほどで手に入れられるのですが、今度はこれが2200円で買えるようになったそうです。

大人の科学マガジン09号 究極のピンホール式プラネタリウム

「大人の科学」すごいぞ!これで「ふろく」ですよ、こういうのを「大人」と言うんですね。
ホームスターが映し出せる星の数と同じ約1万個のデータがプロットされていて、こちらは組み立て式キットになっています。

通常のプラネタリウムが8000個しか投影できないのに、個人ユースで1万個ってのはちょっとかなりすごいと思いますよ。

私が星を好きになったのは、小学生のときにプラネタリウムを見て感動してからなんですが、これが大人になってから見ると、「ああ、やっぱ本物ではないな」って、ガッカリしてしまうんですよね。
既存のプラネタリウムは投影機の開発・改良に手を抜きすぎていたと思います。
現に、渋谷の五島プラネタリウムなんてとうの昔に無くなっちゃってますしね。

で、これ、室内に投影してる写真があるんですが、ちょっと画像を盗ませてもらいました(汗)。

うーん、なんというか、何かの大惨事の跡、みたいになっちゃってますね・・・。
ダチョウの卵を電子レンジで温めてみました、みたいな・・・。
星の正確な位置とかは分かりにくそうですね。

これ作ったらやっぱドームがほしいでしょう!
だけど、市販のドームは直径数メートルほどの物でも数十万とかするんですよね、こりゃ買えんよ。

という訳でこれも自作するっきゃないですねえ。
プラネタリウム用ドームの設計
私にはとりあえず何が書いてあるのかさっぱり分かりません(爆)。
返す返すもドームもオマケにつけてください(涙)。

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2005.08.21

ディスカバリー、自宅に到着

アメリカだけでなく日本も大注目していたスペースシャトル・ディスカバリー。
約2週間のミッションを終え、8月9日午後9時11分(米国東部夏時間8月9日午前8時11分)、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地に帰還しました。
着陸の際の映像を見ると、朝8時とは思えないくらい真っ暗だったんですが、あれは東部の時刻であって、カリフォルニアは4時間早い午前4時台だったんですね~。

さて、諸事情により西海岸に着陸したディスカバリーは、当然フロリダに帰らなきゃいけないわけですが、そこで私の大好きなあの映像の登場です(笑)。
日本時間で20日未明にカリフォルニアを出発、途中で給油を受けながら21日に自宅に着いたそうです、うへ~、実物見てみた~い!

ディスカバリーが米国横断 ジャンボの背中に乗って
--asahi.com--
ディスカバリー里帰り 専用輸送機でフロリダへ
--河北新報社--

ちょっと信じられないスケール感なので、NASAが開発した画像加工技術(普通にフォトショで良いのでは・・・)でも使ったんじゃないかと思ってしまいますが(笑)、そこはNASA様。
私のような素直じゃないヤツのために、証拠(笑)の動画を公開してます。

離陸したとこと飛んでるとこ
着陸したところ
リアルプレイヤーで見ることができるよ。

うまく見られない場合はNASAのVIDEO GALLERYからも見に行くことができますよ。

うーん、これ見てもまだ信じられません(笑)。
下の飛行機が「すっげ重いよコイツ~」とグチる声が聞こえますよ(聞こえない聞こえない)。
着陸して滑走路に入ったとこなんか、本当に重そうです、そしてディスカバリーくん、かなりおマヌケでキュートです(笑)。
離陸した方のビデオの最後の方、ミサイルでも落としたのかと思っちゃったんですが(おい)、護衛機がいたんですね。

B747に乗せられてるとこ(jpg画像)も、エンジンカバーがオムツみたいでチョーかわいいっ。

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2005.08.09

スペースシャトル無事帰還

スペースシャトル・ディスカバリーは、さきほど、午後9時12分に無事、カリフォルニア州のエドワーズ米空軍基地に帰還しました。
現地時間で午前8時12分ということです。
さっきからNASATVを見てたんですが、なんでこんなに真っ暗なの???
カリフォルニアは冬ですか?北半球なのに?
予定より時間が遅くなったので、明るいところで見られると思ったのにちょっと残念、まあ、無事に帰ってきたのが何よりですけどね~。

この後、シャトルはフロリダに帰らないといけないので、B747におんぶされて空輸される訳ですねっ。
あの画像、私やたらツボにはまってるんですけど(笑)あの姿をディスカバリーは再現するんですね~。

あー、これでシャトル計画は当面凍結、ということになるんですね。
宇宙ステーションに住んでた人たちは、これからどうなるんでしょうか?
どうやって地球に戻ってくるのかな?それよりなにより、いつからあそこにいたんでしょうか?
やっぱり極秘にロシアがブランで飛行士たちを運んでるのかな?

検索でいらっしゃる方も多いと思うので、参照リンクを載せておきます。
宇宙航空研究開発機構|JAXA
NASA-HOME
NASAのサイトにもデカデカと「DISCOVERY COMES HOME」って書いてありますね。

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ソ連版スペースシャトル

スペースシャトルが帰ってくるまでの余談です。

リンク先は、今、宇宙にいるディスカバリーの全体画像です。
http://sts-114.jaxa.jp/library/photo/images/large/050726pd1681.jpg
--宇宙航空研究開発機構|JAXA--

シャトル本体の翼の左にはNASAのロゴが、右にはアメリカ国旗とDiscoveryの文字が見えますね。
スペースシャトルは、オレンジ色の燃料タンクと、その両脇にある2本のロケットブースター、そして人や荷物を搭載するオービターの3つで構成されています。
これはもうみなさんご存じの通り。

ところで。
この宇宙船、見たことがありますか?

(パブリックドメイン画像なので転載させていただきました)

見た目はオシャレなスペースシャトルですね。
が、翼に書かれているのはCCCPという文字とソ連国旗です。

そう、これはソ連版スペースシャトルなのです。
ソ連はアメリカよりも早く宇宙への有人飛行を成功させ、その後も再利用可能な宇宙船の研究を続けていました。
そこで開発されたのがこの「ブラン(吹雪)」という美しい名前の宇宙船です。

「ブラン」はスペースシャトルで言うところのオービターのことで、「エネルギア」という大型ロケットが燃料タンクとブースターの役割を担っています。
形状はスペースシャトルに酷似していますが、そのシステムは全く違っています。
アメリカ製シャトルはオービターにもロケットエンジンがついていて、ブースターとの共同作業で大気圏突破します。
一方、ブランにはロケット部分はなく、軌道に乗るまでエネルギアに運んでもらうのです。
動力部を省くことよって積載量も多くなるし、何より自重(約60t)が軽いので落下速度も低くなるため、米製シャトル(約100t)のように猛スピードで滑走路に突っ込むような無茶な着陸もしないそうです。

またまた飛行機に乗ってます、かわいいです。
ブランが小さいのか飛行機が大きいのか、同じく飛行機におんぶされてるスペースシャトルとずいぶんスケール感が違います、コラ?・・・じゃないよね(笑)。
(追記:ブランとディスカバリーのオービターは、ほぼ同じ長さ、37mほどだそうです。
 ってことはこの飛行機が巨大なのね)

1988年には無人で地球軌道を回って着陸も成功させていますが、ソ連崩壊と共に計画は頓挫、現在は公園に飾られて放置されているそうです。
初フライトから20年が過ぎようとしていますが、ここに来てどうやらこのブランの技術が日の目をみそうな雰囲気が出てきたように思います。

アメリカのシャトル計画凍結と、それに伴う宇宙ステーションの遅延を考えると、ここは一発ロシアにもがんばってもらわなければなりません。
この美しい宇宙船が再び宇宙に飛び立つ日がやってくるのでしょうか?

シャトルとドッキングした宇宙ステーションに人がいたのを見て「こ、この人たちはいつからここにいたんだ??」と驚愕して、ブランのことを思い出した今日このごろでした。

オマケ:日本版スペースシャトルHOPE-X(涙)

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2005.08.08

シャトル帰還雨天順延

テレビなどを見たかたはもうご存じとは思いますが、今日8日日本時間の夕方に地球に帰還する予定だったスペースシャトル・ディスカバリーは、着陸を9日に延期しました。

スペースシャトル帰還、天候不順で9日に延期
--NIKKEI NET--

NASA Latest News
--NASA Return To Flight(英文)--

予定では今日の日本時間夕方(現地早朝)に、ケネディ宇宙センターに着陸するはずでしたが、天候が悪く、一旦は2時間後に延期されていました。
しかし、時間が経っても天候が安定しないため、明日日本時間午後6時8分(現地時間午前5時8分)に着陸することになったそうです。

NASAのコントロールセンターや、地上で待つ私たちにとっては少しやきもきするけど、特にミッションのない日を宇宙で過ごせる搭乗員たちにとっては、ちょっとラッキー、かも知れませんね~。

普通の旅客機や航空機だと、少々の雨くらいでは欠航にはなりませんが、シャトルは雲や雨くらいで簡単に着陸延期になってしまうんですね。

シャトルそのもの(オービター)にも無重力空間で動けるようなロケットエンジンはついているのですが、大気圏内でも航行できるほどの力は持っていません。
だから着陸のときは、グライダーのように惰性と重力を利用して降りてくるわけですね。

このような降り方だと、ちょっとした悪天候にも影響を受けやすく、大気圏に入ってしまえばやりなおしは効かないので、着陸の際には慎重な判断が必要になる訳です。

より空気抵抗を少なくするために、ギア(車輪)を降ろすのも地面に到達する直前なので、航空機がかなり早い時点でギアを降ろしてるのに見慣れた私たちには、けっこうな衝撃映像です(笑)。
あまりにギリギリのタイミングなので、失敗したら大丈夫なのか?と思ってしまいますが、シャトルは大気圏突入の際の1200度という高温にも耐える機体ですから、胴体着陸くらいはへのカッパなんだそうです。
シャトルって、・・・漢だ~~~。

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2005.07.26

スペースシャトル打ち上げ成功!

「何度目の正直」なんでしょうか?
スペースシャトル・ディスカバリーは予定通り、無事に打ち上げられました!!!(感涙)

ずっとネット中継画面を見ていたのですが、打ち上げ本番の様子はNHKでもやってたので、こっちの方にスイッチして見守っていました。
テレビ画面の方が映像キレイ(当たり前)。

ネット中継では、巡視船に怪しいレーダーを取り付けるとことか、偵察機に怪しいレーダーを取り付けるとこ(笑)とかが写ってすっごい楽しかったですよ~。
なんだか、エヴァのヤシマ作戦とか、ガンダムは知らないけど、とにかくそういうのを思い出しちゃって、アニメ大国日本人て嫌ですねえ(笑)。

シャトルって、猫の首でもつかむようにプラーンと持ち上げて発射台に乗せるんですね、しかもロープで・・・。
もちろん、雑貨屋とかで売ってるようなロープじゃないんでしょうけど、ちょっとショック(笑)。

まあ、とにかく安心しました!!
次は宇宙ステーションとのドッキングに期待ですねっ。
野口さんがんばれ~~!!

ちなみに、ネット中継は実際の時間より2分ほどタイムラグがありました。
ま、これは仕方ないかな。

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2005.07.22

スペースシャトル26日に打ち上げ

シャトル史上最も延期数の多い今回の「ディスカバリー」ですが(涙)、NASAは打ち上げ予定を26日午前10時39分(日本時間午後11時39分)に設定したそうです。
意外と早いな、大丈夫かしら?

7月26日を打上げ目標
--JAXA STS-114--
Launch Countdown to Begin Saturday, July 23
--NASA:NEWS&EVENTS(英文)--

順調にいけば、23日からカウントダウンが始まるそうです。
・・・カウントダウンって3日も前からやるんですねえ。
「3、2、1、ダーーーーッ!」
じゃないんですね(うん、絶対ないと思うし、数え方逆だし)。

日本にいる私たちにとって、一番の朗報が、午後11時39分という打ち上げの時間ですよね。
今回もネット中継が見られるのですが、前回の13日のときは、打ち上げが午前5時近くだったので、とても見らませんでした。
でもこの時間なら、かなりの人がリアルタイムで見ることができそうですよね~。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の中継ネット
STS-114 Misson
NASAのはこちら
NASA TV
今は、宇宙ステーションとか、アポロ計画の画像が流されているようです。

そして忘れちゃいけない茅ヶ崎市烏帽子岩ライトアップ計画
正確な日時はシャトルと宇宙ステーション(ISS)のドッキング後に決められるそうです。

何より、安全第一で、慎重に準備を進めてほしいと思います。

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2005.07.14

シャトル打ち上げ延期(涙)

ああもう、私が記事にするとシャトルが上がらない気がしてきた・・・・。
シャトル打ち上げ、17日以降に延期・燃料計が誤作動
--NIKKEI NET--

昨日の夜は1時からネット中継が始まっていたので、しっかり見ていました。
見始めた時は、ちょうど小型バスがシャトルの真下に乗り付けて、中からオレンジ色のブカブカ服を着た人が何人か出てきたところでした。
きゃ~っ!飛行士たちが搭乗するところじゃん!!!
画像が荒くて顔までは見えなかったけど、みんなでエレベーターに乗り込んでます。

ナレーションは入るのですが、現地の音は聞こえません。
ナレーターはまだリラックスした様子でまったりと実況しています。

最初に船長のアイリーン・コリンズさんが搭乗口に来て、数人がかりで宇宙服に固定用ベルトなどを装着されていました。
コクピットに寝るような格好で座り、ベルトでぎゅうぎゅうに固定されています。
さすがに「アポロ13」のように、足でガシガシ踏みつけられる、ってことはないようですね~。
発射までまだ3時間以上あるのに、ずっとこの体勢はきついなあ。
PSPとか持っていければいいのにね。
固定されたままでもみんなで対戦ゲームできるし(笑)。

野口さんは4人目に登場。
ものすごくニコニコしてます。
A4くらいの紙を数枚持っています。
1枚目には大きく「行ってきます」
それをめくると、次の紙に「ありがとう」って書いてありました。
3枚目は何かの写真が貼ってあったんですが、画像が乱れて全く分かりません・・・。
それから手話で「ありがとう」と示して、ガッツポーズ、カメラに向かって手を振っています。
私たちも思わず、画面に向かって手を振ってしまいました(笑)。
大きなJAXAの旗と、風呂敷みたいのまで持ってました、あの風呂敷はいったい・・・・?

ああ、Windows MediaもReal Playerも、プリントスクリーンではキャプれないのね。

最後の人がベルトを装着して、野口さんがヘルメットをかぶったあたりで、ナレーションが黙り込んでしまったので、ダンナ様と「もう言うこと無くなっちゃったのかね」とか言ってたんですが。

コントロールセンターの様子が映されたり、シャトルの全景が映ったり、どうでもいいような映像がダラダラと流れた後、映像は再びシャトル内に。
ナレーターは黙ったままです。

あれ?みんなヘルメット取っちゃったよ??
スタッフの手を借りながらシートから立ち上がる搭乗員たち。
と、思ったら全員でエレベーターを降りて、来たときと同じようにバスに乗って、どっか行っちゃいました。
え?もしかして今のって練習だったとか??

なんだなんだ???
ニュースサイトはどこも「搭乗開始」しか書いてなくて、こういう時の2ちゃんねる、と思いつき、さっそく見に行ったら。

「中止だって」「延期だ」「やめたらしい」「うっそ~~」

こっちが「うっそ~~」だよ(涙)。
外部燃料タンクの不具合だそうです。
それって5月の延期の原因にもなったとこじゃん、部品交換済んだんじゃなかったの?

いや、安全のためにはこの決断は大切なことです。
搭乗員はもちろん、延期を決断した人たちもつらかったことでしょう。

今朝のニュースでもやっていたので、この話はもう周知のことと思います。
昨夜のうちにアップしようとしたけど、とても気力が出ませんでした。
いえいえ、安全が確認されるまで何度でもチャレンジしてください。
必ず楽しみに待っています。

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2005.07.13

スペースシャトル今度こそっ

うちにこんなフィギュア(食玩って言うの?)があります。
シャトルが飛行機の上に乗っかってます、なんだこれ?何かのアニメの1シーンか?

と思ったら、シャトルを輸送するときって、本当にこうやって運ぶんですねえ。
スペースシャトルが打ち上げられるのは、アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターからですが、場合によってはカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に着陸することもあるんだそうです。
シャトル本体(オービタ)は自力で離陸することはできないので、こんな情けない姿(笑)になるんですが、どうやって飛行機の上に乗っけるんだろう????
それより、良く飛べるよなあ、そうとう重いんじゃないの?

こちらに本物(笑)の画像があります。
うえ~乗ってるよ~~~、めんこ~~い。
B747シャトル運搬機 (SCA) で輸送されるスペースシャトルアトランティス
--wikipediaより--


5月15日に打ち上げ予定だったスペースシャトル「ディスカバリー」は、外部燃料タンクに付着する氷の問題やセンサーの不具合が発見され、タンクの交換などのために延期されていました。
ようやく今月13日(日本時間14日午前4時51分)に打ち上げられることが決定しています。

それにともない、宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、生中継の映像をインターネットで受信することができます。
映像が見られるのは午前1時からですが、なんたって打ち上げ時刻は午前4時すぎですから、まあ普通の人はちょっと見られないですね・・・・。

いちおうリンク貼っておきます(笑)。
Windows MediaかReal Playerで見られるそうです。
STS-114ミッション・ライブ中継

こちらはNASA当局からの発信。
発射時間は混雑して絶対見られないと思う・・・。
NASA Television

番組表はこちら
青いとこが中継される時間帯かな?

以前も取り上げた茅ヶ崎の烏帽子岩をライトアップする計画は実行するんでしょうか?

現在、ディスカバリーは打ち上げ台で待機中。
2年前のコロンビアの事故原因ともなった耐熱タイルの破損が見つかりましたが、すぐに修復、これが原因で打ち上げ延期になることはないそうです。
ただ、ハリケーン「エミリー」が、カリブ海方面から接近してきているため、天候悪化による延期の可能性もまだ残されてはいます。

ちなみにスペースシャトルは1981年4月に初めて打ち上げられてから、もう20年以上になります。
NASAは2010年には、すべてのシャトルを引退させるそうです。
次の計画は無人飛行になるとも、全く新しい有人システムになるとも言われていますが、これに関するNASAからの公式発表はまだ何もないようです。

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2005.07.04

ディープインパクト、彗星に命中

星好きの私にしてはすっかり乗り遅れた感のある話題ですが(大汗)。

映画「ディープ・インパクト」は、彗星が地球に激突する話でした。
が、現実社会では人間が、何の罪もない彗星を攻撃しました(笑)。

彗星探査機「ディープインパクト」は今年の1月13日に打ち上げられ、今日4日(日本時間午後2時52分)、テンペル彗星に衝突機「インパクター」を衝突させました。
衝突の際に噴出する物質を採取、観測して彗星の成分を観測しようという訳ですね。

彗星核に衝突体命中 NASA探査機「ディープ・インパクト」
--Sankei Web 国際--
NASAの彗星探査機、子機の激突に成功
--CNN.co.jp--

彗星というのはご存じのとおり、太陽系の家族の一員で、一定の周期で太陽系を回っている小惑星のひとつです。
主な成分は氷などの揮発性のもので、太陽に近づいたときに熱によって一部が溶けて、まるで尻尾が生えたように見えるんですね。
ハレー彗星や、ヘールボップ彗星、あるいは1994年に木星に衝突したシューメーカー・レビー彗星なんてのも有名ですねっ。
その氷の下には岩などが核になっているのではないか、と推測されているんですが、実際には成分の詳細はまだよく分からないのが実情です。

そこでNASAが考えたのが、彗星に衝撃弾を打ち込んで、その内部の成分を採ってみよう、というすばらしく剛胆で罰当たり(笑)なアイディアでした。
しかし、そう計画通りいかないのが宇宙事業の難しいところで、中心の核に当てられず「スカ」に終わる場合もあるし、当たったとしても予想通りの成分採取ができるかも不明だったそうです。
そして、私たち地球の一般人(笑)にとって一番の懸念が、こんな罰当たりなことをして彗星の軌道がずれたりしたら、こっちに向かってきやしないか、ということですが・・・。

テンペル彗星の大きさは直径約6kmほど。
大阪環状線くらいの大きさかな?
アメリカのニュースサイトでは、マンハッタン島くらいの大きさって言ってますね。
それに対し、激突するインパクターは小型車程度の大きさで(重さは約370kg)です。

確かに軽自動車1台くらいぶつかってもガードレールが凹む程度の影響しかなさそうに思えますが、それは自動車が走る速度でぶつかれば、の話で、このインパクターは秒速10km(時速36,000km)の超高速で激突するんですよ・・・。
本当に100%安全と、誰が言えるのか???
いえ、世界のNASA様がおっしゃっていることです、きっと大丈夫なのでしょう(笑)。

今後はこの衝撃によって噴出した物質の採取に全力をあげるということです。
もしかしたら太陽系ができたころの古い物質が採取できれば、その成分を分析することによって宇宙の謎が多く解明されるかも知れません。

今回のミッションの公式サイト。
ディープインパクト本体や、各国の天文台がとらえた映像を定期的に公開していくそうです。
Jet Propulsion Laboratory
--NASAジェット推進研究所(JPL)--

ディープインパクト計画について
--AstroArts - アストロアーツ--

ちなみに、この計画とあの映画とは何の関連もなく、名前が同じだったのは偶然の一致だそうです。
たぶん、命名は映画より先だと思います。
追記:さっきNHKのニュース見たら「プロジェクトの名前は映画から採った」だそうです・・・。
失礼しました(大汗)。

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2005.06.30

宇宙人は本当に攻めてくるか

昨日のエントリー「国会、県議でUFO論争」では、「地球外生命体からの攻撃への対処について、国会や県議でも話し合われた」という話題を書きました。
映画ではしょっちゅうイカ野郎が地球に侵攻してくるけど、実際にそんなことってあり得るんでしょうか?
みなさんは、どう思います?
そもそも、地球人が宇宙人と出会えることって、あるんでしょうか?


私自身は地球が他の星からの攻撃を受けたり、あるいは友好的な宇宙人が地球に挨拶にやってくることは、まずあり得ないと思っています。

それは、宇宙人が存在しない、ということではありません。
だって私たちだって宇宙上に生きているんだから、充分宇宙人ですしね(笑)。
何より、出会うチャンスが恐ろしく少ない、と思うからなんです。

地球という小さな石のかたまりができて、その上に生物と言えるような物ができるのに40億年もかかっています。
人間が大気圏を出たのがほんの数十年前、地球の今までの歴史から言えば、ほんのついさっきのことです。
未だに月より遠いところに人が行ったことがないし、無人衛星でさえ、ようやく太陽系を出るか出ないか、というとこですよね。

他の惑星に生物が生まれ、宇宙に出られるほど洗練した文明を持ったとしても、生物には「死・絶滅」という避けられない運命があります。
太陽くらいの大きさの恒星の寿命は100億年ほどです。
恒星は大きいと寿命が短くなるため、生命が進化する前に肝心の恒星の寿命が尽きる可能性もありますよね。
恒星が死ねば惑星はもう生きてはいけません。

人間と似たような、あるいはそれを凌駕するような知的生物が登場したとしても、文明らしきものができてまだ数万年しか経っていない人間が、宇宙から見たら、ほんの一瞬の時間で出会える確率はそうとう低いんじゃないかと思うんです。
人間がこれから何億年も、この文明を維持できるとはとても思えません。
特に人間って生き急いでる感があるから、寿命短そうですよね(笑)。

地球外生物を探す団体で有名な「SETI」がありますが、これは家から一歩も出ずに、いつか誰かが訪ねて来て、いきなり友達になってくれるのを待っているようなものですね。
地球外知的生命体探査SETI(Search for Extraterrestrial Intelligence)(英文)
 SETI@home日本版

あるいは、現在、地球からもっとも遠く離れたところにいる惑星探査機ボイジャーが、金メッキされたレコードを搭載して、誰かに拾ってもらうのを待っていますが、これは太平洋のど真ん中に投げた小石を拾ってもらうくらい確率が低いでしょう。

うわ~自分で書いててメチャクチャ寂しくなってきた(涙)。

私としては、いるかいないかも分からない他人のことよりも、自分たちのこと、地球のことをもっと知って、自分たちの生活をまずしっかり確率していくべきだと思いますね~。
何しろ私たちは、自分たちが寄生しているこの星のことさえ良く分かってないのですから。

・・・・さて、あなたはどう思いますか?

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2005.06.29

国会、県議でUFO論争

岩手県議会で28日、UFOについての質疑応答があったそうです。

サスケ氏 岩手県議会で大マジUFO質問 
--スポニチ Sponichi Annex ニュース 社会--

日本初?の覆面議員ザ・グレート・サスケ氏が県に対して質問してました。

「自分も過去に未確認飛行物体を2回目撃した。
県民からの目撃情報も多く、県は情報収集する必要があるのではないか、また不測の事態に対する対処法はあるのか」

うわ・・・前日に『宇宙戦争』観たのか?!
これに対し、県側は「県民の安全のためにがんばります」とアッサリした回答。
うん、そうとしか答えようがないよね・・・。

なんで県議会でUFOの話を??と思ったんですが(笑)、どうやら3月に国会でも民主党の人が麻生総務大臣に向けて似たような質問をしたそうですね。
「UFOを見たことがあるか」という質問に対し、麻生さんは「おふくろがすごい興奮して見たって言ってたことがあったが、私自身はないです」って真面目に答えたそうです。
聞いてる人全員が失笑する中、この民主党の方は負けずに真面目にUFO対策を訴えていました、単なるマニアか本物の漢か・・・。

こ・・・これは・・・
国は何かとんでもない情報を握っていて、それがリークしちゃったんでしょうか??
マジでヤバイんじゃないでしょうか??
地球はイカ野郎に征服されちゃうんでしょうか???

ちなみに、ザ・グレート・サスケさんて、UFOマニアらしいですねっ。
サスケさんは盛岡市と川崎村で見たんですって、私にとっては地名が妙にリアル。
岩手のみなさ~~~ん、続報希望(笑)。

私はこの話をテレビのニュースで見たんですが、有権者のみなさんは「税金の無駄遣いだ」って怒る人もしいたし、「世の中何が起こるか分からないから、こういうことも話し合っておいていいのでは」って人もいました。

・・・私自身は、その前に人工衛星がきちんと打ち上げられるように日本はがんばろうよ、って思うんですが(笑)。
みなさんはどう思います?
バカみたい?
いや、今からでもきちんと話し合った方がいい?

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2005.05.12

天体望遠鏡

そういえば私が持ってる望遠鏡ってここで自慢(笑)したことなかったよなあ、と思ったので、いきなりですが、公開しちゃいます~。

三脚が木製、というのが時代を感じさせますが。
私が天文少女だった小学生時代に買ったもので、親戚に媚びを売りまくって(笑)稼いだ貯金を全額はたいて、それでも足りずに親に援助してもらって買ったものです。

とりあえず、私ひとりでは持ち歩けません(何が重いって、本体の右側についてる重りが強烈なんだわ)。

こんな年季の入った望遠鏡なんて粗大ゴミ状態なのかと思ったら、案外こういうものは根本的に原理は変わらないようなんですね。
現在売られている望遠鏡も、リモコンが付いたり、PCで目的の星を追尾するような付加価値が付いたりしてかなり使いやすくはなっています。
でも基本性能は有効径や焦点距離など、つまり「どれだけデカイか」である程度決まってしまうようです。

そんでもって私の望遠鏡ですが。
ロクに漢字も読めないような年齢で手に入れたもんだから、説明書なんか保存してあるはずもなく(汗)、望遠鏡本体についている型式プレートでしかコイツの素性を知るスベがありません。
メーカー名は「エイコー株式会社」。
だいぶ前にオーバーホールしようとしてこのメーカーさんに問い合わせたら倒産してました~っ(涙)。

天体望遠鏡の倍率は、概算でこんな感じになります。

有効最大倍率(望遠鏡で見れる最大の倍率)
 有効直径(mm)×2
有効倍率(接眼レンズと合わせて見れる倍率)
 焦点距離(望遠鏡本体の長さ)÷接眼レンズの焦点距離

これに照らし合わせると私の望遠鏡のスペックはこんな感じ。
有効最大倍率
 有効直径80mm×2=160倍
有効倍率
 焦点距離1000mm÷6mm=166倍
 1000mm÷12.5mm=80倍
 1000mm÷25mm=40倍
 (接眼レンズは3つあるのです)

レンズは熱に強く太陽を見ることもできるミッテンツァーハイゲンスとか言うものなんだそうです(ネットで調べた)。
とりあえず、これだけ分かったんですが、望遠鏡関係のサイトを見渡してみると、割とどこに出しても恥ずかしくない性能らしく、やっぱり手放さなくて良かったと改めて思いました。

ただ、有効最大倍率が160倍なので、6mmレンズで見るのは相当な熟練が必要です(笑)。
でも160倍で月を見ると画面いっぱいに見えるので、すごい感動ですよ。
大気のゆらぎを通して、陽炎のように浮かぶ月はいつまで見ていても飽きません。
ただ、ここまで大きいと、画面からどんどん逃げていくので(30秒ほどで画面の端から端まで行っちゃいます)、常に追いかけてないといけないんですよね~。


三脚もバラせるので、ひとりで組み立てると20分近くかかりますが、最短時間記録はダンナと二人で5分でした(これは驚異的数値だ!)

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2005.04.22

一家に一台プラネタリウム

東京お台場の日本科学未来館にあるプラネタリウムMEGASTAR-II cosmos(メガスターII コスモス)は、一度に500万個もの星を投影することができます。
通常のプラネタリウムは8000個程度しか映せないので、このメガスターの驚異の投影力は本当に驚きですね。
私としては普通のプラネタリウムで投影できる星の数がたった8000個、というのも驚きでしたが。

メガスターの話題は私も去年の夏に「500万個の星を映すプラネタリウム」という記事を書いていたのですが、メンテナンスの関係などで当時は1日1回のみの上映だったそうですが、現在は3回上映になったようです。

さて、このメガスターを製作された方は、子供の頃から天文少年で、自分でプラネタリウムを作って部屋で楽しんだりしていたそうです。
だから、こういった商業用の大きなプラネタリウムもいいけど、きっと自分だけで楽しめる小さいプラネタリウムも作りたいんだろうなあ・・・。
と思っていたら!
できました!!

部屋に1万個の星空――光学式プラネタリウムが家庭にも
(ITmediaニュースより)
世界初の家庭用光学式プラネタリウム商品化
(メガスターホームページより)

6.5等級までの恒星約1万個を自宅で楽しめるんだそうです。
うっそーん!普通のプラネタリウムよか映せる星の数が多いじゃん~。
お値段は2万790円。
・・・って、すっごい安すぎないこれ??
ああ、でもこんなにすごい機械だったら、もう単なる壁に投影、じゃもったいないですよね。
小型のドームっていくらくらいするんだろう??

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2005.04.15

太陽系第3惑星

たまには、私たちの家族のこともちょっと考えてみましょう。
太陽に抱かれた兄弟たちはみんなとても個性的。
こうしてみると、地球ってかな~り美形ですね。

■NASA Solar System Exploration
NASAの太陽系調査サイト
http://solarsystem.nasa.gov/planets/index.cfm
■日本惑星協会
http://www.planetary.or.jp/

太陽(Sun)
水星(Mercury)
金星(Venus)
地球(Planet Earth)
火星(Mars)
木星(Jupiter)
土星(Saturn)
天王星(Uranus)
海王星(Neptune)
冥王星(Pluto)
月(Moon)
画像は「壁紙宇宙館」より
各惑星の説明はwikipedia

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2005.04.09

スペースシャトル打ち上げ再開

スペースシャトル「コロンビア」の事故が起きたのは2003年2月、あの当時、アメリカは同時多発テロがあったり、航空機事故があったり、悪いことばかりが重なっていました。
奇妙な角度から落下していくシャトルが描く航跡の光が破裂して散乱していくのを見て、これはなにか悪い冗談だ、と思ったものです。

あの事故から2年あまり、5月15日午後(日本時間16日早朝)、再開第1号となるシャトルの打ち上げが実行されます。
ケネディ宇宙センターから打ち上げられるスペースシャトル「ディスカバリー」には、日本人として5人目の宇宙飛行士、野口聡一さんが乗り組むことになりました。
野口さんはミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)として、搭乗中3回の船外活動をおこない、コロンビアの事故の原因となった耐熱タイルの修理技術を試みるそうです。

NASAの計画によると、ディスカバリーは5月15日午後(日本時間16日早朝)に土上げられ、宇宙ステーションとのドッキングを実施、宇宙には約12日間滞在、27日午前、地球に帰還する予定だそうです。


さて、よく「万里の長城」は宇宙から見える、なんて話がありますが、実際は人間が作ったあらゆる人工物は、肉眼ではシャトルから見ることはできないのだそうです。
しかし、夜になれば都市の照明のまたたきを見ることは可能です。
そこで、野口さんが子供時代を過ごした茅ヶ崎市の市長さんは考えた!
「茅ヶ崎のランドマークである烏帽子岩をライトアップして、野口さんが宇宙から見えるようにしよう!」

野口さんがシャトルで茅ヶ崎上空を通過する間は、周囲の照明を落として烏帽子岩がポツリと輝くようにする、ということですが。
烏帽子岩って、お世辞にも「島」とは言えない、まさしく岩です。
 ↓こんなの

万里の長城でさえ見えない距離から、この岩が見えるのかな?
いやいや、きっとうまくいくといいですねっ。

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2005.04.02

見かけの大きさ

地平線スレスレに登っていく月をみて「でかっ!!!」って思ったことはありませんか?
あるいは今まさに沈まんとする真っ赤な夕日も、ものすごく大きく感じますよね。
天高く輝く月や太陽の大きさを想像すると、とても同じものとは思えないくらい巨大です。
なんで地平線スレスレの太陽や月はあんなに大きいんだろう?

理由はたぶんみなさんご存じだと思います。
地平線部分には建物や山などがあって、大きさを比較するものがあるから目の錯覚で大きく見えるんだそうですね。
だから人が目で感じる空は天頂が低い楕円のような形に見えるのだと言います。
このイラストで言うと、ピンク色の楕円のように見えているんですね。
だから地平線の月がやたら大きく見えると。

でもね、当然ながら、実際の月と地球の距離は同じな訳ですよね。
ということは、地上に立った人からは地平線に見える月の方が、地球の直径分だけ月から離れていることになります。
だから、目視じゃなくてきちんと見かけの大きさを測ったら、地平線にある月の方が小さくなるんですよね。

というようなことを、先日の月と木星のランデブーを見ながら考えてみました(笑)。

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2005.03.25

ひまわり6号の初画像

何度も何度も打ち上げに失敗して、もう後がない、と言われていた日本の気象衛星ですが、2月にようやく成功しましたね、本当にホッとしました~。
H2Aロケットで打ち上げられた衛星は、愛称を「ひまわり6号」と名付けられ、静止軌道上で初めて撮影した画像が公開されました。
ひまわりくんが持っているデジカメの画素数は、1億3000万画素、すげえ~、私のデジカメの26倍の性能だ、って比べちゃイカンですね。

「ひまわり6号」初画像を公開 夜間の霧も撮影可能 (Sankei Web 社会)
運輸多目的衛星新1号(ひまわり6号)による初画像(気象庁)

現在はまだ試験運用中だそうですが、総合試験をパスしたら予定では5月末には正式稼働するそうです。

一般的に気象衛星の寿命は、気象ミッションが5年、航空ミッションが10年とされています。
人工衛星は姿勢制御ブースターの燃料が空になって軌道上に正しい姿勢を保てなくなった時が実質的な寿命と言われています。
しかし、気象衛星の最も重要な役割は、気象データを地上に送ること、この精密な機能が衛星自体の寿命よりも短くなってしまうのは当然なことでしょう。
先代の「ひまわり5号」は1995年3月の打ち上げ、すでに2年前には使い物にならなくなっています。
その間、日本はアメリカの気象衛星「パシフィック・ゴーズ」をお借りしていたのですね(涙)。

世界に誇る工業・科学技術を持っている日本も、こと宇宙事業に関しては悲しいほどお粗末です。
日本は気象の変化が激しく、自然災害の多い土地柄でもあります。
月や火星まで行けとは言わないから、気象衛星の研究発展にはぜひ尽力をつくしてほしいものですね。

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2005.01.22

ツングースカ大爆発

1908年(明治41年)6月、ヨーロッパやロシアで奇妙な現象が多数目撃されました。
夜になっても空が明るく白夜のような日が続いたとか、見えるはずのない地域でオーロラのような発光現象が見えたとか。

その数日から数週間後の6月30日、ロシア奥地のツングースカ川上空でナゾの大爆発がおき、その爆発による閃光とキノコ雲は数百キロ離れたところからも見られました。
ヨーロッパではほぼ同時に大規模な地震活動が観測されています。
しかし、爆発が起きた地点はシベリアの奥地にあったため、調査団が初めて現地に足を踏み入れたのはその10数年後でした。

それでも調査団は、異様な様相を目の当たりにすることになります。
爆心地であろう森林地帯の木は直立したままで、爆心地を中央に半径約20kmに渡り、大量の木が放射状に倒れていました。
木が倒れた範囲は円状というよりは、奇妙にゆがんだ蝶のような形を描いていたのです。
ツングースカバタフライと呼ばれるこの形は、上空から巨大なものが激しいスピードで落下、空中(約7000m上空)で爆発した際の爆発波によるものである、との研究結果が出ています。

この爆発はロシアによる大量殺戮兵器(核兵器?)の実験であるとか、UFOによる爆撃であるとか、あるいは神の怒りによる一撃である、とか、とうとうタイムマシンが着陸に失敗したための爆発である(タイムパラドックス?)なんて説まで出てきます。
去年は、宇宙人の装置?が発見されたって???


普通に考えても小惑星か彗星の衝突だろうと思うのでしょうが、おかしな説が大量に出たのは、落ちた物の痕跡や成分がほとんど出ていない、というのが大きな理由のひとつでしょう。
この地に生えている植物が異常な成長(巨大化)や突然変異を起こしており、巨大な火の玉を目撃した人も多数いるので、彗星か隕石というのは非常に説得力があります。
彗星はほとんど氷(水分)でできているので爆発と同時に消滅してしまうのもあり得ます。

それでも、数週間も前から見られたという発光現象は天体物の落下が原因とは考えにくいし、ヨーロッパで観測された地面の震動も本当の大地震がたまたま同時に起きたとしか考えられないような大規模なものです。
本格調査が始まったのも爆発の数十年後であり、ロシア(ソ連)の政治的事情による調査中断があったりと、様々な理由で未だに完璧な原因は突き止められていないのが現状のようです。

個人的にはタイムパラドックスによる爆発ってのも夢があって良いなとは思うんですが(笑)、爆発地点が都市であったりしたらシャレにならないですよね。

そう、これがもしも人口の多い場所であった場合。
全ての木がなぎ倒された範囲は約6000平方km、東京都とほぼ同じ面積です。
あくまで理論値ではありますが、この爆発による衝撃はヒロシマ型原爆の数千個分と言われ、爆心地から60km離れた地点でも、家屋が倒れたり家畜が焼け死んだりしたそうです。
彗星か小惑星であれば直径100mほどのものであれば、この程度の破壊力は充分持ち得るそうです。

地球上には今でもいくつものクレーターや小惑星衝突の跡が見られますが、それによって都市が破壊されたという記録はほとんどありません。
それは、地球上で人が住む地域がきわめて小範囲のためであって、そういった地域に当たる確立が少ない、つまり「たまたま当たらなかった」だけなのです。

「ツングースカ異変の現象と謎」
「スペースガイドニュース」(地球接近の可能性のある小惑星)

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2004.12.09

ふたご座流星群

3年前だったかに見た獅子座流星群はけっこう見事でした。
空を見上げていると、ひゅん、ひゅん、って感じで流れ星がかなりのペースで見られるんです。

真夏の夜空を見上げていると、わりと頻繁に流れ星を見ることができるんですが、冬でも毎年同じ時期にコンスタントに見れる時期があるんですよね。

「ふたご座流星群が極大  12月14日」つるちゃんのプラネタリウムより
「2004年12月14日 ふたご座流星群が極大」AstroArtsより
「13日~14日がチャンス・ふたご座流星群」Nikon星空案内より

今回の双子座流星群は、「降るような流星群」ではありませんが、12月14日には極大を迎えて、かなりの数の流れ星が見られそうです。
しかも当日はほぼ新月ですから、星を見上げるには良いチャンスですねっ。

そう言えば、かなり昔、流れ星の親分(笑)の火球を見たことがあります。
巨大な火の玉が「ざーーーっ」と音を立てて落ちてったんです。
これも冬の寒い時期のことだったので、見事な流星というのは、冬に多いのかも知れませんね。

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2004.09.29

月の名称

昨日は中秋の名月でした。

日本の古い記紀には星に関する記述はほとんどありませんが、太陽と月に関しては、たくさんの記述が残っています。
「古事記」には、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の左目から天照大神(あまてらすおおみかみ)が、右目から月読命(つきよみのみこと)が生まれたとされています。
そして「日本書紀」によると月読命が、五穀をつかさどる保食神(うけもちのかみ)を殺してしまったため、怒った天照大神と仲違いをし、それから太陽と月は昼と夜に別れて出るようになった、と言われています。
古来より月は神秘的なものとされ、満月という意味の「LUNA」には狂気という意味もあるのです。
興奮して狼男になっちゃうのもそのせいかしら??

月の周期はほぼ一ヶ月(29.53日)。
そのほとんど毎日の月に美しい名前がつけられているのも日本ならでは、のようです。

月齢1 朔(さく)
「朔(さく)」とは月と太陽との方向が同じ、あるいは陰暦でついたちの意味があります。
新月はNewMoonの訳だそうです。
月齢2 二日月・繊月(せんげつ)
繊維のように細い月、という意味でしょうね。
月齢3 三日月・初月(ういづき)・月の剣
最も多種の名称を持つ形です。
夕方の西の空に浮かんでいるのが印象的です。
月齢7 上弦の月・弓張月
半月のことですね。
真昼に上って真夜中に沈みます。
月齢15 望月・十五夜・天満月(あまみつつき)
満月もFullMoonの訳です。
実は月の観測にはあまり向かない月です。
月齢16 十六夜(いざよい)・既望(きぼう)
満月より50分ほど遅れて、いざよい(ためらい)ながら上るという意味。
月齢17 立待月(たちまちづき)
日没後、立って待っていると上ってくる月。
月齢18 居待月(いまちづき)
座って待っているうちに上ってくる月。
月齢19 寝待月(ねまちづき)・臥待月(ふしまちづき)
寝ながら待ってしまうほど遅い時間に上る月。
午後9時頃にようやく地平線から顔を出します。
月齢20 更待月(ふけまちづき)
夜も更けてようやく、というところですね。
亥の刻(午後10時)に上るので「亥中(いなか)の月」ともいいます。
月齢23 下弦の月・下つ弓張(しもつゆみはり)
真夜中に上り、真昼に沈みます。
ちょっと見るのがつらくなってきました。
月齢26 暁月
三日月の逆、という感じでしょうか。
夜明けの空に上り、昼には太陽の光に紛れてうっすらしか見えません。
月齢30 晦(つきこもり)
月末の「みそか」、月の最後の日でほとんど見えなくなり、生まれ変わって新しい月になります。

こうして見ると、やたら「待つ」場面が多いですね。
忍耐強い日本人ならではの発想でしょうか。
あるいは、夜更けに出る月を見ると願いが叶うという言い伝えもあるので、様々な名称が生まれたのかも知れませんねっ。
地方によって他にも様々な名称があり、言い伝えやおとぎ話もたくさん残っているようです。

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2004.07.12

500万個の星を映すプラネタリウム

最近なんか面白いニュースばっかで記事が追いつかない・・・(笑)。
私が星に興味を持ったのは、小学校のときに社会科見学で行ったプラネタリウムがきっかけでした。
東京では星なんかまともに見えなかったので、プラネタリウムで見た星空には激しい衝撃を受けました。
私の頭の上にはこんなとんでもない世界が広がっておったのか!と、まだロクな人生経験も積んでなかったくせに、今までの生活を激しく呪ったものでした。

私が涙を流して喜んだプラネタリウムがあの丸天井に映し出せる星の数は、それでもせいぜい8000個程度です。
やや大きくなって、高原などで本当の星を見るようになって目が肥えた私は、星の美しさを教えてくれた恩人のプラネタリウム様に対して
「やーっぱ機械は機械だよなあ。」と生意気にも不満を感じるようになったものです。

ところが今回、恐るべき高性能プラネタリウムが一般公開されました。
新型プラネタリウムはなんと500万個の星を映し出すことが可能なんだそうです。
なんて言うの?8bitから24bit画像になったって感じですか?よく分からないけど。

このスーパーリアルプラネタリウムは「メガスター2」と言って、手作業による一品ものです。
そのため、今まではレンタルなどで期間限定公開しかできなかったそうですが、いよいよこれが常設上映されることに!!
東京お台場にある、日本科学未来館 MeSci(ミーサイ)で昨日から1日1回の上映が始まりました。
館長の毛利衛さんによると、スペースシャトルから見た星空と変わらないほどの美しさだそうです。
うっわあ、すっごいんだろうなあ~~~~。
双眼鏡があると更に楽しめる、とのこと。
てっ、天体望遠鏡持ってっちゃダメですか???(ダメですね・・・・)

料金は入場料の500円(大人)のみですが、1日1回16:00からの上映のみなので、時間ギリギリに行くと見られない可能性もありそうです。
整理券は開館10:00から配布しているようなので、ヘタすると開館と同時にダッシュ!かも知れませんね。
うーん、それでも見てみたい~~。
この夏は、沿岸ばっかり行きそうです。

日本科学未来館 MeSci
「MEGASTAR-II cosmos(メガスターII コスモス)」

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2004.06.11

未確認飛行(浮遊?)物体

週末の夜は、明け方近くまでダラダラ起きています。
こないだも、午前3時過ぎまでパソコンいじったりしてウダウダやってたんですが、窓を閉めに立ったダンナ様がうわずった声で
「UFOみたいのが見える」って言い出しました。
まっさか~と思って、私も窓から西の空を見たら。

空のかなり低い位置に小さな光が1つだけ見えて、これがなんとも不思議なことに赤や青など、いろんな色に点滅して見えるのです。
UFOとは日本語で未確認飛行物体、ですから、これはもう明らかにUFOですとも。

ホバリングでもしてるんでしょうか?UFOは移動するわけでもなく、じっと同じ場所にいます。
カメラの望遠レンズで見ても、なんだかよく分らないし、もしも星だとしたら、もう向かいの家の屋根のすぐ上にいるから数分で沈んでしまいそうです。

こういう時に天体望遠鏡を使わなくて、いつ使うよ!って感じで、2人でものすごい勢いで組み立てました。
私が一人で組み立ててた時は、覗くことができるまで10分以上かかっていたと思います。
でも今回はすばらしいチームワークで2,3分で組み立ててしまいました。

で、結局。
なんだか良く分らないまま、星は沈んでしまいました。
はい、多分、星です、あれ。
うしかい座のアークトゥルスだったようです。
地平線に近くなって、空気の乱れで色が拡散していろんな色にチラついて見えたんだと思います。

人間、必死になるとけっこうやれるもんだ、というのが今回の収穫でした・・・・・・。


天体望遠鏡ってけっこう部品が多いんですよ・・・。

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2004.04.08

巨大天体望遠鏡壁紙集

ハッブル宇宙望遠鏡には、史上最悪の望遠鏡なんて不名誉な愛称?がつけられています。
少し大きな望遠鏡を覗くと、空気の影響で、見えるものがなんとなくユラユラとしてるのが分かると思います。
観光地の遠景程度ならそれでもかまわないけど、細かい精度が要求される天体望遠鏡ではこのユラユラはとても痛い傷害になるのです。

ハッブルは宇宙(高度600km)に浮かんでいるので、この大気の影響を受けずに天体観測できるすばらしいコンセプトの望遠鏡です。
ところが無事打ち上げも成功して、軌道に乗ったあとに大変なことが判明します。
設計ミスがあって、送ってくる映像すべてがピンボケの使い物にならない代物ばかりだったのです。
もう宇宙に行っちゃった後では治すのも大変だし、一時は「面倒だからこのまま放置しよう」って話にもなったんだそうです。
だけど、一回も使わないで捨てるにはあまりに巨額をつぎ込んでるし、なによりNASAのプライドも許さない。
それで更に巨額をつぎ込んで、修理軍団が「ハッブルに眼鏡をかけに」わざわざ出張サービスに出向いてようやく仕事ができるようになったという切ない経歴の持ち主なのです。
そのわりに、今の成果はどうよ、ってのが大半の意見らしいですが、それでも現在の天文分野に様々な新発見をもたらした功労者であることは間違いないと思います。
そのハッブルが撮影した映像の壁紙を見つけたので紹介しちゃいます。

ハッブル宇宙望遠鏡壁紙集
ハッブル宇宙望遠鏡TOP

ちなみに日本では、すばる望遠鏡が有名ですよね。
こちらにもギャラリーがあるのですが、壁紙用って訳じゃないみたい。
サイズはバラバラですが、こちらも美しい画像がたくさんあるので、ダウンロードして自分のPC画面のサイズに修正して飾るのもいいかも知れませんねっ。
すばる望遠鏡ギャラリー
すばる望遠鏡TOP

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2004.03.25

彗星が2つ来るよ

プロフでも書いたようにバカでかい天体望遠鏡なんか持ってるくらいだから、星関係のサイトもウロチョロとチェックしているんですが、今日大変な発見をしてしまいました。
なんと!!彗星が一気に2個も見れるんだよ!これはものすごくものすごいことじゃあないですか???
今回美しいシッポを見せてくれるのはニート彗星とリニア彗星。
尻尾もとっても長く伸びるし、3等星くらいの明るさになるので、肉眼でもくっきり見えますねっ。
リニア彗星は5月中旬から下旬の間に3等星くらいで見ることができます。
一方のニート彗星は南半球の方から回り込んで5月に入ると夕方から南西で見えはじめ、ゴールデンウィーク過ぎくらいが一番見やすくなるようです。
こちらは見えるようになってからの移動がけっこう早いので、天体関係のサイトなどで位置をチェックするといいかも。

つまり、5月中旬あたりには、一度に2つの彗星が空で尾を引くのを見ることができると。
ああ、やっぱ望遠鏡持ってて良かった(涙)。

こちらのサイトで、彗星の経路が紹介されています。
ここでじっくり研究しなくちゃ!!!
リート彗星、リニア彗星完全解説つるちゃんのプラネタリウム内
大彗星がやってくる!Astroarts内

そしたらさっき、rickyで、同様の記事を発見!!!
ヘール・ボップ、私は飛行機の上から見ましたよ。
ハレー彗星のときは、知り合いの車に乗せてもらって湘南まで行ったんだけど、海岸には望遠鏡とか巨大なカメラのぞいてる人がすっげえたくさんいましたねえ。
私たちも「いざ浜辺へ!」
と思ったらタイヤがパンクして彗星どこじゃなくなりました・・・・・・。

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2004.03.18

星は生きているか

小学校の時の理科の授業で、先生が「星は生きているでしょうか」という設問をみんなに出しました。
私は自信を持って「生きています」と言ったのですが、先生の答えは「残念でした、生きてはいません」。
そのとき、私は生まれて初めて「教師も間違えることがあるもんだ」と思ったのです(笑)。
だって、星って成長したり年老いて死に絶えたり、爆発して子供を増やしたり、あるいは食ったり食われたりということもするじゃないですか。
地球上での「生物」の概念と、宇宙での「生物」の概念は全く違うものかも知れない。
まあ、結局はこの地球上の人間というほんの一部の種が考えた概念にすぎないので、そこからはみ出るものは生物ではない、ということは言えるでしょう。

「綿と鉄と地球と宇宙」、なるほどです。

手塚治虫の「火の鳥・未来編」に、火の鳥によって永遠に死ねなくなってしまう男の話が出てきます。
この男は、火の鳥にある体験をさせられるのです。
まず、ミクロの世界へ連れていかれます。
そこには、あらゆる物質を形づくる極小単位と言われる素粒子の、そのまた中の素粒子、それを形づくる世界の中にはまた小さな世界があり・・・。
そして今度は逆にマクロの世界へ。
1つの銀河の群れがもっと大きな宇宙を作り、その群れが更に大きな群れをつくり・・・。
結局は、どこを主体にするかの違いで、私たちが宇宙と呼んでいるものを軽々と持ってひねりつぶせるような存在もあるのかも知れません。

ああ、昨日あんまり寝てないから今日は逝きっぱなしだ。

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