カテゴリー「恐竜・生き物」の69件の記事

やっぱりステゴザウルスが好きです

2012.03.31

恐竜王国2012と恐竜展2012

去年の恐竜博は恐竜博2011: SHINOblogでも紹介したように、上野の国立博物館で開催されました。
大型の竜脚類が複数展示されるような大規模な展示会の場合は幕張、獣脚類から小型までの時は上野、という感じでなんとなく会場からどういうものが展示されるか予想できたのですが(笑)、今年は幕張だそうです。


恐竜王国2012
期間:7月21日(土) ~9月23日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場10.11ホール

日中国交正常化40周年記念事業として、中国山東省にある竜発掘地で新たに発見された恐竜たちが大勢来日するそうです。
当然!ティランノサウルス、トリケラトプス、アロサウルス、ステゴサウルスと毎度おなじみいつものメンバーもいらっしゃいますよ。
更に更に、世界中のティラノサウルス類が13体も集まってサミットを開催するという、もうなんだか血圧が一気に上がりそうなラインナップですよ~。


しかーし!今年は千葉だけじゃないんです!神奈川もやります!


ヨコハマ恐竜展2012 ~福井県恐竜博物館~
期間:7月20日(金)~8月27日(月)
会場:パシフィコ横浜 展示ホールA

恐竜ファンの聖地、福井の恐竜博物館が横浜にやってきます。
日本で唯一全身骨格が発掘された恐竜、フクイラプトルが展示されるそうです。
フタバスズキリュウもほぼ全身がみつかってはいますが、あれは恐竜ではないのです(ハ虫類の部類になります)。

てな感じで、今年は恐竜ファンにとっては大忙しの1年になりそうです(笑)。
福井県は辰(竜)年の2012年を「恐竜年」と定めたそうです。うまいね。

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2012.03.24

「GON」がアニメ化だってさ!

恐竜をテーマにしたマンガ(絵本か)って言ったら「おまえうまそうだな」くらいしか知らないんですが、実はずっと昔にすごいマンガがあったのを覚えてる方いますか?

週刊「モーニング」(講談社)で1991年から2002年までの10年間、連載していた田中政志の「GON」がアニメになって再登場するそうですよ!

原作の「GON」は、一切文字が登場しないマンガで、とーにかく異様なほどの画力です。
子供?の恐竜GONがなぜか現代の動物たちと世界中で大暴れする、という単純なストーリーなんですが、とにかく絵の迫力に圧倒されるんですよね~。
基本はドタバタ系ギャグマンガなんですが、中にはちょっとホロリとさせる回もあって、私は傲岸きわまりない(笑)GONちゃんが大好きでした。

なんで男性雑誌のマンガを知ったのか、今となっては定かじゃないんですが、コンビニとか釣り広告で見かけたとか、なんかそんな感じだったんじゃないかな。

テレビ東京のサイトはこちらだけど、まだトップページしかないです。
テレビ東京・あにてれ GON -ゴン-
4月2日から毎週月曜18時から、テレビ東京系6局で放送開始するんだって。

アニメ「GON-ゴン-」 世界先行4月からテレ東系で国内放映:アニメ!アニメ!ビズ - アニメビジネス情報専門サイト
こちらの記事によると、
「主人公を幼児や家族が楽しめる新たなキャラクターイメージとして構築した。物語の舞台となる島で、仲間や夢、愛を描いた心温まるアニメとなる。」
とのことなんで、ちょっと本来のGONとは違った感じになりそうな悪寒(笑)がするんですよね~。
単なるワガママだけ(笑)で他の動物をフルボッコする(笑)GONがかわいかったんだけどなあ。

いやあ、実は仕事で東京ビッグサイトで開催されてる「東京モーターサイクルショー」に行ったんですが、同時に「東京国際アニメフェア 2012」もやってたんですね。
入り口にゴンの巨大な広告があったのでした。
この土日の東京ビッグサイトは地獄と化すんでしょうか(笑)。

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2011.12.26

虫が出てくるかな?

飴を落として泥だらけにした訳ではありません。
20111226
これは、コーパルというもので、数万年前に樹脂が固まったもの。
樹脂が固まったものといえば、琥珀が有名ですが、琥珀はもっとずっと古く数千万年から数億年かけて固化したものになります。
琥珀と比べるとコーパルはかなり柔らかくて、比重もずっと軽いそうです。
そして産出される木の種類も違っており、琥珀は寒冷地の樹木、コーパルは熱帯の樹木から出ます。
日本では岩手県久慈市が琥珀の名産地ですね~。

それでもどちらも樹脂ではあるので、木の傷などからしみ出した際に、虫などが巻き込まれることがあります。
ネバネバした樹脂にちょっとでも触れると、虫などは足を取られて逃げれらなくなり、そのまま死んでしまうことも多いらしく、琥珀やコーパルの中には虫が入っていることが良くあります。
そういった虫の中には、当時生存していた動物の血を吸った蚊が混じっていることもあり、状態が良ければ吸った血からDNAを採取することも、理論的には可能なわけです。
採取したDNAの欠損部分をカエルのDNAで補うことで恐竜を再生し、ハモンド財団のインジェン社はジュラシック・パークを開設するのです。

このコーパルにも虫が入っているそうです。
今はこんな感じで曇っているので、小さい砂くらいしか見えないけれど、これをヤスリで綺麗にしていくと、なんか見えてくるかもね。

この正月休みは、これを毎日磨くことにします(笑)。
DNAを採取したら、マンモスくらいは再生できるかも?

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2011.10.02

恐竜博2011

まもなく終了ってときになって、慌てて行ってきましたよ(大汗)。
東京上野の国立博物館で開催された恐竜博2011(なんと今日まで)
実はだいぶ前にも1度行ったんだけど、2時間待ちとか言われて帰ってきちゃったのでした。
そんなんじゃ満足に撮影もできないってんで、なんと!有給取って(爆)平日に強行です、バカです!

今回の目玉は、なんと言ってもティラノサウルスとトリケラトプスという超有名人(?)同士の鉢合わせです。
のんびりお散歩しているトリケラトプスをティラノさんが待ち伏せしている、という様子を再現した骨格標本が公開されました。

立派なフリルを持つトリケラトプス。
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鉢合わせというか、どう見ても「あらこんにちは」という雰囲気です、だってお互い笑ってるもん。
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そしてこれが初公開、ティラノさんの待ち伏せスタイル!
すいません、私にはウン○ングスタイルにしか見えません。
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今回はトリケラトプスの赤ちゃんの頭骨も公開されていました。
長さ50センチほどのかわいらしい頭ですが、既に2本のツノとフリルができていますよ。
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このトリケラトプス、去年、消滅の危機にさらされたことがありました。
古生物学会で、似たようなフリルを持つ恐竜トロサウルスと同じ種ではないかという話になったのです。
トリケラトプスは子供から成体までいろんな年齢のものが発掘されているのに、トロサウルスは成体しか発見されてないのです。
それで、トロサウルスは単にトリケラトプスの成体だったのではないか、という説が有力になったのです。
まだ議論の余地はあるけれど、トロサウルスという名はトリケラトプスに組み込まれるかも知れません。

ところがこれがどういう訳か逆に、トロサウルスが残ってトリケラトプスがなくなるというデマが広まったのですね。
原因はおそらくこの記事。
トリケラトプスが教科書から消える? : ギズモード・ジャパン
「トリケラトプスとトロサウルスは同一種であり、トリケラトプスが成長を遂げたものがトロサウルスだった」というのは間違いではないんだけど、タイトルがまずかったかもね~。
これがツイッターで大拡散されたようですが(ギズモード記事の下にショックで泣いてるツイッターが山のように。)、安心してください(笑)、トリケラトプスは永遠に不滅です!


そして実は、今回私が一番驚いたのが、恐竜が絶滅した時期のことをK-T境界と言ってたんですが、なんと!今はK-P境界と言うんだそうです!!!
あの小惑星が地球に衝突したのは6500万年前ですが、以前はK(Kreide「白亜紀」)とT(Tertiary「第三紀」)の間とされていました。
でも今は第三紀とは言わず、古第三紀(Paleogene)の間、ってことになってるんだって。
こんなこと、ついこないだまで言ってなかったよねえ!

もちろん、今回も大量のお土産を買ってきたので、後で紹介できればと思います。
で、さすがに買わなかったけど、こんなすごいのを発見。
ティラノサウルスの歯が94万5000円ですよ!!
しかも鑑定書つき!!!ほしい!これほしい~~~!!!
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2011.06.18

ダチョウのたまご

これはウズラのたまご
ウズラのたまご

ニワトリのたまご
ニワトリのたまご

ダチョウのたまご!
ダチョウのたまご
でかいです!!!
縦16センチ、幅12センチくらいかな。

カラの厚さも測ってみたよ。
だいたい2.5~3ミリはあるねっ。
軽くたたくと陶器のような固い音がしますよ。
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重さは301g。
中身があるのは1.5kgくらいあるらしいです。
・・・・私の脳みそより重いってことか・・・・。
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ちょっとしたツテでいただいた訳ですが、ダチョウの卵の殻ってネットで500円くらいで売ってるんですねえ。

さすが恐竜の末裔、すごい存在です、ダチョウが捕食動物じゃなくて良かったです(笑)。

さて、こいつをどうしたもんか。
飾るにしても、思ったほど「見て美しい」というものでもないし、中にはなんか彫ってアートにしてるのもあるらしいけど、それもねえ。
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2011.04.12

恐竜博2011

2011年7月2日から10月2日まで、東京上野の国立科学博物館で「恐竜博2011」が開催されますよ。

今や恐竜の研究もだいぶ進んできて、ついには恐竜のミイラまで発見されています。
私もブログを休んでいる間に見に行ってきたんだけど、恐竜(ハドロサウルス)の肌のイボイボ(汗)ががっつり残っていて、これはかなり衝撃でした。
ウロコのような模様が分かる?

去年の「地球最古の恐竜展」では、ヤバイを通り越して単なるグロとしか思えない「ほ乳類」の仲間エクサエレトドンを見てきました。
エクサエレトドンの赤ちゃんの復元標本ですが、これさあ、どう見ても悪意に満ちてやしませんか(大汗)。
こ、こわいよ~

でもぬいぐるみはかわいい(笑)。
プリティ~

こんな感じで、最近はやたらマニアックな展示が多くて、子供たちにとってはあまり面白くなかったかも知れません。

しかーーし!!!
今回は恐竜の王道、ティラノサウルスとトリケラトプスがメイン展示となります。
誰でも知ってるあの王者たちの登場ですよ!!!
これはもう、行くっきゃないでしょ!

こちらは主催朝日新聞の特設サイト
asahi.com : 朝日新聞社 - 「恐竜博2011」

こっちは科学博物館の特設サイト
特別展「恐竜博2011」

まだ先の話なので、あまり詳しいことは書かれていませんが、なんか恐竜たちの色が分かるようになったそうですよ~。

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2011.02.06

アンモナイトの化石じゃなくて化金属

今回はちょっぴり珍しい化石を紹介しますよ~。
化石は何個か持っているんですが、本当は恐竜の化石がほしいんですよね~。
でも、脊椎動物の化石って、とても高いのです(笑)。
だから私が持ってるのはほとんど貝とか木とかばっかりですが。

こっちから見るとよくあるアンモナイトの化石です。
直径はだいたい5センチくらいかな。
アンモナイトの化石

んでも、反対側はこんな感じで、金属のような光沢を持ってるんですよ。
これは「化石」というより「化金属」、つまり黄鉄鉱化したアンモナイトなんです。
キラキラしてますよ

化石とは、生物が死んだ後、約1万年以上かけて主に骨や歯、殻などの固い部分が石や鉱物に置き換わったものを言います。
恐竜の骨なんかは堆積岩になったものが多いですね。

アンモナイトの場合は、炭酸カルシウムに置き換わったものが多いのですが、私のこのアンモナイトは殻の組織に黄鉄鉱(パイライト)が入り込んで黄鉄鉱化したもので、「アンモナイト・パイライト」とも言うそうです。
良質なものになると宝石的な価値が出るそうで、中には単に金属の粉をまぶしただけの偽物もあるようですが、普通の化石と比べると明らかに重いので、持ってみればすぐに分かります。

なんだか工芸品みたいな、不思議な雰囲気がありますよね。
殻の中にある各部屋(?)を仕切る隔壁が、初期の巻き貝では単純な曲線だったのが、このアンモナイトのように後期になると複雑な曲線を描いています。

アンモナイトは同じ白亜紀末期のK-T境界(約6550万年前)を最後に、恐竜とともに地球上から完全に姿を消しています。
小惑星衝突は、海の底の生き物にまで大きな影響を及ぼしていたということでしょう。

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2009.02.25

透明な頭をもつ深海魚

ちょっと(?)気味が悪い映像なので、見たくない人はスルーしてね(笑)。

アメリカのモントレー湾水族館研究所(MBARI)がカリフォルニア州中央沿岸部沖の深海で撮影した、頭の部分だけが透明な魚の画像がナショジオで公開されています。
透明な頭をもつ深海魚デメニギス - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
深海の闇を見通すデメニギスの管状眼 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

デメニギスというこの深海魚の存在自体はだいぶ前に確認されていましたが、深海から引き上げると傷だらけになったりして、ちゃんとした姿を撮影されたのは本当に最近(2004年)になってからなのだそうです。

普通の魚の目のように見える部分は、鼻にあたる嗅覚器で、本当の目は透明なドームの中にあります。
透明な頭の中には2つの緑色のドームがあって、その中に目にあたる管状眼があるのだそうです。
真上を向いてるように見えるけど、回転することも可能で、いろんな方向を見ることができるようです。
どうやら深海のクラゲとかを食べてるらしい。


なにこの魚、どうなってるの?ふざけてるの?なんで体は真っ黒なの?コラなの?
なんで深海魚って激グロか激美のどっちかなの?

でもまあ、鼻の部分を目だと思うと、ものすごくかわいらしい(ええええーっ)ですけどねっ。
・・・なんか、どっかで見たことあると思ったらシーマンぽいんだよなあ。

Macropinna microstoma: A deep-sea fish with a transparent head and tubular eyes(1分29秒)

オマケ:
いろいろ探していたらこんなのも発見、深海魚特集~。
こりゃ見事な映像アートになってます。

続きを読む "透明な頭をもつ深海魚"

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2009.01.08

ナノブロックの恐竜

以前SHINOblog: ナノブロックで紹介したナノブロックですが、コツコツ作品を作ってます。

sumiさんのリクエストに応じて恐竜を作ってみた、んですが・・・。
なんか私ってブロックの才能ないぽ(涙)。

足が取れかかってますわな(大汗)。

ダンナも横で恐竜作ってたんだけど、彼の方が上手なんですよね~。
うーん、ちょっと見本とか見て勉強しなきゃだな・・・。

オマケ:
ついこないだ、「いま恐竜が生きていたら」(ランダムハウス講談社)という本を買ったんですが、恐竜たちが生き残っている世界を描いた本で、恐竜たちが象と一緒に水を飲んだりトラと格闘してる様子がイラストで再現されています。
学術的にはそう興味深い内容ではないんですが、なんとなく眺めてるだけでホッコリする(それは私だけ)本なのです。

原著は、「If Dinosaurs Were Alive Today」(Ticktock Media Ltd)なんですが、なんと!発売元のTicktock Media Ltd で、サンプルページを見ることができますよ。
主なイラストは全部載ってるっぽい(笑)。

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2008.11.02

小さなお客さん

とうとう今年もあと2ヶ月になってしまいました・・・・。
会社でハロウィン柄のマグカップを使ってるんだけど、今日は「もうクリスマスものにした方が良いんじゃない?」と厳しい(しかし正しい)ツッコミが入りました。

我が家のコスモスもそろそろ終盤、たくさんあったツボミもほぼ全部咲き終わったようです。
ところで先日、コスモスに小さなお客さんが来ました。
Hachi01
最初はミツバチかなと思ったんだけど、近所でミツバチを飼ってるって聞いたことないし、ミツバチはもっとずんぐり体型ですよね。
もしかしたらツチバチという種類かも?
Hachi02

目の前でカメラをかまえても全く気づかず(気にせず?)顔中を花粉だらけにして蜜をとってました。
Hachi03

我が家は7階にあるんだけど、こんな高いところにもちゃんと花を探しに来るんだなあとちょっと感心。

どうせ観賞用に買った秋桜だから花が枯れたら終わりだなと思ってたんですが、虫が来たということは、もしかしたら種をつけるかも知れません。
コスモスは1年草なので、冬には枯れてしまうのです。
毎年同じ場所に花が咲くのは、落ちた種がまだ育つから。
ということは、もしかしたら我が家のコスモスも種をとることができて、来年も同じ花を楽しめるかも知れません。
こまめにとっていた花ガラも、少しみっともないけど放置することにしました。

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